上 下
30 / 48
シマメ国での冒険!

獣人国、パイライト

しおりを挟む
宝石ができるのは初めてみたけど、すごい!
シャーマナイトって、真っ黒い宝石だよね?
「これが、宝石?」
「うん!すごいね!」
これで、獣人国に行かなくて済むのかな?
でも行きたかったな。
シャーマのお母さんとお父さんにも会いたかったし。
「アクアマリン、お兄さん達のこと置いて行ってたけど、いいの?」
「あ!そうだった!」
やっばい!兄様達に怒られちゃう!いや、もう怒ってるかな?
何回かみたことあるけど、空間魔法テレポート、使えるかな?
《使えるよ!》
考えてると、ウサギの姿になった琥珀が急に現れた。
「わ!琥珀!」
「その子が君の宝石獣クリスタルアニマル?」
「多分?私のお友達だよ!」
《この子も契約者なんだ!》
(うん!)
「シャーマ、この琥珀がね、私空間魔法テレポート使えるって言ってた!」
「すごいね!」
「じゃあシャーマの手、繋ぐね!」
「うん!」
私はシャーマの手を繋ぎ、【空間魔法テレポート】と、唱えた。
「「アクアマリン!」」
「「「アクアマリンちゃん!」」」
すると、気づいたら兄様達が目の前に立っていて、街の中にいた。
「に、にいさまあ!」
私は兄様に抱きついた。
「アクアマリンは、本当に可愛いね。そういえば、その子は誰?」
あ、シャーマのこと紹介しなくちゃ!
「こんにちは。僕はパイライト獣人国の皇太子、シャーマナイト ムーティヒ パイライトです。」
シャーマ、すごい。
兄様達みたいにちゃんとお辞儀してる!
「僕は、えっと…」
「兄様、もう言っといたから大丈夫よ!」
「あ、わかった。僕は200年後のネフライト国皇太子、ペリドット ホピン ネフライト。」
「僕は、200年後のネフライト国第2皇子、アメジスト シンセーロ ネフライト。」
私も、挨拶した方がいいよね?
「私は、200年後のネフライト国第一皇女、アクアマリン ピンクダイアナ ネフライトでしゅ!」
誕生日の日死ぬほどやっておいてよかったー!
「シャーマ、久しぶり。」
もしかして、シャーマとフローラさんってお友達!?
「ふう姉、お久しぶりです!」
フローラさんはシャーマの頭を撫でた。
「シャーマ皇太子殿下、僕は、200年後のシマメ国皇太子、トウキ フェリチタ シマメです。」
「私は、200年後のシマメ国第一皇女、ホタル アキュメン シマメでしゅ!」
ホタルちゃんもお辞儀やってる!
「そうだ!アクアマリンちゃんに恩返しがしたいから、今からパイライト獣人国、来る?」
「「いいの!?」」
「いいよ!ちょうど空間魔法テレポート用の水晶玉を持ってるから!みんな、これに手を乗っけて!」
私たちはシャーマに言われた通り、水晶玉に手を乗っけた。
「パイライトへ、ごしょうたーい!」
一瞬周りが光り、気づいたら私たちは綺麗な海の目の前にある砂浜に立っていた。
「ここが、パイライト獣人国?」
ペリドット兄様が困惑したような顔で聞く。
「あ、ちょっとずれちゃったみたいです。でも、ここは皇宮の近くにある湖ですね!すぐに皇宮へ向かいましょう!」
なんだかんだで、パイライト国へ到着!
気を取り直して、シャーマのお母さんとお父さんに会いに、レッツゴー!
しおりを挟む
感想 9

あなたにおすすめの小説

薬術の魔女の結婚事情【リメイク】

しの
恋愛
『身分を問わず、魔力の相性が良い相手と婚姻すべし』  少子高齢化の進む魔術社会でそんな法律が出来る。それは『相性結婚』と俗世では呼称された。  これは法律に巻き込まれた、薬術が得意な少女の物語—— —— —— —— —— ×以下 中身のあらすじ× ××  王家を中心に複数の貴族家で構成されたこの国は、魔獣の襲来などはあるものの隣国と比べ平和が続いていた。  特出した育児制度も無く労働力は魔術や魔道具で補えるので子を増やす必要が少なく、独り身を好む者が増え緩やかに出生率が下がり少子高齢化が進んでいた。  それを危惧した政府は『相性結婚』なる制度を作り上げる。  また、強い魔力を血筋に取り込むような婚姻を繰り返す事により、魔力の質が低下する懸念があった。その為、強い血のかけあわせよりも相性という概念での組み合わせの方が、より質の高い魔力を持つ子供の出生に繋がると考えられたのだ。  しかし、魔力の相性がいいと性格の相性が良くない事が多く、出生率は対して上がらずに離婚率をあげる結果となり、法律の撤廃が行われようとしている間際であった。  薬作りが得意な少女、通称『薬術の魔女』は、エリート学校『魔術アカデミー』の薬学コース生。  第四学年になった秋に、15歳になると検討が始まる『相性結婚』の通知が届き、宮廷で魔術師をしているらしい男と婚約する事になった。  顔合わせで会ったその日に、向こうは「鞍替えしても良い」「制度は虫よけ程度にしか使うつもりがない」と言い、あまり乗り気じゃない上に、なんだかただの宮廷魔術師でもなさそうだ。  他にも途中で転入してきた3人もなんだか変なやつばっかりで。  こんな感じだし、制度はそろそろ撤廃されそうだし。アカデミーを卒業したら制度の通りに結婚するのだろうか。  これは、薬術の魔女と呼ばれる薬以外にほとんど興味のない(無自覚)少女と、何でもできるが周囲から認められず性格が歪んでしまった魔術師の男が制度によって出会い、互いの関係が変化するまでのお話。

脇役だったはずですが何故か溺愛?されてます!

