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樹海での出会い
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ダンジョンから脱出してから1ヶ月が経った。
いまだに樹海から出れていない。
食料に関しては食べれる魔物を見つけて食料にしてるので今のところ問題はない。
「ナビ、まだ何か反応はないのか?」
『ありません』
この樹海の魔物だが鑑定してみると全てがそうだったわけではないが『竜の巣窟』の5階層目の魔物より強かった。
道中で大量に倒しているためいい経験値になっている。
カイザードラゴンを倒してかなりの経験値を手に入れた結果、今の俺のステータスはこんな感じだ。
日比谷蒼矢 16歳 人族
職業/鑑定士/レベル38
ステータス値
HP 1540/1540
MP 1740/1740
STR 1440
DEF 1340
SPE 1390
INT 1690
DEX 1590
スキル
鑑定5、格闘術7、投擲術4、言語理解
魔法適性
なし
アナザースキル
向量操作
異界具
ナビ
最初に比べれば雲泥の差だ。
この樹海の魔物をカイザードラゴンを倒した時ほどの威力ではないが同じような方法で石を投げて倒していたらいつの間にか投擲術のレベルが2上がっていた。
「はぁ、この樹海から出るのはいつになるのやら……」
『マスター、人の声を聞き取りました』
「なに!?どこだ!」
『前方500メートルです。他にも複数の音が聞き取れます。おそらく魔物に襲われているかと』
それを聞いて、俺は誘導を使って高速で移動する。
走る際、地面を蹴った時にそのまま地面に逃げてしまうエネルギーを自分に向け、それらのエネルギーを一点に集中し推進力にすることによって高速で移動できるようになった。
だが早く移動しすぎて障害物にぶつかったら元も子もないので、自分の体の感覚器官→脊髄→脳→脊髄→運動器官へと流れる電気信号の流れを誘導を使って速くすることにより反応速度を上げている。
この使い方は樹海で編み出した物で他にもまだまだある。
移動速度、反応速度を上げて木々のあいだを縫うようにして高速で移動し、人のいる場所へと急ぐ。
今の俺は多分、毎秒50メートル以上の速度で移動してるためすぐにその場所へ着くだろう。
(よし!見えた!)
すぐに人らしきものが見えてきた。
だがそのほとんどはゴブリンで、様子を見た感じ人を襲っているようだ。
ナビの言ってた通りだな。
襲われているのは頭に狐の耳が、尾骶骨あたりに狐の尻尾が付いている少女だった。
腰を抜かしているようで、逃げたくても思うように距離が取れないみたいだ。
見た感じゴブリンの数は6体。
なぜあんな無駄に多い数でいたいけな少女1人を襲おうとしているのかは疑問に思うが、今は少女を助けることが最優先だ。
まだ距離がありゴブリン共は俺に気付いていないため仕掛けることにする。
俺は走りながら石を拾い自分の推進力にしていたエネルギーを少し乗せてゴブリンめがけて投げる。
石は高速で飛んで行き、そのままゴブリンの心臓を貫いて命を奪う。
残ったゴブリン5体は急に起こったことに理解が追いついていないようで混乱している。
まだバレていないので二回、三回とさっきと同じ方法で石を投げてさらに二体を討伐する。
ようやくゴブリンは俺に気づき汚い声を上げてこっちに向かってくる。
俺は勢いそのまま一番前にいたゴブリンめがけて跳び膝蹴りをする。
その際に移動してた時の推進力を全て跳び膝蹴りに乗せる。
そして跳び膝蹴りでゴブリンにぶつかった際の反動を反射を使って反射し自分に反動はこないようにする。
モロに顔面に食らったゴブリンは顔が陥没しさらに後方へと吹き飛ばされる。
残った二体が俺に向かって短剣や棍棒を振り下ろしてくるのでそれを反射を使って即座にに反射する。
攻撃を反射されたゴブリンは反射されたエネルギーによって腕が折られる。
反射された隙を逃さずに俺は片方に左足で前蹴り、もう片方を右手で殴りそれら全ての反動を反射し、さらに俺が攻撃した際に生じたエネルギーを一点に集中して吹き飛ばす。
元々のステータスに差があったのでゴブリンはそれで息絶えた。
『マスター、ゴブリンの全滅を確認しました。今のところ周囲に魔物はいないようです』
「よし」
俺はナビから周囲に魔物がいないことを聞くと少女の方へと歩いていく。
少女は俺のことをずっと見ている。
(……なにを考えているんだ?)
