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2月2日 (5*

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「オーケー。じゃ、休憩終わりだね。良悟、今日の玩具を選んで持って来て。」

「分かった。」

普段は引き出しに仕舞われている玩具。
それをベッドメイクの時、ミニテーブルに並べるのが何時もの手順。
今日はリクが並べた。

俺はのそっともたれ掛かった和己の胸から起き上がる。
ベッドから少し離れたソレに手を伸ばして、二つ取り上げた。

【持って来て】
カズはそう言った。
だからもぐっ、とくちに一つ咥えて、もう一つ咥えられそうな事に気付く。

革の部分、シリコンの部分、それぞれを咥えて、四つん這いできちんと尻もいやらしく左右に振ってポトっとカズの足の間に運んだ。

「えっちだねぇ。見て、良悟。後ろから見てたリクのチンポ。凄いよ。」

「ほんとだ」

「尻が揺れるのが堪らなくて、ついな。」

「じゃあ、良悟が持って来た凄いのはリクに挿れて貰おっか。俺は、こっちの革の手錠を嵌めてあげるからね。」

「んっ。」

「じゃあ、手を出して良悟。」

黒の革。鈍い色の鎖と幅を調節するバックル。
内側にはふわっふわのファーが付いていて、痛かった事は一度も無い。

カチャカチャ、と音を立て、ギュッと手錠のベルトが締まる。

「ぅっ...♡」

「苦しく無い?大丈夫?」

「ん、苦しく無い、けどドキドキして胸が苦しい...。」

「頭は痛い?」

「痛く無い。」

「じゃあそれは、只の興奮だねお馬鹿さん」

「俺は馬鹿じゃないっ、賢い!」

「ふーん、でも俺に馬鹿って言われて感じちゃったね良悟。」

「感じてない...っ」

「じゃあこれはナニかなぁ?」

触られたのは、さっき萎れた筈の場所だった。
自分でも、分かった。
ほんとは、でも、

「これは、っ、勝手に反応しただけだっ、」

「生意気なおくちだ。じゃあ、手を僕の首に掛けて良悟。そのまま膝で立っててね。今から可愛い良悟のお尻の中に、良悟が運んできたおっきな玉挿れて貰おっか。」

「ぁ、まって...っ、」

「待たないよ。素直じゃ無いお口の代わりに、身体の方を甘やかしてあげようね。ほら、またリクの手マンが来るよ。」

「は、ぁ...んうっ♡きたぁ...っ♡」

ゴリっと入ってきた指は、さっきと同じ。
前立腺をゴリゴリ押し潰して、二本の指で挟んだり、早過ぎるくらいコリコリしたりしてっ、俺はカズの首に必死でしがみついた。

「んぁあ...くるしぃ、おっぐ♡」

「苦しいねぇ。でも良悟が持って来た玩具はもっと太いよ。」

「はぁ、はぁ...んあっ♡」

俺が持って来たのは全長24センチの黒。
シリコンで4つの玉が付いてる。
しかも、不規則な長さで並んでいるすごいやつだ...♡

「挿れるぞ良悟。」

一つ目は1.5ミリ。
二つ目は2.0ミリ。
三つ目は2.5ミリ。

本当に苦しいのは、四つ目3.0ミリのシリコンパール。

「良悟、ベロ出して。ちゅーしょっか。」

「んっぐ、ふ...っ、ぅふっ、ぁうっ♡」

ボーッとする頭から、口呼吸で酸素が抜けていく。
カズが首の付け根を掴んでするちゅーが好き。
優しいくせに、こう言う所が雄っぽい。
リクだってさっきからずっと、背中にキスの跡を残してる。

俺も、楽しくなって来た。

「か、ず...カズっ」

「なぁに?」

「また、お射せい、するっ、出そう...っ♡」

「もう?早いね。」

「うーーーっ、むずむずするっ♡」

「もしかして、おしっこじゃ無い?」

「違うっ、」

「そーかなぁー。」

「絶対ちがうっ、リクのせいだ...ヒッ、ぁあっ、それ、ヤバッ急にイク、で、るぅ...リクッ、!!」


一瞬息が止まったと、思った。

「すまん、」

「ひ、ひぅ...っ、ぅ、あ、ん、」

「リクー。急にそれはエグ過ぎる。」

「すまん。理性が飛んだ。」

「ひんっ、ふ、ふぅ...っ、」

腰がヘコヘコして、ビュウッて本当にお射精した。
何が沸点だったのか、リクの理性は飛んで俺が制止する間も無く全部のパールを押し込まれた。
全長25センチ。
取って付きのパールはグッと押し込まれ、ひと息に引き抜かれた。

