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367 キレのいい受付嬢、やはりできる!
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うーむ・・・、これはどういうことだ?
ゴマちゃんと模擬戦をした後から、三人とも妙に纏わりついて来るのだ。
剣を打ち合ったゴマちゃんはともかく、知性派のシャイナまでもが今も首にぶら下がっている。
いや、懐かれるのは悪くないんだけどさ、これじゃ動けないんだけど!
まあ戦闘力を見せたから、ようやく認められたってことなのだろう。
「用事も済んだし、そろそろ街に帰ろうぜ?」
「にゃっ!帰るにゃ!!」
「そういや、受けた依頼も終わらせたんだったな」
「この黒龍の頭はどうするつもりなの?」
そういや黒龍素材がマジックバッグにたっぷり入ってるんだよな・・・。
しかし武器も鎧も必要がない俺に、素材の使い道なんであるのだろうか?
「うーん、それな・・・。もうみんなわかってると思うけど、俺は武器も防具も必要としていない。でも黒龍素材って多分とんでもないレア物だろ?」
「売れば一生遊んで暮らせるでしょうね」
「黒龍の牙で作った魔剣とか、どう考えても最強だろ!売るなんてもったいねえよ!!」
「みんにゃ鱗1枚でもいいから欲しがると思うにゃ」
黒龍の牙で作った魔剣か・・・。それって刀とかも作れるんだろか?
確かにもの凄く中二心をくすぐられるが、実際問題非常に難易度が高いぞ。
削って刀の形にするだけだと強度がとても心配だ。
歯だから、砕いて錬るようなやり方も相当難しいだろう。
うーむ・・・、たぶん刀だからダメなんだろうな。
削って大剣を作るのが、きっと一番上手く行く。
船の素材が集まるまで暇だから、その間に一本作ってみっか!
歯はいっぱいあるけど大剣を作れる程の大きな牙は4本しかないので、失敗出来ないけどな。
・・・あっ!!黒龍の鱗って刀を作るのに丁度良くないか!?
強度がありながらも柔軟性のある素材で、厚さも刀にピッタリじゃん!
うおーーーーー!俺むっちゃ鱗持ってるよ!!やべえ、滾って来た!!!
「静かににゃったと思ったら、にゃにをニヤニヤしてるにゃ?」
「おっとスマン、考え事をしていた。ってか『にゃ』多すぎだろ!」
「ニヤニヤはにゃじゃにゃいにゃ!」
「新手の早口言葉か!?」
そういやお風呂セットも出しっ放しだから、全部片付けるか。
話をしながらマジックバッグに収納していく。
「とりあえず船の材料が揃うまでに、黒龍の牙で大剣を一本作ってみる」
「おおーーーーっ!こがっち鍛冶も出来るのか!?」
「まあな。大抵のことは出来るぞ」
「この人おかしい。鍛冶が出来て、船も造れて、しかも強いし・・・」
「うちの目も治してくれたにゃ!」
器用貧乏ってヤツ?
