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第2章
第80話
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ゾンビイノシシの後は、特に波乱も無く、無事にダンジョンを出たのだが、出口を出てすぐの所……ダン協で設置したダンジョンゲートの(自動改札のような)機械が破損していて、武装した警官2人と、ダン協職員の森脇さんとが、ちょうど現場検証のようなことをやっているところだった。
「あっ! 英俊君、良かった……無事だったんだね!」
「森脇さん、こんばんは。あぁ、やっぱり壊れちゃってましたか」
「やっぱり……っていうことは、ダンジョン内で何かに遭ったってことかな?」
「そうですね、かなりデカいイノシシのゾンビに襲われました」
「それだよ、それ! よく無事だったね」
恐らくは、監視カメラの映像でも検証した後だったのだろう。
森脇さんも、ゲート破壊の犯人がイノシシのゾンビであることは把握しているようだ。
1人ずつ通り抜けるのがやっとな造りのダンジョンゲートを、あのサイズのイノシシが無理やり通過したら、それは壊れても当然だと言える。
「ええ、まぁ。一応、第5層まではクリアしてきた身ですし……」
「それは……本当に凄い。僕の知る限りでは、このダンジョンの第6層以降は未踏破エリアのハズだ。あぁ、引き留めて悪かったね。失礼、失礼……」
「いえ、それじゃ……」
軽く会釈し、その場を静かに通り過ぎる。
武装した警官達も心なしか驚いたような顔はしていたが、何かを聞かれることは無く、通過を遮られるようなことも無かった。
機械の再設置か修理が終わるまでの間、彼らが門番のようなことをすることになりそうだ。
兄達にも、一応このことは報告しておくべきだろう。
そこから歩いてすぐのダン協の建物に入り、チラッと右手の武器販売所の方を向くと、やはり柏木さんは既に帰宅した後のようだった。
どうやらイノシシに車を破壊されたりはしなかったようで何よりだ。
買い取りカウンターの担当は、おとなしい方の男性職員。
陰気というわけではないのだが、倉木(いつものお姉)さんや、子供時代から知っている森脇さんの陽気さと比べると、どうしても地味な印象が否めない。
お互いに淡々としたやり取りに終始し、魔石と、最近すっかり余り気味なポーション類を売却し、買い取り所を後にする。
……うん、事務員としては普通に優秀だと思う。
◆
帰路でモンスターに遭遇することも無く、兄と妻とに今日の報告を行う。
フォートレスロブスター戦が長時間に及んだこともあり、既に父は就寝していた。
兄達も、オレが留守の間の出来事を話してくれたが、オレの知らぬ間に世間では大変なことになっているらしく、酷く驚かされることになってしまう。
まず最初にソレが確認されたのは、東京都の葛飾区……とある病院。
例の水元公園のゾンビに襲われたホームレスの男性だが、今日未明に容態が急変して間もなく突如として心肺停止。
医師による蘇生措置の甲斐も無く、今日の朝日を見ること無く臨終を迎えた孤独な男性は、同じ病院の霊安室に移された。
その後、警察により司法解剖の申請がなされ、その許可を待っていたとのことだった。
……事件は午前中には起きていたということが、後に判明する。
霊安室から忽然と姿を消した遺体は、その後、病院内で犠牲者を増やした。
たまたまウチの家族は気に留めなかったの(あまりにモンスターによる被害を告げる緊急速報がありふれていたため)だが、葛飾区内の病院にアンデッドモンスターが発生……死傷者が出ている模様、という報道自体は昼頃には流れていたのだという。
つまりはゾンビに噛まれた男性が突然の死亡……ゾンビ化し、入院患者や病院関係者を襲い、死者や怪我人を増やした、ということになる。
その後、即座に正式な許可を待たずに解剖された犠牲者は、これまた正式な手順を待たずに、病院の屋上で荼毘に伏されたという。
これは同病院の院長による独断とのことだが、これを英断と見るべきか、蛮行と見るべきかで、すっかり常態化した各局の緊急報道番組に有識者として招かれているコメンテーター達が、侃々諤々の激論を交わし始めていたのが、ちょうど今夜オレがダンジョンに入り始めた時間のことらしい。
昼前の事件が何故、夜になってからこれほど取り上げられたのかだが、最初この惨劇の舞台となってしまった病院の院長が事件の内容を公表せず、あくまで内々に処理しようとしたからなのだ。
無論、さすがに警察関係者が出入りしている状態で事件をいつまでも隠せるほど、状況は甘いものではなかった。
第一、警官に頼らずにゾンビを大人しくさせる方法が無かったらしいから、そもそも無理がある。
警察により時間の公表がなされたのが、今日の18時過ぎ。
そして似たような遺体のゾンビ化事件が次々と各地で起こり始めたのも、ちょうどこのぐらいだという。
