87 / 115
牛鬼戦
しおりを挟む
イチゴ「先に行く!わしは切り込み隊長、今日イチゴじゃ!夜路死苦!」
ミルク「そうなると思ったよ」
ココア「私が牛鬼を落とします。デストロイ!」
イチゴ「次は角をチョッキンしてやる!ちょいやさー!」
ミルク「だめ。避けられた」
ココア「前の蜘蛛のアンデットより動きが速いです」
ミルク「イチゴも苦戦してる。ここは私が何とかするよ」
イチゴ「頭がだめなら、お尻ぺんぺんしてやる。ジャーンプ!」
ココア「今です」
ミルク「バキューン!」
闇光「イチゴたんが背後へ跳び、敵が振り向いた隙にミルクたんが撃つ。おっふ。これは見事なコンビネーションですな。敵の足が一つドロドロになりました。これで形成逆転ですぞ。いけいけ、そこそこ」
ココア「デストロイ!」
イチゴ「チョッキン!」
ミルク「バキューンバキューン!」
イチゴ「悪いのう。足を全部ダメにしちまって」
ミルク「新しい足が生えたよ!」
イチゴ「え!ヤバっ!」
闇光「イチゴたーん!!」
ミルク「イチゴがビルに吹っ飛ばされちゃった」
ココア「……許さない」
ミルク「ココア」
ココア「新しい魔法を撃ちます。もう一度、動けなくしてください」
イチゴ「分かった」
ミルク「早くやっつけてイチゴを助けよう」
イチゴ「よし、わしが先に行く」
ミルク「待って」
イチゴ「何じゃ」
ミルク「隣にいるじゃん!角で思いっきり吹っ飛ばされたのに元気じゃん!」
イチゴ「ちょっと痛いし埃だらけじゃけど、わしは元気じゃ」
ココア「貴女、何をしたのですか?」
イチゴ「よう分からん。わあー行きたいところに行けるーみたいな感じ」
闇光「それは瞬間移動ですな。超能力かも」
ココア「気を付けて!モノレールの破片が降ってきます!」
ミルク「ブラウニー守って!」
ブラ「ぷふー」
ココア「助かりました」
イチゴ「ウンコバリアのおかげでギリギリセーフ」
闇光「糸を器用に操って厄介な奴ですな」
ミルク「心臓がドキドキして痛い」
イチゴ「牛肉が跳んで来た!わしとガチンコ勝負じゃ!」
ミルク「ほんと元気だなあ」
闇光「おふう。盾を構えて突撃して、空中で見事に弾き返してしまいましたぞ。あのアンデットの巨体をです。このような状況ですが、いやはや手に汗握り興奮しますな」
ミルク「ねえ。イチゴの邪悪なオーラが白くなってるよ」
ココア「邪悪と言わないで下さい」
闇光「はあん!間違いない!覚醒してダークエネルギーを神聖なるエネルギーに変えたのです!この展開はっ燃えええ!!」
ミルク「うざっ。めっちゃ興奮してるじゃん」
ココア「無視して、あれを見てください。鬱陶しいくらいイチゴが消えたり現れたりしています。これでは魔法が撃てません」
ミルク「イチゴ!戻ってきて!」
イチゴ「どうした」
ココア「便利な超能力ですね」
ミルク「でも、ちょっと邪魔」
イチゴ「すまん」
ミルク「ココア、作戦はある?」
ココア「ええ。イチゴ、貴女は牛鬼のお腹の下に潜って打ち上げて下さい」
イチゴ「打ち上げに行くのは勝ってからじゃろう」
ココア「バカ。上に吹っ飛ばせっての」
イチゴ「それなら任せえ!」
ココア「空中では避けられないはず。ミルク、体を狙って」
ミルク「バキューン!」
イチゴ「お、ひっくり返っちまった」
ミルク「うええー。足がワシャワシャしてちょーキモい」
ココア「最後に私が」
イチゴ「あれ。足が動かん。糸かこれ。いつの間に道路に引っ付いた。固くてほどけん。うんしょ。よいしょ」
ミルク「イチゴ戻って!」
イチゴ「はーい!」
ミルク「ぎゃあ!ぎゅーきまで瞬間移動してるじゃん!」
ココア「バカバカバカー!」
イチゴ「はっはっはっ!糸のせいみたいじゃ!それ逃げろ逃げろー!」
闇光「イチゴたんも急いで離れて!」
イチゴ「チョッキンしてバイバイじゃ」
ミルク「今度こそ決めて」
ココア「はあ……はあ……もう!ビッグデストロイフリーズ!」
闇光「やや、突如として地面から吹き出した冷気が牛鬼に纏わり付いて一瞬にして凍結させてしまいました」
ミルク「見れば分かるよ」
ココア「私は限界ですので後をよろしく」
イチゴ「最後は、あんこうさんに任せよう」
