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番外編
空腹
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いつもは人がいるベッドに滑り込む側だから、広いベッドにひとりで横になっているのは懐かしい気がした。
さっきまでは葡萄酒のグラスを手に久々の読書を楽しんでいたが、今は部屋を暗くし隣に入ってくる人物を待っている。
サイドテーブルに置いていたグラスを持ち上げたところで寝室のドアが開いた。
「オーウェン、起きてたの?」
「あぁ。お疲れ、ユキ」
近づいてきたユキの顔が、月の光でぼんやりと青白く浮かび上がる。
倒れ込むように横になった体をベッドが受け止めた。
「やっと横になれた……」
「疲れただろう」
「少しだけ。待っててくれてありがとう」
急に他国からの客人が二日後に城に来ることになり、ユキはその客人の情報、国の歴史や文化、流行などを急いで頭にいれることになってしまった。
これまでも慣れないパーティーや儀式のせいで疲労した顔は見てきたが、今も相当疲れた顔をしている。
疲れてベッドに来るであろうユキをどう癒そうかと、ひとりの時間で俺はそんなことばかり考えていた。
グラスを口に運んだ俺にユキが視線を向ける。
ユキの分も用意しようかと思ったところで気だるげにユキの体が起こされた。
「いつもは俺がオーウェンを待ってるから、なんかこのやりとり新鮮」
「そうだな」
不意に伸びてきた手が俺からグラスを奪う。
そのまま一口だけ中身を飲んだユキはすぐにグラスを返しまたベッドに沈んだ。
手に戻ったグラスを煽り中身を飲み干すとサイドテーブルに置く。
クッションに背中を預けていた体勢を変え、ユキに寄り添うように体をずらす。
さらに密着するため腰を引き寄せ手の甲でさらりと頬を撫でたが、ユキは閉じた瞼を開かなくて愕然とした。
「ユキ?」
「ん……なに?」
「寝るのか?」
「……寝ちゃだめだった?」
「いや、そんなことはない」
「おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
疲れているから仕方がないとわかっているものの、ユキを襲う眠気に残酷さを感じてしまう。
そんな俺に気づいているのか気づいていないのか、俺の体に擦り寄ってきたユキを抱きしめると重くもない瞼を無理やり閉じた。
「ふっ、んんっ、……ぅっ」
俺の体に跨ったユキが気持ちよさを隠しもしない表情で腰を振っていた。
何故か俺は体を動かすことができず、その光景を下から眺めている。
「あっあっ、んっ、あぁっ」
口から漏れでる甘い声を気にする様子もなく、とろりとした顔で俺を見つめるユキ。
「気持ち良いか?」
「ん、気持ち良い……気持ち良いよ、オーウェン」
俺の物を飲み込んで堪らない表情でそんなことを口にするユキに、めちゃくちゃに抱きたい欲求にかられる。
もっと気持ち良くなってほしい。
その一心で体を動かそうとしたところで、突然喘いでいたユキが消え、代わりに朝日の眩しさが目を刺激した。
「……」
勿体ない。ため息を吐きながら頭に浮かんだのはそんな感情だった。
少しうるさい心音をそのままに隣を見ればもうユキの姿はない。
いつもは自分がユキをベッドに残す側だから、不思議な気分だった。
寝室から移動するとユキはもう身支度を整えてソファに座っていた。
「あ、いま起こしに行こうかと思ってたんだ。おはよう、オーウェン」
「あぁ、おはよう」
ユキが起こしてくれるのならもう少し横になっていれば良かったかと思いながら座るユキに体を寄せる。
そんな俺にユキは驚きを顔に浮かべた。
「オーウェン? んっ」
唇を重ねて呼吸を奪う。
割って入った舌にユキが戸惑っているうちにその体をソファに倒し覆いかぶさった。
「まって、いま、ディランさんが」
ディランがなんだというのだ。
俺の胸を押し返すユキの力は弱い。
拒まれているわけでは無いのをいいことにキスを繰り返していると、閉まり切っていなかったらしい扉から声がかかった。