問題は、ゾンビに噛まれた……もしくは爪などにより傷を負った人は、日時こそ差があれ、それこそ日本中……いや、世界中にいるということだろう。
そして今もなお報道されている、されていないに関わらず、各地でゾンビ化した遺体が暴れているのは間違いない。
自宅で過ごしていた人の遺体は、容態急変の過程で病院に運ばれたか、そうでなければ搬送が間に合わず死亡した後は、そのまま自宅に安置されていたことだろう。
自宅で急死……自宅で安置された場合、最初に襲われるのは高確率で、その人の家族。
アパートやマンションで1人で暮らしていたという場合などは、恐らくは隣人ということになる筈だ。
怪我の具合が酷く、病院で過ごしていた人は、最初にゾンビ化した男性と、似たような事件を起こした(または、起こす)だろう。
ダンジョン探索の過程でゾンビに襲われ、怪我をした場合、下手をすると探索中に急死……その場合、最初に襲われるのは、撤退中の同じパーティの仲間かもしれない。
もし仲間の遺体をダンジョン内に放置してきた場合、単にゾンビが1体、ダンジョンモンスターに加わるだけの話かもしれないが……。
しかし、大半の探索者は、仲間の遺体を無情に置き去りにするよりは、遺体を背負ってでも連れ出すことを選ぶと思われる。
報道されていない惨劇は、それこそ世界中の至るところで起き続けていることだろう。
それまでピンピンしていた人でも、突然の死を迎え、それから僅かな時間でゾンビ化する……悪夢以外の何物でもない話だ。
そして、さらにタチの悪いことに、自然にゾンビ化した遺体によって傷を負った場合と、それによってゾンビ化したゾンビによって傷を負った場合とでは、ゾンビ化するまでの所要時間に大きな隔たりが有るらしい。
今回の事件で傷を負ったり、死亡した人の遺体が早くもゾンビ化していることから、それは判明している。
そうなると、こうしている今もゾンビは減るどころか、増える一方ということになってしまう。
さらなる状況の悪化に頭を抱えたくなってしまうが、こういう時こそ気をしっかり持たなくてはならない。
まったく……どこのB級ホラー映画だ。
幸いにして、この付近ではゾンビの発生自体を聞かないし、もちろん目にしてもいない。
あとは……オレ達がダンジョンに潜る際に、ゾンビによる傷を、絶対に負わないようにすることだろうな。
これが数日前の話なら、そもそものダンジョン探索自体を考え直さなくてはならないところだった。
その場合、ダンジョンに潜れないで自宅で無為に過ごしていた可能性も高い。
ダンジョンに潜らず安全を最優先にしていたら、あとはもう間違いなく緩慢な死を待つだけになるところだったのだから、いち早く行動に出たオレ達はまだ運が良かった方なのかもしれないが……。
このゾンビ禍は間違いなく、ますます今後の生存の難易度を上げるだろう。
「あっ! 英俊君、良かった……無事だったんだね!」
「森脇さん、こんばんは。あぁ、やっぱり壊れちゃってましたか」
「やっぱり……っていうことは、ダンジョン内で何かに遭ったってことかな?」
「そうですね、かなりデカいイノシシのゾンビに襲われました」
「それだよ、それ! よく無事だったね」
恐らくは、監視カメラの映像でも検証した後だったのだろう。
森脇さんも、ゲート破壊の犯人がイノシシのゾンビであることは把握しているようだ。
1人ずつ通り抜けるのがやっとな造りのダンジョンゲートを、あのサイズのイノシシが無理やり通過したら、それは壊れても当然だと言える。
「ええ、まぁ。一応、第5層まではクリアしてきた身ですし……」
「それは……本当に凄い。僕の知る限りでは、このダンジョンの第6層以降は未踏破エリアのハズだ。あぁ、引き留めて悪かったね。失礼、失礼……」
「いえ、それじゃ……」
軽く会釈し、その場を静かに通り過ぎる。
武装した警官達も心なしか驚いたような顔はしていたが、何かを聞かれることは無く、通過を遮られるようなことも無かった。
機械の再設置か修理が終わるまでの間、彼らが門番のようなことをすることになりそうだ。
兄達にも、一応このことは報告しておくべきだろう。
そこから歩いてすぐのダン協の建物に入り、チラッと右手の武器販売所の方を向くと、やはり柏木さんは既に帰宅した後のようだった。
どうやらイノシシに車を破壊されたりはしなかったようで何よりだ。
買い取りカウンターの担当は、おとなしい方の男性職員。
陰気というわけではないのだが、倉木(いつものお姉)さんや、子供時代から知っている森脇さんの陽気さと比べると、どうしても地味な印象が否めない。
お互いに淡々としたやり取りに終始し、魔石と、最近すっかり余り気味なポーション類を売却し、買い取り所を後にする。
……うん、事務員としては普通に優秀だと思う。
◆
帰路でモンスターに遭遇することも無く、兄と妻とに今日の報告を行う。
フォートレスロブスター戦が長時間に及んだこともあり、既に父は就寝していた。
兄達も、オレが留守の間の出来事を話してくれたが、オレの知らぬ間に世間では大変なことになっているらしく、酷く驚かされることになってしまう。
