星飾りの騎士SS

旭ガ丘ひつじ

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冥王星のプルート

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アレッタがたくさんの経験を重ねて成長する過程で、その心に誰に知られることもなく、ポツポツと彼女たちは生まれました。
死という運命を前にして、子供でもアレッタの心には闇が広がっていました。
その闇を照らすのが彼女たち、惑星のように特別な想いでした。
彼女たちは地球を中心にして、闇を美しい星月夜に変えました。
一番大切な地球、命そのものが決して闇に飲まれぬよう輝き続けました。

メル「どうしよう、また地球に影が増えちゃった」

マルス「太陽もないし、そもそも自分たちは、元々は恒星じゃないから仕方ない」

ウェヌス「それなりに頑張って輝いてみてるんだけどな」

サテュー「そうだなー。多分、根本的な問題の解決が必要なんだろーな」

ネプチューン「心を寄せる彼を死から救うことじゃな。しかしそれは困難を極めよう」

ウラノス「んにゃー!この世には宿命なんてない!だから、運命は変えられるんだよ!」

ユピテル「ウラノスちゃん。もし方法を知っているなら是非教えてください」

ウラノス「え、や、知らないけど何とかなるもんよ!」あせあせ

メル「何とかって、メルたちはただの想いだよ。体どころか自由もないのに」

ウラノス「にゃー!メルちゃんなんて食ってやるー!」

メル「ええー!なんで!?」びくっ

マルス「どうにかしたい気持ちは分かるけれど、本当に仕方ないことでしょう」

メル「仕方ないか……」

マルス「そう。仕方ないの」

サテュー「それでも納得できねー」

マルス「自分たちが暗くなれば、どんどん影が増えるのよ。無理にでも納得して明るく振る舞いなさい」

ユピテル「そうですね。では、何か楽しいお話でもしましょう」

ネプチューン「楽しい話か……ふむ」

ウェヌス「はいはいはいはいはい!」
ウラノス「はいはいのはいはーい!」

メル「しっー!」

ウェヌス「なんでだよ!あたし、そういうのは得意だぜ!」

ユピテル「騒がしいだけなのはちょっと困ります……」

ウェヌス「ユピテルも酷いこと言うなあ」

ウラノス「ウラノスちゃん傷ついちゃった」

サテュー「なーなー」

メル「どうしたの?」

サテュー「うちは、あいつが気になるなー」

ネプチューン「冥王星、プルートのことか」

ウラノス「無口でつまんない、それだけじゃん」

ユピテル「そう言えば、一度もお話したことありませんね」

サテュー「ねー」

ウェヌス「アレッタの知識によると、冥王星は惑星じゃないんだって」

ユピテル「え!そうなのですか!?」

ウェヌス「最近、お前なんか違くね?てことで準惑星にされたらしいぞ」

ユピテル「確かにそんな知識がありますね。なんだか、かわいそうです」

マルス「そこまで。余計な話はよしましょう」

ネプチューン「うむ。仲間であることに違いはない」

メル「あのープルートさん」

プルート「…………」

ウラノス「にゃー!ウラノスちゃんだよー!元気でーすーかー!」

ウェヌス「近寄っても無視か。これはもう直接ぶつかるしかねえな」

メル「駄目だよ!想いと想いがぶつかったら」

ウラノス「ドーン!グチャバラポーン!」

サテュー「てなるぞー」

マルス「うっとおしい。一人が要約なさい」

プルート「……ふっ」

ユピテル「いま笑いましたよ!」

マルス「今ので!?」

ネプチューン「気のせいか、間違いではないか」

ユピテル「むう……」じー

プルート「…………」

ウェヌス「なあなあ。準惑星にされてどんな気持ち?」

ネプチューン「よさぬか意地が悪いぞ」

ウェヌス「だって気になるだろう」

プルート「寂しい」ぼそっ

メル「寂しいって答えたよ!」

ユピテル「そんな!わたくしたちとあなたさんに違いはありませんよ!」

プルート「…………」

ウラノス「コンプレックスでもあんの?」

ネプチューン「よさぬか野暮じゃぞ」

プルート「口下手」ぼそっ

サテュー「口下手と答えたぞー!」

ユピテル「それでもたくさんお話しましょう!ね!」

プルート「…………」

マルス「ますます分からない」

ネプチューン「ミステリアスな奴よのう」

プルート「我は時を待っている」

ウラノス「おやつの時間のことだね!必死になったら微かに体験できるもんね、なんだやっぱり仲間じゃんプルートちゃん!」

メル「絶対に違うと思う……」

マルス「間違いなくね……」

サテュー「んー?寝たみたいだぞー」

ウラノス「えー!もうわけわかんなーい!」

ネプチューン「謎じゃ。謎に満ちておる」

ユピテル「今は待ちましょう。プルートちゃんの言っていた時が来るのを」

ウェヌス「いつになるかな。一生起きないかも知れないぜ」

マルス「時が来るのを待つ……大体わかったわ」

メル「いつなの?」

ウラノス「教えて教えてマルスちゃーん!」

マルス「きっと彼が死ぬ時よ」

メル「がーん!」ショック!

