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第三部 影喰み-shadow bite-篇
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八、
宣言通り、二日後の正午きっかりにやってきたルィアンに刹那は歓迎すると共に、ある願いを申し出た。
「貴殿のご慧眼ではお察しでしょうが」
「アンリの脚であろう? 言われずとも、だ。今日は当人とも話す為に参じた。だが、私は共同戦線を張る戦友ではあるが、医者でも神でもない。そして『インフィニ』もボランティアではない。それを前提に話しを聞こう」
刹那は「それでも貴殿にお縋りしたいのです……」と藁をも掴む思いでルィアンの正面に立った。背の低いルィアンからは、刹那を見上げる形になるので前髪に隠されている眼が、真摯に訴えてくるのも読み取れた。
「……ひとまずアンリの部屋に行こう」
刹那の言葉に感化されたのかはルィアンでも判じかねた。彼女は刹那とZERO、そしてアーヤを連れ立ってアンリのベッドが置かれている書斎の奥の部屋へと向かった。
◇
「あ、ルィアンさん」
アンリは、上半身だけなら起こしてもいいとアーヤとZEROから許可が出たので、起きて窓の外を見ていた。ただ長時間はまだ起きられないので、何重にも重ねたクッションに凭れる程度だが。
「久方ぶりだ。先日は逢えずに帰ってしまったからな。調子はどうだね?」
「僕は元気だよ。あのね、ルィアンさん、脚だけを操作する呪術を知らない?」
挨拶もそこそこにルィアンに問うたアンリをアーヤが窘める。
「呪術を会得してまで戦いたいか」
「戦いたい。元から神様には見放されているんだ。なら、呪術でも悪魔との契約でも喜んでする」
「アンリ、いい加減にしなさい!!」
ルィアンとの遣り取りに、とうとうアーヤから叱責が飛んだ。しかし、アンリはこれに対抗する。
「アーヤこそ、もう僕を子供扱いしないでよ!! もう十二だ!! アーヤと出逢った八歳の僕とは違う!! 背も伸びた。戦い方だってたくさん勉強した。心だって成長したんだ。アーヤ達から見れば小さいし、人生経験だって未熟だけど……もう『子供だから』は免罪符や言い訳にならないくらいには戦闘経験なら負けないよ!! 元のパフォーマンスに戻るのに三年? 五年? だから何? その頃には新しい敵が現れるかもしれないじゃないか!!」
まただ、とアーヤはアンリの気迫にたじろいだ。刹那を諫めた時と同じ感覚だった。正論を言っているのはアーヤのはずなのに、なぜ刹那とアンリを打破できないのだろうか。
その答えはルィアンが解明してくれた。
「アーヤ、君は正しい。世論に乞えば十中八九、君が『正しい』だろう。だが、正論だけでは人間の複雑怪奇な『心』ばかりは推し量れないのだ――アンリ、強い願いだ。庇護の対象だと思われる事の脱却は君の年齢では難しいだろう。しかし、私は君に改めて敬意を表する――但し、教える方法には必ず条件や副作用が存在する。それでも聞くかね?」
「……教えてください。どうせこの戦い、負ければ死ぬんだ。ベッドの上でも安全とは限らないなら、僕はセツナ達と肩を並べて立っていたい!!」
ルィアンは変わらず無表情で「良いだろう」とアンリの繋がっているだけの両脚の結合部に手を添えた。じわりと温石を当てているような温かさを感じる。
アンリは急いでパジャマをたくし上げてルィアンが触れたところを見た。脚に感覚はまだない。動きもしないが、結合部は消えていた。
「ZERO――蛇神を一匹ずつ、アンリの脚に同化させろ」
「……イエッサー」
ZEROも無表情だったが「耐えろよ」と小さく呟くと、右手から生まれた白蛇の幼生を二匹、片方ずつのアンリの脚に埋め込んだ。
「動かしてみたまえ」
ルィアンの命令通りに、アンリはおそるおそる脚を持ち上げた。若干の重みを感じたが、以前の両脚と同じ感覚に、両脚の稼働を確認する。
「動いた……!! セツナ、動いたよ!!」
陽光を受けて開いた向日葵のような笑顔でアンリはZEROの斜め後ろにいた刹那とアーヤを見た。刹那は嬉しそうに頷いた。アーヤは俯いて表情が解らなかったが、喜んではいないように見える。
「喜ぶのはまだ早い。蛇神が馴染むまでは歩行練習は欠かせない。そして、これは身体にとっては異物だ。一度死んだ神経を異能力『白蛇神』が神経の代替となって動かしているに過ぎない。馴染むまで最低でも三日は夜に発狂するような激痛が走る。加えて、自然治癒力に反発して脚を動かすのだ。リハビリ期間が二年は伸びることを覚悟せよ」
「はい。ルィアンさん、ZEROありがとう!!」
ルィアンは礼を述べられても変わらずの無表情、ZEROは苦笑して頬を掻いた。刹那の手を借りて、早速ベッドから下りて震える脚で数センチ単位で前に進む。一メートルも歩かないうちに汗だくになってしまい、まだベッドに戻った。
「ふう……道のりは長いなあ」
そう言い残して、また眠ったアンリの寝顔は血色も戻り、とても充足していた。刹那はアンリにそっと布団を掛けると、静かに退室した。
応接室に戻ると、定位置になった一人掛けのソファに腰掛けたルィアンが「目的は果たした。対価を求めても?」と刹那に切り出す。
「金ならばいくらでも用意いたすが、貴殿の求めは金などではない。なにを差し出せとの仰せか?」
「笠木刹那――君自身とその刀・籠釣瓶村正の所有権を」
ルィアンの提案に、メンバーに動揺が走る。当の刹那は落ち着いたものだ。
「こんなぼろ侍を所望とは異な事をおっしゃる。今すぐに、とは応じられぬが……そうだな、私の死後であれば、血を吸うまで止まらぬ籠釣瓶を預けるに、最も相応しいのは貴殿であろうか」
異能に目覚めてからは余人を驚かさぬようにと姿を消していた籠釣瓶の不可視状態を解き、刹那は膝の上で、キンッと高い鍔鳴りをさせて籠釣瓶の刀身を中ごろまで抜いて、その白刃に笑いかける。
その様子にルィアンは刹那の覚悟を察した。口にこそ出さなかったのは、他のメンバーを混乱させない為だ。
――刹那はこの戦いに死を覚悟しているのだ、と。
「不快だ」
ルィアンは初めて眉間に皺を寄せて刹那を睨んだ。
「アンリは君と肩を並べて戦う未来の為に蛇神を飲み込んだのに……肝心の君がこの戦いに死を覚悟しているのは実に不快だ。幻滅したぞ、笠木刹那……!!」
刹那はやっと表情を示したルィアンにきょとりと目を丸くしたかと思えば、ふわりと笑った。
「そうか。そうであったな。貴殿には感謝が絶えぬな、ルィアン殿」
ルィアンはふんと鼻を鳴らして、紅茶とふわふわの一口スフレを口に運んだ。バニラの風味がほどよい甘さのスフレは呆気なく口の中で溶けた。
残ったのは、鼻に抜けるようなバニラの香だった。
◇
その夜から、刹那は夜中になると左文字らと交代制で、脚の激痛にもがくアンリのベッドに寝ずの番をするようになった。
舌を噛まないようにとタオルやハンカチを噛ませて、濡れタオルで吹き出す汗を拭う。
「……平気……うっ……!! ……三日、だけ、だから……!!」
痛みに魘されながらもアンリは気丈だった。刹那や左文字は表情にこそ出さなかったが、リチャードは「また俺は無力だ」と吐いた。
「……あのさ……君、は……いつになったら弱気な部分を、捨てる、のさ……!! 僕からしても、イライラする……う、ぐぅぅぅ……!!」
刹那達と同じ精神でいろと言っているのではない。アンリは純粋に同じ戦士として、高みを望むくせに、まだ『最弱』のレッテルに囚われているリチャードに腹を立てているのだ。
「……言ったでしょ。念動力のもっと有効な使い方を知りたい? って……」
痛みの波が一旦治まったアンリは、ぐっしょりと汗で濡れた不快なパジャマを脱ぎ捨てながら、リチャードの胸倉を掴んで引き寄せた。
「君が『自分も戦士である』と再認識することだよ……!!」
アンリの刃のような碧眼に射貫かれて、リチャードは心臓の早鐘を止められない。アンリは早々に手を離して、また痛みが再燃する前に用意された綿のパジャマに袖を通し、横になる。
「気持ちは解るよ。僕だって、もし僕が注意を怠ったせいで仲間が傷ついたら、図太い神経している自覚はあっても弱気にはなるよ。でも、そこで終わる程度の覚悟で『夢幻泡影』に挑むならさっさとイギリスにルイーズと帰ることをおすすめする」
アンリの的確な指摘に、リチャードは言葉が見つからない。
「厳しいようだけど、君の念動力が簡単に壊れてしまうのは君の精神力と連動しているからなんだよ……ここまで言えば、後は解るでしょ?」
さっきの鋭利な視線を作りだしていたのと同じ双眸だと感じられないほど、柔らかな視線でアンリはリチャードを見つめていた。
「……そうだな、悔しいが……全部お前の言う通りだ……!!」
リチャードは盥の水で濡らしたタオルをアンリの額に置いた。
「あああ……ぎもぢいい」
「おっさんみたいな声を出すな!!」
――月明かりの乏しい夜、リチャードとアンリの忍び笑いが部屋に響き渡る。
★続...
