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ゴムボート漕ぐゲームも好きよ

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イチゴ「これ大好きなやつじゃ」

ミルク「見たことない」

イチゴ「昔のゲームじゃけ」

ミルク「この丸いボートを見ると、リゾートで川下りしたの思い出すね」

イチゴ「そんな感じじゃ。ほら」

ミルク「楽しそうじゃん。ここは私が払うよ」

イチゴ「気前がええのう」

ミルク「気前って?」

イチゴ「知らん」

ミルク「これ二人で漕ぐみたいだよ」

イチゴ「ココア、やってええぞ」

ココア「いい。もういいです」

ミルク「鯉のぼり走りやすかったじゃん。そんなに疲れてないでしょう」

ココア「これも疲れそうなので」

イチゴ「わしは何回もやったけやらんぞ」

ミルク「始まったよ」

ココア「もうもうもう」

イチゴ「くふふ。牛さんけ」

ココア「うるさい。て、これ疲れるやつじゃないですか」

イチゴ「それが楽しいのじゃ」

ミルク「次は右でーす」

イチゴ「その次は左でーす」

ココア「これが楽しいのですか?」

ミルク「うん!ちょー楽しい!きゃー!速い速ーい!」

ココア「激しくて怖いです」

イチゴ「ビビっとんけ?」

ココア「はあ?全然怖くないですー」

ミルク「遺跡にきたー。ワクワクするね」

ココア「アンデットが出そうです」

ミルク「え?」

イチゴ「出んけ心配するな」

ミルク「やった。お宝ゲットしたよ」

ココア「遺跡が怒っていますよ」

イチゴ「こっからが本番じゃぞ」

ミルク「ヤバい!ドアが閉まる!」

ココア「知らないです」

ミルク「ちょー漕いで!脱出できなくなる!」

ココア「あー!イチゴ交代してー!」

イチゴ「ははは!がんばれー!」

ミルク「落ちる……!」

ココア「いやあー!ぎにゃあー!」

イチゴ「くふふ」

ミルク「ふう……終わったみたい」

ココア「おまえ許さないから」

イチゴ「何でもわしのせいにすなって」

ココア「ふんだ」

イチゴ「楽しかったくせに」

ココア「ちょっとだけね」

ミルク「じゃ、もう一回やる?」

ココア「いじわる」
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