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第1章 異世界生活、開始!!!!
初めての魔法!!
しおりを挟む張り切ったは良いが…現実はこれである…
もちろん龍新自身魔法なんか使ったこともないから当然である。
コマンドを打ったりボタンで魔法が発動できる
ゲームの世界ではないのだ、当たり前といえば当たり前だ。
…まぁ!魔素と龍脈が分かれば何とかなる!はず!(°▽°)
えーっと、とりあえず言ってみよう!!
ステータスオープン!!!!( ゚д゚)ノ クワッ
シーン…
クリエイトウォーター!!!!(`・∀・´)
シーン…
水よ!湧け!!!!(((o(*゚▽゚*)o))) (ヤケクソ)
シーン…
…(°言°)チッ
考えられる詠唱はどれもこれも反応はしなかった…
無理か…
じゃあ魔素か龍脈を感じないといけないのかな?
龍新は集中するため目を閉じ、息を整える。
周囲の音が遠くなって行き、次第に聞こえなくなる。次第に風が身に当たる感覚や陽の光の暖かさまでもが、感じなくなってくる。しかし、龍新は不思議とその感覚に恐怖は浮かばず、自然と一体化したような感覚で恐怖心ではなく、むしろ心が落ち着き心地が良いほどに暖かい。まるで天照大神と話している時のようだった。
感じるものは二つ、一つは龍新の周囲を包み漂う冷たい霧のようなもの。もう一つは熱く大河のような地中に流れるもの
それは天照が言っていた『魔素』と『龍脈』である事に龍新はすぐに分かった
よし!ダメ元だったけど、上手くいった!
えーっと…ここから、どうしよう…
行き当たり場当たりだが、初の試みで成功したことに龍新は喜んだ
…ええい!!こうなったらもうイメージだ!!まずは周囲にある魔素を取り込むイメージ!!
すると周囲に広がっていた霧状のものが龍新にドンドン吸い寄せられていき、心臓のある場所へと吸い込まれていく
よし!これも上手くいった!…あ、でも魔素って龍脈より力が無いんだったよな…じゃあ龍脈も使ってみようかな!これからも使っていくんだし、二つとも使った方が魔法が発動しやすくなると思うし!
そうと決まれば早速やろうっと!今度は自分と龍脈を繋げるイメージ!
…!!?、これは!!
すると今度は地中に大河のように流れていたものが枝分かれし、龍新の元へと繋がる。
その時、龍新は激流に身を置いたような感覚に襲われた。しかし、苦痛では無い。
むしろ力が溢れかえり何でも出来るという自信が湧いてくる。風は吹き荒れ、龍新の方へと向かい、草や花、木々や虫まで輝きが増し、
まるで龍新に力を貸しているように強く光り輝く
これなら魔法使えるんじゃない!?
よし!じゃあ最後は、
“水が湧いてくるイメージ”!!!!
すると地面は地響きと共に揺れだし、龍新は何事かと思い目を開ける。そして龍新の足元の地面が、バコッ!!!!っという地面が割れるような音が耳に届く。
次の瞬間、龍新の体は空高く吹き飛ばされていた
………………はい?(゚ω゚) バビューーーン…
ここで思い出してみよう
魔法は魔素か龍脈、どちらかを使えば発動できる
だが龍新は練習の為として両方とも使った…
龍新の考えた通り、確かに両方使えば魔法の発動はしやすくなる
しかし、どれくらいの力になるのかを龍新は
考えていなかったのだった…
空を飛びたいって言ったけどこういうことじゃなーーーい!!!!!!\(´°̥̥̥̥̥̥̥̥△°̥̥̥̥̥̥̥̥`)/キューー!!
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