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172 トラネコ城まで道路が開通
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開店してから1週間、健康ランドは連日の大盛況だ。
ここからは通常営業になるので、格安とはいえ大浴場に入るのにお金がかかるようになる。まあ少しは客足も落ち着くだろう。
従業員達もハードワークだったから、お疲れ様ボーナスでもあげようかな?
もうルーサイア住民の大半がお風呂に入ったようで、街の人達がスッカリ小綺麗になった。これでようやく、お洒落の街の第一歩に到達したと言えるかな?
やはり街の住民は娯楽に飢えていたのだろう。前よりも人々が外出するようになって、ルーサイアの街全体が活気付くという相乗効果を得た。
次は旧王都でもあるトラネコの街に、健康ランドの2号店を作ろうと思っている。
トラネコまで道路が開通したら、すぐにでもカーラ達の城へ行って、話を持ち掛けてみるつもりだ。
道路部隊のエルフ達はもうかなり進んでいて、あと一ヶ月もすればトラネコまで到達するみたいだ。でも道路の建設はそこで終了せず、更に北のミルドナーガ、西のシェルフィーユまで伸ばして行く予定。
ボヤッキーの特訓も連日続けており、もう一人で三河との国境まで行って帰って来られるようになった。トラネコまで一人で行けるようになれば、運転免許証を発行してやろう!
健康ランドの入り口付近に設置した大きな掲示板に、開店当日の店内の混雑っぷりや、お客様が食堂で料理を食べている姿、プールではしゃぐ子供達などの写真をいっぱい貼ってみた。
当然これにもみんな興味津々で、案内係がお客様に何度も説明を繰り返していた。
納得した後は自分が映ってないかと、みんなしばらく掲示板に張り付いていたぞ。
まあ後は俺がいなくとも、全てセレンにお任せで大丈夫だろう。
店のオーナーってのは、たまに顔を出す程度で良いのだ。
************************************************************
一ヶ月経ち、とうとうトラネコ城まで道路が開通した。
早速ボヤッキーを横に乗せ、トラネコ城まで大型バスを発進させた。
「いや~、新しい道路は最高だな!エルフ達に感謝だ」
「素晴らしい景色ですね!しかし小烏丸さんは、初めてなのによくそんなに速度が出せますね?」
「一本道だし障害物が一切無いからな。これだけ道が綺麗なら事故る心配も無い!」
「それでも私が運転する時は、安全運転で行きます!」
「むしろそれで良い!運転手に求められるのは、スピードじゃなくて安全の方だ。事故ってのは、たった一回ですら起こしちゃダメなんだよ」
「ですよね。人を沢山乗せているならば尚更です!」
「その心構えや良し!運転に慣れてからも、ずっとその気持ちを忘れずにな!」
「ハイッ!」
途中で清光さんが作った砦に一泊し、次の日トラネコ城に到着した。
************************************************************
「よし、到着だ!」
城門前にバスを停車する。
バスから降りると、衛兵が驚いた顔で近寄って来た。
「やはり小烏丸様でしたか!この大きな物は何なんです!?」
「これは俺が作った乗り物で、80人を乗せて高速で移動出来る『大型バス』だ」
「ほへ~~~~~~!」
「カーラとカトレアを呼んできてもらえるか?」
「了解しました!」
衛兵は走って城の中に入って行った。