少女のもとまで歩いていくと俺はしゃがんで目線の高さを少女に合わせる。
少女の服装はボロ布でできた貫頭衣のようなものでみすぼらしい。
「えっと…、俺の名前は蒼矢って言うんだ。君の名前は?」
「……ルミナ…」
めっちゃ警戒されてる。
『おそらくマスターの戦闘を見て自分も殺されると思っているのではないのでしょうか』
(えぇ……)
ナビの返答に俺は頭を抱えたくなる。
「……ルミナのこと殺さないの?」
「殺さないよ」
「本当なの?」
「本当だよ」
俺がそういうと少女はしばらく俺のことジィ~っと見つめた。
グゥゥゥ~
するとどこからか音が聞こえてきた。
少女を見てみると顔を赤くして俯いている。
どうやらさっきのはこの子のお腹の音だったようだ。
「お腹が空いているのか?」
「……空いてないの」
強がってはいるが実際のところは腹が減っている筈だ。
「今から飯にしようと思うんだが一緒に食べるか?」
「……」
少女は悩んでいるようだ。
(ナビ、ここは安全か?)
『物音を立てなければ安全かと』
「よしっ!ちょっとここで待っててくれ」
「?」
俺はその場の安全をナビに確認した後その場を離れた。
5分後。
俺は大きな鹿の魔物を引き摺って少女がいた場所に戻ってきた。
ステータスが高いおかげでなんとか引き摺れている。
「ふぅ、ホーンディアがいてよかった」
この魔物の名前はホーンディアといい大きなツノを持つ巨大な鹿の魔物だ。
突進で攻撃してくるが反射を使えば自滅するので狩るのが楽だった。
俺は再度少女のところに行ってしゃがむ。
「俺は今からこの魔物を解体した後焼いて食べようと思うんだけど、量が多くて1人じゃ食べきれないんだよね。よかったら手伝ってくれないかな?」
「食べていいの?」
「もちろん。ていうか俺1人で食べるのは君に申し訳ないから」
「後で殺したりしないの?」
「しないってば」
「……じゃあ食べるの」
少女、ルミナはその場から立ち上がって俺の方に歩いてきた。
その後俺は投げナイフを使って解体を始める。
解体する用のものではないので時間がかかるが仕方がない。
解体が終わった頃には日が暮れ始めていた。
まぁ、解体をするといつもこうなるので別にいいが。
日が暮れ始めたので木の枝を集めて火を起こす準備をする。
焚き火をするために木の枝を積み上げる。
積み上げた後、両手に投げナイフを持ち、刃の金属の部分を打ちつけて火花を発生させる。
発生した火花を誘導を使って集めて火種にし、あらかじめ集めていたそこら辺に落ちていた松ぼっくりみたいなのに作った火種を使って着火する。
この松ぼっくりもどきはよく燃えるから火をつける際に便利だ。
松ぼっくりによって大きくなった火を、松ぼっくりから積み上げた木の枝に移す。
これで焚き火はできた。
切り分けた肉を木の枝に刺し、枝の下の部分を下にして焚き火の周りに2本刺して焼く。
しばらく時間が経って肉が焼けたので焼けた肉が刺さった木の枝を地面から抜き、片方を隣に座っているルミナに渡す。
「はい、焼けたよ」
「ありがとうなの」
「熱いから気をつけて食べろよ」
「はいなの」
そう言ってルミナは肉に噛みつく。
辺りはもう真っ暗だが焚火のおかげで俺とルミナがいる場所は明るい。
(ナビ。何か音がしたら教えてくれ)
『わかりました』
ナビにそう指示して俺も肉を食べ始める。
ホーンディアの肉は焼いただけでも旨いのでルミナもいる今はこいつが狩れてよかった。
何口が食べてルミナの方を見るともう食べ終わっていた。
手に残った枝を物足りなそう表情で見ている。
この様子を見れば流石に察しがつく。
「食べるか?」
まだ少ししか食べていない肉をルミナに差し出す。
「いいの?」
「肉はまた焼けばいい。それにあんまり腹減ってないから」
「……わかったの。ありがとうなの」
「どういたしまして」
ルミナは俺から肉を受け取り食べ始めた。
俺はまた肉を木の枝に刺して焼く。
肉を焼き終わって食べていると俺が渡した肉を食べ終えたルミナが船を漕ぎ出し始めていた。
この樹海は夜は冷えるのでこのまま寝たら風邪をひくかもしれない。
そう思い俺はアイテムボックスから俺がダンジョンに備えて入れていた一枚しかない毛布を取り出して、それをルミナにかける。
「そのまま寝たら風邪をひくかもしれないからこれを巻いておけ」
「あなたはどうするの?」
「コートを着てるから大丈夫だよ」
これは嘘。
本当は誘導で焚火の熱エネルギーを利用して暖をとっている。
「寝ないの?」
「見張りが必要だからね。俺が見張っておくから寝てていいよ」
ルミナが聞いてきたので俺はそう答える。
「…じゃあ、おやすみなの」
ルミナはそう言ってポスっと音を立てて俺に寄りかかるようにして寝た。
これは少しは信頼してくれたってことか?