まず最初にソレが確認されたのは、東京都の葛飾区……とある病院。
例の水元公園のゾンビに襲われたホームレスの男性だが、今日未明に容態が急変して間もなく突如として心肺停止。
医師による蘇生措置の甲斐も無く、今日の朝日を見ること無く臨終を迎えた孤独な男性は、同じ病院の霊安室に移された。
その後、警察により司法解剖の申請がなされ、その許可を待っていたとのことだった。
……事件は午前中には起きていたということが、後に判明する。
霊安室から忽然と姿を消した遺体は、その後、病院内で犠牲者を増やした。
たまたまウチの家族は気に留めなかったの(あまりにモンスターによる被害を告げる緊急速報がありふれていたため)だが、葛飾区内の病院にアンデッドモンスターが発生……死傷者が出ている模様、という報道自体は昼頃には流れていたのだという。
つまりはゾンビに噛まれた男性が突然の死亡……ゾンビ化し、入院患者や病院関係者を襲い、死者や怪我人を増やした、ということになる。
その後、即座に正式な許可を待たずに解剖された犠牲者は、これまた正式な手順を待たずに、病院の屋上で荼毘に伏されたという。
これは同病院の院長による独断とのことだが、これを英断と見るべきか、蛮行と見るべきかで、すっかり常態化した各局の緊急報道番組に有識者として招かれているコメンテーター達が、侃々諤々の激論を交わし始めていたのが、ちょうど今夜オレがダンジョンに入り始めた時間のことらしい。
昼前の事件が何故、夜になってからこれほど取り上げられたのかだが、最初この惨劇の舞台となってしまった病院の院長が事件の内容を公表せず、あくまで内々に処理しようとしたからなのだ。
無論、さすがに警察関係者が出入りしている状態で事件をいつまでも隠せるほど、状況は甘いものではなかった。
第一、警官に頼らずにゾンビを大人しくさせる方法が無かったらしいから、そもそも無理がある。
警察により時間の公表がなされたのが、今日の18時過ぎ。
そして似たような遺体のゾンビ化事件が次々と各地で起こり始めたのも、ちょうどこのぐらいだという。
問題は、ゾンビに噛まれた……もしくは爪などにより傷を負った人は、日時こそ差があれ、それこそ日本中……いや、世界中にいるということだろう。
そして今もなお報道されている、されていないに関わらず、各地でゾンビ化した遺体が暴れているのは間違いない。
自宅で過ごしていた人の遺体は、容態急変の過程で病院に運ばれたか、そうでなければ搬送が間に合わず死亡した後は、そのまま自宅に安置されていたことだろう。
自宅で急死……自宅で安置された場合、最初に襲われるのは高確率で、その人の家族。
アパートやマンションで1人で暮らしていたという場合などは、恐らくは隣人ということになる筈だ。
怪我の具合が酷く、病院で過ごしていた人は、最初にゾンビ化した男性と、似たような事件を起こした(または、起こす)だろう。
ダンジョン探索の過程でゾンビに襲われ、怪我をした場合、下手をすると探索中に急死……その場合、最初に襲われるのは、撤退中の同じパーティの仲間かもしれない。
もし仲間の遺体をダンジョン内に放置してきた場合、単にゾンビが1体、ダンジョンモンスターに加わるだけの話かもしれないが……。
しかし、大半の探索者は、仲間の遺体を無情に置き去りにするよりは、遺体を背負ってでも連れ出すことを選ぶと思われる。
報道されていない惨劇は、それこそ世界中の至るところで起き続けていることだろう。
それまでピンピンしていた人でも、突然の死を迎え、それから僅かな時間でゾンビ化する……悪夢以外の何物でもない話だ。
そして、さらにタチの悪いことに、自然にゾンビ化した遺体によって傷を負った場合と、それによってゾンビ化したゾンビによって傷を負った場合とでは、ゾンビ化するまでの所要時間に大きな隔たりが有るらしい。
今回の事件で傷を負ったり、死亡した人の遺体が早くもゾンビ化していることから、それは判明している。
そうなると、こうしている今もゾンビは減るどころか、増える一方ということになってしまう。
さらなる状況の悪化に頭を抱えたくなってしまうが、こういう時こそ気をしっかり持たなくてはならない。
まったく……どこのB級ホラー映画だ。
幸いにして、この付近ではゾンビの発生自体を聞かないし、もちろん目にしてもいない。
あとは……オレ達がダンジョンに潜る際に、ゾンビによる傷を、絶対に負わないようにすることだろうな。
これが数日前の話なら、そもそものダンジョン探索自体を考え直さなくてはならないところだった。
その場合、ダンジョンに潜れないで自宅で無為に過ごしていた可能性も高い。
ダンジョンに潜らず安全を最優先にしていたら、あとはもう間違いなく緩慢な死を待つだけになるところだったのだから、いち早く行動に出たオレ達はまだ運が良かった方なのかもしれないが……。
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