俺が直接行っても良かったんだけど、カーラ達にバスを見せるつもりだから、どうせ戻って来ることになるんだよね。
まあ、乗せることにもなるだろうから、予めバスをUターンさせておく。
それから少しして、カーラとカトレアが城門に現れた。
「わっ!何この大きいのは!?」
「小烏丸が、また何か凄い物を作ったみたいですね」
「よっ!二人とも元気そうで何よりだ。そしてこの巨大な物体は大型バスだ!」
「ホント久しぶりね!で、大型バス?もしかして乗り物なの?」
「正解だ。中を見せてやろう」
ボタンを押して、入口のドアを開ける。
「この入口から中に入ってくれ」
「これはとても期待出来そうな予感がするわ!」
「今まで作った魔道具の中でも、一番気合が入ってる感じですね」
二人は、中に乗り込んで更に衝撃を受ける。
「ええええ!?なんか椅子が大量にあるわよ!?」
「何となく分かって来たかも・・・」
「じゃあ、そこの一番前の席に座ってくれ」
運転席に乗り込み、ボヤッキーも助手席に座らせた。
発車前にマイクを手に取り、いつものように車内アナウンスをする。
『それでは、これよりバスはトラネコ城を出て・・・、んーー適当に走ります!発車の際、少々揺れますのでご注意下さい』
そしてバスは動き出す。
「わあああああ!!カトレア!これ動いたわよ!?」
「・・・これは本当に素晴らしいですね!」
『それでは速度を上げますので、外の景色に注目して下さい』
一気に60㎞まで速度を上げる。
俺だけなら100㎞でかっ飛ばしたりもするだろうけど、ボヤッキーには安全運転を推奨してるから、彼を横に乗せる時は手本となる運転をせねばならん。なので最大でも60㎞だ。
「流れて行く景色が速いわ!!本当に凄まじい速度で走っているのね」
「ああっ!もしかして、綺麗な道路を作ったのはこの為では!?」
「それだーーーーーーー!!!」
もうめんどいのでマイクは置いた。
「まあバスの為だけってこともないぞ。徒歩でも間違いなく歩きやすいし、動物乗り物で移動して歩くのも最高だろうな」
「なるほど!うわーーー、動物乗り物欲しいかも!」
「確かにこの美しい道路ならば、あの乗り物でも室内のように歩けそうですね」
二人にはいっそのこと、三河の光景を見せてやった方が良いな。
この街での生活の為に、動物乗り物を購入させるのもアリだろう。たぶん金の使い道なんてほとんど無いだろうから、三河に行ったら大人買いしそうだけど。
そして適当な場所でUターンし、バスはトラネコ城まで帰って来た。
ここからは通常営業になるので、格安とはいえ大浴場に入るのにお金がかかるようになる。まあ少しは客足も落ち着くだろう。
従業員達もハードワークだったから、お疲れ様ボーナスでもあげようかな?
もうルーサイア住民の大半がお風呂に入ったようで、街の人達がスッカリ小綺麗になった。これでようやく、お洒落の街の第一歩に到達したと言えるかな?
やはり街の住民は娯楽に飢えていたのだろう。前よりも人々が外出するようになって、ルーサイアの街全体が活気付くという相乗効果を得た。
次は旧王都でもあるトラネコの街に、健康ランドの2号店を作ろうと思っている。
トラネコまで道路が開通したら、すぐにでもカーラ達の城へ行って、話を持ち掛けてみるつもりだ。
道路部隊のエルフ達はもうかなり進んでいて、あと一ヶ月もすればトラネコまで到達するみたいだ。でも道路の建設はそこで終了せず、更に北のミルドナーガ、西のシェルフィーユまで伸ばして行く予定。
ボヤッキーの特訓も連日続けており、もう一人で三河との国境まで行って帰って来られるようになった。トラネコまで一人で行けるようになれば、運転免許証を発行してやろう!
