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女子高校生 ミコの彼氏

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それを彼がこの部屋で仕上げて、送る。

彼の仕事はキャラを作ること。

会社から出された条件に合うキャラを描くことが、彼の仕事。

そしてそのゲームは爆発的なヒットを飛ばす。

彼の元へは大金が振り込まれるというシステムらしい。

お金があるのに引っ越さない理由は、さっき述べた3つのことが原因だ。

…ちょっと責任を感じるなぁ。

「…よし、終わり」

山積みになっているゲームの上に、更にゲームソフトを置く。

「二次元は終了。そして次は…」

くるっと振り返り、にや~っと笑う。

「キミの番だ」

「うっうん」

彼は体の肉を揺らしながら歩いて、わたしの元へと来た。

そして両肩をガシッと掴むと、いきなりキスしてきた。

「んっんんっ…!」

彼の分厚い唇は、思ったよりも柔らかい。

…そしてベタベタする。

湿っているのか、それとも別の何かのせいなのか、あんまり考えたくない。

激しく唇を合わせてくるので、思わずバスタオルを掴む力がゆるんだ。

バサッと床に落ちてしまう。

「ああ…。相変わらずミコちゃんの体、キレイだね」

少し離れて、彼がわたしの体を見る。

「やっヤダ。あんまりジロジロ見ないで…」 
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