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三章【転校生襲来】

お前ら情報網教えろ下さい

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皆様こんばんは。アリア・ローゼリッタです。やっと寮に戻って来れました。今日の朝までずっと保健室に居ましたからね…ですが勉強とかも暫くドクターストップなので、何をして過ごそうか悩んでいます。


「ただいまです」


「アリィ!!お帰りぃ!」


「お帰り、待ってたよ」


あ、本当に部屋を暖かくしてくれてますね…それにやっぱり2人がいるとホッとします。


「ちゃんとアリィのベッドとか、綺麗にしてあるからね!お菓子もお茶も揃ってるよ!」


「部屋の掃除もちゃんとしてあるから、快適に過ごせると思うんだけど…」


「ありがとうございます。2人の気遣い、凄く嬉しいです」


見慣れた部屋に見慣れた2人。結構長い間帰ってこれていなかったにも関わらず、最後に見た時と全く変わっていないベッド。其処から2人の気遣いがひしひしと伝わってきます。


「ミィ君から聞いたけど、暫くお勉強お休みなんでしょ?だったら沢山お話ししようね」


「明日は授業あるから、遅くまでとはいかないけど、アリアの体調が良ければ、私も話したいかな」


「勿論です。2人のクラスの事とか聞きたいですし」


私の言葉に2人がハッとした様に顔を見合わせました。え、何ですか?聞いちゃダメだったんですかね?


「アリィ、着痩せするってバレたの本当?」


「何処様からの情報ですか?少しその方とお話ししたいんですけれど」


「アリアのクラス、仮装喫茶だもんね。それは着替えるか…」


いやいや、何でお2人そんなに険しい顔してるんですか?確かに不本意にバレましたけど。マギィに注意した所為で肯定の意になっちゃいましたけど。


「アリィスタイル良いのに、更にそれがバレたんだもん!私達の特権だと思ってたのにぃ」


「何が特権ですか?」


「アリィの全身くまなく知ってるのは私達でしょ?」


誤解を与える言い方止めて貰っても?確か何回か一緒にお風呂とか入ってますけど、それだけですよね?


「運動する時困りそうだよね。そう考えると、アリアは大変そう」


「別に其処までですけど…」


「だってアリィ私達の中で1番細いのに大きいんだもん。不公平じゃない?」


知りませんって。私だって好きでこの大きさな訳じゃ無いですし、何ならなんでこの話題続いてるんですか?


「まあ、アリアの仮装東の地域の伝統衣装の1つらしいから、目立ちはしないだろうけど…」


「変な目で見られたら私達に言うんだよぉ?」


「分かりました。でも何で私の仮装まで知ってるんですか貴女達」


本当に情報網謎いですし謎に的確ですし。て言うかさっきから私とても恥ずかしいんですけどね!?


〈〈〈お前ら情報網教えろ下さい!!!〉〉〉
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