闇光「え?僕?」
イチゴ「格好つかんじゃろう」
闇光「お、ふひ、おふふ。教会ナンバーワンである僕としたことが子供に気を遣わせてしまいましたなこれはお恥ずかしい」
イチゴ「何でもええけ。最後に格好ええところ、わしらに見せてくれ」
闇光「良いだろう。刹那に見惚れよ。迸る闇と光の相克が一条の正義と帰結する有終の美を」
イチゴ「どういう意味?」
ココア「黙っていてあげなさい」
闇光「ファイナルファン」
ミルク「仲間のユーエフオーが来たよ!」
イチゴ「あちゃー。ビームで粉々にしてもうた」
ミルク「別にいいじゃん」
闇光「おうふ……」
イチゴ「格好よかったよ!」
闇光「……おうふ」
ミルク「そうなると思ったよ」
ココア「私が牛鬼を落とします。デストロイ!」
イチゴ「次は角をチョッキンしてやる!ちょいやさー!」
ミルク「だめ。避けられた」
ココア「前の蜘蛛のアンデットより動きが速いです」
ミルク「イチゴも苦戦してる。ここは私が何とかするよ」
イチゴ「頭がだめなら、お尻ぺんぺんしてやる。ジャーンプ!」
ココア「今です」
ミルク「バキューン!」
闇光「イチゴたんが背後へ跳び、敵が振り向いた隙にミルクたんが撃つ。おっふ。これは見事なコンビネーションですな。敵の足が一つドロドロになりました。これで形成逆転ですぞ。いけいけ、そこそこ」
ココア「デストロイ!」
イチゴ「チョッキン!」
ミルク「バキューンバキューン!」
イチゴ「悪いのう。足を全部ダメにしちまって」
ミルク「新しい足が生えたよ!」
イチゴ「え!ヤバっ!」
闇光「イチゴたーん!!」
ミルク「イチゴがビルに吹っ飛ばされちゃった」
ココア「……許さない」
ミルク「ココア」
ココア「新しい魔法を撃ちます。もう一度、動けなくしてください」
イチゴ「分かった」
ミルク「早くやっつけてイチゴを助けよう」
イチゴ「よし、わしが先に行く」
ミルク「待って」
イチゴ「何じゃ」
ミルク「隣にいるじゃん!角で思いっきり吹っ飛ばされたのに元気じゃん!」
イチゴ「ちょっと痛いし埃だらけじゃけど、わしは元気じゃ」
ココア「貴女、何をしたのですか?」
イチゴ「よう分からん。わあー行きたいところに行けるーみたいな感じ」
闇光「それは瞬間移動ですな。超能力かも」
ココア「気を付けて!モノレールの破片が降ってきます!」
ミルク「ブラウニー守って!」
ブラ「ぷふー」
ココア「助かりました」
イチゴ「ウンコバリアのおかげでギリギリセーフ」
闇光「糸を器用に操って厄介な奴ですな」
ミルク「心臓がドキドキして痛い」
イチゴ「牛肉が跳んで来た!わしとガチンコ勝負じゃ!」
ミルク「ほんと元気だなあ」
闇光「おふう。盾を構えて突撃して、空中で見事に弾き返してしまいましたぞ。あのアンデットの巨体をです。このような状況ですが、いやはや手に汗握り興奮しますな」
ミルク「ねえ。イチゴの邪悪なオーラが白くなってるよ」
ココア「邪悪と言わないで下さい」
闇光「はあん!間違いない!覚醒してダークエネルギーを神聖なるエネルギーに変えたのです!この展開はっ燃えええ!!」
ミルク「うざっ。めっちゃ興奮してるじゃん」
ココア「無視して、あれを見てください。鬱陶しいくらいイチゴが消えたり現れたりしています。これでは魔法が撃てません」
ミルク「イチゴ!戻ってきて!」
イチゴ「どうした」
ココア「便利な超能力ですね」
ミルク「でも、ちょっと邪魔」
イチゴ「すまん」
ミルク「ココア、作戦はある?」
ココア「ええ。イチゴ、貴女は牛鬼のお腹の下に潜って打ち上げて下さい」
イチゴ「打ち上げに行くのは勝ってからじゃろう」
ココア「バカ。上に吹っ飛ばせっての」
イチゴ「それなら任せえ!」
ココア「空中では避けられないはず。ミルク、体を狙って」
ミルク「バキューン!」
イチゴ「お、ひっくり返っちまった」
ミルク「うええー。足がワシャワシャしてちょーキモい」
ココア「最後に私が」
イチゴ「あれ。足が動かん。糸かこれ。いつの間に道路に引っ付いた。固くてほどけん。うんしょ。よいしょ」
ミルク「イチゴ戻って!」
イチゴ「はーい!」
ミルク「ぎゃあ!ぎゅーきまで瞬間移動してるじゃん!」