いや、完成度も高いと思ってるんで、言うほど貧乏じゃないな。
よーーーし、忘れ物も無さそうだ。帰るとしますかね。
・・・・・
「ん?なんで止まったんだ?」
「あー、ニャルルには昨日説明したんだが、人に見られて質問責めされるのが嫌なんだよ。それとバイクを狙って来る悪党の警戒をするのも面倒臭い」
「なるほど!確かに見られたら面倒ね」
「へーーー!自慢したいほど凄い乗り物なのに、だからこそ隠すのか!」
「うちにゃら絶対自慢しまくるにゃ!」
話をしながら街の入り口まで行くと、当然ながら衛兵に話しかけられた。
「何だお前ら、随分と可愛らしい服を着てるじゃないか!・・・ん?出て行く時はレザーアーマー姿じゃなかったか?」
「にひひーー!どうだ?すっげー可愛いだろ!!」
「こがにゃんさんに貰ったのよ」
「にゃっ!みんにゃ可愛いにゃ!」
「こがにゃんさん?ああ、そこの赤いのだな!?随分と気前がいいんだな!かなり高い服だろう?」
「そうだな、無茶苦茶高い服だとは思うぞ。まあ、ご褒美みたいなもんだ」
「ご褒美ねえ」
プリンパの街へ入り、冒険者ギルドに到着した。
ギーーッ
中に入ると、当然のように視線を浴びる。
「なんだ!?シャイナが可愛らしい服を着てるぞ!?」
「それよりゴマの格好を見てみろ!なんつー色気だ!!!」
「そういやシャルルも良い服を着てるな。昨日は白毛に目が行って、それ所じゃなかったが」
「ん??よく見りゃ全員毛並みがふわふわしてねえか?」
「おおーー、確かに昨日までとは全然違うな!」
まあ気付くよな。
毛並みだけならともかく、とても垢抜けた服装になってるんだから。
カウンターに行くと、昨日のキレのいい受付嬢がこちらをビシッ!と指差した。
「小烏丸の仕業ね!間違いないわ!!」
ぬう・・・、流石だと言わざるを得ない。
質問ではなく断言して来よった。やはりできる!
「この袋に大蜘蛛の討伐部位が入ってるよ。ワームは大きいから裏に置いてあるんだけど、職員さんに運ぶの手伝ってもらっていい?」
「あ、ええ、了解したわ。ワームは職員に運ばせとくから、あなた方には質問に答えてもらおうかしら!」
「質問です??」
ビシッ!
「その可愛い服はどうしたの!?なぜ毛並みが驚くほどツヤツヤにになってるの!?」
これはシャイナじゃなくて俺に聞いてるな。だって俺の顔見てるもん。
「どうやら俺に聞いてるようだから、その質問には俺が答えよう。そうだな、服はご褒美というか報酬というか、これから必要になるから着させた。んで、毛並みに関しては、プロの丸洗い師である俺の匠の技によるモノだ」
「なるほど。理解したわ」
ビシッ!
「小烏丸!あなたに丸洗いを依頼するわ!!」
そう。この受付のお姉さん、うさ耳獣人なのである。
ゴマちゃんと模擬戦をした後から、三人とも妙に纏わりついて来るのだ。
剣を打ち合ったゴマちゃんはともかく、知性派のシャイナまでもが今も首にぶら下がっている。
いや、懐かれるのは悪くないんだけどさ、これじゃ動けないんだけど!
まあ戦闘力を見せたから、ようやく認められたってことなのだろう。
「用事も済んだし、そろそろ街に帰ろうぜ?」
「にゃっ!帰るにゃ!!」
「そういや、受けた依頼も終わらせたんだったな」
「この黒龍の頭はどうするつもりなの?」
そういや黒龍素材がマジックバッグにたっぷり入ってるんだよな・・・。
しかし武器も鎧も必要がない俺に、素材の使い道なんであるのだろうか?
「うーん、それな・・・。もうみんなわかってると思うけど、俺は武器も防具も必要としていない。でも黒龍素材って多分とんでもないレア物だろ?」
「売れば一生遊んで暮らせるでしょうね」
「黒龍の牙で作った魔剣とか、どう考えても最強だろ!売るなんてもったいねえよ!!」
「みんにゃ鱗1枚でもいいから欲しがると思うにゃ」
黒龍の牙で作った魔剣か・・・。それって刀とかも作れるんだろか?
確かにもの凄く中二心をくすぐられるが、実際問題非常に難易度が高いぞ。
削って刀の形にするだけだと強度がとても心配だ。
歯だから、砕いて錬るようなやり方も相当難しいだろう。
うーむ・・・、たぶん刀だからダメなんだろうな。
削って大剣を作るのが、きっと一番上手く行く。
船の素材が集まるまで暇だから、その間に一本作ってみっか!
歯はいっぱいあるけど大剣を作れる程の大きな牙は4本しかないので、失敗出来ないけどな。
・・・あっ!!黒龍の鱗って刀を作るのに丁度良くないか!?
強度がありながらも柔軟性のある素材で、厚さも刀にピッタリじゃん!
うおーーーーー!俺むっちゃ鱗持ってるよ!!やべえ、滾って来た!!!
「静かににゃったと思ったら、にゃにをニヤニヤしてるにゃ?」
「おっとスマン、考え事をしていた。ってか『にゃ』多すぎだろ!」
「ニヤニヤはにゃじゃにゃいにゃ!」
「新手の早口言葉か!?」
そういやお風呂セットも出しっ放しだから、全部片付けるか。
話をしながらマジックバッグに収納していく。
「とりあえず船の材料が揃うまでに、黒龍の牙で大剣を一本作ってみる」
「おおーーーーっ!こがっち鍛冶も出来るのか!?」
「まあな。大抵のことは出来るぞ」
「この人おかしい。鍛冶が出来て、船も造れて、しかも強いし・・・」
「うちの目も治してくれたにゃ!」
器用貧乏ってヤツ?
いや、完成度も高いと思ってるんで、言うほど貧乏じゃないな。
よーーーし、忘れ物も無さそうだ。帰るとしますかね。
・・・・・
「ん?なんで止まったんだ?」
「あー、ニャルルには昨日説明したんだが、人に見られて質問責めされるのが嫌なんだよ。それとバイクを狙って来る悪党の警戒をするのも面倒臭い」
「なるほど!確かに見られたら面倒ね」
「へーーー!自慢したいほど凄い乗り物なのに、だからこそ隠すのか!」
「うちにゃら絶対自慢しまくるにゃ!」
話をしながら街の入り口まで行くと、当然ながら衛兵に話しかけられた。
「何だお前ら、随分と可愛らしい服を着てるじゃないか!・・・ん?出て行く時はレザーアーマー姿じゃなかったか?」
「にひひーー!どうだ?すっげー可愛いだろ!!」
「こがにゃんさんに貰ったのよ」
「にゃっ!みんにゃ可愛いにゃ!」
「こがにゃんさん?ああ、そこの赤いのだな!?随分と気前がいいんだな!かなり高い服だろう?」
「そうだな、無茶苦茶高い服だとは思うぞ。まあ、ご褒美みたいなもんだ」
「ご褒美ねえ」
プリンパの街へ入り、冒険者ギルドに到着した。
ギーーッ
中に入ると、当然のように視線を浴びる。
「なんだ!?シャイナが可愛らしい服を着てるぞ!?」
「それよりゴマの格好を見てみろ!なんつー色気だ!!!」
「そういやシャルルも良い服を着てるな。昨日は白毛に目が行って、それ所じゃなかったが」
「ん??よく見りゃ全員毛並みがふわふわしてねえか?」
「おおーー、確かに昨日までとは全然違うな!」
まあ気付くよな。
毛並みだけならともかく、とても垢抜けた服装になってるんだから。
カウンターに行くと、昨日のキレのいい受付嬢がこちらをビシッ!と指差した。
「小烏丸の仕業ね!間違いないわ!!」
ぬう・・・、流石だと言わざるを得ない。
質問ではなく断言して来よった。やはりできる!
「この袋に大蜘蛛の討伐部位が入ってるよ。ワームは大きいから裏に置いてあるんだけど、職員さんに運ぶの手伝ってもらっていい?」
「あ、ええ、了解したわ。ワームは職員に運ばせとくから、あなた方には質問に答えてもらおうかしら!」
「質問です??」
ビシッ!
「その可愛い服はどうしたの!?なぜ毛並みが驚くほどツヤツヤにになってるの!?」
これはシャイナじゃなくて俺に聞いてるな。だって俺の顔見てるもん。
「どうやら俺に聞いてるようだから、その質問には俺が答えよう。そうだな、服はご褒美というか報酬というか、これから必要になるから着させた。んで、毛並みに関しては、プロの丸洗い師である俺の匠の技によるモノだ」
「なるほど。理解したわ」
ビシッ!
「小烏丸!あなたに丸洗いを依頼するわ!!」
そう。この受付のお姉さん、うさ耳獣人なのである。
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