この恋は恋なんて言わない

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67話

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「んん…」




朝 目を覚ますと隣に悟さんは居なかった







周りを見渡すとテーブルの上に朝食が置いてあった。






俺は、目を擦りながらテーブルに向かうとメモが置かれていた






蓮へ 


起きたら食べてね。俺は先に東京戻るね。




と言うメモが残されていた。







そして、俺はすぐに朝食に目を向けた。






「美味しそう」






ご飯にお味噌汁に目玉焼きと簡単な朝食だが悟さんの和食に勝てる朝食なんて存在しないのだ。




それぐらい、俺にとって悟さんの料理は大事だ。






俺は、すぐに味噌汁を温め直した。






「いただきます」 






そして、すぐにスマホで撮影し悟さんに送った。






いただきます。っと。笑







すると、すぐに返事が返ってきた。






「ごめんね。美味しくたべてね」





「なんで、謝るんですか?笑 美味しく食べまーす」





と送ると悟さんはスタンプで返してきたから俺もスタンプで返した。

















「ごちそうさまでした」






そして、俺は洗い物を済ませてホテルを出る準備を始めた。





色々、持ってきているからとりあえず荷物が多かった。





しかも、料理をしてくれた悟さんのお皿だったり鍋なども持って帰らないといけない状態だった。




料理作ってくれたのは良かったけど、これは持って帰ってくれてもいいのにな~と少し文句なんて言ってみたり。笑







そして、支度をある程度終えるとマネージャーがノックをしてきた。





「はーい」






「支度出来た?」





「はい」






「ってかなんでこんなに多いんだよ」





「あぁ、ちょっと悟さんが置いていったのもあるので」






「だからか、まぁ手に持つだけ持って後はここに乗っけろ」






と言われ最後に忘れ物をしてないか部屋を見渡した。







「よし。」






そして、部屋を出た。




















ある程度のホテルを出るとある程度の記者もいたがなんとか事務所が抑えてくれたのか数人の記者達しかいなかった。






正直、安心した。これ以上周りのスタッフやメンバーに迷惑なんてかけられないって思っていたから…。


















そして、空港に到着するとファンが居た。






どうしよう。なんて、言えばいいんだろうと思いただ下を向いて歩いているとファンの子達は「これからも、応援してるよ蓮くん」と言ってくれてる子が居た







俺は、パッと顔を上げると皆俺を優しい目で見つめてくれていた。





俺は、嬉しいくて涙が出そうになった。
これからも、期待を裏切らないように頑張らないとって思った。







そして、飛行機に乗り込む前に悟さんに連絡した。







「悟さん 今から東京帰ります。悟さんの家で待ってます。」






と最後に送り俺は飛行機に乗り込みスマホを飛行機モードにしあまり眠れなかったから飛行機に乗ってすぐに眠りに着いた。

















「蓮 起きろ~」






横で寝ていた、朝日に起こされた。




飛行機を降りるとファンの子達や記者が居た。まぁ、予想出来た事だった。




だから、軽く挨拶をして通ろうとすると記者が言った。






「桜庭さん 熱愛を否定されましたが、事実ではなかったって事ですか?」










「は?」

















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