環《リンク》シリーズ設定集

真義あさひ

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円環大陸、各国

タイアド王国

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円環大陸、北西部一の大国。
芸術と虚飾の国と呼ばれる。

二千年近い歴史を持つが近代は王家の腐敗により人心が離れていた。

同じ北西部の同盟国、アケロニア王国のヴァシレウス大王の王女クラウディアを当時の王太子が娶るも粗末な扱いをして二十歳前後で夭折させたことで長年、敵性国家として恨まれていた。

そのヴァシレウス大王の死後、数年後にヴァシレウス大王の孫にあたる元王子のクラウド公爵ヴァシリーズがクーデターを起こし、異母弟の国王とその家族を幽閉して嫡男オーガストを王位に就けたことでようやくアケロニア王国との確執に終止符を打つことになる。

しかし王族全体の腐敗は深刻で、その後百年以上が経過しても愚挙を犯す者が出ては国体を揺るがした。

国民に魔力持ちは少なく、生活に必要な魔導具や魔石は他国からの輸入頼り。

芸術の盛んな国で、王侯貴族だけでなく庶民も着道楽な者が多いことで知られている。

王族は金髪碧眼の美形一族で有名。
他国人の血が混ざっても、タイアド王国の国内で生まれた王族は金髪と鮮やかなエメラルド色の瞳で生まれやすい。

歴史のある一族のため、王族は下記いずれか、もしくは複合気質になりやすい。

１.虚飾と退廃の自堕落人

２.凡夫

３.真理の透徹者

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