78 / 80
78話
しおりを挟む「うぁ、、、」
扉が開くとさっきは用意されていなかった花達やシャボン玉…レッドカーペットがひかれていて、立って祝ってくれている皆がいた。
こんな幸せな事があっていいのだろうか。
おめでとうーー!!!
おめでとう!!
ってたくさんのお祝いをして貰えるなんてきっと昔の自分に言っても信じてもらえないだろう。
「…ありがとう。みんな」
と少し泣きそうになっていると、母の泣いてる姿を見てそこからずっと俺は式の最中涙が止まらなかった。
何度も、悟さんが涙を拭ってくれた。
「…ありがとう」
「大丈夫?」
と優しいく何度も声をかけてくれた。
そして、牧師さんからあの言葉を初めて聞いた。
新郎桜庭蓮 あなたは、その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命の限り、真心を尽くすことを誓いますか。
「グスン、誓います」
泣きすぎたせいか鼻がつまってしまってかっこいい返事ができなかった。
「あははは」
「泣くなー!」
とメンバー達にいじられながら…
新郎高島悟 あなたは、その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命の限り、真心を尽くすことを誓いますか。
「はい。誓います」
「では、誓いのキスを」
「…蓮 大好きだよ」
「俺もです。」
そして、お互いの唇が当たると温かい拍手が湧き上がった
少しずつ唇が離れるのが寂しいくなり悟さんを眺めていると、「あとでね」と言われた
「ふぅううう!! かっこいい」
これを言ったのは、驚くではない。蒼だった
俺は思わず蒼を眺めていた。
「それでは、新郎お二人の退場です。」
そして、もう一度腕を組み退場しようとすると、手に籠を持ち花を振り撒いていた。
これも、良くテレビとかで見たことのある光景を今自分が受けているのが信じられなかった。
「おめでとう!!!🎉」
「ありがとう!!」
っと言い式は無事に幕を閉じ2次会が始まった。
全員、店の中へ入りお父さんとお母さんそして、悟さんが元々準備していた和食を楽しいくお喋りしながら2次会を楽しんだ。
「本当に、美味しい。悟さん」
「良かった。嬉しい」
と2人で会話をしていると「ラブラブだね~」と朝日がからかってきた
「そりゃ、新婚ですから」
「うぁ!! 今聞いた?!!新婚だって!!」
「うぁー完全に蓮くんが浮かれてる姿初めて見るかも~」
「でも、悟さんと出会ってから良く浮かれてだけどな」と蒼に最後の一言も言われ「バレてた?」と話していると恭介が「ってか、蓮くん 新婚旅行どこ行くの?」と聞かれた
「そっか、新婚旅行…お互い忙しい、、、しばらくは行けなさそうじゃない?」と話しているとマネージャーが「お前、来週から1週間休みだぞ」
「え?!!」
「そうだよ、蓮くん休みだよ~」
「え?」と言い悟さんがこっちへ来ていたので聞いてみるとやっぱり前もって事務所に人に話をつけていたらしく本当に1週間休みだった。
「マジか!」
「マジだよ、」
「え、どこ行くんですか?」
「王道がいいって思ってハワイにしたんだけど…どうかな?」
「めっちゃいい!!行きます!!ハワイ!!」
と子供みたいにはしゃぐと悟さんは嬉しいかったのかそんな俺を見て頭を撫でていた。
「良かった。喜んでくれて」
「嬉しい。楽しみ。」
「そうだね。」そして、悟さんが急に近づいてきて最後に一言残しまたうちの親と何事もないように会話始めた。
顔が真っ赤になった俺にメンバー達は「なに言われたんだよーーー」とからかってきた。
「言うわけないだろ」
だって、
「今夜も楽しみだね」
って言われたって言えるわけねぇだろ。
0
お気に入りに追加
36
あなたにおすすめの小説
エスポワールで会いましょう
茉莉花 香乃
BL
迷子癖がある主人公が、入学式の日に早速迷子になってしまった。それを助けてくれたのは背が高いイケメンさんだった。一目惚れしてしまったけれど、噂ではその人には好きな人がいるらしい。
じれじれ
ハッピーエンド
1ページの文字数少ないです
初投稿作品になります
2015年に他サイトにて公開しています