ココア「バカバカバカー!」
イチゴ「はっはっはっ!糸のせいみたいじゃ!それ逃げろ逃げろー!」
闇光「イチゴたんも急いで離れて!」
イチゴ「チョッキンしてバイバイじゃ」
ミルク「今度こそ決めて」
ココア「はあ……はあ……もう!ビッグデストロイフリーズ!」
闇光「やや、突如として地面から吹き出した冷気が牛鬼に纏わり付いて一瞬にして凍結させてしまいました」
ミルク「見れば分かるよ」
ココア「私は限界ですので後をよろしく」
イチゴ「最後は、あんこうさんに任せよう」
闇光「え?僕?」
イチゴ「格好つかんじゃろう」
闇光「お、ふひ、おふふ。教会ナンバーワンである僕としたことが子供に気を遣わせてしまいましたなこれはお恥ずかしい」
イチゴ「何でもええけ。最後に格好ええところ、わしらに見せてくれ」
闇光「良いだろう。刹那に見惚れよ。迸る闇と光の相克が一条の正義と帰結する有終の美を」
イチゴ「どういう意味?」
ココア「黙っていてあげなさい」
闇光「ファイナルファン」
ミルク「仲間のユーエフオーが来たよ!」
イチゴ「あちゃー。ビームで粉々にしてもうた」
ミルク「別にいいじゃん」
闇光「おうふ……」
イチゴ「格好よかったよ!」
闇光「……おうふ」
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
転生幼女はお願いしたい~100万年に1人と言われた力で自由気ままな異世界ライフ~
土偶の友
ファンタジー
サクヤは目が覚めると森の中にいた。
しかも隣にはもふもふで真っ白な小さい虎。
虎……? と思ってなでていると、懐かれて一緒に行動をすることに。
歩いていると、新しいもふもふのフェンリルが現れ、フェンリルも助けることになった。
それからは困っている人を助けたり、もふもふしたりのんびりと生きる。
9/28~10/6 までHOTランキング1位!
5/22に2巻が発売します!
それに伴い、24章まで取り下げになるので、よろしく願いします。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
結婚しても別居して私は楽しくくらしたいので、どうぞ好きな女性を作ってください
シンさん
ファンタジー
サナス伯爵の娘、ニーナは隣国のアルデーテ王国の王太子との婚約が決まる。
国に行ったはいいけど、王都から程遠い別邸に放置され、1度も会いに来る事はない。
溺愛する女性がいるとの噂も!
それって最高!好きでもない男の子供をつくらなくていいかもしれないし。
それに私は、最初から別居して楽しく暮らしたかったんだから!
そんな別居願望たっぷりの伯爵令嬢と王子の恋愛ストーリー
最後まで書きあがっていますので、随時更新します。
表紙はエブリスタでBeeさんに描いて頂きました!綺麗なイラストが沢山ございます。リンク貼らせていただきました。
加護を疑われ婚約破棄された後、帝国皇子の契約妃になって隣国を豊かに立て直しました
黎
ファンタジー
幼い頃、神獣ヴァレンの加護を期待され、ロザリアは王家に買い取られて王子の婚約者となった。しかし、侍女を取り上げられ、将来の王妃だからと都合よく仕事を押し付けられ、一方で、公爵令嬢があたかも王子の婚約者であるかのように振る舞う。そんな風に冷遇されながらも、ロザリアはヴァレンと共にたくましく生き続けてきた。
そんな中、王子がロザリアに「君との婚約では神獣の加護を感じたことがない。公爵令嬢が加護を持つと判明したし、彼女と結婚する」と婚約破棄をつきつける。
家も職も金も失ったロザリアは、偶然出会った帝国皇子ラウレンツに雇われることになる。元皇妃の暴政で荒廃した帝国を立て直そうとする彼の契約妃となったロザリアは、ヴァレンの力と自身の知恵と経験を駆使し、帝国を豊かに復興させていき、帝国とラウレンツの心に希望を灯す存在となっていく。
*短編に続きをとのお声をたくさんいただき、始めることになりました。引き続きよろしくお願いします。
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる