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参章 芸術の国・アーティオン
十三話、体鈍るからな!!
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「本当にいいのかい?手伝って貰って」
「嗚呼!風華はあんま外出れないし、俺は動いてないと体が鈍っちまうからな!剣を扱う身として、それは避けたいし」
「オレサマも退屈なのは嫌いじゃ!」
デュースが森に薪用の木を集めに行くらしいから俺とレオンも付いて行く事にした。万が一にも風華は嫌な思いをしない様に今日はマキアと留守番をしてる!シャーリーとエニシャと手伝いをするらしい。
「そうか、ライハは剣技を扱うんだったね。是非今度見せて欲しいな」
「そんくらいなら全然いいぜ!そうだ、明日辺りに風華達ともう一回街の方に出てみようと思ってんだ。折角の祭りだからな」
「そうかい…気をつけるんだよ。楽しいお祭りだけど、その分いつもより悪意が活発になってしまうから」
昨日の夜に皆で話し合ってもう一回街に行って祭りを楽しもうって決めたんだ!楽しい祭りだって言われたし、何より折角キャシーが作ってくれた衣装もある。楽しまなきゃ損だからな!
「この辺りは辺鄙な場所だからね。人も来ないから何かあればすぐに戻っておいで。勿論、何事も無く笑顔で帰って来てくれるのが一番なのだけど。ライハ達はいつまで此処に居る予定だい?」
「んー、決めてない。前の国は色々依頼が立て込んで結構居たんだけど…その都度変わる。こっちも依頼が増えれば滞在も長くなるし、最短だと祭りが終わってからかな」
「そうなのか。此処も良い思い出が出来ると良いんだけどね」
普通に良い思い出は出来てるけどな。キャシーに風華とお揃いの服を作って貰った事もそうだし、デュース達に会えた事もそうだ。
「もう出来てんよ。安心しとけ、俺達は底辺の中の底辺知ってるからな。こんくらいじゃ根を上げん」
「オレサマも楽しい!キョーカイは初めて来たからな!」
「そうか…凄いな、君達は」
そんな話をしながら短剣で手頃な枝を切る。これ初めて使うけどやっぱ良いな。今度ジェンキンスのオッサンに礼言いたいな。会えると良いんだが…
「ライハ、飽きたのじゃ」
「頑張れよ。沢山拾えば風華が誉めてくれるかもしんねーぞ」
「…!いっぱい拾う!!」
レオンを動かす魔法の言葉、風華。ったく何で此奴はこんなに風華に懐いてんだか…風華は精霊使いであって猛獣使いじゃねえんだわ。
「デュース、勝手にやってるけどこんな感じでいいのか?」
「うん、上出来だよ。後で薪割りも手伝って貰って良いかい?」
「嗚呼、最初からそのつもりだ」
さてと、ササっと片付けて風華達の飯を食いたいもんだぜ。今日の飯は何かな~。
「嗚呼!風華はあんま外出れないし、俺は動いてないと体が鈍っちまうからな!剣を扱う身として、それは避けたいし」
「オレサマも退屈なのは嫌いじゃ!」
デュースが森に薪用の木を集めに行くらしいから俺とレオンも付いて行く事にした。万が一にも風華は嫌な思いをしない様に今日はマキアと留守番をしてる!シャーリーとエニシャと手伝いをするらしい。
「そうか、ライハは剣技を扱うんだったね。是非今度見せて欲しいな」
「そんくらいなら全然いいぜ!そうだ、明日辺りに風華達ともう一回街の方に出てみようと思ってんだ。折角の祭りだからな」
「そうかい…気をつけるんだよ。楽しいお祭りだけど、その分いつもより悪意が活発になってしまうから」
昨日の夜に皆で話し合ってもう一回街に行って祭りを楽しもうって決めたんだ!楽しい祭りだって言われたし、何より折角キャシーが作ってくれた衣装もある。楽しまなきゃ損だからな!
「この辺りは辺鄙な場所だからね。人も来ないから何かあればすぐに戻っておいで。勿論、何事も無く笑顔で帰って来てくれるのが一番なのだけど。ライハ達はいつまで此処に居る予定だい?」
「んー、決めてない。前の国は色々依頼が立て込んで結構居たんだけど…その都度変わる。こっちも依頼が増えれば滞在も長くなるし、最短だと祭りが終わってからかな」
「そうなのか。此処も良い思い出が出来ると良いんだけどね」
普通に良い思い出は出来てるけどな。キャシーに風華とお揃いの服を作って貰った事もそうだし、デュース達に会えた事もそうだ。
「もう出来てんよ。安心しとけ、俺達は底辺の中の底辺知ってるからな。こんくらいじゃ根を上げん」
「オレサマも楽しい!キョーカイは初めて来たからな!」
「そうか…凄いな、君達は」
そんな話をしながら短剣で手頃な枝を切る。これ初めて使うけどやっぱ良いな。今度ジェンキンスのオッサンに礼言いたいな。会えると良いんだが…
「ライハ、飽きたのじゃ」
「頑張れよ。沢山拾えば風華が誉めてくれるかもしんねーぞ」
「…!いっぱい拾う!!」
レオンを動かす魔法の言葉、風華。ったく何で此奴はこんなに風華に懐いてんだか…風華は精霊使いであって猛獣使いじゃねえんだわ。
「デュース、勝手にやってるけどこんな感じでいいのか?」
「うん、上出来だよ。後で薪割りも手伝って貰って良いかい?」
「嗚呼、最初からそのつもりだ」
さてと、ササっと片付けて風華達の飯を食いたいもんだぜ。今日の飯は何かな~。
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