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Ⅳ.秋の章
55.瞳の奥をのぞかせて
しおりを挟むないている……?
泣いている……!
苦しんでいる、悲しんでいる……!!
なぜ?!
自分を組み敷く男の異変に、ソフィアは必死に抵抗した。
「いや……っ、まって、やめて! レオ、やめてどうして…………ああっ!」
「はっ……ああ、よかった……!」
凶悪な大きさを保ったままそれが引き抜かれ、悲鳴をあげたソフィアに陛下は安堵の息を漏らした。小さな背中をかかえて、ぎゅう、と抱きしめる太い腕は、しかし幼子のように怯えて震える。
「嫌なことをして、すまない……」
「……レ、オ、なに、……どうして……?」
ソフィアをあれだけいたぶり、嬲り、翻弄した男と今の陛下はまったく一致しない。親を亡くした少年のように震える彼は、いったい何を考えている。
全くもって分からなかった。
「辛かっただろう、ソフィア。薄気味悪くて、おぞましくて…………でもあれが、私の本質なんだ」
「なに、いって……」
「小さな君に発情して、強欲のまま傷つけて、それで満足するような男なんだ、私は。
醜悪で、凶暴で恐ろしくて……君の言う通り"きもちわるい"。だから……」
"きもちわるい"
あの日の言葉だと、そこはすぐに理解する。
食人獣と対峙して、指を切り、死ぬ気だったのかと咎められた日、ソフィアは彼の涙が怖くて、"きもちわるい"と必死になじって拒絶した。そして今、その言葉は巡りめぐってどうやら彼に突き刺さっている。
「すべて私のせいなんだ」
あれは……ちがう。そうじゃない。
そんなつもりで言ったのではない。彼自身を嫌ったわけではなく、愛情を示されたことが恐ろしかった。そしてその責任は彼にはなく、すべて受け手側の問題だった。
つまるところ、ソフィアは愛を嫌悪している。
不実で、かならず性が絡んで、得体が知れず気味が悪い……そんな男女の情愛を、ソフィアはずっと忌み嫌っていた。
「嫌がってくれてよかったよ。あのままでは、私はずっと君を犯さなくちゃならなかった。はは……やっぱり、気味が悪いな」
「ちが……ちがうんです、レオ……」
嫌がったのではない。驚いたのだ。
そしてどうにかしなくてはと、焦って止めた。
それを嫌がったと解釈されるのは……なぜかひどく心苦しい。
自嘲するレオの表情は見えないが、その声は痛みが滲んでいた。そして先ほどまでの薄気味悪い言葉や行動は、やはり彼の演出だったのだと知る。
そうまでして、悪辣な男を演じていた。
ソフィアに拒絶されるために。
「私は……遺したくはないんだ」
腕がほどかれ、ずるずると鈍く身体を起こしたレオの瞳はもう泣いてはない。そのかわり、美しかった緑は濁ってなんの光も映さずにいる。
ひどく傷ついている。
それだけが、ソフィアに分かることだった。
「レオ……?」
「私のせいで傷つけてすまない。でもこれで、よく分かっただろう? ……こんなきもちわるい血を、次に繋いではいけないんだ。
世継ぎはいらない、作らない。誰を妻にしても同じことだ。これは誰のせいでもなく、私自身の問題だ」
「待ってそんなっ……!」
ソフィアが喉から手が出るほど欲したものを、彼は簡単に投げ捨てようとしていた。至高の血筋と王の才覚……どちらも持ち得る人物など、この世にそう多くはない。
どうしたって繋がなくてはならない血統を、自ら断ち切ろうとする罪の重さは計り知れない。ソフィアは自身が裸であることも忘れてレオの腕にすがって乞うた。
「いけませんレオ、あなたの血は、絶対に継がれなくてはなりません! あなたほど偉大な人がどうしてそんな……っ!」
「大丈夫……君の秘密は口外しないし、子がなくたって王妃の身分は保証する」
噛み合わない。
当然だ、レオは決定事項を話している。彼の中では、もはや議論の余地すらないらしかった。
愕然とするソフィアをよそに、レオは力を無くした男根を仕舞い、服を整え、髪をあげた。ひと息ついた彼はもうすでに国王の顔に戻っていて、つい先刻の嵐は消えてしまった……ように思える。
