16 / 26
妖怪名:おどろ鼠(おどろねずみ)
しおりを挟む人を祟れば祟るほど増えていく鼠の妖怪。
とある山間部の村で発生した怪異で、一週間と経たぬ内にその村の人たちは全員祟られ死んでしまったという。
おどろ鼠は始め、ただのドブネズミと変わらない見た目をしていて、潰せば簡単に死んでしまうほどか弱い存在。
しかし、もしおどろ鼠に触れてしまうと祟られてしまうと言われている。
おどろ鼠に祟られると、祟られた人はゴミや虫を食い漁るようになり、最後には内臓がちぎれ命を落とす。
その人が亡くなった時、おどろ鼠は2匹の祟鼠を出産する。
その新しく生まれたおどろ鼠を触った人も祟られて、最終的には命を落とし、そうするとまたおどろ鼠が生まれる。
その様にしておどろ鼠は増えていき、あたりの人々を祟り殺していく。
しかし、周辺の人が居なくなって誰も祟れなくなったら、おどろ鼠は次々に死んでいくんだという。
その死に方は、ゴミや虫を食い漁り、最後には内臓がちぎれて死ぬというものだという。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる