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193 三ヶ月ぶりのお風呂
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和泉が作った謎のの絶品料理に舌鼓を打っていたのだが、和泉は和泉で色々と関心事があったらしい。
「このお城には調味料が豊富にあって本当に驚いた!トラネコの街には欲しい物が何も無かったんだよ?」
「ん?ああ、この城にある調味料は全部俺が手に入れた物だ。どうやって手に入れたのかはこの衣装と同じ理由なんで、まあ後で教えてやるよ」
ガチャの景品だって言われただけじゃ納得しないだろう。
ダンジョンやら何やら色々と説明する必要があるから、やはり長話になる。
「ふ~~~、ごっそさん!無茶苦茶美味かったぞ」
「どういたしまして~」
「思えば和泉って健康ランドに行くつもりだったんよな?何だかんだで結局風呂に入れてないのか」
「そう、そうなのよ!!お風呂に入りたかったなあ~」
「んじゃ、この城に大浴場があるからそこへ行くといい。健康ランドにまったく引けを取らん本当に素晴らしい大浴場だぞ」
「大浴場!?素晴らしいのがあるじゃない!行くわ!今すぐ行く!」
「オーケイ。ならば連れてってやろう」
「おーーーい、イズミ~~~~!」
ん?
「今から大浴場へ行くんだけど、イズミも私達と一緒に行かない?」
「あっ、今ちょうど小烏丸と大浴場の話をしていた所よ」
「なら折角だから料理当番の皆と一緒に行くといいさ。少しでも早く城の連中と仲良くなっといた方が良いだろう」
「そうね、じゃあ話の続きはまた後で。お風呂行って来ま~~~す!」
料理の腕前効果もあって、一気に友達が増えたようで安心した。
大浴場を見たらきっと無茶苦茶驚くだろな~。
俺も風呂に行きたいけど、まずは和泉の部屋の用意をしてやっか。
ってことで、空き部屋を探しにレッツゴー!
************************************************************
―――――和泉視点―――――
「うわあ~~~~~!!すごい大きなお風呂!!!」
「アハハッ!この城自慢の大浴場です!!!・・・と言っても、作ったのは三河の大名と小烏丸くんだけどね~」
「健康ランドはこの大浴場を参考に作られているのよ?」
「そうだったのね。でも、私はまだ健康ランドに行ったことが無いのよね」
そんな会話をしながら、みんなと一緒に洗い場に移動した。
健康ランドの建物を目前にしながら、結局中に入らないままココへ来てしまったので、実はちょっと悔しかったんだよね。
でもこの大浴場って健康ランドよりも豪華なんじゃないの?
「え??これってシャワー・・・よね?」
「シャワーを知っているの?これは小烏丸くんにしか作ることが出来ないから、普通のお風呂には無いハズだけど・・・。あっ、でも冷たい水が出るってだけならば自分で作れるのかな?」
あーー、日本ではシャワーがあるのが当たり前だけど、この世界には存在しなさそうだよね。
「え、ええ。あーー、噂で聞いたことがあるのよ!」
「へーーー!ああ、えーとね、使い方は簡単よ。ココを押せばいいだけ」
言われた通りにボタンを押すと、丁度いい温度のシャワーが出てきた。
「すごい!!自分で温度調節しなくても、最初から良い温度に調整されているのね」
石鹸なんて物は当然持っていなかったけど、ナターシャがシャンプー・リンス・ボディーソープを貸してくれたので、三ヶ月分必死に洗いまくった。
「はぁ~~~、久しぶりにスッキリしたぁーーー!!」
「アハハッ、良かったわね。このお城にいる間は毎日大浴場に入れるわよ!」
「本当に素晴らしい大浴場だよ!ここに毎日入れるなんて最高すぎる!!!」
みんなで浴槽に移動して湯船に浸かった。
「はふぅ~~~、良い湯加減で気持ちいーーー!!」
本当に、なんて素晴らしいお風呂なんだろう・・・。
ここを体験してしまうと、もうお風呂の無い生活なんて絶対無理!!
「よし!折角だからプールで遊んで行かない?」
「ほほう・・・、やっぱりそっちの大きい方はプールだったのね」
「行こう行こう!」
十分体が温まったので、湯船から出てみんなでプールに向かう。
「お?和泉発見!どうだ、楽しんでるか?」
あっ、小烏丸だ。・・・・・・・・・え?ちょ!!!
「ちょっと!!な、なんで入って来てるのよ!?」
慌てて大事な所を隠した。
「なんでって、普通に風呂に入りに来ただけだが・・・」
「だってここは女湯・・・、あれ?ここって女湯じゃなかったの!?」
「んー、女ばかりだけど女湯ではないハズだぞ。俺も毎日使ってるしな」
まさかの混浴!?
っていうか前隠してよお!!ブラブラした物が見えてるんですけど!!!
「あら?小烏丸くん、遅かったじゃない」
「ん?ああ、和泉の部屋を用意してたんだ。もう今日からでも使えるぞ」
「なるほど!良かったわね、イズミ!」
ええええええ?なんか普通に会話してるよ!?
「あ、ありがとう・・・。って、ナターシャは小烏丸が一緒にお風呂に入ってて平気なの!?」
「え?ああ、男性が一緒だからイズミがしゃがみ込んでいるのね。私はもうすっかり慣れたわね。領主の館に住んでいた頃から何度かお風呂が一緒の時もあったし」
「一緒っつっても、俺が風呂を使ってる時に勝手にみんながどんどん入って来たんじゃないか!アレはもう完全に不可抗力だ!」
「あは~っ、良い思い出よね~~~!」
「ってことで和泉、俺のことは気にすんな!裸の女まみれだから、女が1人増えた所でもはや風景の一部でしかない。むしろ俺しか男がいないってことは、見られるのは逆に俺の方だ。もう、かんっっっぜんに慣れたけどな!ハッハッハッハ!!」
ぐぬぬぬぬ!なんてノーテンキな男なの!?
「ねえ、早くプール行こうよ!」
「あ、ああ、ごめんなさい!さあ行きましょ!」
なんかもう面倒臭くなったから、気にしないことにするわ・・・。
そしてプールは超楽しかった!!ウォータースライダー最高!!!
「このお城には調味料が豊富にあって本当に驚いた!トラネコの街には欲しい物が何も無かったんだよ?」
「ん?ああ、この城にある調味料は全部俺が手に入れた物だ。どうやって手に入れたのかはこの衣装と同じ理由なんで、まあ後で教えてやるよ」
ガチャの景品だって言われただけじゃ納得しないだろう。
ダンジョンやら何やら色々と説明する必要があるから、やはり長話になる。
「ふ~~~、ごっそさん!無茶苦茶美味かったぞ」
「どういたしまして~」
「思えば和泉って健康ランドに行くつもりだったんよな?何だかんだで結局風呂に入れてないのか」
「そう、そうなのよ!!お風呂に入りたかったなあ~」
「んじゃ、この城に大浴場があるからそこへ行くといい。健康ランドにまったく引けを取らん本当に素晴らしい大浴場だぞ」
「大浴場!?素晴らしいのがあるじゃない!行くわ!今すぐ行く!」
「オーケイ。ならば連れてってやろう」
「おーーーい、イズミ~~~~!」
ん?
「今から大浴場へ行くんだけど、イズミも私達と一緒に行かない?」
「あっ、今ちょうど小烏丸と大浴場の話をしていた所よ」
「なら折角だから料理当番の皆と一緒に行くといいさ。少しでも早く城の連中と仲良くなっといた方が良いだろう」
「そうね、じゃあ話の続きはまた後で。お風呂行って来ま~~~す!」
料理の腕前効果もあって、一気に友達が増えたようで安心した。
大浴場を見たらきっと無茶苦茶驚くだろな~。
俺も風呂に行きたいけど、まずは和泉の部屋の用意をしてやっか。
ってことで、空き部屋を探しにレッツゴー!
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―――――和泉視点―――――
「うわあ~~~~~!!すごい大きなお風呂!!!」
「アハハッ!この城自慢の大浴場です!!!・・・と言っても、作ったのは三河の大名と小烏丸くんだけどね~」
「健康ランドはこの大浴場を参考に作られているのよ?」
「そうだったのね。でも、私はまだ健康ランドに行ったことが無いのよね」
そんな会話をしながら、みんなと一緒に洗い場に移動した。
健康ランドの建物を目前にしながら、結局中に入らないままココへ来てしまったので、実はちょっと悔しかったんだよね。
でもこの大浴場って健康ランドよりも豪華なんじゃないの?
「え??これってシャワー・・・よね?」
「シャワーを知っているの?これは小烏丸くんにしか作ることが出来ないから、普通のお風呂には無いハズだけど・・・。あっ、でも冷たい水が出るってだけならば自分で作れるのかな?」
あーー、日本ではシャワーがあるのが当たり前だけど、この世界には存在しなさそうだよね。
「え、ええ。あーー、噂で聞いたことがあるのよ!」
「へーーー!ああ、えーとね、使い方は簡単よ。ココを押せばいいだけ」
言われた通りにボタンを押すと、丁度いい温度のシャワーが出てきた。
「すごい!!自分で温度調節しなくても、最初から良い温度に調整されているのね」
石鹸なんて物は当然持っていなかったけど、ナターシャがシャンプー・リンス・ボディーソープを貸してくれたので、三ヶ月分必死に洗いまくった。
「はぁ~~~、久しぶりにスッキリしたぁーーー!!」
「アハハッ、良かったわね。このお城にいる間は毎日大浴場に入れるわよ!」
「本当に素晴らしい大浴場だよ!ここに毎日入れるなんて最高すぎる!!!」
みんなで浴槽に移動して湯船に浸かった。
「はふぅ~~~、良い湯加減で気持ちいーーー!!」
本当に、なんて素晴らしいお風呂なんだろう・・・。
ここを体験してしまうと、もうお風呂の無い生活なんて絶対無理!!
「よし!折角だからプールで遊んで行かない?」
「ほほう・・・、やっぱりそっちの大きい方はプールだったのね」
「行こう行こう!」
十分体が温まったので、湯船から出てみんなでプールに向かう。
「お?和泉発見!どうだ、楽しんでるか?」
あっ、小烏丸だ。・・・・・・・・・え?ちょ!!!
「ちょっと!!な、なんで入って来てるのよ!?」
慌てて大事な所を隠した。
「なんでって、普通に風呂に入りに来ただけだが・・・」
「だってここは女湯・・・、あれ?ここって女湯じゃなかったの!?」
「んー、女ばかりだけど女湯ではないハズだぞ。俺も毎日使ってるしな」
まさかの混浴!?
っていうか前隠してよお!!ブラブラした物が見えてるんですけど!!!
「あら?小烏丸くん、遅かったじゃない」
「ん?ああ、和泉の部屋を用意してたんだ。もう今日からでも使えるぞ」
「なるほど!良かったわね、イズミ!」
ええええええ?なんか普通に会話してるよ!?
「あ、ありがとう・・・。って、ナターシャは小烏丸が一緒にお風呂に入ってて平気なの!?」
「え?ああ、男性が一緒だからイズミがしゃがみ込んでいるのね。私はもうすっかり慣れたわね。領主の館に住んでいた頃から何度かお風呂が一緒の時もあったし」
「一緒っつっても、俺が風呂を使ってる時に勝手にみんながどんどん入って来たんじゃないか!アレはもう完全に不可抗力だ!」
「あは~っ、良い思い出よね~~~!」
「ってことで和泉、俺のことは気にすんな!裸の女まみれだから、女が1人増えた所でもはや風景の一部でしかない。むしろ俺しか男がいないってことは、見られるのは逆に俺の方だ。もう、かんっっっぜんに慣れたけどな!ハッハッハッハ!!」
ぐぬぬぬぬ!なんてノーテンキな男なの!?
「ねえ、早くプール行こうよ!」
「あ、ああ、ごめんなさい!さあ行きましょ!」
なんかもう面倒臭くなったから、気にしないことにするわ・・・。
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