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第二章 家での生活 1
6/4 はじめての風邪
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最初の子の最初の病気というのは、親もじじばばも気をもむものです。
冬中ずっと元気で過ごしていたのに、リノさん風邪を引いてしまいました。
(;´∀`)
二、三日前から痰が粘っこくなっていて、Y字ガーゼ交換の時にも黄緑色の痰がついていました。
けれど春先にも一度そんなことがあったので、今回も自力で乗り切るのかなと思っていたんです。
でも今日は熱が38度を過ぎることがたびたびあり、こもり熱にしてはおかしいねという状態でした。
身体をアイスノンで冷やしながら、30分おきぐらいに熱をはかってみても体温のベースが高い感じです。
いつもは出ない鼻水も出てるし、その鼻水の色も黄色い。
これはほぼ風邪で決定かな?
SPO₂が98,97,96、と下がっていき、90,91の辺りまでくると、また100ぐらいまで上がる「ふらつき」が三回くらいあったので、ネムルーと相談して人工呼吸器を装着しました。
呼吸器をつけても、一度下がったので、ちょっと心配になりました。
今日は訪問看護の日だったので、折よくちょうど体調の悪い状態を診てもらえたんです。
その時は熱だけではなく、シャックリと普段見たことのないピクつきがありました。
看護師さんがすぐに訪問医に連絡を取ってくださったので、急遽、診察してもらえることになりました。
お医者さんが胸の音を聞いてくださったら、ばあばが思っていたよりも悪かったみたいです。
「ゴロゴロいってますね。これはもう少ししたら気管支炎になって抗生物質を出すようになるかもしれません。今日のところは、夜のために座薬だけ出しておきましょう」
そう言われてしまいました。(^_^;)
あらららら。
後から自分たちも聴診器で聞いてみましたが、全然、音がわかりませんでした。
さすがお医者さんですね。
リノはこもり熱があるので、普通の子の風邪の熱の値ぐらいはしょっちゅう出ているんです。
普段は37度5分を超えるとアイスノンで冷やしています。
けれどさすがに38度を超えるとまずいんですね。
そのことがよくわかりました。
リノはさすがに目を開けることなく、ぐったりしています。
こういう時でも関節を動かす運動をしたほうがいいのかしら?
緊張している筋肉のマッサージだけにしておきましょうかね。
縦抱っこはいつもよりもずっとゆるめの角度にしました。
今朝、友達の息子さんが亡くなったと電話があって、仕事に行っていたダンナーも葬儀に出席するために帰ってきました。
36歳、くも膜下出血での入院中に、よくなってリハビリもしていたのに、血の塊が肺に飛んで亡くなったそうです。
若すぎる死に、何とも言えない気持ちです。
それを聞いて一階に下りたら、このリノの病気です。
こういうことは重なるものですねぇ。
トーンダウンしていたラクー家ですが、一つ可愛い出来事がありました。
リノが人工呼吸器をつけたら、シャックリをしている時に、「シャックリ……シャックリ……」
と、律儀に言いながらシャックリをすることが判明したんです。
昔の人でこういう人がいたから、シャックリを「シャックリ」というようになったんでしょうかね?
冬中ずっと元気で過ごしていたのに、リノさん風邪を引いてしまいました。
(;´∀`)
二、三日前から痰が粘っこくなっていて、Y字ガーゼ交換の時にも黄緑色の痰がついていました。
けれど春先にも一度そんなことがあったので、今回も自力で乗り切るのかなと思っていたんです。
でも今日は熱が38度を過ぎることがたびたびあり、こもり熱にしてはおかしいねという状態でした。
身体をアイスノンで冷やしながら、30分おきぐらいに熱をはかってみても体温のベースが高い感じです。
いつもは出ない鼻水も出てるし、その鼻水の色も黄色い。
これはほぼ風邪で決定かな?
SPO₂が98,97,96、と下がっていき、90,91の辺りまでくると、また100ぐらいまで上がる「ふらつき」が三回くらいあったので、ネムルーと相談して人工呼吸器を装着しました。
呼吸器をつけても、一度下がったので、ちょっと心配になりました。
今日は訪問看護の日だったので、折よくちょうど体調の悪い状態を診てもらえたんです。
その時は熱だけではなく、シャックリと普段見たことのないピクつきがありました。
看護師さんがすぐに訪問医に連絡を取ってくださったので、急遽、診察してもらえることになりました。
お医者さんが胸の音を聞いてくださったら、ばあばが思っていたよりも悪かったみたいです。
「ゴロゴロいってますね。これはもう少ししたら気管支炎になって抗生物質を出すようになるかもしれません。今日のところは、夜のために座薬だけ出しておきましょう」
そう言われてしまいました。(^_^;)
あらららら。
後から自分たちも聴診器で聞いてみましたが、全然、音がわかりませんでした。
さすがお医者さんですね。
リノはこもり熱があるので、普通の子の風邪の熱の値ぐらいはしょっちゅう出ているんです。
普段は37度5分を超えるとアイスノンで冷やしています。
けれどさすがに38度を超えるとまずいんですね。
そのことがよくわかりました。
リノはさすがに目を開けることなく、ぐったりしています。
こういう時でも関節を動かす運動をしたほうがいいのかしら?
緊張している筋肉のマッサージだけにしておきましょうかね。
縦抱っこはいつもよりもずっとゆるめの角度にしました。
今朝、友達の息子さんが亡くなったと電話があって、仕事に行っていたダンナーも葬儀に出席するために帰ってきました。
36歳、くも膜下出血での入院中に、よくなってリハビリもしていたのに、血の塊が肺に飛んで亡くなったそうです。
若すぎる死に、何とも言えない気持ちです。
それを聞いて一階に下りたら、このリノの病気です。
こういうことは重なるものですねぇ。
トーンダウンしていたラクー家ですが、一つ可愛い出来事がありました。
リノが人工呼吸器をつけたら、シャックリをしている時に、「シャックリ……シャックリ……」
と、律儀に言いながらシャックリをすることが判明したんです。
昔の人でこういう人がいたから、シャックリを「シャックリ」というようになったんでしょうかね?
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