3 / 115
黒魔術師に抗うよファミリー結成
しおりを挟む
神父「許可が降りました。登録の為にマイクロチップのスキャンを行いますので手を出してください」
イチゴ「まずは、わしからいかせてもらう」
神父「今日イチゴさん、ヒューメイリアン。五才。父親がパチプロで、母親がジョッキー」
イチゴ「親父はパチプロじゃけど、スロットもやるぞ」
神父「では、次の方どうぞ」
ミルク「先にするね」
ココア「ええ。どうぞお構い無く」
神父「明日ミルクさん、ヒューマン。五才。父親が、あー、えー、春画職人。母親が看護師」
イチゴ「春画職人て何じゃ?」
ミルク「女の人の裸を描いて売る人」
イチゴ「へえ、ファンキーじゃのう」
ココア「最後は私ですね」
神父「明後日ココアさん、ヒューメイリアン。五才。父親は彼の有名大学の教授で、母親は軍のお偉いさん。ほう、あなたは生粋のお嬢様ですね」
ココア「黙れ」
神父「え?」
ココア「これで登録されましたか?」
神父「はい。では次にファミリーのリーダーを決めてください」
イチゴ「わし」
神父「イチゴさんでよろしいですか?」
ミルク「いいよ」
ココア「お待ちになって。私も立候補します」
イチゴ「何でじゃ」
ココア「何でって、貴女のような野蛮人には心配でとても任せられません」
イチゴ「野蛮人て何じゃ?」
神父「乱暴な人、でしょうか」
イチゴ「何じゃと!おまん言うてくれるやないけ!」
神父「私じゃないです。ココアさんです」
イチゴ「こりゃココア!さっき一口くれたからってリーダーだけはやらんぞ!」
ココア「これから先のことを考えれば、とても任せられません」
イチゴ「何でじゃ!納得いく説明せえ!」
ココア「チームは私みたいなしっかりした人がまとめないと、すぐにダメになってしまいます。貴女がしっかりした人には残念ながらとても見えません。ギャンブルなんてするような馬鹿なんだから黙ってて」
イチゴ「ギャンブルして何が馬鹿じゃ!わしもギャンブルばっかする大人は嫌いじゃけども、とにかく馬鹿言うやつが馬鹿じゃ!」
ココア「そういう返事がスーパーバカ」
イチゴ「スーパーバカじゃと!いまスーパー言うたか!」
ミルク「うるさい。私を挟んで喧嘩しないで」
イチゴ「ミルクはどっちの味方じゃ!さっき、わしでええ言うたね!はい、多数決でわしがリーダーじゃ!」
ココア「はあ!?この卑怯バカ!ミルクは本当はどう思ってるの?私の方がいいよね?」
ミルク「どっちでもいいから早く決めて」
ココア「どっちでもじゃなくて、ちゃんと、決めて」
イチゴ「そうじゃ。ミルクに決めてもらおう」
ミルク「えええいいああ!!」
神父「泣かない泣かない。ほら、二人が喧嘩するからですよ」
イチゴ「すまん。もう喧嘩しないけ、泣き止んでくれ」
ココア「そうですわ。私たち仲直りしますから」
ミルク「リーダーがどっちかで……くすん……また喧嘩するんでしょ……」
イチゴ「どうする?」
ココア「では、ミルクがリーダーで」
ミルク「待って。それはそれでちょっと」
イチゴ「しゃーない。わしもミルクがリーダーでええ」
神父「分かりました。では、そのように登録します」
ミルク「あ、う、や、やめてよ」
イチゴ「まずは、わしからいかせてもらう」
神父「今日イチゴさん、ヒューメイリアン。五才。父親がパチプロで、母親がジョッキー」
イチゴ「親父はパチプロじゃけど、スロットもやるぞ」
神父「では、次の方どうぞ」
ミルク「先にするね」
ココア「ええ。どうぞお構い無く」
神父「明日ミルクさん、ヒューマン。五才。父親が、あー、えー、春画職人。母親が看護師」
イチゴ「春画職人て何じゃ?」
ミルク「女の人の裸を描いて売る人」
イチゴ「へえ、ファンキーじゃのう」
ココア「最後は私ですね」
神父「明後日ココアさん、ヒューメイリアン。五才。父親は彼の有名大学の教授で、母親は軍のお偉いさん。ほう、あなたは生粋のお嬢様ですね」
ココア「黙れ」
神父「え?」
ココア「これで登録されましたか?」
神父「はい。では次にファミリーのリーダーを決めてください」
イチゴ「わし」
神父「イチゴさんでよろしいですか?」
ミルク「いいよ」
ココア「お待ちになって。私も立候補します」
イチゴ「何でじゃ」
ココア「何でって、貴女のような野蛮人には心配でとても任せられません」
イチゴ「野蛮人て何じゃ?」
神父「乱暴な人、でしょうか」
イチゴ「何じゃと!おまん言うてくれるやないけ!」
神父「私じゃないです。ココアさんです」
イチゴ「こりゃココア!さっき一口くれたからってリーダーだけはやらんぞ!」
ココア「これから先のことを考えれば、とても任せられません」
イチゴ「何でじゃ!納得いく説明せえ!」
ココア「チームは私みたいなしっかりした人がまとめないと、すぐにダメになってしまいます。貴女がしっかりした人には残念ながらとても見えません。ギャンブルなんてするような馬鹿なんだから黙ってて」