「ソフィア……君はなにも、心配しなくていい」
「……本気ですか……、一国の王が、誰にも子を生ませないなんて……っできるわけ」
「出来るとも。どうせ国王なんて山猿の頭領みたいなものだ。次がいなければ代わりが出る。それくらいの軽いものでしかない。
王家の血が必要なら、アイリーンの子を据えればいい。ふたりの子はいずれ出来るだろうし、彼女もれっきとした王族だ。それに…………何も不都合はない。
彼女の子が王になるなら、親族である君の身分だって保証される。悪くない話だろう?」
破綻した論理を振りかざしながら、レオは諦めた目で笑っていた。その微笑みは、まるで死にゆく囚人のように、苦しみながらもどこか清々しく晴れわたっている。
不安で、心細くて、たまらなかった。
そこまでして周到に、綿密に、自分自身を追い詰めてゆくレオの心が、分からないでいた。
「そうなれば、あなたはどうなるの……」
「……どうなるんだろうね。せいぜい種無しとして蔑まれ、王座から蹴落とされるくらいじゃないか? 私は別に構わないよ。君を傷つけ、孕ませる方がよっぽど嫌だ」
「……っわたしの、せいですか……」
「いいや違う。これは私の問題だ……君はなにも心配いらない、ただ……」
いっそ、君のせいなのだ、と。
そう言われた方が、どれだけ納得しただろう。分からない、理解できないと、こんがらがったソフィアの頭を、レオはわずかに撫でていた。
遠慮がちな撫で方だった。
罪人が、天使に触れるかのような。
「君に人並みの、子を持つ幸せを与えてやれないのは……申し訳なく思うよ」
「そんなの……与えてくださればいいだけの話ではありませんか。その方がよほど単純です」
「気味の悪い私の子種を? もう欲しいとは思わないだろう? ……私だってごめんだ」
言いながら傷ついている。
緑の瞳に翳りが見えると、ソフィアの胸がどうしようもなく焦燥した。涙こそ流してはいないが、彼はずっと自傷している。自分を偽り、他者を傷つけ、その実 彼が一番苦しんでいる。その理由はなおも分からないが……ソフィアは思うがままに裸体を起こした。
膝立ちになり、身じろぐレオの首に腕を回し、ゆっくり、でも確実に唇を重ねた。舌を使って唇をこじ開けようとするのに、強情な彼は開けてくれない。
「やめっ……!」
「……ふふ」
離れようとするから、腕にいっそう力を込めればぶら下がったようになってしまう。やっぱり体格差がすごいと思って、自然に笑いがこみあげた。
……裏切られたわけではなかった。
側妃など、どうでもいい事だった。
彼の方こそ苦しんでいる。
わたしに触れるのを、怖がっている。
嘘はなかった……変わらず矛盾だらけで、理由など一切わからない。でもふたりの時間に、なぐさめた手に、やさしい言葉に嘘がないなら…………それでいい。
ーー向き合ってみよう、彼と。
「やめろソフィア、もう、離してくれ……っ」
「どうして……? わたしを愛していらっしゃるのでしょう? ご自分でも気味が悪くなるほど、わたしのことが好きなのでしょう? ……それなら何も考えないで。わたしも、もう考えるのはやめにしますから…………」
赤い斑点のついた裸体をレオの寝衣に擦りつければ、威丈高な男の象徴が腿の内側に触れていた。本意はどうあれ、求められている。その事実に、ソフィアは至極満足だった。
白い右手を下へ下へと伸ばしてゆく。
途中で寝衣の切れ目に触れれば、そこから静かに服の内側へと手のひらを進めた。大きな腰がびくんと跳ねて離れようとし、彼女は全体重をかけて密着する。
中途半端に身体が崩れて、ソフィアはすかさず乗り上げて覆いかぶさった。ついに剛直の先を後ろ手で包めば、息を飲み込む音がする。
「ッ! ソフィア、やめてくれ……っ!」
「……あなたのここは、やめて欲しいようには見えません。わたしに触れられて、ふふ、よろこんでる」
「なっ、あ……っ! ソフィ、ア、くそ……ッ!」
「大丈夫です。手ほどきを受けていますから……粗相はしないと、約束します」
ーー大丈夫、恐ろしくない……大丈夫……!
