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第133話
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京一郎は手早くパスタを完成させたが、待ち切れなかった俺はフォークを手にキッチンへ行き、それでアイランドキッチンの作業スペースの表面をチンチン叩いた。すると彼に「お前は小学校低学年男子か」と突っ込まれたので、「山賊ゴリラだぞ!」と自己紹介した。
「ウフン、ウフウフ」
「そんな風に言ってもそそられないぞ。今度は山賊ゴリラではなく、お色気山賊ゴリラに挑戦しているのか」
「だから何でそんなに失礼なん!? 普通に喜んでるだけじゃん……『京一郎プレゼンツウルトラスペシャル挽き肉とナスのボロネーゼっぽいパスタ』に!!」
「ボロネーゼっぽいパスタではなく、ボロネーゼ風パスタだ。そして何時も乍ら大仰なタイトルだな」
ようやく昼食にありついて(と言ってもまだ正午過ぎだが)、早速フォークで麺を巻き取りながら笑っていたら、例によって京一郎が憎まれ口を叩いた。俺はそれに顔を顰めたが、挽き肉とニンニク、それからナスのボロネーゼ風ソースがとんでもなく美味しかったので、直ぐに上機嫌になった——口の中でほろほろ崩れる挽き肉たっぷりのソースの中で、食欲をそそるニンニクの香りとトマトケチャップの甘酸っぱさ、それから隠し味のウスターソースとコンソメのコクが最高のハーモニーを奏でている。
「ああ、京一郎きゅんのお嫁さんで良かった! 譬え来月にはお◯んこボンバーしなきゃいけなくっても……」
「ブッ」
俺の言い草を聞いて、同じようにフォークで麺を巻き取っていた京一郎が盛大に噴いた。幸い、口の中にはまだ何も入っていなかったので、被害は少ない——彼はゲホゲホ咳き込んでいたが、不意に顔を上げると真剣な表情で「余りにも下品だ」と言った。
「じゃあ、お◯んこボンバーじゃなくてお◯んこカッターなら良いのか? ああっ、会陰切開怖い……」
「うっ、確かにお◯んこカッターは気の毒だが……」
「って採用するんかい」
京一郎は本当に気の毒そうな顔でそう言ったので、俺は呆れた。けれども直ぐにボロネーゼソースを掬い、麺と一緒に口の中へ放り込む。ああ、美味しくて幸せ。
「ところでお◯んこカッターあずさ、一つ提案があるんだが」
「何だ? エンドレス絶倫えっち我慢出来ないマン」
「そんな称号貰っても嬉しくない……」
余りにも阿呆な会話だが、ぽん吉以外聞いていないので二人共気にしていない。京一郎は俺の返しに微妙な表情になったが、ゴホンと咳払いすると続きを言った。
「マタニティペイントに興味は無いか?」
「え、マタニティペイ? 妊婦専用のバーコード決済か?」
「そうそう、バーコードを描いた腹を見せると読み取ってくれる……訳無いだろう」
「おおっ! 京一郎きゅん、『ノリツッコミ』のスキルを覚えたのか! 偉いぞ」
まるで飼い慣らしているポ◯モンのように褒めてやると、京一郎は顔を顰めたがほんの少し嬉しそうになった。それからハッとすると、「好い加減真面目に聞け」と言って話を続けた。
「マタニティペイントは、平たく言うと妊婦の腹に絵を描くことだ。バーコードではなくて芸術的な絵を……」
「おう、何か聞いたことあるな。でも普通に落書きみたいなのでも良いんだろ? 俺、う◯この絵描こっかなー」
「自分の腹にう◯こ……。流石、う◯こ大好きお◯んこカッターあずさ」
「どっかの貴族みたいにどんどん称号が付いてくな。中中誇らしい」
「誇らしがるな」
「まあ良いけどさ、マタニティペイント。京一郎きゅんが描くのか?」
「いや、それも考えたが、どうせならプロに頼みたい……」
「プロ?」
「ほら、Y公園の向こうに絵画教室があるだろう。美大受験のサポートが売りの……」
「ああ、何かあったな」
「実はそこの講師に、世界的なアーティストが居るらしくてな……」
