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第2話 ぐごーっとやっちゃうのです
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「ナナちゃんって言うのね。大丈夫よ。お姉ちゃんたちに任せて。あそこにいるお兄ちゃんも、顔や頭や言葉遣いは悪いけれど――あら、悪いところだらけだわ。それでも、腐った性格ではないから、きっと助けてくれるわ」
ちらちらと横目でカイルを見ながら、サレッタが毒舌を披露する。
強固に要望を突っぱねれば、もしかしなくとも自分ひとりで面倒を見ると言い出す。幼馴染であるがゆえに、カイルはサレッタの性格をよく知っていた。
「あのな。何回も言ってるけど、身元もわからない少女を連れ回したりできるわけないだろ。お前は犯罪者になるつもりか」
あくまでカイルに譲るつもりがないと知って、ルージュなどが一切塗られていないにもかかわらず、綺麗な桃色の唇をサレッタがツンと尖らせた。駄々っ子そのままの仕草で、かすかに頬も膨らませる。
「拗ねたって駄目だ。ここへ連れてくる前に、もっと詳しい事情を聞いておけよ」
「聞いたわよ」
途中でカイルの言葉を遮るように、サレッタが六畳程度のスペースに小さなベッドが二つだけの部屋に怒声を響かせた。
木造の宿屋は、当たり前だが部屋の壁も木材だ。何を話しているかまではわからなくとも、カイルとサレッタの声は他の客に聞こえているはずだった。
不幸中の幸いとでもいえばいいのか、唯一の救いは男女で言い争っているため、他の客には痴話喧嘩程度にしか思われてないだろう点である。
騒ぎを聞きつけた誰かに部屋へ飛び込んでこられ、両親に無断で連れてきた着ぐるみ少女をどうしようか話し合っている場を見られたら、ほぼ確実に町の衛兵へ突き出される。
厄介事を避けるために、カイルは幾度となくサレッタに少女を元の場所へ戻してこいと要求した。
にもかかわらず、こんな時に限ってサレッタは生来の頑固さを発揮する。
頑固ではあるものの、最初から他人の意見を全否定するような女性ではない。相手の好きなようにさせつつ、自分も好きなように行動する。
冒険者になるため村を出ようとしたカイルを引き止めるでもなく、問答無用でついてきたのがその証拠だ。
悪い人間でないのも理解している。そうでなければ、いくら幼馴染とはいえ、今日まで行動を共にしていない。
お節介焼きなせいで、夜の町にひとりでいたという少女を放っておけなかったのもわかる。できれば力になってやりたいのは、カイルも同じだった。
しかし、事情をよく知らずに手を出して、自分たちが悪者になるような展開は避けたかった。
だからこそ情報が必要になる。少女がどこに住んでいるのか聞いていたらしいサレッタに、カイルは元の住居について尋ねた。
「住んでる場所はないんだって。なのに両親もいない。カイルは、こんなにもかわいそうな女の子を放っておけるの!?」
サレッタの真剣な眼差しに射抜かれ、言葉に詰まるカイル。
代わりに言葉を発したのは、宿屋に連れてこられた着ぐるみ少女だった。
「ナナはどらごんなのです。心配は無用です。人間の保護は必要としないのです」
独特な口調で人間と呼んだカイルやサレッタを、ナナが見下ろそうとするかのような姿勢を取る。
着ぐるみ部分を入れても身長は百三十センチメートル程度なので、実際に見下ろすのは不可能だが。
ナナの仕草をサレッタは可愛いと思ったみたいだが、カイルは若干引き気味になる。子供は嫌いではないのだが、苦手なせいもあるかもしれない。
「そうだよね。ナナちゃんはドラゴンだもんね。でも、お姉ちゃんたちと一緒にいた方が安心だよ」
「うぐぐ、もの凄い勢いで頬擦りをしないでほしいのです。ナナが可愛いのは当たり前ですが、困ってしまうのです」
両手で懸命にサレッタの顔を引き離したあと、自らをドラゴンだと名乗る少女ナナは言葉を続ける。
「それにナナはドラゴンではなく、どらごんなのです。恐怖の象徴なのです。油断してると、ぐごーっとやっちゃうのです」
ナナは脅しているつもりでも、睨まれたサレッタは微塵もそう感じていないみたいだった。
怯える様子はなく、それどころかナナを見つめる瞳をこれ以上ないほどキラキラ輝かせる。
大好物を目の前にした、飢えた狼みたいな露骨な反応を見せるサレッタに、逆にナナが恐怖を覚えたみたいだった。
すかさず逃げようとするものの、着ぐるみに包まれた小さな足がパタパタと部屋の隅へ移動する前に、サレッタに捕まえられてしまう。
やめてという暇もなく、サレッタはカイルが見ている前で「可愛い」と連呼しては、ナナのほっぺに唇を押しつける。
「ナナちゃん可愛いっ! 私、ぐごーってやられちゃいたい!」
発言だけ聞いていると、少女が危ない人に襲われているようにしか思えない。
昔から可愛らしい猫や犬に目がなかったが、着ぐるみ少女にも同様の反応を示すとは予想外だった。
まさか、サレッタはペット感覚で、少女を飼うつもりで宿屋に連れてきたのでは。
室内の光景を見ていると、カイルはとてもじゃないが考えすぎだと首を左右には振れなかった。
「じゃれ合うのはやめておけ。問題はその子――ナナをどうするかだ」
「もちろん、一緒にいるに決まってるじゃない。住むところも頼れる人もいないのなら、私たちでなんとかしてあげようよ」
簡単に言ったサレッタに、カイルはチョップを見舞った。
手加減しているとはいえ、結構な一撃を脳天に食らったサレッタは、両手で頭を押さえながら床に尻もちをつく。
「ちょっと。何するのよ!」
サレッタは非難するようにカイルを見てくるが、先ほどまでまとわりつかれていたナナは、好機とばかりにサレッタの両腕から脱出していた。今は部屋の隅のベッドの側で、怯え気味にはーはーと呼吸を繰り返している。
「痛みを与えて、少しでも冷静になってもらおうとしたんだよ」
「うわ。カイルってば性格悪い」
「ありがとうよ。お前も、お節介はほどほどにしておけ。誰にだって事情があるんだ。他人が土足で深入りしていいことじゃない」
「でもっ! ナナちゃんはこんなに可愛いんだよ。夜の町にひとりでいて、危険な目にあったらどうするのよ!」
着ぐるみ少女を可愛いと判断するかどうかはともかく、サレッタの言葉に一理あるのはカイルもわかっていた。
「そのために衛兵がいるんだろ。本当に両親がいないのなら、孤児院だってある」
尻もちをついたままのサレッタに、カイルは諭すように告げる。
「お前の気持ちもわかるが、相手のことも考えろ」
「考えた結果、ここに連れてきたんだよ。ナナちゃんは、ひとり寂しくしていたはずだからね!」
やたら自信満々なサレッタが、頭部をチョップされたダメージから回復するなり、立ち上がって正面からカイルの目を見てきた。睨みつけるように鋭さを増した瞳の中には、決して譲れない意思の強さが感じられる。
延々と言い争いが続きそうな状況下で、ナナも落ち着きを取り戻したらしく、口を開いた。
「ナナは別に寂しくはないのです。ひとりはとても気楽なのです」
単純にそう思っているがゆえの発言かどうかは、ナナの振る舞いを見ていてもわからない。
無理をしている様子はないが、余計に心を打ったらしく、サレッタはますますナナに同情的な言動をするようになった。
「こんないたいけな少女に気を遣わせて、なんとも思わないの? 見損なったよ。私、カイルはもっと人情味のある優しい男の子だと思ってた!」
「いたいけな少女ではないのです。ナナはどらごんなのです。人類が恐れおののく存在なのです」
気を遣っているようには見えないが、あくまでもナナは自分がドラゴンだと言い張る。
それを聞いていたサレッタは再度、なんとも思わないのという言葉をカイルにぶつけてきた。
「自分は人間じゃなく、本気でドラゴンだって思うくらい現実逃避してるんだよ! このままじゃ、いずれナナちゃんの心が壊れちゃうわ!」
「現実逃避はしてないのです。それとドラゴンではありません。ナナはどらごんなのです」
「大丈夫。私には全部わかってるから。お姉ちゃんに任せて、ね?」
その場にしゃがんで、覗き込むように顔を見てきたサレッタへ、ナナが不服を示すように顔をしかめた。
「むーっ。信じてもらえないのです。こうなったら、ナナがどらごんである証拠を示すのです」
くるりとサレッタに背中を向けたナナが、顎が外れるのではないかというくらいに小さな口を開いた。
ちらちらと横目でカイルを見ながら、サレッタが毒舌を披露する。
強固に要望を突っぱねれば、もしかしなくとも自分ひとりで面倒を見ると言い出す。幼馴染であるがゆえに、カイルはサレッタの性格をよく知っていた。
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「拗ねたって駄目だ。ここへ連れてくる前に、もっと詳しい事情を聞いておけよ」
「聞いたわよ」
途中でカイルの言葉を遮るように、サレッタが六畳程度のスペースに小さなベッドが二つだけの部屋に怒声を響かせた。
木造の宿屋は、当たり前だが部屋の壁も木材だ。何を話しているかまではわからなくとも、カイルとサレッタの声は他の客に聞こえているはずだった。
不幸中の幸いとでもいえばいいのか、唯一の救いは男女で言い争っているため、他の客には痴話喧嘩程度にしか思われてないだろう点である。
騒ぎを聞きつけた誰かに部屋へ飛び込んでこられ、両親に無断で連れてきた着ぐるみ少女をどうしようか話し合っている場を見られたら、ほぼ確実に町の衛兵へ突き出される。
厄介事を避けるために、カイルは幾度となくサレッタに少女を元の場所へ戻してこいと要求した。
にもかかわらず、こんな時に限ってサレッタは生来の頑固さを発揮する。
頑固ではあるものの、最初から他人の意見を全否定するような女性ではない。相手の好きなようにさせつつ、自分も好きなように行動する。
冒険者になるため村を出ようとしたカイルを引き止めるでもなく、問答無用でついてきたのがその証拠だ。
悪い人間でないのも理解している。そうでなければ、いくら幼馴染とはいえ、今日まで行動を共にしていない。
お節介焼きなせいで、夜の町にひとりでいたという少女を放っておけなかったのもわかる。できれば力になってやりたいのは、カイルも同じだった。
しかし、事情をよく知らずに手を出して、自分たちが悪者になるような展開は避けたかった。
だからこそ情報が必要になる。少女がどこに住んでいるのか聞いていたらしいサレッタに、カイルは元の住居について尋ねた。
「住んでる場所はないんだって。なのに両親もいない。カイルは、こんなにもかわいそうな女の子を放っておけるの!?」
サレッタの真剣な眼差しに射抜かれ、言葉に詰まるカイル。
代わりに言葉を発したのは、宿屋に連れてこられた着ぐるみ少女だった。
「ナナはどらごんなのです。心配は無用です。人間の保護は必要としないのです」
独特な口調で人間と呼んだカイルやサレッタを、ナナが見下ろそうとするかのような姿勢を取る。
着ぐるみ部分を入れても身長は百三十センチメートル程度なので、実際に見下ろすのは不可能だが。
ナナの仕草をサレッタは可愛いと思ったみたいだが、カイルは若干引き気味になる。子供は嫌いではないのだが、苦手なせいもあるかもしれない。
