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重要人物等

医聖、神人アヴァロニス(魔法使いマーリン)/Holy Healer, High-Human Avalonis

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円環大陸、東南部のプリズム王国を建国した神人、医聖。

ハイヒューマン精霊族の数少ない生き残り。
魔王の神人ジューアとほぼ同年代だが、数百年ごとに生まれ変わりで肉体を変えている。

医聖として死者蘇生ができる唯一の存在と言われる。
現在の円環大陸に流通するポーション類の基礎を開発した人物であり、万能回復薬エリクサー、あるいはエリクシルの開発者。

自我を保ったまま不定期にプリズム王国の王族に転生しては新しい肉体を得ていたが、臣籍降下してモリスン子爵家を興し、以降は子爵家の血筋にのみ転生している。

現在の肉体はモリスン子爵家の現当主マーリン。
〝時を壊す〟を果たした神人のため外見年齢は可変だが、普段はミルクティ色の癖毛に緑色の瞳の十代後半の青年の姿を取る。

マーリンとして四子を儲け、うち末っ子の四男はプリズム王国最高の魔法使いとなり、パラディオ伯爵家に婿入りしたテレンス。

孫でテレンスの娘エステイアは、隣国カルダーナの先王姉ギネヴィアの庶子セドリックを婿養子に迎えている。


直観や忠告スキル最上位の〝預言〟スキルを持つ。
預言した内容は、ほぼ確実にその通り現実化するため、危機回避のため他者に有無を言わせず押し付けて恨まれることも多い。
同じ神人で魔人族の長ジューアには、最愛の弟を封印させたことで死ぬほど恨まれている。

現在は永遠の国で教会組織の長として君臨する。


ハイヒューマン魔人族に、後に無欠のルシウスとなる「生まれた赤ん坊を封印せよ」と預言を伝えるまでは、神人ジューアの恋人だった。

抵抗したジューアと戦い、彼女の左半身を傷つけ損なわせてからは蛇蝎の如く嫌われている。


本名エンド。
その名の通り、円環大陸の歴史を終わらせるための唯一の資格持ち。

約一万年と少し前、当時の肉体の姉アデルミラが聖女に覚醒するも野心ある邪な男に穢され、孕んだ胎児ごと生き埋めの生贄にされたことで人類に絶望する。
この大事件を「アドローンの聖女の悲劇」という。

その絶望から聖者に覚醒し、直観最上位スキル〝預言〟を獲得する。

以降、出身地の伝説の仙人アヴァロニスを名乗り、永遠の国の教会本部を統括し聖者の使命を果たしながらも、常に人類を冷徹な目で裁定するようになった。






※東南部はアーサー王伝説モチーフが多いです。女性に生まれ変わってたらアヴァロニアかな……
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