自分に言い聞かせながら手慣れた動きで竿を握る。わずかに震えて怯えながらも、意を決してくびれの部分を柔くこすれば、彼から余裕のない声が出る。ソフィアは唇をそっと重ねて、それから身体を伸ばしてレオの耳朶にくちづけた。
「ふ……やめっ…………ぐッ……」
「レオ、あなたは気味悪くなんて、おぞましくなんてありません」
「……っおお、うそ、つきめ……! あんな風に、嫌がって、おいて……どのくちが…………っ」
かわいい、と。
不意にそんなことを思った。
大の男が、倍ほどもあるその体躯が、自分の与える快楽によってなすすべもなくひれ伏している。精悍な顔を真っ赤にさせて、緑の垂れ目と金の太眉を歪めて、溺れまいと必死でいる。
ーーうん、大丈夫、怖くない……かわいい。
ソフィアの細肩を掴んで引き離そうとする手も力強い。だが、剥がされかかった彼女がぎゅう、と熱い塊を握ると、その手が怯えてゆるむのだ。
快楽と信念でせめぎ合う様子に、ソフィアは楽しくてたまらなかった。
それこそ、きもちわるいと思っていたこの行為をもっと続けたくなるくらいには、レオの反応は好ましかった。ソフィアは鈴口からあふれる涙を指先に取ると、くるくると先端を撫でまわす。
「嫌がったんじゃありません! あなたが泣くから……驚いたんです」
「いま、じゃ、ない……ッあの時だって……ああ……!」
「……あぁ…………そういえば、あの時も泣いてらっしゃいましたね……」
あの時と今。
まったく違う状況だったが、ひとつだけ、共通していることがある。それに気付いてしまえば、ソフィアは俄然、レオを慰めたくて仕方なくなる。
嫌悪したはずの情愛が、ソフィアの胸を熱くさせる。
「あなたはわたしが傷つくと、泣いてしまうんですね」
「ソフィア……っもう、離せ…………!」
「レオ、キスして? わたしは あなたの唇が、案外気に入ってるんですよ……?」
誘いかけると分かりやすく緑の瞳が迷いに揺れる。
なんてかわいいんだろう。この期に及んでまだ触れるのを怖がっている。結局ソフィアからくちづけると、彼はとうとう陥落した。
大きな手がソフィアの髪をまさぐって、食らうように厚い唇が開く。小さな舌を献上すると味わうように舐めとられる。手のなかにある剛直はびくびくと震え、限界が近いと訴えてくる。
「ふぅ、ん……ん……」
「あ……ッ、ソフィア……!」
もう片方の手も入れて、両手に涙まとわりつかせ、動きを大きく早くした。手首のひねりや指の動きを付け加えながら、陰嚢もやわく揉みしだく。すると、ぐちぐちと淫猥な音が響いて、口のなかで彼が喘いだ。
「くぅ…………ッ」
「レオ……わたしは王家の血を持ちません。それでも、わたしを王妃と認めてくれますか?」
「な、にを……今更……! と、ぜん…………ッ!」
「なら達って。わたしがあなたの妻であると……唯一の妻であるのだと、きちんとわたしに教えてください」
「……めちゃ、くちゃだ…………ーーッ!!」
叫びを殺し、たくましい喉をのけぞらせると、ソフィアの小さな手のひらを熱い飛沫がボタボタと飛んだ。レオの唇を吸いながら、寝衣に雫が付かないよう、慎重に手を引き抜く。
……もっと良い方法があったかもしれない。
レオの傷を言葉でなぐさめ、時間をかけて彼を知り、添うてゆく道もあったのだろう。実際、彼はソフィアに対して、このところずっと、その方法をとってくれている。
後ろ暗いソフィアの秘密を知った上で、王妃と認め、気遣ってくれる。時には周囲を敵にしてまで護ってくれる……それが今では心強く、ソフィアにはいとしい。
だから彼にーーみずから傷を負い、悲しみ、泣く彼に、大丈夫だと伝えたかった。わたしは傷ついてなんかいない。あなたはわたしを、傷つけてなんかいないのだと……やり方は多少強引だったが、後悔などはしていなかった。
「……すまない、汚して……」
汚れた、とは思わない。
不思議だったが、一切の恐れや怯え、嫌悪感は跡形もなく消えていた。申し訳なさそうにちり紙で濡れた手を拭うレオに、ソフィアはいたずらに微笑んだ。
「悦かったですか?」
「……っソフィア、すまな」
「悦かったなら、褒めてください。抱きしめて、たくさんキスをして……普通の人が愛する妻にするように……ね?」
両腕を伸ばして広げると、艶めいた疲労を浮かべるレオがおずおずとソフィアを抱きしめた。
乱れた金髪、紅潮した頬、熱い吐息にどんな女も堕とせそうなほど甘い色香がまざっている。そんな彼は幼子のように、ソフィアをぬいぐるみにして震えて抱くから滑稽で、可笑しくて。
……どこか、かわいそうで。
ソフィアはまるで天使のように、彼の背中を、何度も何度もやさしく叩いてなぐさめてやった。
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