「ユキ様、朝食はこちらに……失礼致しました」
かけられた声に俺もユキも動きを止める。
ユキの顔はみるみるうちにさらに赤く染まった。
ディランは少し驚いたみたいだったがすぐに顔を背けて扉を閉めようとする。
「ディラン、朝食は少し遅くなる」
「かしこまりました」
返事をしたディランが扉を閉めると、ユキの首筋に顔を埋めた。
「俺、空腹なんだけど……」
「俺は昨夜からだ」
もしユキが嫌がるならいつでも行為をやめるつもりだ。
しかし俺の髪に指が差し込まれたのがわかると、舌の先で首筋をなぞる。
「ん」
鼻にかかった声が俺の熱を刺激する。
寝室から持ってきていた小瓶をそばのテーブルに置くと右手をシャツの中に侵入させ、そのすべらかな肌に這わせた。
脇腹を撫でると擽ったそうに体がよじられる。
左手もシャツの中に入れ、そのまま上に持っていくとシャツがめくれてユキの素肌が晒される。
「あっ」
左の人差し指で突起を刺激すると甘い声がもれて、口の端が持ち上がる。
首筋に這わせていた舌をゆっくり下に持っていき、鎖骨を唇で食む。
「んんっ」
左右の突起を同時に刺激すると、いっそう高い声が上がる。
ぎゅっと眉を寄せたユキに、腹の奥の熱が大きさを増した。
「ベッドのほうがいいか?」
「んっ、……いいよ、ここで」
ユキをベッドに運ぼうかと考えていたが、どうやらその必要は無いらしい。
一旦顔を離すと、ユキは少し息を乱れさせてぼうっと俺を見ていた。
ユキはよく俺から色気が溢れていると言うが、ユキの乱れた姿なんかには及ばない。
見てはいけないような気がするのに、目が吸い寄せられて離せなくなる。
「服を脱がすぞ」
ユキの艶っぽい表情を堪能しながら身にまとっている服を脱がせていく。
もう何度も裸を見ているというのに、ユキは恥ずかしそうに身じろいだ。
その反応が俺を喜ばせていることなど知らないのだろう。
服を脱がし終えると自分も纏っているものを脱いでいく。
テーブルに置いた小瓶を手に取り、中の液体をたっぷり手に出した。
「ユキ」
「……っ」
液体を纏わせた指を割れ目に滑らせる。
何度かそうして指を行き来していたが、ある一点を人差し指で押し込み刺激する。
そのままゆっくり指を進めせる俺に、ユキは恥ずかしさに耐えるようにぎゅっと目を閉じた。
「痛いか?」
「だい、じょうぶ……ふっ、ぅっ」
痛みがあればすぐに気づけるようユキの反応を見ながら指の本数を増やしていく。
俺の指で息を乱れさせるユキに喜びを感じながら中の動きを大きくし、抜き差しするスピードも早めた。
「あぁっ、ん、あっ」
気持ちよさを滲ませるユキに、もう大丈夫だろうと指を引き抜く。
ユキは目を開くととろんとしたままの視線を俺に向けた。
その視線を向けられる度に、早く早くと急いてしまう。
一旦落ち着こうと長く息を吐き出すと、十分すぎるほど硬くなった自身をユキにあてがった。
「入れるぞ」
「うん」
ユキが少しだけ顎を引いて頷いてから、ゆっくりと腰を進めた。
やはり指で解しても辛さはあるのか、ユキの眉が寄る。
「いったんやめるか?」
「ううん、そのまま、奥まで、きて」
痛みで顔を歪めているわけではないため、ユキの言葉を信じて慎重に進めていく。
根元までおさまると、ユキは嬉しそうに笑った。
「オーウェンこそ、そんなにゆっくりできつくないの?」
「俺は大丈夫だ」
「なんかいつも、大事にされてるなって実感する」
「それは良かった。いつでも大事にしたいと思っているからな」
ユキが視線で合図してきたのを確認して緩く腰を動かし始める。
ぬちぬちと落ちる音、ふたりの熱い吐息が充満する。
「んっ、んっ、んっ」
「はぁっ」
「あっ、……っ、あぁっ」
はじめはゆっくりだった動きも気持ちよさに促されて速さが増していく。
ユキは声を上げながら目を閉じて刺激に耐えていて、その様子にどうしようもなくそそられる。
「ユキっ」
「あ、あっ、はや、い」
腰を動かしながらたちあがっているユキのものを手で包む。
一瞬瞳が見開かれ、首がふるふると横に振られる。
「んっ、あぁっ、おーうぇんっ」
「……っ」
「あっ、ふっ、……っ、んんっ、ん」