俺はルミナを起こさないように気をつけて見張りをした。
いまだに樹海から出れていない。
食料に関しては食べれる魔物を見つけて食料にしてるので今のところ問題はない。
「ナビ、まだ何か反応はないのか?」
『ありません』
この樹海の魔物だが鑑定してみると全てがそうだったわけではないが『竜の巣窟』の5階層目の魔物より強かった。
道中で大量に倒しているためいい経験値になっている。
カイザードラゴンを倒してかなりの経験値を手に入れた結果、今の俺のステータスはこんな感じだ。
日比谷蒼矢 16歳 人族
職業/鑑定士/レベル38
ステータス値
HP 1540/1540
MP 1740/1740
STR 1440
DEF 1340
SPE 1390
INT 1690
DEX 1590
スキル
鑑定5、格闘術7、投擲術4、言語理解
魔法適性
なし
アナザースキル
向量操作
異界具
ナビ
最初に比べれば雲泥の差だ。
この樹海の魔物をカイザードラゴンを倒した時ほどの威力ではないが同じような方法で石を投げて倒していたらいつの間にか投擲術のレベルが2上がっていた。
「はぁ、この樹海から出るのはいつになるのやら……」
『マスター、人の声を聞き取りました』
「なに!?どこだ!」
『前方500メートルです。他にも複数の音が聞き取れます。おそらく魔物に襲われているかと』
それを聞いて、俺は誘導を使って高速で移動する。
走る際、地面を蹴った時にそのまま地面に逃げてしまうエネルギーを自分に向け、それらのエネルギーを一点に集中し推進力にすることによって高速で移動できるようになった。
だが早く移動しすぎて障害物にぶつかったら元も子もないので、自分の体の感覚器官→脊髄→脳→脊髄→運動器官へと流れる電気信号の流れを誘導を使って速くすることにより反応速度を上げている。
この使い方は樹海で編み出した物で他にもまだまだある。
移動速度、反応速度を上げて木々のあいだを縫うようにして高速で移動し、人のいる場所へと急ぐ。
今の俺は多分、毎秒50メートル以上の速度で移動してるためすぐにその場所へ着くだろう。
(よし!見えた!)
すぐに人らしきものが見えてきた。
だがそのほとんどはゴブリンで、様子を見た感じ人を襲っているようだ。
ナビの言ってた通りだな。
襲われているのは頭に狐の耳が、尾骶骨あたりに狐の尻尾が付いている少女だった。
腰を抜かしているようで、逃げたくても思うように距離が取れないみたいだ。
見た感じゴブリンの数は6体。
なぜあんな無駄に多い数でいたいけな少女1人を襲おうとしているのかは疑問に思うが、今は少女を助けることが最優先だ。
まだ距離がありゴブリン共は俺に気付いていないため仕掛けることにする。
俺は走りながら石を拾い自分の推進力にしていたエネルギーを少し乗せてゴブリンめがけて投げる。
石は高速で飛んで行き、そのままゴブリンの心臓を貫いて命を奪う。
残ったゴブリン5体は急に起こったことに理解が追いついていないようで混乱している。
まだバレていないので二回、三回とさっきと同じ方法で石を投げてさらに二体を討伐する。
ようやくゴブリンは俺に気づき汚い声を上げてこっちに向かってくる。
俺は勢いそのまま一番前にいたゴブリンめがけて跳び膝蹴りをする。
その際に移動してた時の推進力を全て跳び膝蹴りに乗せる。
そして跳び膝蹴りでゴブリンにぶつかった際の反動を反射を使って反射し自分に反動はこないようにする。
モロに顔面に食らったゴブリンは顔が陥没しさらに後方へと吹き飛ばされる。
残った二体が俺に向かって短剣や棍棒を振り下ろしてくるのでそれを反射を使って即座にに反射する。
攻撃を反射されたゴブリンは反射されたエネルギーによって腕が折られる。
反射された隙を逃さずに俺は片方に左足で前蹴り、もう片方を右手で殴りそれら全ての反動を反射し、さらに俺が攻撃した際に生じたエネルギーを一点に集中して吹き飛ばす。
元々のステータスに差があったのでゴブリンはそれで息絶えた。
『マスター、ゴブリンの全滅を確認しました。今のところ周囲に魔物はいないようです』
「よし」
俺はナビから周囲に魔物がいないことを聞くと少女の方へと歩いていく。
少女は俺のことをずっと見ている。
(……なにを考えているんだ?)