京一郎はそう言うと、スマホを取り出して画面を見せた。それは写真の投稿がメインのSNSのイン◯タグラムで、件のアーティストの作品がずらりと並んでいた。
「はえー。すっげぇ……」
「この人はガブリエーレ・ファリネッリといって、こんな風に宝石をモチーフにした背景の肖像画が人気のイタリア人アーティストだ。そこの絵画教室、クリエイティブ・アートプレイスの講師をしている」
京一郎はそう説明すると、プロフィールに書いてあったURLをタップしてガブリエーレの公式サイトを表示させた。すると、サイトのプロフィールページに本人の写真が載せられていた——ガブリエーレは瑞瑞しい若葉色の瞳が印象的な、ギリシャ彫刻のように美しい青年だった。
「ウホッ! おっとこ前……こんなおっとこ前のイタリア人アーティストが、何でまたTなんかに!?」
「おっとこ前……」
京一郎は俺の言い草に眉を寄せ、ほんの少し口を尖らせた。それに気付いた俺はくすくす笑って質問する。
「で、この人に依頼したのか? マタニティペイント」
「そうだ、直接メールした。でも、予定が立て込んでいるとかで直ぐには無理だと言われた……」
「おおっ、そうなのか」
「だがプラス◯万円払うと言ったら、今週中にでも描いてくれると」
「ブッ」
京一郎の言い草に、今度は俺が噴く番だった。ゲホゲホ咳き込んでいたら、りょーちゃんがボコボコ腹を蹴ったので、「おうおうりょーちゃん、パパはえげつないでちゅねー」と話し掛ける。
「えげつないとは失礼な。有り余る資金を有効に使っただけだ」
「だからそれがえげつないって言ってんだろ。でもりょーちゃんと俺への愛を感じるぞ! ありがとうな、京一郎きゅん!」
「勿論だ。あずさは命を懸けてりょーちゃんを産んでくれるんだからな……」
満面の笑みを浮かべて礼を言うと、京一郎は誇らしげに応えたが、言葉の途中で顔を曇らせた。どうやら自分の言葉に自分で心配になったらしい。
「だーいじょうぶだって! こんな風に京一郎きゅんが作ってくれた美味いもん食べて、安産祈願にマタニティペイントして貰ったら、絶対無事に産めるぜ! 約束してやる」
「そうか……ありがとう、う◯こ大好きお◯んこカッターあずさ」
「ここでそれ言う!?」
京一郎は目にうっすらと涙を浮かべて礼を言ったが、さっき付けた称号もしっかり忘れなかったので、俺は呆れた……。
「ウフン、ウフウフ」
「そんな風に言ってもそそられないぞ。今度は山賊ゴリラではなく、お色気山賊ゴリラに挑戦しているのか」
「だから何でそんなに失礼なん!? 普通に喜んでるだけじゃん……『京一郎プレゼンツウルトラスペシャル挽き肉とナスのボロネーゼっぽいパスタ』に!!」
「ボロネーゼっぽいパスタではなく、ボロネーゼ風パスタだ。そして何時も乍ら大仰なタイトルだな」
ようやく昼食にありついて(と言ってもまだ正午過ぎだが)、早速フォークで麺を巻き取りながら笑っていたら、例によって京一郎が憎まれ口を叩いた。俺はそれに顔を顰めたが、挽き肉とニンニク、それからナスのボロネーゼ風ソースがとんでもなく美味しかったので、直ぐに上機嫌になった——口の中でほろほろ崩れる挽き肉たっぷりのソースの中で、食欲をそそるニンニクの香りとトマトケチャップの甘酸っぱさ、それから隠し味のウスターソースとコンソメのコクが最高のハーモニーを奏でている。
「ああ、京一郎きゅんのお嫁さんで良かった! 譬え来月にはお◯んこボンバーしなきゃいけなくっても……」
「ブッ」
俺の言い草を聞いて、同じようにフォークで麺を巻き取っていた京一郎が盛大に噴いた。幸い、口の中にはまだ何も入っていなかったので、被害は少ない——彼はゲホゲホ咳き込んでいたが、不意に顔を上げると真剣な表情で「余りにも下品だ」と言った。
「じゃあ、お◯んこボンバーじゃなくてお◯んこカッターなら良いのか? ああっ、会陰切開怖い……」
「うっ、確かにお◯んこカッターは気の毒だが……」
「って採用するんかい」
京一郎は本当に気の毒そうな顔でそう言ったので、俺は呆れた。けれども直ぐにボロネーゼソースを掬い、麺と一緒に口の中へ放り込む。ああ、美味しくて幸せ。