ぎゅっと一層強く眉が寄せられ、手のなかのものが熱を吐き出す。
気持ちよさに体を震わせるユキに促されて、俺も堪えていたものを放った。
さっきまでは葡萄酒のグラスを手に久々の読書を楽しんでいたが、今は部屋を暗くし隣に入ってくる人物を待っている。
サイドテーブルに置いていたグラスを持ち上げたところで寝室のドアが開いた。
「オーウェン、起きてたの?」
「あぁ。お疲れ、ユキ」
近づいてきたユキの顔が、月の光でぼんやりと青白く浮かび上がる。
倒れ込むように横になった体をベッドが受け止めた。
「やっと横になれた……」
「疲れただろう」
「少しだけ。待っててくれてありがとう」
急に他国からの客人が二日後に城に来ることになり、ユキはその客人の情報、国の歴史や文化、流行などを急いで頭にいれることになってしまった。
これまでも慣れないパーティーや儀式のせいで疲労した顔は見てきたが、今も相当疲れた顔をしている。
疲れてベッドに来るであろうユキをどう癒そうかと、ひとりの時間で俺はそんなことばかり考えていた。
グラスを口に運んだ俺にユキが視線を向ける。
ユキの分も用意しようかと思ったところで気だるげにユキの体が起こされた。
「いつもは俺がオーウェンを待ってるから、なんかこのやりとり新鮮」
「そうだな」
不意に伸びてきた手が俺からグラスを奪う。
そのまま一口だけ中身を飲んだユキはすぐにグラスを返しまたベッドに沈んだ。
手に戻ったグラスを煽り中身を飲み干すとサイドテーブルに置く。
クッションに背中を預けていた体勢を変え、ユキに寄り添うように体をずらす。
さらに密着するため腰を引き寄せ手の甲でさらりと頬を撫でたが、ユキは閉じた瞼を開かなくて愕然とした。
「ユキ?」
「ん……なに?」
「寝るのか?」
「……寝ちゃだめだった?」
「いや、そんなことはない」
「おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
疲れているから仕方がないとわかっているものの、ユキを襲う眠気に残酷さを感じてしまう。
そんな俺に気づいているのか気づいていないのか、俺の体に擦り寄ってきたユキを抱きしめると重くもない瞼を無理やり閉じた。
「ふっ、んんっ、……ぅっ」
俺の体に跨ったユキが気持ちよさを隠しもしない表情で腰を振っていた。
何故か俺は体を動かすことができず、その光景を下から眺めている。
「あっあっ、んっ、あぁっ」
口から漏れでる甘い声を気にする様子もなく、とろりとした顔で俺を見つめるユキ。
「気持ち良いか?」
「ん、気持ち良い……気持ち良いよ、オーウェン」
俺の物を飲み込んで堪らない表情でそんなことを口にするユキに、めちゃくちゃに抱きたい欲求にかられる。
もっと気持ち良くなってほしい。
その一心で体を動かそうとしたところで、突然喘いでいたユキが消え、代わりに朝日の眩しさが目を刺激した。
「……」
勿体ない。ため息を吐きながら頭に浮かんだのはそんな感情だった。
少しうるさい心音をそのままに隣を見ればもうユキの姿はない。
いつもは自分がユキをベッドに残す側だから、不思議な気分だった。
寝室から移動するとユキはもう身支度を整えてソファに座っていた。
「あ、いま起こしに行こうかと思ってたんだ。おはよう、オーウェン」
「あぁ、おはよう」
ユキが起こしてくれるのならもう少し横になっていれば良かったかと思いながら座るユキに体を寄せる。
そんな俺にユキは驚きを顔に浮かべた。
「オーウェン? んっ」
唇を重ねて呼吸を奪う。
割って入った舌にユキが戸惑っているうちにその体をソファに倒し覆いかぶさった。
「まって、いま、ディランさんが」
ディランがなんだというのだ。
俺の胸を押し返すユキの力は弱い。
拒まれているわけでは無いのをいいことにキスを繰り返していると、閉まり切っていなかったらしい扉から声がかかった。
「ユキ様、朝食はこちらに……失礼致しました」
かけられた声に俺もユキも動きを止める。
ユキの顔はみるみるうちにさらに赤く染まった。
ディランは少し驚いたみたいだったがすぐに顔を背けて扉を閉めようとする。
「ディラン、朝食は少し遅くなる」
「かしこまりました」
返事をしたディランが扉を閉めると、ユキの首筋に顔を埋めた。
「俺、空腹なんだけど……」
「俺は昨夜からだ」
もしユキが嫌がるならいつでも行為をやめるつもりだ。
しかし俺の髪に指が差し込まれたのがわかると、舌の先で首筋をなぞる。
「ん」
鼻にかかった声が俺の熱を刺激する。
寝室から持ってきていた小瓶をそばのテーブルに置くと右手をシャツの中に侵入させ、そのすべらかな肌に這わせた。
脇腹を撫でると擽ったそうに体がよじられる。
左手もシャツの中に入れ、そのまま上に持っていくとシャツがめくれてユキの素肌が晒される。
「あっ」
左の人差し指で突起を刺激すると甘い声がもれて、口の端が持ち上がる。
首筋に這わせていた舌をゆっくり下に持っていき、鎖骨を唇で食む。
「んんっ」
左右の突起を同時に刺激すると、いっそう高い声が上がる。
ぎゅっと眉を寄せたユキに、腹の奥の熱が大きさを増した。
「ベッドのほうがいいか?」
「んっ、……いいよ、ここで」
ユキをベッドに運ぼうかと考えていたが、どうやらその必要は無いらしい。
一旦顔を離すと、ユキは少し息を乱れさせてぼうっと俺を見ていた。
ユキはよく俺から色気が溢れていると言うが、ユキの乱れた姿なんかには及ばない。
見てはいけないような気がするのに、目が吸い寄せられて離せなくなる。
「服を脱がすぞ」
ユキの艶っぽい表情を堪能しながら身にまとっている服を脱がせていく。
もう何度も裸を見ているというのに、ユキは恥ずかしそうに身じろいだ。
その反応が俺を喜ばせていることなど知らないのだろう。
服を脱がし終えると自分も纏っているものを脱いでいく。
テーブルに置いた小瓶を手に取り、中の液体をたっぷり手に出した。
「ユキ」
「……っ」
液体を纏わせた指を割れ目に滑らせる。
何度かそうして指を行き来していたが、ある一点を人差し指で押し込み刺激する。
そのままゆっくり指を進めせる俺に、ユキは恥ずかしさに耐えるようにぎゅっと目を閉じた。
「痛いか?」
「だい、じょうぶ……ふっ、ぅっ」
痛みがあればすぐに気づけるようユキの反応を見ながら指の本数を増やしていく。
俺の指で息を乱れさせるユキに喜びを感じながら中の動きを大きくし、抜き差しするスピードも早めた。
「あぁっ、ん、あっ」
気持ちよさを滲ませるユキに、もう大丈夫だろうと指を引き抜く。
ユキは目を開くととろんとしたままの視線を俺に向けた。
その視線を向けられる度に、早く早くと急いてしまう。
一旦落ち着こうと長く息を吐き出すと、十分すぎるほど硬くなった自身をユキにあてがった。
「入れるぞ」
「うん」
ユキが少しだけ顎を引いて頷いてから、ゆっくりと腰を進めた。
やはり指で解しても辛さはあるのか、ユキの眉が寄る。
「いったんやめるか?」
「ううん、そのまま、奥まで、きて」
痛みで顔を歪めているわけではないため、ユキの言葉を信じて慎重に進めていく。
根元までおさまると、ユキは嬉しそうに笑った。
「オーウェンこそ、そんなにゆっくりできつくないの?」
「俺は大丈夫だ」
「なんかいつも、大事にされてるなって実感する」
「それは良かった。いつでも大事にしたいと思っているからな」
ユキが視線で合図してきたのを確認して緩く腰を動かし始める。
ぬちぬちと落ちる音、ふたりの熱い吐息が充満する。
「んっ、んっ、んっ」
「はぁっ」
「あっ、……っ、あぁっ」
はじめはゆっくりだった動きも気持ちよさに促されて速さが増していく。
ユキは声を上げながら目を閉じて刺激に耐えていて、その様子にどうしようもなくそそられる。
「ユキっ」
「あ、あっ、はや、い」
腰を動かしながらたちあがっているユキのものを手で包む。
一瞬瞳が見開かれ、首がふるふると横に振られる。
「んっ、あぁっ、おーうぇんっ」
「……っ」
「あっ、ふっ、……っ、んんっ、ん」
ぎゅっと一層強く眉が寄せられ、手のなかのものが熱を吐き出す。
気持ちよさに体を震わせるユキに促されて、俺も堪えていたものを放った。
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