紗砂
恋愛
乙女ゲーム『エデンの花園』に出てくる主人公……の、友人海野咲夜。 前世の記憶というものを取り戻した咲夜はある未来のために奮闘する。 だって、だってですよ? この友人役、必ず死ぬんですよ? 主人公を庇って死んじゃうんですよ? ……折角の2度目の人生、そうそうに死んでたまるかぁぁぁ!! という思いから行動した結果、何故か私を嫌っている筈だった兄が重度のシスコンと化していたり、攻略対象者の1人がすでに他の令嬢と婚約していたり……更には何故か私のファンクラブまで出来てるんですけどっ!? 脇役転生の改稿版

エンジェリカの王女

四季
ファンタジー
天界の王国・エンジェリカ。その王女であるアンナは王宮の外の世界に憧れていた。 ある日、護衛隊長エリアスに無理を言い街へ連れていってもらうが、それをきっかけに彼女の人生は動き出すのだった。 天使が暮らす天界、人間の暮らす地上界、悪魔の暮らす魔界ーー三つの世界を舞台に繰り広げられる物語。 著作者:四季 無断転載は固く禁じます。 ※この作品は、2017年7月~10月に執筆したものを投稿しているものです。 ※この作品は「小説カキコ」にも掲載しています。 ※この作品は「小説になろう」にも掲載しています。

俺と幼女とエクスカリバー

鏡紫郎
ファンタジー
憧れた世界で人をやめ、彼女と出会い、そして俺は初めてあたりまえの恋におちた。 見知らぬ少女を助け死んだ俺こと明石徹(アカシトオル)は、中二病をこじらせ意気揚々と異世界転生を果たしたものの、目覚めるとなんと一本の「剣」になっていた。 最初の持ち主に使いものにならないという理由であっさりと捨てられ、途方に暮れる俺の目の前に現れたのは……なんと幼女!? しかもこの幼女俺を復讐のために使うとか言ってるし、でもでも意思疎通ができるのは彼女だけで……一体この先どうなっちゃうの!? 剣になった少年と無口な幼女の冒険譚、ここに開幕

神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました

Miki
ファンタジー
学校が終わりバイトに行く途中、子供を助けて代わりに死んでしまった。 実は、助けた子供は別の世界の神様でお詫びに自分の世界に転生させてくれると言う。 何か欲しい能力があるか聞かれたので希望をいい、いよいよ異世界に転生すると・・・・・・ 何故か神獣に転生していた! 始めて書いた小説なので、文章がおかしかったり誤字などあるかもしてませんがよろしくお願いいたします。 更新は、話が思いついたらするので早く更新できる時としばらく更新てきない時があります。ご了承ください。 人との接し方などコミュニケーションが苦手なので感想等は返信できる時とできない時があります。返信できなかった時はごめんなさいm(_ _)m なるべく返信できるように努力します。

転生することになりました。~神様が色々教えてくれます~

柴ちゃん
ファンタジー
突然、神様に転生する?と、聞かれた私が異世界でほのぼのすごす予定だった物語。 想像と、違ったんだけど?神様! 寿命で亡くなった長島深雪は、神様のサーヤにより、異世界に行く事になった。 神様がくれた、フェンリルのスズナとともに、異世界で妖精と契約をしたり、王子に保護されたりしています。そんななか、誘拐されるなどの危険があったりもしますが、大変なことも多いなか学校にも行き始めました❗ もふもふキュートな仲間も増え、毎日楽しく過ごしてます。 とにかくのんびりほのぼのを目指して頑張ります❗ いくぞ、「【【オー❗】】」 誤字脱字がある場合は教えてもらえるとありがたいです。 「~紹介」は、更新中ですので、たまに確認してみてください。 コメントをくれた方にはお返事します。 こんな内容をいれて欲しいなどのコメントでもOKです。 2日に1回更新しています。(予定によって変更あり) 小説家になろうの方にもこの作品を投稿しています。進みはこちらの方がはやめです。 少しでも良いと思ってくださった方、エールよろしくお願いします。_(._.)_

ボーンネル 〜辺境からの英雄譚〜

ふーみ
ファンタジー
大陸の端に存在する小国、ボーンネル。 バラバラとなったこの国で少女ジンは多くの仲間とともに建物を建て、新たな仲間を集め、国を立て直す。 そして同時にジンを中心にして世界の歯車は動き出そうとしていた。 これはいずれ一国の王となる少女の物語。

バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話

紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界―― 田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。 暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。 仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン> 「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。 最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。 しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。 ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと―― ――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。 しかもその姿は、 血まみれ。 右手には討伐したモンスターの首。 左手にはモンスターのドロップアイテム。 そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。 「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」 ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。 タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。 ――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――

処理中です...