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第1章 異世界転生
死後の世界で…
しおりを挟む《…ゅうしんよ、りゅう…んよ》
誰かに呼ばれている気がする
その声は龍新を包み込むような暖かい声で
母の声を連想する。
しかし、母の声ではない
でも、心地がいい
《起きるのだ、龍新よ》
なぜ?こんなにも心地がいいのに
あと少しこのままでいt
《さっさと起きんか‼︎‼︎》
そう聞こえた瞬間、心地が良かった暖かさが
灼熱の太陽の熱さに変わり
「アッッッツ‼︎‼︎⁉︎」
飛び起きた
いや、飛び起きたというよりも意識が覚醒したと言った方がいいだろう
(‼︎‼︎⁉︎⁇)
なにせ体が無いのだから
所詮“魂“だけがある状態だ
「え⁉︎なんで⁉︎なんで体ないの⁉︎あ、ふわふわしてて少し楽しいかも…じゃなくて!はいぃぃ⁉︎ここどこ⁉︎私はだr…アッッツァァァァ‼︎‼︎‼︎」
また熱くなった
《騒々しいわ‼︎いきなり大声で叫ぶでない‼︎
耳が痛くてかなわんわ!》( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
「ア、ハイ…スミマセン…」(´・ω・`)
反射的に謝ったが…いきなり焼かれて叩き起こされて、起きたら起きたで体が無いわふわふわするわで混乱して、うるさいと怒られた…
あれ…?これ…俺が全部悪いの…?
《…何か言いたそうじゃな?良いぞ?申してみよ》ニッコリ
(あ、これ言っちゃダメなやつだ…)
と、龍新は悟った
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