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オバケ屋敷は左に気を付けましょう
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ミルク「やっと到着した。追ってきてない?」
ココア「さっきの場所に集まっているようです」
イチゴ「そしたら今のうちに」
ミルク「うん。ささっと回収しよう」
ココア「では、ミルクはここでお待ちください」
ミルク「やだ!どうして置いて行こうとするの!」
ココア「だって、中にアンデットがいるかも知れませんし」
ミルク「外よりマシ。イチゴについてく」
イチゴ「はぐれたらあかんぞ」
ミルク「ずっとスカート掴んでる」
ココア「パンツ丸見えだからスカートはやめてあげなさい」
イチゴ「ブラウニーはウンコバリアで門を守っててくれ」
ブラ「ぶりん!」
ココア「ぴったり収まりましたね」
ミルク「これなら外は気にしなくていいや。チョコレート食べて待っててね」
ブラ「ぷ!」
イチゴ「さ、行くぞ」
ココア「私の家の屋敷よりは小さいですけど、やっぱり広そうです」
イチゴ「じゃ別れよう」
ミルク「やだ」
ココア「危険です」
イチゴ「おまんもひっつくんけ」
ココア「私が魔法を使ったら屋敷は粉々ですよ」
イチゴ「それは怒られるけえ困る」
ココア「ということで、ほらほら」
イチゴ「くふふ!まるでオバケ屋敷じゃのう」
ミルク「やめてよ」
ココア「空が曇ってきて薄暗いです」
イチゴ「何じゃ。あちこち散らかっとるのう」
ココア「アンデットが暴れたみたいな引っ掻き傷まであります」
ミルク「しかも大きい。ちょーヤバい予感」
イチゴ「ここは何じゃ。本がたくさんある」
ココア「書斎ですね」
ミルク「何か生えてるよ」
ココア「これは特別な食虫植物です。この屋敷の方が魔法で生やしたのでしょう」
ミルク「じゃあファミリア?」
ココア「ええ、それに近いです」
ミルク「うわっ、むしり取った」
ココア「ちょうど良かったです。本に寄り付く本の虫を食べてくれるので、一本だけ栞に頂きます」
ミルク「本で挟んだら死んじゃうよ」
ココア「大丈夫です。これからよろしくね、シオリーナ」
イチゴ「オシリーナ?」
ココア「バーカ」
イチゴ「またバカ言うたね!」
ココア「何回でも言ってあげますよ」
ミルク「ふえ……」
イチゴ「やめじゃやめじゃ」
ココア「またアンデットを呼ばれては困りますからね」
ミルク「次の部屋に行こう」
イチゴ「どんどん行くぞ」
ココア「この廊下の先はどこへ繋がっているのでしょう」
イチゴ「庭もジャングルみたいじゃ」
ミルク「あの茂みにアンデットが隠れてないよね」
イチゴ「わっ!」
ミルク「ええい」
ココア「黙れ!」
イチゴ「口を塞ぐスピードが凄い」
ココア「おまえもくだらないことするな」
イチゴ「分かったけえ、ミルクを離してやれ」
ミルク「ふう……」
ココア「まったく足手まといのポンコツコンビめ。次から次へとトラブル起こしてイライラする。またアンデットまみれになったら置いて逃げてやる」
イチゴ「グチグチぜんぶ聞こえちょるぞ」
ココア「ふん!嫌い!」
イチゴ「こっちこそ」
ミルク「やーめーなーよー」
イチゴ「お、キッチン見っけたぞ」
ココア「うおえっ!くせえ!」
ミルク「腐った何かがあるみたい」
イチゴ「まずは冷蔵庫チェックじゃ!」
ミルク「行くよ!」
イチゴ「ととと、スカート引っ張らんでくれ」
ココア「さっきの場所に集まっているようです」
イチゴ「そしたら今のうちに」
ミルク「うん。ささっと回収しよう」
ココア「では、ミルクはここでお待ちください」
ミルク「やだ!どうして置いて行こうとするの!」
ココア「だって、中にアンデットがいるかも知れませんし」
ミルク「外よりマシ。イチゴについてく」
イチゴ「はぐれたらあかんぞ」
ミルク「ずっとスカート掴んでる」
ココア「パンツ丸見えだからスカートはやめてあげなさい」
イチゴ「ブラウニーはウンコバリアで門を守っててくれ」
ブラ「ぶりん!」
ココア「ぴったり収まりましたね」
ミルク「これなら外は気にしなくていいや。チョコレート食べて待っててね」
ブラ「ぷ!」
イチゴ「さ、行くぞ」
ココア「私の家の屋敷よりは小さいですけど、やっぱり広そうです」
イチゴ「じゃ別れよう」
ミルク「やだ」
ココア「危険です」
イチゴ「おまんもひっつくんけ」
ココア「私が魔法を使ったら屋敷は粉々ですよ」
イチゴ「それは怒られるけえ困る」
ココア「ということで、ほらほら」
イチゴ「くふふ!まるでオバケ屋敷じゃのう」
ミルク「やめてよ」
ココア「空が曇ってきて薄暗いです」
イチゴ「何じゃ。あちこち散らかっとるのう」
ココア「アンデットが暴れたみたいな引っ掻き傷まであります」
ミルク「しかも大きい。ちょーヤバい予感」
イチゴ「ここは何じゃ。本がたくさんある」
ココア「書斎ですね」
ミルク「何か生えてるよ」
ココア「これは特別な食虫植物です。この屋敷の方が魔法で生やしたのでしょう」
ミルク「じゃあファミリア?」
ココア「ええ、それに近いです」
ミルク「うわっ、むしり取った」
ココア「ちょうど良かったです。本に寄り付く本の虫を食べてくれるので、一本だけ栞に頂きます」
ミルク「本で挟んだら死んじゃうよ」
ココア「大丈夫です。これからよろしくね、シオリーナ」
イチゴ「オシリーナ?」
ココア「バーカ」
イチゴ「またバカ言うたね!」
ココア「何回でも言ってあげますよ」
ミルク「ふえ……」
イチゴ「やめじゃやめじゃ」
ココア「またアンデットを呼ばれては困りますからね」
ミルク「次の部屋に行こう」
イチゴ「どんどん行くぞ」
ココア「この廊下の先はどこへ繋がっているのでしょう」
イチゴ「庭もジャングルみたいじゃ」
ミルク「あの茂みにアンデットが隠れてないよね」
イチゴ「わっ!」
ミルク「ええい」
ココア「黙れ!」
イチゴ「口を塞ぐスピードが凄い」
ココア「おまえもくだらないことするな」
イチゴ「分かったけえ、ミルクを離してやれ」
ミルク「ふう……」
ココア「まったく足手まといのポンコツコンビめ。次から次へとトラブル起こしてイライラする。またアンデットまみれになったら置いて逃げてやる」
イチゴ「グチグチぜんぶ聞こえちょるぞ」
ココア「ふん!嫌い!」
イチゴ「こっちこそ」
ミルク「やーめーなーよー」
イチゴ「お、キッチン見っけたぞ」
ココア「うおえっ!くせえ!」
ミルク「腐った何かがあるみたい」
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ミルク「行くよ!」
イチゴ「ととと、スカート引っ張らんでくれ」
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