ウラノス「どうして平気で酷いこと言うのー!」ぷんすか

ネプチューン「そうとしか、わしも考えられんな」

ユピテル「そんな……」しゅん…

しばらくしたらこのことも忘れて。
やがて時が来ました。
クレイドが亡くなったのです。
それは、いっそう闇を濃くしました。

メル「このままじゃあ地球が闇に飲まれちゃう……」

ウェヌス「だめだ。すっかり情熱が冷めちまった」

マルス「死が憎い。抗いたいのに、力がどんどん弱まっていく」

ユピテル「このまま、ふわーと消えてなくなっちゃいそうです」

サテュー「みんなでもう楽になろー」

ウラノス「ああ!?てめーら意気地無しか!気合いだ!気合いだ!気合いだー!!」

ネプチューン「わしらには覚悟が足りなかった。無念、ここまでじゃ」

プルート「時は来た」

マルス「プルート起きたのね」

プルート「そなたらも目を覚ませ。そしてあれを見よ」

メル「わ!お月様がでてきたよ!」

ユピテル「まあ、黄金色に輝いて綺麗ね」

マルス「それに、まるで地球に寄り添っているみたい」

ネプチューン「そうか、あれは彼の妹ルディアの想いか」

プルート「いかにも。今こそ、我らの力を結集して心に星月夜を取り戻すのだ!」

月の光を分かち合った星たちが放つ眩い輝きが、瞬く間に闇を薄くしました。
完全に払うにはまだ敵いませんが、星月夜を取り戻すことは出来ました。

それからいつか、かの世界で方々に散り、それぞれに星が落ちた日のことです。
他の星たちは意識を失い、落ちた時の衝撃で記憶が朧気になりましたが、プルートだけは意識を保って自ら死に飛び込みました。

プルート「我は時が来るのを待つ」

プルートはそこで、全力で死を押さえ込みました。
彼女の持つ強い団結力は死を引き留めることが出来たのです。
ですが当然のこと、この状況は死に囚われているようなもので、彼女は激しく衰退していきました。
そこへようやく一行が到着しましたが、クレイドとアレッタを残して、星たちはみんな死に飲まれてしまいました。

メル「出してえー!」号泣

ウラノス「おら、おらさ死にたかねえーよー!」号泣

マルス「ふざけてるの?それとも真面目に泣いてそれなの?」

ここは死の底。
重く抑圧する様々な苦悩が、みんなを深い死に引きずり込もうとします。

サテュー「うちらの力さー。ダークマターに利用されてるなー」

ユピテル「ごめんなさい。騎士様」

ネプチューン「くっ、どうしたものか。このままではいずれ死に引きずり込まれるぞ」

フィナ「大丈夫よ」

声がして、闇の向こうから織物を羽織った少女が現れました。

ウェヌス「あんた誰だっけ」

フィナ「私はフィナ。アレッタと縁のある友達よ」

プルート「そなたか、死の淵で沈まぬよう我らに働きかけてくれているのは」

フィナ「うん。というより、あなたの側には、ほとんどいたのだけれど気が付かなかったかしら」

プルート「ポカポカして心地よく眠れたのは覚えている」

ウラノス「ずっと寝てたんかーい!何してんのよー!」

フィナ「責めないであげて。プルートはここで死を引き留めて、あなた達が揃うのを辛抱強く待っていたの」

ウラノス「ごめん。やるじゃん」

プルート「構わぬ」

フィナ「本当に、お疲れ様」

プルート「それよりも時はまだ来ぬか」

フィナ「もうそろそろよ。二人は強いもの、安心していいわ」

プルート「では、我らの役目はこれで終わりなのだな」

フィナ「うん。残念だけれど、みんなが二人とお話出来るのはこれが最後になると思うわ」

メル「えー!せっかくお話できたのに!記憶も取り戻したのに!」

ユピテル「なんということでしょう……」

マルス「でも、それはきっと良いことね」

フィナ「よく分かるねマルス」

サテュー「どゆことー」

フィナ「想いは一つになるの。何にも負けない一つの大きな力になる」

ウェヌス「そういうの燃えるぜ。でも、わざわざ一つになる必要があるのか」

フィナ「もともと想いというのは一つで、状況に応じて臨機応変に変化するものなの。でもバラバラだと常に不安定で、状況に対応出来なかったり、そぐわない想いが出ることもある」

マルス「ようは情緒不安定てやつね」

フィナ「そう。それは悪いことと決めつけるつもりはないけれど」

サテュー「安定する方がいいだろうなー」

フィナ「これだけは約束する。二人には声は届かないけれど、みんなが消えることはないよ」

メル「それは良かった」ほっ

ウラノス「じゃ、ウラノスちゃんが奇跡でも起こしてやればまた話せるってわけだにゃ!」

フィナ「ふふ、そうね。だからどうか悲しまないで」

ユピテル「分かりました。大好きなアレッタちゃんの為なら望んで一つになりましょう」

マルス「アレッタちゃんて、自分たちもアレッタなのよ」

ユピテル「そう考えると不思議ですね」

ネプチューン「自我のことじゃな」

フィナ「それだけ個性的で強い想いが勢揃いということよ。素敵だわ」

ウェヌス「だろう?」てれ

サテュー「照れるなー」てれてれ

ウラノス「えへへー」てれりんこ

プルート「そこまでだ。時が来た」

メル「え!今!?」

プルート「ああ、今こそ我らの力を結集して死に抗うのだ」

みんな「おー!」

一致団結。
強い抵抗によって、死に風穴が開きました。

フィナ「やった!それじゃあ、私先に行くね。最後に二人へ伝える言葉を急いで考えて」ひゅー

ウラノス「スタリオンになって飛んでった!」

フィナ「今よ、星に願いを」

サテュー「何か言ってるなー」

メル「えーとえーと」

プルート「出るぞ」ひゅー

メル「あ、うん」

ウェヌス「うわー」ひゅー

メル「ウェヌスが飛んでったー!」

サテュー「あーれー」ひゅー

ユピテル「きゃー!」ひゅー

ネプチューン「今行くぞ二人とも!」ひゅー

ウラノス「わーい!出られるー!」ひゅー

メル「みんな待ってよー!」ひゅー

星たちが軌跡を描いて敵の体から飛び出しました。
星たちは祝福するように瞬いて舞い踊ります。
二人には聞こえていませんが、実は当時、てんやわんやの騒ぎだったのです。

ウラノス「やっほー!」

メル「わわっ!外だ!」

我が名はプルート。

ユピテル「気持ち良いですねー!」

ウェヌス「自由ていいぜ!」

二人とも、ここまで戦い抜いたこと見事だ。

ネプチューン「うむ!おめでとう二人とも!」

終わりに、全ての星を結集し、真の想いを解き放て。

マルス「こら!みんな大人しくなさい!」

騎士よ。そなたの真の想いは何だ。

サテュー「なんか呼ばれてるなー。行くかー」

生きるというクレイドの強い希望に惹かれて、星たちが騎士の体へ次々に結集します。
想いはひとつに偉大な力となって、盛る勢いのままに勝利しました。
二人へ別れを告げたみんなは、改めて確かに一つの想いとなってアレッタの心へ帰りました。
さて、その後日。

ウラノス「思い返せばウラノスちゃん出番なさすぎない!?」

ネプチューン「わしらは合流が特に遅かったゆえ仕方ない」

ウラノス「納得できないんですけどー!」

メル「ねえねえ、またあの世界に来たみたいだよ」

ウラノス「マジじゃん!チャンス到来!」

マルス「なるほど。前回はクレイドの命に安らぎを与えて救った。今回はアレッタをしっかり立ち直らせて救ってあげるみたいね」

メル「あれからも、まだ闇はうっすらと残ったままだもんね」

サテュー「なになにー。クレイドの残した希望かー」

ユピテル「確か、生きる、でしたね」

メル「はい!でもそれは、クレイドさんの願望でしょう」

ネプチューン「うむ。今度はアレッタへ残した希望じゃから、また別というわけになる」

ウェヌス「よく分かんないし面倒くせー」

マルス「ちょっと」

ウェヌス「冗談だよ。でもさ、そんなの本気で思い出せないぜ」

プルート「答は闇の中にある」ぼそっ

ユピテル「あら、プルートさん目が覚めたのね。良かったら一緒にお話しましょう」

プルート「よい。もう話すことはない」

ユピテル「好きな食べ物はなんですか!」ズバリ!