少女のもとまで歩いていくと俺はしゃがんで目線の高さを少女に合わせる。
少女の服装はボロ布でできた貫頭衣のようなものでみすぼらしい。
「えっと…、俺の名前は蒼矢って言うんだ。君の名前は?」
「……ルミナ…」
めっちゃ警戒されてる。
『おそらくマスターの戦闘を見て自分も殺されると思っているのではないのでしょうか』
(えぇ……)
ナビの返答に俺は頭を抱えたくなる。
「……ルミナのこと殺さないの?」
「殺さないよ」
「本当なの?」
「本当だよ」
俺がそういうと少女はしばらく俺のことジィ~っと見つめた。
グゥゥゥ~
するとどこからか音が聞こえてきた。
少女を見てみると顔を赤くして俯いている。
どうやらさっきのはこの子のお腹の音だったようだ。
「お腹が空いているのか?」
「……空いてないの」
強がってはいるが実際のところは腹が減っている筈だ。
「今から飯にしようと思うんだが一緒に食べるか?」
「……」
少女は悩んでいるようだ。
(ナビ、ここは安全か?)
『物音を立てなければ安全かと』
「よしっ!ちょっとここで待っててくれ」
「?」
俺はその場の安全をナビに確認した後その場を離れた。
5分後。
俺は大きな鹿の魔物を引き摺って少女がいた場所に戻ってきた。
ステータスが高いおかげでなんとか引き摺れている。
「ふぅ、ホーンディアがいてよかった」
この魔物の名前はホーンディアといい大きなツノを持つ巨大な鹿の魔物だ。
突進で攻撃してくるが反射を使えば自滅するので狩るのが楽だった。
俺は再度少女のところに行ってしゃがむ。
「俺は今からこの魔物を解体した後焼いて食べようと思うんだけど、量が多くて1人じゃ食べきれないんだよね。よかったら手伝ってくれないかな?」
「食べていいの?」
「もちろん。ていうか俺1人で食べるのは君に申し訳ないから」
「後で殺したりしないの?」
「しないってば」
「……じゃあ食べるの」
少女、ルミナはその場から立ち上がって俺の方に歩いてきた。
その後俺は投げナイフを使って解体を始める。
解体する用のものではないので時間がかかるが仕方がない。
解体が終わった頃には日が暮れ始めていた。
まぁ、解体をするといつもこうなるので別にいいが。
日が暮れ始めたので木の枝を集めて火を起こす準備をする。
焚き火をするために木の枝を積み上げる。
積み上げた後、両手に投げナイフを持ち、刃の金属の部分を打ちつけて火花を発生させる。
発生した火花を誘導を使って集めて火種にし、あらかじめ集めていたそこら辺に落ちていた松ぼっくりみたいなのに作った火種を使って着火する。
この松ぼっくりもどきはよく燃えるから火をつける際に便利だ。
松ぼっくりによって大きくなった火を、松ぼっくりから積み上げた木の枝に移す。
これで焚き火はできた。
切り分けた肉を木の枝に刺し、枝の下の部分を下にして焚き火の周りに2本刺して焼く。
しばらく時間が経って肉が焼けたので焼けた肉が刺さった木の枝を地面から抜き、片方を隣に座っているルミナに渡す。
「はい、焼けたよ」
「ありがとうなの」
「熱いから気をつけて食べろよ」
「はいなの」
そう言ってルミナは肉に噛みつく。
辺りはもう真っ暗だが焚火のおかげで俺とルミナがいる場所は明るい。
(ナビ。何か音がしたら教えてくれ)
『わかりました』
ナビにそう指示して俺も肉を食べ始める。
ホーンディアの肉は焼いただけでも旨いのでルミナもいる今はこいつが狩れてよかった。
何口が食べてルミナの方を見るともう食べ終わっていた。
手に残った枝を物足りなそう表情で見ている。
この様子を見れば流石に察しがつく。
「食べるか?」
まだ少ししか食べていない肉をルミナに差し出す。
「いいの?」
「肉はまた焼けばいい。それにあんまり腹減ってないから」
「……わかったの。ありがとうなの」
「どういたしまして」
ルミナは俺から肉を受け取り食べ始めた。
俺はまた肉を木の枝に刺して焼く。
肉を焼き終わって食べていると俺が渡した肉を食べ終えたルミナが船を漕ぎ出し始めていた。
この樹海は夜は冷えるのでこのまま寝たら風邪をひくかもしれない。
そう思い俺はアイテムボックスから俺がダンジョンに備えて入れていた一枚しかない毛布を取り出して、それをルミナにかける。
「そのまま寝たら風邪をひくかもしれないからこれを巻いておけ」
「あなたはどうするの?」
「コートを着てるから大丈夫だよ」
これは嘘。
本当は誘導で焚火の熱エネルギーを利用して暖をとっている。
「寝ないの?」
「見張りが必要だからね。俺が見張っておくから寝てていいよ」
ルミナが聞いてきたので俺はそう答える。
「…じゃあ、おやすみなの」
ルミナはそう言ってポスっと音を立てて俺に寄りかかるようにして寝た。
これは少しは信頼してくれたってことか?
俺はルミナを起こさないように気をつけて見張りをした。
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