《完結》国を追放された【聖女】は、隣国で天才【錬金術師】として暮らしていくようです

 精霊に愛された少女は聖女として崇められる。私の住む国で古くからある習わしだ。
 驚いたことに私も聖女だと、村の皆の期待を背に王都マーベラに迎えられた。

 それなのに……。

「この者が聖女なはずはない! 穢らわしい!」

 私よりも何年も前から聖女として称えられているローザ様の一言で、私は国を追放されることになってしまった。

「もし良かったら同行してくれないか?」

 隣国に向かう途中で命を救ったやり手の商人アベルに色々と助けてもらうことに。
 その隣国では精霊の力を利用する技術を使う者は【錬金術師】と呼ばれていて……。

 第五元素エーテルの精霊に愛された私は、生まれた国を追放されたけれど、隣国で天才錬金術師として暮らしていくようです!!

 この物語は、国を追放された聖女と、助けたやり手商人との恋愛話です。
 追放ものなので、最初の方で3話毎にざまぁ描写があります。
 薬の効果を示すためにたまに人が怪我をしますがグロ描写はありません。
 作者が化学好きなので、少し趣味が出ますがファンタジー風味を壊すことは無いように気を使っています。


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