イチゴ「ギャンブルして何が馬鹿じゃ!わしもギャンブルばっかする大人は嫌いじゃけども、とにかく馬鹿言うやつが馬鹿じゃ!」
ココア「そういう返事がスーパーバカ」
イチゴ「スーパーバカじゃと!いまスーパー言うたか!」
ミルク「うるさい。私を挟んで喧嘩しないで」
イチゴ「ミルクはどっちの味方じゃ!さっき、わしでええ言うたね!はい、多数決でわしがリーダーじゃ!」
ココア「はあ!?この卑怯バカ!ミルクは本当はどう思ってるの?私の方がいいよね?」
ミルク「どっちでもいいから早く決めて」
ココア「どっちでもじゃなくて、ちゃんと、決めて」
イチゴ「そうじゃ。ミルクに決めてもらおう」
ミルク「えええいいああ!!」
神父「泣かない泣かない。ほら、二人が喧嘩するからですよ」
イチゴ「すまん。もう喧嘩しないけ、泣き止んでくれ」
ココア「そうですわ。私たち仲直りしますから」
ミルク「リーダーがどっちかで……くすん……また喧嘩するんでしょ……」
イチゴ「どうする?」
ココア「では、ミルクがリーダーで」
ミルク「待って。それはそれでちょっと」
イチゴ「しゃーない。わしもミルクがリーダーでええ」
神父「分かりました。では、そのように登録します」
ミルク「あ、う、や、やめてよ」
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ボッチの少女は、精霊の加護をもらいました
星名 七緒
ファンタジー
身寄りのない少女が、異世界に飛ばされてしまいます。異世界でいろいろな人と出会い、料理を通して交流していくお話です。異世界で幸せを探して、がんばって生きていきます。
転生先は盲目幼女でした ~前世の記憶と魔法を頼りに生き延びます~
丹辺るん
ファンタジー
前世の記憶を持つ私、フィリス。思い出したのは五歳の誕生日の前日。
一応貴族……伯爵家の三女らしい……私は、なんと生まれつき目が見えなかった。
それでも、優しいお姉さんとメイドのおかげで、寂しくはなかった。
ところが、まともに話したこともなく、私を気に掛けることもない父親と兄からは、なぜか厄介者扱い。
ある日、不幸な事故に見せかけて、私は魔物の跋扈する場所で見捨てられてしまう。
もうダメだと思ったとき、私の前に現れたのは……
これは捨てられた盲目の私が、魔法と前世の記憶を頼りに生きる物語。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
人質から始まった凡庸で優しい王子の英雄譚
咲良喜玖
ファンタジー
アーリア戦記から抜粋。
帝国歴515年。サナリア歴3年。
新国家サナリア王国は、超大国ガルナズン帝国の使者からの宣告により、国家存亡の危機に陥る。
アーリア大陸を二分している超大国との戦いは、全滅覚悟の死の戦争である。
だからこそ、サナリア王アハトは、帝国に従属することを決めるのだが。
当然それだけで交渉が終わるわけがなく、従属した証を示せとの命令が下された。
命令の中身。
それは、二人の王子の内のどちらかを選べとの事だった。
出来たばかりの国を守るために、サナリア王が判断した人物。
それが第一王子である【フュン・メイダルフィア】だった。
フュンは弟に比べて能力が低く、武芸や勉学が出来ない。
彼の良さをあげるとしたら、ただ人に優しいだけ。
そんな人物では、国を背負うことが出来ないだろうと、彼は帝国の人質となってしまったのだ。
しかし、この人質がきっかけとなり、長らく続いているアーリア大陸の戦乱の歴史が変わっていく。
西のイーナミア王国。東のガルナズン帝国。
アーリア大陸の歴史を支える二つの巨大国家を揺るがす英雄が誕生することになるのだ。
偉大なる人質。フュンの物語が今始まる。
他サイトにも書いています。
こちらでは、出来るだけシンプルにしていますので、章分けも簡易にして、解説をしているあとがきもありません。
小説だけを読める形にしています。
俺が悪役令嬢になって汚名を返上するまで (旧タイトル・男版 乙女ゲーの悪役令嬢になったよくある話)
南野海風
ファンタジー
気がついたら、俺は乙女ゲーの悪役令嬢になってました。
こいつは悪役令嬢らしく皆に嫌われ、周囲に味方はほぼいません。
完全没落まで一年という短い期間しか残っていません。
この無理ゲーの攻略方法を、誰か教えてください。
ライトオタクを自認する高校生男子・弓原陽が辿る、悪役令嬢としての一年間。
彼は令嬢の身体を得て、この世界で何を考え、何を為すのか……彼の乙女ゲーム攻略が始まる。
※書籍化に伴いダイジェスト化しております。ご了承ください。(旧タイトル・男版 乙女ゲーの悪役令嬢になったよくある話)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる