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570 京の都ダンジョン10階層に到達
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最初は、1日でどこまで進めるのか全くわからないままダンジョンを攻略してたんだけど、序盤は予想通り弱い魔物しか出現しなかったのもあり、俺達一行は10階層まで到達することが出来た。
腕時計を見ると17時過ぎだったので、夕食の時間までに帰るのは無理そうだけど、後からダンジョンを攻める人達に日帰り可能という報告が出来そうだ。
・・・しかしだ。
「猫水晶が見当たらないんですけど・・・」
「え~~~~~~~~~~~!ダンジョンに一泊するとか嫌なんですが!」
「聞いた情報が間違ってたの?」
「今から来た道を引き返すとなると、ある程度道は覚えているが、早くても3時間はかかるぞ?」
「どうすんのさ!?」
こりゃまいったぞ。
猫ちゃんはもしかして、堺ダンジョンの方と間違って教えたのか?
・・・あ、違う!間違ってたのは俺だ!!
「スマン、勘違いしてた!10階層ごとに猫水晶が設置してあるって言われたから、10階層に設置してあるのかと勝手に思ってたけど、1階層に猫水晶があったのだから10階層ごとってことは次の猫水晶があるのは11階層だ!」
「「あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」」
「じゃあ10階層のフロアボスをサクッと倒して、とっとと帰ろう!」
「では5階層の時と同じ、5人1組で行くぞ!」
「俺のチームはゴーレムを倒してるんで、今回は遠慮して1番最後に出ますね」
「ボスはワタクシが頂きますわ!」
「いいや、アタシだ!!」
ミスフィートさんが正面の通路に突撃して行ったので、カーラは右の通路に入って行った。そしてお嬢のチームは残った左の通路を攻めることとなった。
「ゼーレネイマスんとこはずいぶん落ち着いているな?」
「所詮は10階層、大した魔物などおるまい」
「まあな~」
「師匠!他の皆はこの階層を攻略したら帰るみたいっスけど、俺達はどうするんスか?そろそろ腹が減って来たんスけど・・・」
「ふむ。猫水晶が使えるか確かめた後、軽く食事をとるか」
「肉っスか!?」
「城で食った刺身とか、マジで死ぬほど美味かったよな~」
「醤油ぶっかけご飯だ」
「「はい!?」」
ぷぷっ!早速弟子たちに試練を与えるのか。
自分だって醤油ぶっかけご飯はキツかろうに・・・。
「肉が食いたければ現地調達しろ!それが出来るまでは毎食醤油ぶっかけご飯だ」
「うぇえええ、マジっスか!?」
「ケン、やべえぞ!師匠は本気だ・・・」
「この階層で肉を手に入れるしかねえ!師匠、早く行きましょう!!」
「ぐおおおおお!何でもいいから食える魔物来いやーーーーーーー!!」
ケンちゃん達が正面の通路に突撃したので、ゼーレネイマスも追って行った。
「・・・んじゃ俺らもボチボチ行きますか~」
「「オーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
今回は遠慮しながらの攻略なので、何となく適当に右の通路に入って行った。
************************************************************
ゴシャッ!
「この階層ってアンデッド系しか出ないな」
「スケルトンアーチャーがうざい!」
「中身が空っぽの鎧もアンデッドなの?」
「リビングアーマーって名前だからアンデッドのハズだぞ」
「この階層を攻めてるだけで鉄に困らなくなるよね?地味に凄くない?」
「かなり美味しい魔物だな!ただそれほど出現しないのが残念だ」
あれ?そういやケンちゃん達って肉を欲しがってたよな。
プハッ!この階層じゃ絶望的じゃん!