「そうだよね。ナナちゃんはドラゴンだもんね。でも、お姉ちゃんたちと一緒にいた方が安心だよ」
「うぐぐ、もの凄い勢いで頬擦りをしないでほしいのです。ナナが可愛いのは当たり前ですが、困ってしまうのです」
両手で懸命にサレッタの顔を引き離したあと、自らをドラゴンだと名乗る少女ナナは言葉を続ける。
「それにナナはドラゴンではなく、どらごんなのです。恐怖の象徴なのです。油断してると、ぐごーっとやっちゃうのです」
ナナは脅しているつもりでも、睨まれたサレッタは微塵もそう感じていないみたいだった。
怯える様子はなく、それどころかナナを見つめる瞳をこれ以上ないほどキラキラ輝かせる。
大好物を目の前にした、飢えた狼みたいな露骨な反応を見せるサレッタに、逆にナナが恐怖を覚えたみたいだった。
すかさず逃げようとするものの、着ぐるみに包まれた小さな足がパタパタと部屋の隅へ移動する前に、サレッタに捕まえられてしまう。
やめてという暇もなく、サレッタはカイルが見ている前で「可愛い」と連呼しては、ナナのほっぺに唇を押しつける。
「ナナちゃん可愛いっ! 私、ぐごーってやられちゃいたい!」
発言だけ聞いていると、少女が危ない人に襲われているようにしか思えない。
昔から可愛らしい猫や犬に目がなかったが、着ぐるみ少女にも同様の反応を示すとは予想外だった。
まさか、サレッタはペット感覚で、少女を飼うつもりで宿屋に連れてきたのでは。
室内の光景を見ていると、カイルはとてもじゃないが考えすぎだと首を左右には振れなかった。
「じゃれ合うのはやめておけ。問題はその子――ナナをどうするかだ」
「もちろん、一緒にいるに決まってるじゃない。住むところも頼れる人もいないのなら、私たちでなんとかしてあげようよ」
簡単に言ったサレッタに、カイルはチョップを見舞った。
手加減しているとはいえ、結構な一撃を脳天に食らったサレッタは、両手で頭を押さえながら床に尻もちをつく。
「ちょっと。何するのよ!」
サレッタは非難するようにカイルを見てくるが、先ほどまでまとわりつかれていたナナは、好機とばかりにサレッタの両腕から脱出していた。今は部屋の隅のベッドの側で、怯え気味にはーはーと呼吸を繰り返している。
「痛みを与えて、少しでも冷静になってもらおうとしたんだよ」
「うわ。カイルってば性格悪い」
「ありがとうよ。お前も、お節介はほどほどにしておけ。誰にだって事情があるんだ。他人が土足で深入りしていいことじゃない」
「でもっ! ナナちゃんはこんなに可愛いんだよ。夜の町にひとりでいて、危険な目にあったらどうするのよ!」
着ぐるみ少女を可愛いと判断するかどうかはともかく、サレッタの言葉に一理あるのはカイルもわかっていた。
「そのために衛兵がいるんだろ。本当に両親がいないのなら、孤児院だってある」
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「いたいけな少女ではないのです。ナナはどらごんなのです。人類が恐れおののく存在なのです」
気を遣っているようには見えないが、あくまでもナナは自分がドラゴンだと言い張る。
それを聞いていたサレッタは再度、なんとも思わないのという言葉をカイルにぶつけてきた。
「自分は人間じゃなく、本気でドラゴンだって思うくらい現実逃避してるんだよ! このままじゃ、いずれナナちゃんの心が壊れちゃうわ!」
「現実逃避はしてないのです。それとドラゴンではありません。ナナはどらごんなのです」
「大丈夫。私には全部わかってるから。お姉ちゃんに任せて、ね?」
その場にしゃがんで、覗き込むように顔を見てきたサレッタへ、ナナが不服を示すように顔をしかめた。
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