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アリア編
159 後悔はしていない
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盗賊のリーダーを倒したので、残った盗賊を一掃していった。
「ふう、これで全部か?」
「馬車の中に入り込んでた盗賊も引っ張り出したから、たぶんこれで全員」
「生存者がいればいいが・・・」
馬車の中を覗くと商人らしき男が倒れている。
近寄ってみると、まだかろうじて息をしていた。
「よし!ギリギリ生きてた!これなら助かるぞ」
「間に合ったか!」
そして男を馬車から外に出し、取り出した棺桶に寝かせて復活するのを待った。
「しかしいきなりコテツが盗賊を殺し始めたのには驚いた」
「ん?なんでだ?」
「なんでって、そりゃ簡単に殺したからだよ。コテツって全然躊躇しねえのな」
「アニキも盗賊殺してたよな?」
「コテツ一人に全部やらせるわけにゃイカンからな」
「盗賊共見ただろ?簡単に一般人を殺すような奴らだった。今まできっと何度も同じ事をやってたハズ。生かしておいたってすぐに犯罪犯すよ。コイツら」
「それはわかってる。俺が言いたかったのはそこじゃあない、・・・見ろ」
顔の前に上げたアニキの手は震えていた。
「初めて人を殺した。奴らは間違いなく悪人だったが、やはり人を殺したという事実が俺には少し重い」
アニキの姿を見て、人を殺したという事がどういうことなのか気付く。
「ぐ、カハッ」
途端に手が震え始めて、息苦しくなってきた。
「オエエエエ」
そして吐いた。
************************************************************
「落ち着いたか?」
「もう大丈夫」
アニキに醜態を見せてしまった。
盗賊を殺った事は後悔して無い。でも他人の命を絶つ重さってのは感じてしまうとキツいな・・・。手の震えだけで堪えたアニキが逆に凄い事だったって身を以て気付かされた。
だが、それでもオレは盗賊を見つけたら何度でも滅ぼすぞ!誰かがやらなきゃ何人も不幸になるんだからな。
オレが見逃したせいで誰かが不幸になる方がオレは耐えられない。
「ごふッ!ゴヘッ!」
「お?復活したぞ」
「ギリギリセーフだったようだな」
「あ、あんたらは誰、いや、アレ?そうだ!盗賊が」
「盗賊なら滅ぼしといたぞ」
「助かって良かったな、おっちゃん」
「そうだ、俺は斬られて・・・、助かったのか!?」
あんだけの盗賊に襲われて斬られたわけだからな。そりゃ混乱もするか。
「おっちゃんだけギリギリ息があったから助けることが出来た。だが他は全員手遅れだった」
「そ、そうか・・・。助けていただいて感謝する」
「その浸かってる水は聖水だから一応飲んでおきな。怪我治るから」
「聖水・・・」
おっちゃんが聖水を手で掬って飲んだ。これで完全復活するだろう。
落ち着いたので、盗賊の遺体を片っ端からアイテムボックスに収納する。
御者と冒険者の遺体は馬車の近くに並べて横たえた。
「ハァ、まさか王都の近くで大量の盗賊に襲われるとは・・・」
「災難だったな。馬は無事だったようだし、遺体は馬車に乗せて構わんか?」
「あ、ああ。そうしよう。ところで大量にあった盗賊の遺体はどこに?」
「マジックバッグの中だ。冒険者の遺体も一緒に入れるのはどうかと思ったんでそれは止めといた」
「マジックバッグ!!なるほど、確かにキミの言う通りだ。御者と冒険者は馬車で運ぼう」
御者や冒険者もアイテムボックスに入れようかとも考えたんだけど、なんか違う気がしてこうなった。そしておっちゃんと一緒に冒険者ギルドまで馬車で帰ることにした。
・・・・・
ギルドの奥に入って冒険者の遺体を渡して、事の説明をする。
「盗賊だと!?最近暴れ回っていたグリエルの一味だろうか・・・」
「倒した盗賊の死体いっぱい回収して来たけど、ここに出していいのか?」
「は?回収って、死体はどこに置いてあるんだ?」
「マジックバッグの中だよ」
「マジックバッグだと!?」
もうこのやり取りすげー飽きた。どこ行っても驚かれるんだもんなあ。
「あ、ああわかった。ここに並べてくれ」
盗賊の死体を一体一体並べていく。そして盗賊のボスの顔を見て職員が驚く。
「間違いない!グリエルだ!」
「ほう。有名な奴だったのか。コテツがサクッと倒してたが」
「アンタら強いんだな。この盗賊一味は討伐依頼が出ているから、依頼を受けていなくても依頼達成にしといてやる。二人ともカードを出してくれ」
冒険者カードを渡した。
「Eランクだと!?」
「登録してからそんなに経ってないんでな」
「・・・・・・二人ともDランクに上げてやる。グリエル一味を討伐したなら実績も十分だろう」
「お?ラッキーだな、アニキ」
「そういやスーサン鳥のことを忘れてた。これも頼む」
アニキが依頼書とスーサン鳥の角を25本渡した。
「ほう、この依頼を受けていたのか。わかった。こっちも達成だ」
盗賊退治のせいで、から揚げのこと完全に頭から吹き飛んでたぞ。
まったりとした一日のハズがなんでこうなった!?