『ボスを撃破したぞー!下に降りる階段は、入り口から見て最奥地の中央だ!』
「聞いたな?やっと帰れるぞ!」
「隊長んとこが倒したみたいだね」
「早く行こ!!」
というわけで、急いでミスフィートさん達のいる場所へと向かった。
・・・・・
「うはっ、骨だらけじゃない!」
「これ全部倒したのか~」
「ボスってどれだろ??」
「強い骨だったんかな?さっぱりわからん」
奥の部屋に入ると皆揃っていて、俺達の到着が一番最後だった。
「ミスフィートさん!ボスって骨だったんですか?」
「違う。ブラックナイトという名の5体の黒い鎧だった。鞄に入れてあるから後で見せてやるぞ!」
「ボスに近付いたら、一面骨だらけになって大変だったよ!」
「骨は全部弱かったけどね!!」
「へーーーーーーー!見てないけど、意外と爽快なボス戦って気がしますね」
「うむ!メイスで骨を砕きまくるのはなかなか楽しかった!!」
しかしケンちゃんと傾奇者は、肉を入手出来なかったことに嘆いていた。
「何で骨しか出ねーんだよ!!」
「クソガーーーーーーーー!醤油ぶっかけご飯確定だーーーーーーーー!」
「セイヤはココでレベル上げしたんだろ?骨しかいねーって教えろや!!」
「一般人には9階層までしか立ち入りを許可されてなかったんだよ!」
「フッ、運が無かったと思って諦めろ」
いや、ゼーレネイマス。お前も醤油ぶっかけご飯だからな?
10階層のボスが危険ってのと、軍で報酬を独占する為にそうしたのかもな。
「よし、階段を降りるぞ!」
「やっと帰れるよ~~~~~!」
「まだわかんないよ?水晶が無かったら歩きだからね」
「歩きはヤダーーーーーーーーーーー!」
カツッ カツッ カツッ カツッ
―――そして俺達一行は、ようやく11階層に到達した。
「あったぞ!猫水晶だ!!」
「「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
帰る前に、全員揃っているかどうか点呼を取った。
「よし全員いるな!」
「もう腹も減ったし、とっとと帰ろう!」
「・・・あれ?降りて来た階段がありませんわよ?」
お嬢の言葉を聞き、全員が後ろを振り返った。
「本当だ!階段が無くなってるぞ!!」
「どういうこと?」
「なんで??意味分かんないし!」
「あ、でも水晶の反対側に階段がある!」
そうか、なるほど!これが猫ちゃんの本気か・・・。
「おそらくですけど、ボスを簡単に乱獲することが出来ないように、さっきの部屋には戻れないようになっているのだと思います。そっちの階段を上がるとどこに出るのかはわかりませんが、もしかすると10階層じゃない階層に出るのかもですね」
確かめたい気持ちはあるけど、さすがに今日はもう面倒臭い。
「不思議なダンジョンだな!しかしそれを調べるのはまた今度にしよう。今は猫水晶が使えるのかどうかの方が重要だ!」
「そうですね!では猫水晶の所に移動しましょう」
そこでもう一度全員に、『猫水晶』という単語が階層を瞬間移動する鍵になっていると説明した。
ペチペチ
「猫水晶とは素晴らしいにゃまえにゃ!一階層の猫水晶に移動にゃ」
シュッ
そう言った直後、ニャルルの姿がパッと消えた。
「うおおおおおおおおおおおおおおい!!まず俺が人柱として使ってみせようと思ってたのにニャルルの奴!!一階層の猫水晶に飛べ!」
シュッ
景色が歪んだと思ったら、次の瞬間、目の前にニャルルがいた。
「おー、いたいた!先走りおってからに!!」
「にゃっ!?ココって1階層にゃか?」
「見た目じゃよく分からんけど、たぶん一階層だ。上に行く階段が中央にあるし」
「メチャメチャすごいにゃ!!」
シュッ
「おお!?消えた二人しかいないということは、一階層に移動したのか!」
シュッ
シュッ
シュッ
シュッ
シュッ
結局全員が猫水晶で1階層に戻って来てしまった。
今にして思えば、人のいる座標に人が重なる事故が無くて良かった・・・。
いや、猫ちゃんがそんなイージーミスなんかするわけないか。
そして本当に一階層に戻って来たのか確認するため、階段を上がって外に出た。
「薄暗いけど、帰って来たーーーーーーーーーーーーーーーー!」
「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
「素晴らしいな!これで次回からは安心してダンジョンを攻略できるぞ!」
「外の空気が美味しく感じますわ~~~~~!」
よしッ!階層を一瞬で行き来できるなんて、最高のダンジョンじゃないか!
尾張ダンジョンと違って、ココなら俺も三日坊主にならんかもしれん。城に帰ったら皆に報告しなきゃだな!
・・・あれ?
もしかして今日も夜のお勤めがあったりするの?
ダンジョンの攻略で、すでに結構疲れてるんですけど・・・。
腕時計を見ると17時過ぎだったので、夕食の時間までに帰るのは無理そうだけど、後からダンジョンを攻める人達に日帰り可能という報告が出来そうだ。
・・・しかしだ。
「猫水晶が見当たらないんですけど・・・」
「え~~~~~~~~~~~!ダンジョンに一泊するとか嫌なんですが!」
「聞いた情報が間違ってたの?」
「今から来た道を引き返すとなると、ある程度道は覚えているが、早くても3時間はかかるぞ?」
「どうすんのさ!?」
こりゃまいったぞ。
猫ちゃんはもしかして、堺ダンジョンの方と間違って教えたのか?
・・・あ、違う!間違ってたのは俺だ!!
「スマン、勘違いしてた!10階層ごとに猫水晶が設置してあるって言われたから、10階層に設置してあるのかと勝手に思ってたけど、1階層に猫水晶があったのだから10階層ごとってことは次の猫水晶があるのは11階層だ!」
「「あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」」
「じゃあ10階層のフロアボスをサクッと倒して、とっとと帰ろう!」
「では5階層の時と同じ、5人1組で行くぞ!」
「俺のチームはゴーレムを倒してるんで、今回は遠慮して1番最後に出ますね」
「ボスはワタクシが頂きますわ!」
「いいや、アタシだ!!」
ミスフィートさんが正面の通路に突撃して行ったので、カーラは右の通路に入って行った。そしてお嬢のチームは残った左の通路を攻めることとなった。
「ゼーレネイマスんとこはずいぶん落ち着いているな?」
「所詮は10階層、大した魔物などおるまい」
「まあな~」
「師匠!他の皆はこの階層を攻略したら帰るみたいっスけど、俺達はどうするんスか?そろそろ腹が減って来たんスけど・・・」
「ふむ。猫水晶が使えるか確かめた後、軽く食事をとるか」
「肉っスか!?」
「城で食った刺身とか、マジで死ぬほど美味かったよな~」
「醤油ぶっかけご飯だ」
「「はい!?」」
ぷぷっ!早速弟子たちに試練を与えるのか。
自分だって醤油ぶっかけご飯はキツかろうに・・・。
「肉が食いたければ現地調達しろ!それが出来るまでは毎食醤油ぶっかけご飯だ」
「うぇえええ、マジっスか!?」
「ケン、やべえぞ!師匠は本気だ・・・」
「この階層で肉を手に入れるしかねえ!師匠、早く行きましょう!!」
「ぐおおおおお!何でもいいから食える魔物来いやーーーーーーー!!」
ケンちゃん達が正面の通路に突撃したので、ゼーレネイマスも追って行った。
「・・・んじゃ俺らもボチボチ行きますか~」
「「オーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
今回は遠慮しながらの攻略なので、何となく適当に右の通路に入って行った。
************************************************************
ゴシャッ!
「この階層ってアンデッド系しか出ないな」
「スケルトンアーチャーがうざい!」
「中身が空っぽの鎧もアンデッドなの?」
「リビングアーマーって名前だからアンデッドのハズだぞ」
「この階層を攻めてるだけで鉄に困らなくなるよね?地味に凄くない?」
「かなり美味しい魔物だな!ただそれほど出現しないのが残念だ」
あれ?そういやケンちゃん達って肉を欲しがってたよな。
プハッ!この階層じゃ絶望的じゃん!
『ボスを撃破したぞー!下に降りる階段は、入り口から見て最奥地の中央だ!』
「聞いたな?やっと帰れるぞ!」
「隊長んとこが倒したみたいだね」
「早く行こ!!」
というわけで、急いでミスフィートさん達のいる場所へと向かった。
・・・・・
「うはっ、骨だらけじゃない!」
「これ全部倒したのか~」
「ボスってどれだろ??」
「強い骨だったんかな?さっぱりわからん」
奥の部屋に入ると皆揃っていて、俺達の到着が一番最後だった。
「ミスフィートさん!ボスって骨だったんですか?」
「違う。ブラックナイトという名の5体の黒い鎧だった。鞄に入れてあるから後で見せてやるぞ!」
「ボスに近付いたら、一面骨だらけになって大変だったよ!」
「骨は全部弱かったけどね!!」
「へーーーーーーー!見てないけど、意外と爽快なボス戦って気がしますね」
「うむ!メイスで骨を砕きまくるのはなかなか楽しかった!!」
しかしケンちゃんと傾奇者は、肉を入手出来なかったことに嘆いていた。
「何で骨しか出ねーんだよ!!」
「クソガーーーーーーーー!醤油ぶっかけご飯確定だーーーーーーーー!」
「セイヤはココでレベル上げしたんだろ?骨しかいねーって教えろや!!」
「一般人には9階層までしか立ち入りを許可されてなかったんだよ!」
「フッ、運が無かったと思って諦めろ」
いや、ゼーレネイマス。お前も醤油ぶっかけご飯だからな?
10階層のボスが危険ってのと、軍で報酬を独占する為にそうしたのかもな。
「よし、階段を降りるぞ!」
「やっと帰れるよ~~~~~!」
「まだわかんないよ?水晶が無かったら歩きだからね」
「歩きはヤダーーーーーーーーーーー!」
カツッ カツッ カツッ カツッ
―――そして俺達一行は、ようやく11階層に到達した。
「あったぞ!猫水晶だ!!」
「「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」
帰る前に、全員揃っているかどうか点呼を取った。
「よし全員いるな!」
「もう腹も減ったし、とっとと帰ろう!」
「・・・あれ?降りて来た階段がありませんわよ?」
お嬢の言葉を聞き、全員が後ろを振り返った。
「本当だ!階段が無くなってるぞ!!」
「どういうこと?」
「なんで??意味分かんないし!」
「あ、でも水晶の反対側に階段がある!」
そうか、なるほど!これが猫ちゃんの本気か・・・。
「おそらくですけど、ボスを簡単に乱獲することが出来ないように、さっきの部屋には戻れないようになっているのだと思います。そっちの階段を上がるとどこに出るのかはわかりませんが、もしかすると10階層じゃない階層に出るのかもですね」
確かめたい気持ちはあるけど、さすがに今日はもう面倒臭い。
「不思議なダンジョンだな!しかしそれを調べるのはまた今度にしよう。今は猫水晶が使えるのかどうかの方が重要だ!」
「そうですね!では猫水晶の所に移動しましょう」
そこでもう一度全員に、『猫水晶』という単語が階層を瞬間移動する鍵になっていると説明した。
ペチペチ
「猫水晶とは素晴らしいにゃまえにゃ!一階層の猫水晶に移動にゃ」
シュッ
そう言った直後、ニャルルの姿がパッと消えた。
「うおおおおおおおおおおおおおおい!!まず俺が人柱として使ってみせようと思ってたのにニャルルの奴!!一階層の猫水晶に飛べ!」
シュッ
景色が歪んだと思ったら、次の瞬間、目の前にニャルルがいた。
「おー、いたいた!先走りおってからに!!」
「にゃっ!?ココって1階層にゃか?」
「見た目じゃよく分からんけど、たぶん一階層だ。上に行く階段が中央にあるし」
「メチャメチャすごいにゃ!!」
シュッ
「おお!?消えた二人しかいないということは、一階層に移動したのか!」
シュッ
シュッ
シュッ
シュッ
シュッ
結局全員が猫水晶で1階層に戻って来てしまった。
今にして思えば、人のいる座標に人が重なる事故が無くて良かった・・・。
いや、猫ちゃんがそんなイージーミスなんかするわけないか。
そして本当に一階層に戻って来たのか確認するため、階段を上がって外に出た。
「薄暗いけど、帰って来たーーーーーーーーーーーーーーーー!」
「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
「素晴らしいな!これで次回からは安心してダンジョンを攻略できるぞ!」
「外の空気が美味しく感じますわ~~~~~!」
よしッ!階層を一瞬で行き来できるなんて、最高のダンジョンじゃないか!
尾張ダンジョンと違って、ココなら俺も三日坊主にならんかもしれん。城に帰ったら皆に報告しなきゃだな!
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