プルート「……マフィンにベーグル。そしてチョコラテだ」

ウェヌス「好きなものは!」

プルート「花や動物といった可愛いもの、古代文明や歴史、それに空想物語だ」

サテュー「趣味はなーに!」

プルート「物語を読んだり自分で書いてみたり、それから星を観察することと寝ることだ」

メル「えとえと、いま頑張っていることはありますか!」

プルート「それなら車の免許の取得だ。ルディアとドライブするために勉強している」

ウラノス「にーがてーなもーのは!あーりまーすか!!」

プルート「病気、からいものだ」

ネプチューン「これは愉快、ミステリアスな雰囲気からはとても想像できん答えばかりじゃ。プルートは意外にも乙女チックなのじゃな」

マルス「いや、全部アレッタのことじゃない」

ネプチューン「ああ、あー……」

マルス「あちゃー、馬鹿が移ったね」

ネプチューン「言わんでくれ」

プルート「……ふっ」

ユピテル「あ、みなさん!戦いを始めるようですよ!」

メル「じゃあ、助けに行かなきゃ!」

ウェヌス「燃えてきたぜ!あたしの力を使いな!」

ウラノス「二人ともずっこいぞー!ウラノスちゃんも使って使ってー!」

ネプチューン「そんなまとめては無理じゃ。皆も分かっておろう」

メル「武器が大きい斧になったよ!」

ウェヌス「ひゅう!盾がカウンターで爆発する仕組みになってるぜ!」

ウラノス「楽しいー!どんどんカチンコチンに凍らせちゃえー!」

サテュー「そうかーこれプルートの力かー」

プルート「いかにも」

ユピテル「立って騎士様!」

メル「がんばれー!」

ウラノス「いけそこだー!」

ウェヌス「よっしゃ勝ったぜー!」

マルス「どうも彼の負担も減っているみたいね」

プルート「それはアレッタと心を分かち合い、想いを共有しているからだ」

ユピテル「でも、本人は気付いていないみたいよ」

プルート「それでいい。何も気付く必要はない」

しばらくして。

サテュー「二回戦だー!」

ネプチューン「ルディアが人質に取られておるな。必ず助けねば!」

ウラノス「このウラノス様が助けてやるからてめーらは引っ込んでなー!」

ウェヌス「次は裏の顔で戦うのか。前とは逆だなややこしい」

メル「メル、あの性格は苦手だなー」

ウェヌス「うん。絡まれたらウザイだろうな」

メル「というか怖いよ」

ウラノス「筒抜けだぞてめーら!黙って見てやがれ!このウラノス様の活躍をな!」

ネプチューン「なんという闘争心じゃ……」

サテュー「出番なかったのがさー。よっぽどストレスだったんだろうなー」

ウラノス「あ!?こいつ、超悲しい奴じゃん!」

ユピテル「まあ、この骸骨の王様はルディアちゃんの悲しみなのね」

ウラノス「萎えた」しゅん…

ネプチューン「こらこら」

ウラノス「辛すぎるよ。ウラノスちゃんさすがにへこむわ」ずーん

メル「騎士さんは受け入れてる。メルの力を使っても、体の芯まで想いを込めた威力が届くのが分かるよ」

ウラノス「もうやめて。泣きそうだから」くすん

ネプチューン「トドメはアレッタの生命力を宿した武器か。まさに全身全霊の想いをルディアへ届けたのじゃな」

ウラノス「ルディアちゃーん!ごめんねー!これからはもっと可愛がってあげるからねー!」号泣

サテュー「よしよーし」

ユピテル「泣かないで」

プルート「ああ、泣いている余裕はないぞ。間もなく、終わりに我らは死と再戦する」

ウラノス「!」びくっ

メル「やだあ……」ぷるぷる

プルート「我らの力を結集して必勝する!いいな!」

が、力を使う間もなく、クレイドは一瞬にして呆気なく絶命しました。
さらに、死は容赦なくアレッタの想いを破壊してゆきます。

メル「ああ!アレッタが水星が!」

ウェヌス「こいつめ……!」

マルス「だめ、全く抵抗できない」

ユピテル「死は絶対ですものね。でも」

サテュー「負けるなー!こっからだぞー!」

ウラノス「立ち上がってアレッター!」

ネプチューン「ここが踏ん張りどころじゃ!」

アレッタの鼓動が高鳴り、燻っていた命が燃え上がります。

プルート「ふっ、我の心配に及ばないようで何よりだ」

ルディアの元気でアレッタは挫けません。
クレイドの希望でアレッタは負けません。

プルート「これは純粋な愛だ」

アレッタは愛の力で死を撃ち破りました。
それに、心を染める闇も命の輝きに晴れました。

プルート「我らはいつでも心にいる。この声が届かなくてもいい。ただ、そなたの願いには必ず瞬いて応えよう」

我は冥王星のスタリオン、プルート。
アレッタが前を向いて歩けるよう、仲間と共に道を照らし続けることをここに誓う。
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