宣言通り、二日後の正午きっかりにやってきたルィアンに刹那は歓迎すると共に、ある願いを申し出た。
「貴殿のご慧眼ではお察しでしょうが」
「アンリの脚であろう? 言われずとも、だ。今日は当人とも話す為に参じた。だが、私は共同戦線を張る戦友ではあるが、医者でも神でもない。そして『インフィニ』もボランティアではない。それを前提に話しを聞こう」
刹那は「それでも貴殿にお縋りしたいのです……」と藁をも掴む思いでルィアンの正面に立った。背の低いルィアンからは、刹那を見上げる形になるので前髪に隠されている眼が、真摯に訴えてくるのも読み取れた。
「……ひとまずアンリの部屋に行こう」
刹那の言葉に感化されたのかはルィアンでも判じかねた。彼女は刹那とZERO、そしてアーヤを連れ立ってアンリのベッドが置かれている書斎の奥の部屋へと向かった。
◇
「あ、ルィアンさん」
アンリは、上半身だけなら起こしてもいいとアーヤとZEROから許可が出たので、起きて窓の外を見ていた。ただ長時間はまだ起きられないので、何重にも重ねたクッションに凭れる程度だが。
「久方ぶりだ。先日は逢えずに帰ってしまったからな。調子はどうだね?」
「僕は元気だよ。あのね、ルィアンさん、脚だけを操作する呪術を知らない?」
挨拶もそこそこにルィアンに問うたアンリをアーヤが窘める。
「呪術を会得してまで戦いたいか」
「戦いたい。元から神様には見放されているんだ。なら、呪術でも悪魔との契約でも喜んでする」
「アンリ、いい加減にしなさい!!」
ルィアンとの遣り取りに、とうとうアーヤから叱責が飛んだ。しかし、アンリはこれに対抗する。
「アーヤこそ、もう僕を子供扱いしないでよ!! もう十二だ!! アーヤと出逢った八歳の僕とは違う!! 背も伸びた。戦い方だってたくさん勉強した。心だって成長したんだ。アーヤ達から見れば小さいし、人生経験だって未熟だけど……もう『子供だから』は免罪符や言い訳にならないくらいには戦闘経験なら負けないよ!! 元のパフォーマンスに戻るのに三年? 五年? だから何? その頃には新しい敵が現れるかもしれないじゃないか!!」
まただ、とアーヤはアンリの気迫にたじろいだ。刹那を諫めた時と同じ感覚だった。正論を言っているのはアーヤのはずなのに、なぜ刹那とアンリを打破できないのだろうか。
その答えはルィアンが解明してくれた。
「アーヤ、君は正しい。世論に乞えば十中八九、君が『正しい』だろう。だが、正論だけでは人間の複雑怪奇な『心』ばかりは推し量れないのだ――アンリ、強い願いだ。庇護の対象だと思われる事の脱却は君の年齢では難しいだろう。しかし、私は君に改めて敬意を表する――但し、教える方法には必ず条件や副作用が存在する。それでも聞くかね?」
「……教えてください。どうせこの戦い、負ければ死ぬんだ。ベッドの上でも安全とは限らないなら、僕はセツナ達と肩を並べて立っていたい!!」
ルィアンは変わらず無表情で「良いだろう」とアンリの繋がっているだけの両脚の結合部に手を添えた。じわりと温石を当てているような温かさを感じる。
アンリは急いでパジャマをたくし上げてルィアンが触れたところを見た。脚に感覚はまだない。動きもしないが、結合部は消えていた。
「ZERO――蛇神を一匹ずつ、アンリの脚に同化させろ」
「……イエッサー」
ZEROも無表情だったが「耐えろよ」と小さく呟くと、右手から生まれた白蛇の幼生を二匹、片方ずつのアンリの脚に埋め込んだ。
「動かしてみたまえ」
ルィアンの命令通りに、アンリはおそるおそる脚を持ち上げた。若干の重みを感じたが、以前の両脚と同じ感覚に、両脚の稼働を確認する。
「動いた……!! セツナ、動いたよ!!」
陽光を受けて開いた向日葵のような笑顔でアンリはZEROの斜め後ろにいた刹那とアーヤを見た。刹那は嬉しそうに頷いた。アーヤは俯いて表情が解らなかったが、喜んではいないように見える。
「喜ぶのはまだ早い。蛇神が馴染むまでは歩行練習は欠かせない。そして、これは身体にとっては異物だ。一度死んだ神経を異能力『白蛇神』が神経の代替となって動かしているに過ぎない。馴染むまで最低でも三日は夜に発狂するような激痛が走る。加えて、自然治癒力に反発して脚を動かすのだ。リハビリ期間が二年は伸びることを覚悟せよ」
「はい。ルィアンさん、ZEROありがとう!!」