この恋は運命
大波小波
BL
飛鳥 響也(あすか きょうや)は、大富豪の御曹司だ。
申し分のない家柄と財力に加え、頭脳明晰、華やかなルックスと、非の打ち所がない。
第二性はアルファということも手伝って、彼は30歳になるまで恋人に不自由したことがなかった。
しかし、あまたの令嬢と関係を持っても、世継ぎには恵まれない。
合理的な響也は、一年たっても相手が懐妊しなければ、婚約は破棄するのだ。
そんな非情な彼は、社交界で『青髭公』とささやかれていた。
海外の昔話にある、娶る妻を次々に殺害する『青髭公』になぞらえているのだ。
ある日、新しいパートナーを探そうと、響也はマッチング・パーティーを開く。
そこへ天使が舞い降りるように現れたのは、早乙女 麻衣(さおとめ まい)と名乗る18歳の少年だ。
麻衣は父に連れられて、経営難の早乙女家を救うべく、資産家とお近づきになろうとパーティーに参加していた。
響也は麻衣に、一目で惹かれてしまう。
明るく素直な性格も気に入り、プライベートルームに彼を誘ってみた。
第二性がオメガならば、男性でも出産が可能だ。
しかし麻衣は、恋愛経験のないウブな少年だった。
そして、その初めてを捧げる代わりに、響也と正式に婚約したいと望む。
彼は、早乙女家のもとで働く人々を救いたい一心なのだ。
そんな麻衣の熱意に打たれ、響也は自分の屋敷へ彼を婚約者として迎えることに決めた。
喜び勇んで響也の屋敷へと入った麻衣だったが、厳しい現実が待っていた。
一つ屋根の下に住んでいながら、響也に会うことすらままならないのだ。
ワーカホリックの響也は、これまで婚約した令嬢たちとは、妊娠しやすいタイミングでしか会わないような男だった。
子どもを授からなかったら、別れる運命にある響也と麻衣に、波乱万丈な一年間の幕が上がる。
二人の間に果たして、赤ちゃんはやって来るのか……。
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
商店街のお茶屋さん~運命の番にスルーされたので、心機一転都会の下町で店を経営する!~
柚ノ木 碧/柚木 彗
BL
タイトル変えました。(旧題:とある商店街のお茶屋さん)
あの時、地元の神社にて俺が初めてヒートを起こした『運命』の相手。
その『運命』の相手は、左手に輝く指輪を嵌めていて。幸せそうに、大事そうに、可愛らしい人の肩を抱いて歩いていた。
『運命の番』は俺だったのに。
俺の番相手は別の人の手を取って、幸せそうに微笑んでいたんだ
◇◆◇◆◇
のんびりと日々人物鑑賞をする主人公の物語です。
BL設定をしていますが、中々BLにはなりにくいです。そんなぼんやりした主人公の日常の物語。
なお、世界観はオメガバース設定を使用しております。
本作は『ある日突然Ωになってしまったけど、僕の人生はハッピーエンドになれるでしょうか』の登場人物が多数登場しておりますが、ifでも何でも無く、同じ世界の別のお話です。
※
誤字脱字は普段から在籍しております。スルースキルを脳内に配置して読んで頂けると幸いです。
一応R15設定にしましたが、後程R18へ変更するかも知れません。
・タグ一部変更しました
・主人公の実家編始まりました。実家編では嵯峨憲真主体になります。
奴隷勇者の転生物語
KeyBow
ファンタジー
主人公は異世界召喚直後に奴隷にされた後に命じられて魔王を討伐した。
その時に奴隷から逃れる為に転生術を発動するも、不完全で記憶を無くしての転生になった。
本来ありえない2つのギフトを得られており、同郷の者と冒険者をするも、リーダーがその可能性に気が付き、嫉妬により腐らせた挙げ句に暗殺に失敗する。
そして追放された。
絶望の最中一人の女性と出会い、その後多くの仲間を得る。しかし、初めて彼女ができるも、他の少女を救った事から慕われ、思い悩む事になる。
だが、転生前と違い、追放後はハッピーに生きようとするが、そうは問屋が・・・
次から次に襲ってくる女難?と悪意から乗り切れるか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる