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16 交番、病院

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「ん?これは!!」


壁の中に手形を見つけた。

もしかしたらここに手を翳せばドアが開いたりするのか?



手を翳して見る。

「あ、開いた!」



部屋を出ると、廊下の奥は広間になっていた。



広間の方へ行くと、銀色の服を着た宇宙人達がいた。



「あの……」


宇宙人全員が振り向いた。



「君は……回復したね?」

「はい」


その宇宙人は、俺の前に瞬間移動して現れた宇宙人だった。



「ここは、どこですか?」


「ここは、宇宙人の交番、病院。です。」
どっちも兼ねているという事だろうか。








「あ!しんき!」

ガラスの向こうでは蜃気がベッドの上で横たわっていた。
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