ルィアンは礼を述べられても変わらずの無表情、ZEROは苦笑して頬を掻いた。刹那の手を借りて、早速ベッドから下りて震える脚で数センチ単位で前に進む。一メートルも歩かないうちに汗だくになってしまい、まだベッドに戻った。
「ふう……道のりは長いなあ」
そう言い残して、また眠ったアンリの寝顔は血色も戻り、とても充足していた。刹那はアンリにそっと布団を掛けると、静かに退室した。
応接室に戻ると、定位置になった一人掛けのソファに腰掛けたルィアンが「目的は果たした。対価を求めても?」と刹那に切り出す。
「金ならばいくらでも用意いたすが、貴殿の求めは金などではない。なにを差し出せとの仰せか?」
「笠木刹那――君自身とその刀・籠釣瓶村正の所有権を」
ルィアンの提案に、メンバーに動揺が走る。当の刹那は落ち着いたものだ。
「こんなぼろ侍を所望とは異な事をおっしゃる。今すぐに、とは応じられぬが……そうだな、私の死後であれば、血を吸うまで止まらぬ籠釣瓶を預けるに、最も相応しいのは貴殿であろうか」
異能に目覚めてからは余人を驚かさぬようにと姿を消していた籠釣瓶の不可視状態を解き、刹那は膝の上で、キンッと高い鍔鳴りをさせて籠釣瓶の刀身を中ごろまで抜いて、その白刃に笑いかける。
その様子にルィアンは刹那の覚悟を察した。口にこそ出さなかったのは、他のメンバーを混乱させない為だ。
――刹那はこの戦いに死を覚悟しているのだ、と。
「不快だ」
ルィアンは初めて眉間に皺を寄せて刹那を睨んだ。
「アンリは君と肩を並べて戦う未来の為に蛇神を飲み込んだのに……肝心の君がこの戦いに死を覚悟しているのは実に不快だ。幻滅したぞ、笠木刹那……!!」
刹那はやっと表情を示したルィアンにきょとりと目を丸くしたかと思えば、ふわりと笑った。
「そうか。そうであったな。貴殿には感謝が絶えぬな、ルィアン殿」
ルィアンはふんと鼻を鳴らして、紅茶とふわふわの一口スフレを口に運んだ。バニラの風味がほどよい甘さのスフレは呆気なく口の中で溶けた。
残ったのは、鼻に抜けるようなバニラの香だった。
◇
その夜から、刹那は夜中になると左文字らと交代制で、脚の激痛にもがくアンリのベッドに寝ずの番をするようになった。
舌を噛まないようにとタオルやハンカチを噛ませて、濡れタオルで吹き出す汗を拭う。
「……平気……うっ……!! ……三日、だけ、だから……!!」
痛みに魘されながらもアンリは気丈だった。刹那や左文字は表情にこそ出さなかったが、リチャードは「また俺は無力だ」と吐いた。
「……あのさ……君、は……いつになったら弱気な部分を、捨てる、のさ……!! 僕からしても、イライラする……う、ぐぅぅぅ……!!」
刹那達と同じ精神でいろと言っているのではない。アンリは純粋に同じ戦士として、高みを望むくせに、まだ『最弱』のレッテルに囚われているリチャードに腹を立てているのだ。
「……言ったでしょ。念動力のもっと有効な使い方を知りたい? って……」
痛みの波が一旦治まったアンリは、ぐっしょりと汗で濡れた不快なパジャマを脱ぎ捨てながら、リチャードの胸倉を掴んで引き寄せた。
「君が『自分も戦士である』と再認識することだよ……!!」
アンリの刃のような碧眼に射貫かれて、リチャードは心臓の早鐘を止められない。アンリは早々に手を離して、また痛みが再燃する前に用意された綿のパジャマに袖を通し、横になる。
「気持ちは解るよ。僕だって、もし僕が注意を怠ったせいで仲間が傷ついたら、図太い神経している自覚はあっても弱気にはなるよ。でも、そこで終わる程度の覚悟で『夢幻泡影』に挑むならさっさとイギリスにルイーズと帰ることをおすすめする」
アンリの的確な指摘に、リチャードは言葉が見つからない。
「厳しいようだけど、君の念動力が簡単に壊れてしまうのは君の精神力と連動しているからなんだよ……ここまで言えば、後は解るでしょ?」
さっきの鋭利な視線を作りだしていたのと同じ双眸だと感じられないほど、柔らかな視線でアンリはリチャードを見つめていた。
「……そうだな、悔しいが……全部お前の言う通りだ……!!」
リチャードは盥の水で濡らしたタオルをアンリの額に置いた。
「あああ……ぎもぢいい」
「おっさんみたいな声を出すな!!」
――月明かりの乏しい夜、リチャードとアンリの忍び笑いが部屋に響き渡る。
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