モィ バリーブィ～サイリスタ帝国に抗う者たち～

第18章 ソチ騒乱

第220話 クリアーナに語り継ぐ事…。

俺はこの世界の構造を知っている。
なぜなら、この世界では裏の権力がいる事を俺はわかっているからだ。
その影響で、俺の父さんは日本国首相を辞任せざるを得なかったから猶更、その裏権力を潰さねばいけないと感じていた。
政治は国民の為にあるから猶更だと…、

特にサイリスタ帝国の聖職者は間違いなく気が狂っており、こんな奴らが権力を持っているなら間違いなく気が狂うと感じた。
同時に奴らは世界侵略の為なら手段を問わない方法で追いつめることを知っているから俺は奴らがバランスの破壊者なのも実感した。
だから俺は連中を倒す事、そして俺と共に戦ったクリアーナにこれから連中の闇をしっかりと話そうと思った。

「なぁ、クリアーナ。」

「どうしたの。信雄さん。」

「俺はお前にさらに語り継ぎたい事があるけど、大丈夫か?」

「うん。大丈夫だよ。」

よし、クリアーナ。
お前は凄く良い目をしている。
それ故に彼女が、俺の話を聞いてくれる体制を整えたのでこれからしっかりとその話をしようと思った。

これなら間違いなく連中が間違いなく倒せる状況がはっきりしている以上、俺は彼女にこれからの話をしっかりと話しそうとした。
勿論、連中に関してだ。

「クリアーナ。俺は連中の男色小児性愛は間違いなく悪魔崇拝の根源であり、既にバチカンですら死んだ行為を彼らは原理主義的になって残虐性を増している。」

「うん。そうだね。さっき、倒した連中は間違いなく裏で何か悪いことをしていそうな状況で非常に危ない状況が出ていると思ったから当然、私もやばいと思う。」

「それを『S・anon』という人もいるだろが、アメリカで話題になっている『P・anon』とは似て非なるものだと思った方が良いからな。」

「勿論。『anon』は『anonymous＝匿名』を略したものだが、『S・anon』は『Sairisuta Anon』の略だから当然、サイリスタ帝国の略になるよね?」

S・anonは頭文字から間違いなくサイリスタ帝国の連中だとわかる。
そして『P・anon』はそれを対向するための組織なのだと感じた。
だから俺は、ロシア語を取り入れながら詳しい説明をはじめ…、

「勿論だ。ロシア語で書き換えるとИмпериское Спайристы Страна.になるわけだから、そんな奴らを信用できるわけない。ましてや『Голбки』な聖職者だから当然、それを否定する事は当然だと思うな。」

と語った。
するとクリアーナが…、

「成程。確かにそれはわかるね。奴らは手段の為なら嘘を平気で付き添うだもの。」

と、語り俺は…、

「そうだね。あぁいう連中は権力と金だけですべてが左右され、非常におかしな行動に出てしまうのはだれが見ても当然だと思うのが当たり前だ。」

と、語った。
それを聞いたクリアーナは危機意識をあらわにして…、

「そうだね。信雄さん。私は奴らをこのまま野放しにしていると本当に非常に危ない雰囲気を感じる。だから連中をこれから一気に討伐する為に、できる限りのことを進めて行けばよいと思うね。」

「成程。それは確かに言えるかもしれん。」

と彼らを倒す準備を整えた。

俺は連中が野放しにすれば非常にやばいと思いながら連中を倒す為の行動を移動しようと思い、これから俺ができる事は連中の討伐以外になかった。

だから俺は、彼女に…、

「なぁ、クリアーナ。連中はどういう神経をしているのかわからない。けど、俺は奴らを討伐する際には冷酷な顔を見せないと逆に殺されてしまうから、それを忘れるなよ。」

「うん。ありがとう。信雄さん。」

俺は彼女の顔を見てこんなに明るくてきれいな顔をしている様子を見ると本当に彼女がこんなに強い目をしている様子に凄く驚愕した。

けど、俺は彼女がこういう目をしているからこそきっと支えたくなる状況が非常に多くあると思っている。
だから俺ができる事はできるだけ彼女を救い出す事であり、彼女の目を見ていると俺は彼女なら俺がいなくなってもきっとこの世界と向こうの世界を救い出せると思いながら、俺は彼女を信用した。

「よし。行こうか。」

「うん。そうだね。信雄さん。」

俺は彼女の目を見てこれから俺ができる事は彼女と共にサイリスタ帝国の聖職者を倒す事を目標にしながら、彼女と共に聖職者討伐を決意して残党を倒そうと決意した。
すると、誰かが後ろからやって来たので俺は即座に反応した。

「信雄殿。クリアーナ殿。どうやら、ソチからだいぶ南に位置するイラクでサイリスタ帝国が大規模なテロを予告している。君達2人で着てほしい。だから連中を倒す為に、どうやって倒すか進めてほしい。」

「了解。俺は即材に行く準備は整っているから大丈夫だ。」

「了解。私もこれから直行するから安心して。」

「あぁ、でもクリアーナ。これから行く場所はムスリムが多い地区からこれからチャドルを巻いてきてほしい。」

「了解。私も知らなかったが、この世界にはムスリムがあるからそういう地区では女性の服を露出してはいけない場所もある事を知ったから大丈夫。」

俺は彼女がこんなにも強くなっている状況の中で彼女の着替えを待ってイラクへ向かう事にした。
おそらく、彼らはムスリムを大虐殺する可能性がある。

なぜなら、連中は間違いなくムスリムを大量虐殺するのは彼らがキリスト教原理主義の経典を受け継いでいるからに他ならない。

だから俺は急いで進んでいかないと彼らがイラクで大虐殺を起こしかねない。

現に、プロテスタントの影響が強いアメリカでは9・11自作自演テロからイラク戦争を起こす要因に繋がり、それでイラクの住民を虐殺している事が俺もわかっているからだ。
そう思いながら、クリアーナ野替えを待ってこれから急行しようと思った。

そうでないと連中が何か虐殺する恐れがあるから当然だと感じたから猶更だった。