まあ色々あったけどいきなりDランクになれたのはラッキーだったな。
「ふう、これで全部か?」
「馬車の中に入り込んでた盗賊も引っ張り出したから、たぶんこれで全員」
「生存者がいればいいが・・・」
馬車の中を覗くと商人らしき男が倒れている。
近寄ってみると、まだかろうじて息をしていた。
「よし!ギリギリ生きてた!これなら助かるぞ」
「間に合ったか!」
そして男を馬車から外に出し、取り出した棺桶に寝かせて復活するのを待った。
「しかしいきなりコテツが盗賊を殺し始めたのには驚いた」
「ん?なんでだ?」
「なんでって、そりゃ簡単に殺したからだよ。コテツって全然躊躇しねえのな」
「アニキも盗賊殺してたよな?」
「コテツ一人に全部やらせるわけにゃイカンからな」
「盗賊共見ただろ?簡単に一般人を殺すような奴らだった。今まできっと何度も同じ事をやってたハズ。生かしておいたってすぐに犯罪犯すよ。コイツら」
「それはわかってる。俺が言いたかったのはそこじゃあない、・・・見ろ」
顔の前に上げたアニキの手は震えていた。
「初めて人を殺した。奴らは間違いなく悪人だったが、やはり人を殺したという事実が俺には少し重い」
アニキの姿を見て、人を殺したという事がどういうことなのか気付く。
「ぐ、カハッ」
途端に手が震え始めて、息苦しくなってきた。
「オエエエエ」
そして吐いた。
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「落ち着いたか?」
「もう大丈夫」
アニキに醜態を見せてしまった。
盗賊を殺った事は後悔して無い。でも他人の命を絶つ重さってのは感じてしまうとキツいな・・・。手の震えだけで堪えたアニキが逆に凄い事だったって身を以て気付かされた。
だが、それでもオレは盗賊を見つけたら何度でも滅ぼすぞ!誰かがやらなきゃ何人も不幸になるんだからな。
オレが見逃したせいで誰かが不幸になる方がオレは耐えられない。
「ごふッ!ゴヘッ!」
「お?復活したぞ」
「ギリギリセーフだったようだな」
「あ、あんたらは誰、いや、アレ?そうだ!盗賊が」
「盗賊なら滅ぼしといたぞ」
「助かって良かったな、おっちゃん」
「そうだ、俺は斬られて・・・、助かったのか!?」
あんだけの盗賊に襲われて斬られたわけだからな。そりゃ混乱もするか。
「おっちゃんだけギリギリ息があったから助けることが出来た。だが他は全員手遅れだった」
「そ、そうか・・・。助けていただいて感謝する」
「その浸かってる水は聖水だから一応飲んでおきな。怪我治るから」
「聖水・・・」
おっちゃんが聖水を手で掬って飲んだ。これで完全復活するだろう。
落ち着いたので、盗賊の遺体を片っ端からアイテムボックスに収納する。
御者と冒険者の遺体は馬車の近くに並べて横たえた。
「ハァ、まさか王都の近くで大量の盗賊に襲われるとは・・・」
「災難だったな。馬は無事だったようだし、遺体は馬車に乗せて構わんか?」
「あ、ああ。そうしよう。ところで大量にあった盗賊の遺体はどこに?」
「マジックバッグの中だ。冒険者の遺体も一緒に入れるのはどうかと思ったんでそれは止めといた」
「マジックバッグ!!なるほど、確かにキミの言う通りだ。御者と冒険者は馬車で運ぼう」
御者や冒険者もアイテムボックスに入れようかとも考えたんだけど、なんか違う気がしてこうなった。そしておっちゃんと一緒に冒険者ギルドまで馬車で帰ることにした。
・・・・・
ギルドの奥に入って冒険者の遺体を渡して、事の説明をする。
「盗賊だと!?最近暴れ回っていたグリエルの一味だろうか・・・」
「倒した盗賊の死体いっぱい回収して来たけど、ここに出していいのか?」
「は?回収って、死体はどこに置いてあるんだ?」
「マジックバッグの中だよ」
「マジックバッグだと!?」
もうこのやり取りすげー飽きた。どこ行っても驚かれるんだもんなあ。
「あ、ああわかった。ここに並べてくれ」
盗賊の死体を一体一体並べていく。そして盗賊のボスの顔を見て職員が驚く。
「間違いない!グリエルだ!」
「ほう。有名な奴だったのか。コテツがサクッと倒してたが」
「アンタら強いんだな。この盗賊一味は討伐依頼が出ているから、依頼を受けていなくても依頼達成にしといてやる。二人ともカードを出してくれ」
冒険者カードを渡した。
「Eランクだと!?」
「登録してからそんなに経ってないんでな」
「・・・・・・二人ともDランクに上げてやる。グリエル一味を討伐したなら実績も十分だろう」
「お?ラッキーだな、アニキ」
「そういやスーサン鳥のことを忘れてた。これも頼む」
アニキが依頼書とスーサン鳥の角を25本渡した。
「ほう、この依頼を受けていたのか。わかった。こっちも達成だ」
盗賊退治のせいで、から揚げのこと完全に頭から吹き飛んでたぞ。
まったりとした一日のハズがなんでこうなった!?
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