「しゅご...ぃ、えっち」

抜けたパールの勢いと、痙攣する孔の効果でコプっと聞こえちゃいけない音がした。

「俺しんじゃぅ...♡」

「ローションを漏らしただけで死んだりしない。」

「良悟、二回イッたから選ぼうか。」

しがみついていた身体を押され
前からと後ろから二人が耳元に息を吹き込みながら言うんだ。


ーー今夜先に良悟を抱くのは、どっちだ?

「今夜...は。」

ーーーーー

声も出ない。
息も出来ない。
身動きすらろくに出来ない。

ジャラッと控えめに鳴る手錠は今、俺の左手と左足を繋いでいる。
足を閉じようとしても無駄だ。
リクが後ろから俺を抱き込んで、左手で俺のちんこを握ってる。
だから、閉じられない。肘で突っ張ってるんだ。

それに、腹の中にリクの物が入ってる。
逃げられる訳がないっ。

カズはベッドサイドに立って、ツルツルかっこいい鬼頭とカリが大きいチンポを俺のくちに突っ込んでる。
右手でなんとか根元を支えて、頬張っても全部入り切らないんだ。
でも、尻にはデカ過ぎる物が入ってる。
えぐい反り方をしてて、長い。

最初はカズのチンポを選べば良かった。
でもどうせカズのチンポも奥に届くからあまり意味は無かったかもな。

言葉にならない声が、突き上げられる度に漏れる。
気持ち良くて涎の量も尋常じゃない。
口から垂れた中には、多分カズの我慢汁も入ってる筈。

前も擦られて気持ちいいだけで占められた感覚に、ふと後ろに注ぎ込まれる熱を感じた。

残りを孔に塗ったらしい。

「ぅ、ふ...ぅっ♡」

「もう一回、良いか。」

返事は出来なかった。
阻まれたんだ、カズの手に。
両手で顎を支えられて、ゆっくり喉にずるっと入って行く。
ゆっくり。
ゆっくり入る。
たっぷり濡れていて、俺もたくさん練習した。

だから、喉を開いて上手に飲み込める。

「良悟、今からリクのチンポでもう一回奥を開くから耐えて見せて。」

「ふァ。」

「お前も充分エグいと思うが...な、ぁあーっ、凄げぇ吸い付く。大丈夫か良悟?」

大丈夫なわけ無い。
本当はコンコン優しくノックされてから開かれる筈なのに、今日は最初からグッポリ嵌められて、もうっ、ずっとそこでイッてるんだよ...っ♡

リクの反り返りチンポの鬼頭を、俺の孔はちゅぅちゅう吸ってる。
腹の中がきゅーっ、てしてずっと痙攣してるんだ。
それなのに、喉まで犯されて。

俺は声も上げずに涙を滲ませ、潮を吹いた。
精液はとっくに出し尽くしたんだ。
気持ち良くないのに、おしっこみたいな感覚なのに、潮吹きすると二人が喜んでくれるから...俺もゾクゾクする。

「ぁっ、ぐ、かはっ、け、ほっ」

「気持ち良すぎて涙が出ちゃったね。」

「ぅ、んっ、♡」

「リクのピストン凄かった?」

「すごかっ、た...♡」

「結腸にカリまで入るんだもんね。エグいね♡」

「エグぃ...♡けど、喉にいれるのも、エグぃ♡」

「褒めてる?」

「褒めてる♡カズのチンポもしゅごい...♡」

「じゃあ、最後に良悟のお尻に挿れさせて?但し、5回のピストンでイクこと。出来る?難しいよねぇ。」

喉をこしょこしょっ、と擽りながら聞いてくる。
5回。たった5回のピストンで今なら簡単にイクに決まってる。
リクの反り返りチンポで、俺の身体は凄く敏感になってるんだぞ...♡

「出来るっ」

「その生意気な顔、本当に可愛い。リク、抱っこしてあげて。」

「よし。頑張ろうな良悟。」

「ぅひっ、ぁ...っ、リクぅ」

拘束具を付けたままの左手足、無防備に伸びていた右足もリクが抱き上げた。
これじゃ、俺、オナホだ...っ、!?