健康ランドの入り口付近に設置した大きな掲示板に、開店当日の店内の混雑っぷりや、お客様が食堂で料理を食べている姿、プールではしゃぐ子供達などの写真をいっぱい貼ってみた。
当然これにもみんな興味津々で、案内係がお客様に何度も説明を繰り返していた。
納得した後は自分が映ってないかと、みんなしばらく掲示板に張り付いていたぞ。
まあ後は俺がいなくとも、全てセレンにお任せで大丈夫だろう。
店のオーナーってのは、たまに顔を出す程度で良いのだ。
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一ヶ月経ち、とうとうトラネコ城まで道路が開通した。
早速ボヤッキーを横に乗せ、トラネコ城まで大型バスを発進させた。
「いや~、新しい道路は最高だな!エルフ達に感謝だ」
「素晴らしい景色ですね!しかし小烏丸さんは、初めてなのによくそんなに速度が出せますね?」
「一本道だし障害物が一切無いからな。これだけ道が綺麗なら事故る心配も無い!」
「それでも私が運転する時は、安全運転で行きます!」
「むしろそれで良い!運転手に求められるのは、スピードじゃなくて安全の方だ。事故ってのは、たった一回ですら起こしちゃダメなんだよ」
「ですよね。人を沢山乗せているならば尚更です!」
「その心構えや良し!運転に慣れてからも、ずっとその気持ちを忘れずにな!」
「ハイッ!」
途中で清光さんが作った砦に一泊し、次の日トラネコ城に到着した。
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「よし、到着だ!」
城門前にバスを停車する。
バスから降りると、衛兵が驚いた顔で近寄って来た。
「やはり小烏丸様でしたか!この大きな物は何なんです!?」
「これは俺が作った乗り物で、80人を乗せて高速で移動出来る『大型バス』だ」
「ほへ~~~~~~!」
「カーラとカトレアを呼んできてもらえるか?」
「了解しました!」
衛兵は走って城の中に入って行った。
俺が直接行っても良かったんだけど、カーラ達にバスを見せるつもりだから、どうせ戻って来ることになるんだよね。
まあ、乗せることにもなるだろうから、予めバスをUターンさせておく。
それから少しして、カーラとカトレアが城門に現れた。
「わっ!何この大きいのは!?」
「小烏丸が、また何か凄い物を作ったみたいですね」
「よっ!二人とも元気そうで何よりだ。そしてこの巨大な物体は大型バスだ!」
「ホント久しぶりね!で、大型バス?もしかして乗り物なの?」
「正解だ。中を見せてやろう」
ボタンを押して、入口のドアを開ける。
「この入口から中に入ってくれ」
「これはとても期待出来そうな予感がするわ!」
「今まで作った魔道具の中でも、一番気合が入ってる感じですね」
二人は、中に乗り込んで更に衝撃を受ける。
「ええええ!?なんか椅子が大量にあるわよ!?」
「何となく分かって来たかも・・・」
「じゃあ、そこの一番前の席に座ってくれ」
運転席に乗り込み、ボヤッキーも助手席に座らせた。
発車前にマイクを手に取り、いつものように車内アナウンスをする。
『それでは、これよりバスはトラネコ城を出て・・・、んーー適当に走ります!発車の際、少々揺れますのでご注意下さい』
そしてバスは動き出す。
「わあああああ!!カトレア!これ動いたわよ!?」
「・・・これは本当に素晴らしいですね!」
『それでは速度を上げますので、外の景色に注目して下さい』
一気に60㎞まで速度を上げる。
俺だけなら100㎞でかっ飛ばしたりもするだろうけど、ボヤッキーには安全運転を推奨してるから、彼を横に乗せる時は手本となる運転をせねばならん。なので最大でも60㎞だ。
「流れて行く景色が速いわ!!本当に凄まじい速度で走っているのね」
「ああっ!もしかして、綺麗な道路を作ったのはこの為では!?」
「それだーーーーーーー!!!」
もうめんどいのでマイクは置いた。
「まあバスの為だけってこともないぞ。徒歩でも間違いなく歩きやすいし、動物乗り物で移動して歩くのも最高だろうな」
「なるほど!うわーーー、動物乗り物欲しいかも!」
「確かにこの美しい道路ならば、あの乗り物でも室内のように歩けそうですね」
二人にはいっそのこと、三河の光景を見せてやった方が良いな。
この街での生活の為に、動物乗り物を購入させるのもアリだろう。たぶん金の使い道なんてほとんど無いだろうから、三河に行ったら大人買いしそうだけど。
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