「ところでお◯んこカッターあずさ、一つ提案があるんだが」
「何だ? エンドレス絶倫えっち我慢出来ないマン」
「そんな称号貰っても嬉しくない……」
余りにも阿呆な会話だが、ぽん吉以外聞いていないので二人共気にしていない。京一郎は俺の返しに微妙な表情になったが、ゴホンと咳払いすると続きを言った。
「マタニティペイントに興味は無いか?」
「え、マタニティペイ? 妊婦専用のバーコード決済か?」
「そうそう、バーコードを描いた腹を見せると読み取ってくれる……訳無いだろう」
「おおっ! 京一郎きゅん、『ノリツッコミ』のスキルを覚えたのか! 偉いぞ」
まるで飼い慣らしているポ◯モンのように褒めてやると、京一郎は顔を顰めたがほんの少し嬉しそうになった。それからハッとすると、「好い加減真面目に聞け」と言って話を続けた。
「マタニティペイントは、平たく言うと妊婦の腹に絵を描くことだ。バーコードではなくて芸術的な絵を……」
「おう、何か聞いたことあるな。でも普通に落書きみたいなのでも良いんだろ? 俺、う◯この絵描こっかなー」
「自分の腹にう◯こ……。流石、う◯こ大好きお◯んこカッターあずさ」
「どっかの貴族みたいにどんどん称号が付いてくな。中中誇らしい」
「誇らしがるな」
「まあ良いけどさ、マタニティペイント。京一郎きゅんが描くのか?」
「いや、それも考えたが、どうせならプロに頼みたい……」
「プロ?」
「ほら、Y公園の向こうに絵画教室があるだろう。美大受験のサポートが売りの……」
「ああ、何かあったな」
「実はそこの講師に、世界的なアーティストが居るらしくてな……」
京一郎はそう言うと、スマホを取り出して画面を見せた。それは写真の投稿がメインのSNSのイン◯タグラムで、件のアーティストの作品がずらりと並んでいた。
「はえー。すっげぇ……」
「この人はガブリエーレ・ファリネッリといって、こんな風に宝石をモチーフにした背景の肖像画が人気のイタリア人アーティストだ。そこの絵画教室、クリエイティブ・アートプレイスの講師をしている」
京一郎はそう説明すると、プロフィールに書いてあったURLをタップしてガブリエーレの公式サイトを表示させた。すると、サイトのプロフィールページに本人の写真が載せられていた——ガブリエーレは瑞瑞しい若葉色の瞳が印象的な、ギリシャ彫刻のように美しい青年だった。
「ウホッ! おっとこ前……こんなおっとこ前のイタリア人アーティストが、何でまたTなんかに!?」
「おっとこ前……」
京一郎は俺の言い草に眉を寄せ、ほんの少し口を尖らせた。それに気付いた俺はくすくす笑って質問する。
「で、この人に依頼したのか? マタニティペイント」
「そうだ、直接メールした。でも、予定が立て込んでいるとかで直ぐには無理だと言われた……」
「おおっ、そうなのか」
「だがプラス◯万円払うと言ったら、今週中にでも描いてくれると」
「ブッ」
京一郎の言い草に、今度は俺が噴く番だった。ゲホゲホ咳き込んでいたら、りょーちゃんがボコボコ腹を蹴ったので、「おうおうりょーちゃん、パパはえげつないでちゅねー」と話し掛ける。
「えげつないとは失礼な。有り余る資金を有効に使っただけだ」
「だからそれがえげつないって言ってんだろ。でもりょーちゃんと俺への愛を感じるぞ! ありがとうな、京一郎きゅん!」
「勿論だ。あずさは命を懸けてりょーちゃんを産んでくれるんだからな……」
満面の笑みを浮かべて礼を言うと、京一郎は誇らしげに応えたが、言葉の途中で顔を曇らせた。どうやら自分の言葉に自分で心配になったらしい。
「だーいじょうぶだって! こんな風に京一郎きゅんが作ってくれた美味いもん食べて、安産祈願にマタニティペイントして貰ったら、絶対無事に産めるぜ! 約束してやる」
「そうか……ありがとう、う◯こ大好きお◯んこカッターあずさ」
「ここでそれ言う!?」
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