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738 ゴーレムにペイントしよう
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三河軍御用達の塗料屋でペイントに必要な物を買い揃える事が出来たので、案内してくれた虎徹さんに礼を言い、学校のグラウンドに転移で戻ってきた。
「あれ?ゴーレム大戦は終わっちゃったのか」
グラウンドで動いているのは、赤い流星専用ザキュとパメラの青いゴーレムとニャルルの猫型ゴーレムだけで、他のゴーレムはずらっと整列した状態だった。
「終わったっつーか、エルフ達が赤いゴーレムとニャルル専用機に気を取られて、ゴーレムから降りて見に来ちまったんだ」
「銀色ゴーレムの側にもいっぱい集まってるよ!」
「やっぱペイントした機体は目立つからな~」
ゴマちゃんとシャイナと三人でそんな会話をしていると、エルフ達が俺に気付いて駆け寄ってきた。
「小烏丸さん!塗料は手に入ったですか!?」
「虎徹さんに三河軍御用達の塗料屋に連れてってもらって大量に買ってきたぞ!」
「「おおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
「色付きの格好良いゴーレムが現れたから、自分のゴーレムがみすぼらしく感じちゃってさ~、もう今すぐ色を塗りたいのよ!」
「大量ってどれくらいあるんだろ?足りる?」
「待て待て。塗料を出すのはいいんだけど、ここでペイントするのか?」
「どうなんだろ?先生に聞いてみる!」
生徒達がパメラ先生の元へ駆け寄って行き、腕を引きながら戻ってきた。
「あ、小烏丸!塗料は沢山買えたの?」
「ドラム缶で大量に、・・・あ、ドラム缶じゃ伝わらんか。とにかく全てのゴーレムに色を塗っても余りまくるくらいドカンと買ったぞ!」
「よくやったわ!でも野外で色を塗るのは良くないわね。砂埃が飛んで来たら塗り直しになっちゃうし・・・。ペイント用の建物を造っちゃっていい?」
「じゃあ俺の指定した場所に建ててくれ。あ、それとな、ここは学校のグラウンドだからもうすぐ学生達が使うことになるだろ?だから新しく軍用のゴーレム場を作って欲しいんだよね」
「確かにゴーレム場があった方がいいわね。でもどっちみち学校にもペイント用の建物は必要よね?」
「ゴーレム科の生徒達が使うだろうから絶対必要だな。じゃあとりあえず学校のペイント館を頼む!今日はそこを使おう。『ハーディス城』と同じ感じでいいぞ」
「それって信濃のお城よね!何度も使わせてもらったからよく覚えてるわ」
「完成したらすぐ天井に照明をつけてやる」
「そっちは頼んだわ!」
というわけで、俺の指定した場所にゴーレム科専用の『ペイント館』を建ててもらった。
いつもなら天井に照明をセットしまくるのが大変でメッチャ時間が掛かってたんだけど、虎徹先生の厳しい修行で身に付けた『チビ結界』を空中に浮かべることで、簡単に作業を終わらせることが出来た。
俺の新技にギャラリー達は拍手喝采で、少しドヤ顔になってたかもしれん!
そして壁側に三河の塗料屋で買ってきたドラム缶を並べていき、一斗缶の上部を切断したような入れ物をドサッと山積みにした。
「これは?」
「そっちの大きくて丸い鉄の箱を『ドラム缶』といい、中に塗料がギッシリ詰まってるんだけど、こっちの入れ物でドラム缶から塗料を掬って自分のゴーレムの側に持ってって使うんだ」
聞いただけじゃ分からんと思い、俺が実際にやって見せた。
一斗缶からローラーパケットに黄色の塗料を移し、ローラーでチビ結界に色を塗っていく。ただの見本なので、すぐ消えるチビ結界の方が都合がいいのだ。
そして養生テープの使い方の説明もした。
これは信濃に無かったアイテムなので、むしろパメラ先生が喜んでるな。
「こんなもんかな?ゴーレムの塗装に関しては俺よりパメラ先生の方が上手だから、あとは彼女に質問してくれ!」
「「はーーーーーーーーーーーーーーーい!」」
エルフ達がわちゃわちゃと動き出したのを少し見守った後、パメラ先生に任せて俺はグラウンドへと戻っていった。
ガシン!ガシン!ガシン!ガシン!ガシン!ガシン!ガシン!
ガシュン! ガシュン! ガシュン!
ボシュッ!
ボシュッ!
ボシュッ!
ドーーーーーン! ドーーーーーン! ドーーーーーン!
赤い流星専用ザキュに乗って大暴れしていたミスフィートさんが、満足顔でコックピットから出てきた。
「私は断然こっちだな!足を動かすので少し疲れるが、反応速度がいいから爽快なのだ!」
「極めたらこっちの方が強くなれるとは思いましたが操縦が難しいですね。戦闘時間が長くなると、疲労で隙ができてしまうかもしれません」
「アタシも同じこと思った!赤いゴーレムは降りた後グッタリする感じ?」
「青いゴーレムの方が楽」
「うん。赤は疲れる」
・・・なるほど。
極めれば俺専用ゴーレムの方が強いと意見が一致してるみたいだけど、やっぱ疲れるってのが問題のようだ。
気持ちは分かるぞ!俺はキャラクター的に3倍の速度じゃないとダメだからシャカシャカペダルを採用したけど、戦闘中ずっと足を動かしてるわけだから疲労も3倍なのだ。自動歩行タイプと違って長距離移動なんて地獄よ!
でも俺のゴーレムより操作が難しい猫型ゴーレムを操縦しているニャルルなんて、あの清光さんを撃破したからな~。
やはり勝利に固執するなら、それくらいのリスクを背負うのも止む無しだろ!
でもゴーレムを楽しむ事こそが重要だから強要はしない。
自分に合ったゴーレムに乗るのが一番なのだ。
「みんな初心者なんだし、まずはゴーレムを楽しめばいいさ!しばらく練習して操縦に慣れてからエルフ達にゴーレムを作ってもらえばいい」
皆が俺に気付いて振り返った。
「だな!ゴーレムにも色んな種類があるようだし、もっとゴーレムを知ってから専用機を作ってもらうとしよう!」
「「オーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
というわけで、赤い流星専用ザキュとパメラの青いゴーレムは、しばらくミスフィートさん達の練習機として貸し出すことになった。
もうすぐパメラにも余裕ができると思うから、ゴマちゃん達のゴーレムを作ってもらわんとな!
「あれ?ゴーレム大戦は終わっちゃったのか」
グラウンドで動いているのは、赤い流星専用ザキュとパメラの青いゴーレムとニャルルの猫型ゴーレムだけで、他のゴーレムはずらっと整列した状態だった。
「終わったっつーか、エルフ達が赤いゴーレムとニャルル専用機に気を取られて、ゴーレムから降りて見に来ちまったんだ」
「銀色ゴーレムの側にもいっぱい集まってるよ!」
「やっぱペイントした機体は目立つからな~」
ゴマちゃんとシャイナと三人でそんな会話をしていると、エルフ達が俺に気付いて駆け寄ってきた。
「小烏丸さん!塗料は手に入ったですか!?」
「虎徹さんに三河軍御用達の塗料屋に連れてってもらって大量に買ってきたぞ!」
「「おおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
「色付きの格好良いゴーレムが現れたから、自分のゴーレムがみすぼらしく感じちゃってさ~、もう今すぐ色を塗りたいのよ!」
「大量ってどれくらいあるんだろ?足りる?」
「待て待て。塗料を出すのはいいんだけど、ここでペイントするのか?」
「どうなんだろ?先生に聞いてみる!」
生徒達がパメラ先生の元へ駆け寄って行き、腕を引きながら戻ってきた。
「あ、小烏丸!塗料は沢山買えたの?」
「ドラム缶で大量に、・・・あ、ドラム缶じゃ伝わらんか。とにかく全てのゴーレムに色を塗っても余りまくるくらいドカンと買ったぞ!」
「よくやったわ!でも野外で色を塗るのは良くないわね。砂埃が飛んで来たら塗り直しになっちゃうし・・・。ペイント用の建物を造っちゃっていい?」
「じゃあ俺の指定した場所に建ててくれ。あ、それとな、ここは学校のグラウンドだからもうすぐ学生達が使うことになるだろ?だから新しく軍用のゴーレム場を作って欲しいんだよね」
「確かにゴーレム場があった方がいいわね。でもどっちみち学校にもペイント用の建物は必要よね?」
「ゴーレム科の生徒達が使うだろうから絶対必要だな。じゃあとりあえず学校のペイント館を頼む!今日はそこを使おう。『ハーディス城』と同じ感じでいいぞ」
「それって信濃のお城よね!何度も使わせてもらったからよく覚えてるわ」
「完成したらすぐ天井に照明をつけてやる」
「そっちは頼んだわ!」
というわけで、俺の指定した場所にゴーレム科専用の『ペイント館』を建ててもらった。
いつもなら天井に照明をセットしまくるのが大変でメッチャ時間が掛かってたんだけど、虎徹先生の厳しい修行で身に付けた『チビ結界』を空中に浮かべることで、簡単に作業を終わらせることが出来た。
俺の新技にギャラリー達は拍手喝采で、少しドヤ顔になってたかもしれん!
そして壁側に三河の塗料屋で買ってきたドラム缶を並べていき、一斗缶の上部を切断したような入れ物をドサッと山積みにした。
「これは?」
「そっちの大きくて丸い鉄の箱を『ドラム缶』といい、中に塗料がギッシリ詰まってるんだけど、こっちの入れ物でドラム缶から塗料を掬って自分のゴーレムの側に持ってって使うんだ」
聞いただけじゃ分からんと思い、俺が実際にやって見せた。
一斗缶からローラーパケットに黄色の塗料を移し、ローラーでチビ結界に色を塗っていく。ただの見本なので、すぐ消えるチビ結界の方が都合がいいのだ。
そして養生テープの使い方の説明もした。
これは信濃に無かったアイテムなので、むしろパメラ先生が喜んでるな。
「こんなもんかな?ゴーレムの塗装に関しては俺よりパメラ先生の方が上手だから、あとは彼女に質問してくれ!」
「「はーーーーーーーーーーーーーーーい!」」
エルフ達がわちゃわちゃと動き出したのを少し見守った後、パメラ先生に任せて俺はグラウンドへと戻っていった。
ガシン!ガシン!ガシン!ガシン!ガシン!ガシン!ガシン!
ガシュン! ガシュン! ガシュン!
ボシュッ!
ボシュッ!
ボシュッ!
ドーーーーーン! ドーーーーーン! ドーーーーーン!
赤い流星専用ザキュに乗って大暴れしていたミスフィートさんが、満足顔でコックピットから出てきた。
「私は断然こっちだな!足を動かすので少し疲れるが、反応速度がいいから爽快なのだ!」
「極めたらこっちの方が強くなれるとは思いましたが操縦が難しいですね。戦闘時間が長くなると、疲労で隙ができてしまうかもしれません」
「アタシも同じこと思った!赤いゴーレムは降りた後グッタリする感じ?」
「青いゴーレムの方が楽」
「うん。赤は疲れる」
・・・なるほど。
極めれば俺専用ゴーレムの方が強いと意見が一致してるみたいだけど、やっぱ疲れるってのが問題のようだ。
気持ちは分かるぞ!俺はキャラクター的に3倍の速度じゃないとダメだからシャカシャカペダルを採用したけど、戦闘中ずっと足を動かしてるわけだから疲労も3倍なのだ。自動歩行タイプと違って長距離移動なんて地獄よ!
でも俺のゴーレムより操作が難しい猫型ゴーレムを操縦しているニャルルなんて、あの清光さんを撃破したからな~。
やはり勝利に固執するなら、それくらいのリスクを背負うのも止む無しだろ!
でもゴーレムを楽しむ事こそが重要だから強要はしない。
自分に合ったゴーレムに乗るのが一番なのだ。
「みんな初心者なんだし、まずはゴーレムを楽しめばいいさ!しばらく練習して操縦に慣れてからエルフ達にゴーレムを作ってもらえばいい」
皆が俺に気付いて振り返った。
「だな!ゴーレムにも色んな種類があるようだし、もっとゴーレムを知ってから専用機を作ってもらうとしよう!」
「「オーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
というわけで、赤い流星専用ザキュとパメラの青いゴーレムは、しばらくミスフィートさん達の練習機として貸し出すことになった。
もうすぐパメラにも余裕ができると思うから、ゴマちゃん達のゴーレムを作ってもらわんとな!
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