「行くよ良悟。いーちっ、」

「んぐっ、♡」

「にーぃっ、」

「ふ、ふうっ、ううっ、♡」

「限界?今日はほんとに早いね。」

「ま、まだぁっ、!」

「ふーん、さぁーんっ、♡」

「うぎゅーーっ、く、は、はぁっ、や、待って...だめ、やっぱだめかも、カズ...っ、!?」

「ぅあ、あはは...4回目でイッちゃったぁ...♡可愛い。弱々アナル可愛いね良悟?あと一回、5回目でイク約束きちんと守って...ねっ、!」

「ンァアーーふ、かぃい、イッた、イッたか、抜いて...っ、抜いてッ♡♡♡」

「良いの抜いて?ピストン終わりだよ良悟。だってこれ5回目だもん。」

額から汗を滴らせて笑うカズはたっぷり腹の中を濡らしながら、塗り込める様にゆすゆす、腰を押し上げてくる...♡

これすき。すきなやつだ。やだ。
まだやめたくないっ、
だっていま、さいこうに気持ちいいのにっ、いま、これをやめるのはいやだ。

「嫌なの?俺はこのまま甘々ピストンやめちゃっても良いよ。それからお風呂に入ってよしよししてケーキ食べて寝ようか。」

「ぃ、や。」

「なぁに?」

「いやだっ、!抜くの嫌だ...っ、ゆさゆさしてほしいっ、甘々ピストンするっ、おねがいカズ...っ♡」

手を精一杯のばして、カズにおねだりする。
鎖が付いてて右手しか伸ばせなかった、

「良いよ。おねだり上手に出来たねぇ良悟。」

おいで、って呼ばれて俺の身体はリクから手渡す様にカズの腕に収まった。
勿論、腹の中は繋がったままで。

「かず、かず...っ、」

目をつぶって顎を上げて一生懸命おねだりした。
さっき俺はおねだりが上手だって言われたから、きっと今も上手く出来てる筈だ。

「ちゃんとキスのおねだりも出来てるよ。俺も良悟とちゅーしたかったんだぁ。」

「んむっ...♡ふ、ぁ...っん♡」

「ちゃんと出来たからゆさゆさしてあげるね。今日はこれで終わりだから、甘イキしたら終わろうね良悟。」

「んっ、わかった...♡」

それから直ぐ、また孔が痙攣して激しいわけじゃ無い。
甘く微かに心地良いイキ方をして、それをカズに伝えた。
外して良いよ、と許可が出たからリクに外してもらった。

カズには、まだ抜かないでいて欲しかったから。

それからリクともキスをして、カズがゆっくり中から引き抜いた。

「ごめんね良悟。我慢してたから凄い出た、漏れちゃってる。」

「良い、俺、二人の汁すきだか...ら...」

限界だった。
急激に重たくなる瞼に、言葉にする間も無くて。
俺はことん、と気絶する様に眠った。

「やり過ぎだな。」

「賛成。」

「けど、可愛過ぎるのも悪い。」

「陸也、飛んでたじゃん。」

「お前こそ。さっきの目付きは人の事言えなかった義理じゃないぞ。」

「ぇ、ヤバかった?」

「あぁ。キマってたぞ。」

「はぁーー。良悟の前では優しいお兄さんで居たいんだけどなぁー。」

二人はくったり眠ってしまった良悟の身支度を始めた。
お湯を沸かし温かいタオルで全てを拭い、頑張った後ろの部分にもお湯を差し込む。

「だめだ、また勃ちそう。見てよ陸也。」

「嗚呼、俺もだ。」

「こんなにいっぱい精子受け入れたんだねぇ。はぁ...♡」

「結腸も痛がらなくなったしな。」

「最初はあんなに痛がってたのにね。」

「あ。」

陸也が良悟をひょいと抱えて、全てを取り替えられたベッドへ横たえる。

「どうかした?」

「ケーキ食わせるの忘れたな。」

「ありゃ。ごめんな、良悟。」

「明日だな。」

「そうだねぇ。さて、俺達も寝ますか。」

「あぁ。おやすみ和己。」

「おやすみ陸也。」


ーーおやすみ、良悟。




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