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円環大陸、各国
アケロニア王国「リースト伯爵家、伯爵領」(後に侯爵家)
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リースト伯爵家(後に侯爵家)は、魔神族のハイヒューマン、魔王・神人ジューアの子孫で構成された一族。
よってルーツは一万年以上前まで遡る。
約千年前、円環大陸の北東部を拠点にしていたが、勇者のアルトレイ一族と対立、敗北を喫したが意気投合。
後に北東部の天災を避けるため一族ごと、ともに現在のアケロニア王国のある北西部へと移住し、前王家ロットハーナから伯爵位と領地を授かる。
青みがかった艶やかな銀髪と、白い肌、湖面の水色と呼ばれる薄い緑がかった水色(ティールカラー)の瞳の、大変麗しい容貌の一族。
かつて魔人族の拠点にあった湖の水面の色が瞳の呼称の由来。
神人を祖先とするだけあって、魔力量は円環大陸の魔力使い一族の中でもトップクラスを誇る。
魔法樹脂という、魔力で創る透明な樹脂で武具やアイテム、雑貨など多種多様な物品を製作することでも知られる。
魔法樹脂で正確な形状の物品を創るわりに、抽象性の高い芸術作品を生み出す能力には乏しい。
本人たちも自覚しており、芸術と関わるときは芸術家を支援するパトロン、パトロネス側になることを好む。
本来、一族の血筋が持っていた莫大な魔力を、神人ジューアの時代の聖者の警告により抑制し、魔法剣に加工して代々血筋の中に受け継いできている。
代償としてステータスの幸運値が低く、平均値の5以下の者が多い。
幸運値が高い者も稀に出るが、代わりに他のステータスが下がるケースがほとんど。
千年前、ともに現在のアケロニア王国に移住してきた経緯から、現アケロニア王族とは因縁のある一族である。
聖者・無欠のルシウス、大魔道士ヨシュア、破壊のオデットなどアケロニア王国の歴史に名を残す人物を多く輩出し、アケロニア王族と親しい者が多いが、政治の表舞台に姿を表すことは滅多にない。
※リースト伯爵家の礼装
白地に鮮やかなネイビーの差し色、装飾にはミスラル銀を使った軍装(騎士服に準じる)に、肩からは太腿までの長さの同色のマントを装着。
略礼装はマントを外したもの。
魔法薬のポーションや、魔法・魔術に使う素材、魔石の開発と販売が主要産業。
他に鶏の畜産、鮭の加工品、ウイスキー醸造で有名。
特に鮭はスモークサーモンの味の良さで知られ、ヴァシレウス大王の好物。
高級品となって流通している。
ブルー男爵家のブルー商会と提携して以降は、魔導具開発と販売にも力を入れるようになった。
貴族家としての勢力は中程度、経済力は中の上。常に平均値よりちょっとだけ上に調整する一族である。
一族の気質は主に三種類。一つあるいは複数気質のミックスとなる。
一、素朴な強者
二、策謀家
三、内気な人嫌い
基本的に身内感覚の強い〝愛の重い〟曲者一族。
よってルーツは一万年以上前まで遡る。
約千年前、円環大陸の北東部を拠点にしていたが、勇者のアルトレイ一族と対立、敗北を喫したが意気投合。
後に北東部の天災を避けるため一族ごと、ともに現在のアケロニア王国のある北西部へと移住し、前王家ロットハーナから伯爵位と領地を授かる。
青みがかった艶やかな銀髪と、白い肌、湖面の水色と呼ばれる薄い緑がかった水色(ティールカラー)の瞳の、大変麗しい容貌の一族。
かつて魔人族の拠点にあった湖の水面の色が瞳の呼称の由来。
神人を祖先とするだけあって、魔力量は円環大陸の魔力使い一族の中でもトップクラスを誇る。
魔法樹脂という、魔力で創る透明な樹脂で武具やアイテム、雑貨など多種多様な物品を製作することでも知られる。
魔法樹脂で正確な形状の物品を創るわりに、抽象性の高い芸術作品を生み出す能力には乏しい。
本人たちも自覚しており、芸術と関わるときは芸術家を支援するパトロン、パトロネス側になることを好む。
本来、一族の血筋が持っていた莫大な魔力を、神人ジューアの時代の聖者の警告により抑制し、魔法剣に加工して代々血筋の中に受け継いできている。
代償としてステータスの幸運値が低く、平均値の5以下の者が多い。
幸運値が高い者も稀に出るが、代わりに他のステータスが下がるケースがほとんど。
千年前、ともに現在のアケロニア王国に移住してきた経緯から、現アケロニア王族とは因縁のある一族である。
聖者・無欠のルシウス、大魔道士ヨシュア、破壊のオデットなどアケロニア王国の歴史に名を残す人物を多く輩出し、アケロニア王族と親しい者が多いが、政治の表舞台に姿を表すことは滅多にない。
※リースト伯爵家の礼装
白地に鮮やかなネイビーの差し色、装飾にはミスラル銀を使った軍装(騎士服に準じる)に、肩からは太腿までの長さの同色のマントを装着。
略礼装はマントを外したもの。
魔法薬のポーションや、魔法・魔術に使う素材、魔石の開発と販売が主要産業。
他に鶏の畜産、鮭の加工品、ウイスキー醸造で有名。
特に鮭はスモークサーモンの味の良さで知られ、ヴァシレウス大王の好物。
高級品となって流通している。
ブルー男爵家のブルー商会と提携して以降は、魔導具開発と販売にも力を入れるようになった。
貴族家としての勢力は中程度、経済力は中の上。常に平均値よりちょっとだけ上に調整する一族である。
一族の気質は主に三種類。一つあるいは複数気質のミックスとなる。
一、素朴な強者
二、策謀家
三、内気な人嫌い
基本的に身内感覚の強い〝愛の重い〟曲者一族。
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