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蟹座星人ダンスクラブ

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神父「かにちょき!かにちょき!」

イチゴ「きゃ!」

神父「ごめんなさい。失礼しました。後ろを向いています」

ミルク「神父さんのエッチスケッチワンタッチ!」

神父「ノーエッチノースケッチノータッチです。私の話を聞いてください」

ココア「バカみたいな蟹の真似して覗きに来るなんて最低の変態です!」

神父「お願いします。話を聞いてください」

ミルク「今の何?」

神父「えーと、蟹座星人ダンスクラブ」

ミルク「だっさ」

イチゴ「はっはっはっ!」

ココア「イチゴにはウケてます」

神父「あのですね。私はただ、みんなを笑わせようと思ったのです」

ミルク「正直、ふふ、ちょっと面白かった」

ココア「へへ、もう一回やってください」

神父「二度とやりません。それで、君達はどうしてビーチで日焼け止めを塗っていたのですか。ここは人目につきますよ」

イチゴ「日焼け止めはビーチで塗るものじゃけえ」

神父「それでイチゴさんはシートにうつ伏せになっていたのですね。ほほ、そういうところは子供らしく純粋なのですね」

ミルク「神父さんの言う通り誰かに見られてもおかしくなかったね」

ココア「恥ずかしくなってきました。イチゴが余計なことを言うからです」

イチゴ「最初に塗ってもらって何を言うとんのじゃ」

ミルク「やーめーてーよー!」

イチゴ「分かったけ」

ココア「嘘泣きはやめてください」

神父「ところで、日焼け止めは外出の三十分前くらいに塗るのが効果的だそうですよ。私も日焼け止めを塗るので事前に調べてみたのです」

ミルク「先に言ってよ」

ココア「時すでに遅しです」

神父「申し訳ない。イチゴさん、塗り終わりましたか?」

イチゴ「おっけー」

神父「あらら。レジャーシートが日焼け止めクリームでヌルヌルですね」

イチゴ「どうしよう」

神父「海水で洗い流してしまいましょうか」

ココア「ダメです。やめてください」

神父「どうしてですか?」

ココア「海水の臭いが嫌だからです」

ミルク「確かに臭いがキツいけど」

イチゴ「ブラウニーは気持ちよく泳いどるぞ」

ブラ「ぶうー!!」

ミルク「聞こえたみたい」

イチゴ「でっけえ屁じゃ」

神父「海が汚れるのもいけませんし。これ、彼女の家で洗ってきます」

イチゴ「お願いします」

神父「はい。任されました」

ミルク「帰ってくるときは、さっきの蟹さんしてね」

神父「もうやりません」

ココア「残念です」

ミルク「仕方ないね」

神父「え?そんなに面白かったですか?」

ココア「面白いけどキモかったです」

ミルク「しっ、それ言っちゃダメなやつだよ」

神父「かにちょきー!かにちょきー!」

イチゴ「ありゃヤケクソじゃのう」

ブラ「ぶぷっぴぃ」

イチゴ「乗せてブラウニー」

ミルク「深いところはダメだよ。私達の胸より下のところまでだからね」

ブラ「ぷぴ」
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