星の子ども

秋野 木星

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第二章 家での生活 1

5/18 ポピーを見に行きました

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今年の田んぼ仕事が始まりました。
ダンナーはトラクターで田おこしをしています。
ラクーは久しぶりに長靴を履いて、川から水をひくポンプの設置を手伝ってきました。
ついでに草取りをしていたら、腰が痛くなってきたのでやめました。

ネムルーとムコーは、リノを連れてポピーを見に行ったそうです。
赤やピンクのバラのような色をした満開のポピーは見応えがあったようで、興奮して話してくれました。
リノの服がお祝いにいただいたものだったので、可愛らしくて急にお姉ちゃんになったみたいでした。こちらの写真はまた、ネムルーのインスタの方で観てください。

昨日の記事にあげた、電気敷布の名前がわかりました。
ATEX の快眠マット「SOYO」というらしいです。
三万円ぐらいだったそうです。ちょっぴりお高いですね。
改良型になって、高くなっていたとネムルーが言っていました。

そしてネムルーにプレゼントした本ですが、ものすごく良かったそうです。
あんまり本を読むのが好きじゃない理系のネムルーが、一晩でもうほとんど読んでしまっていました。
(;゜Д゜)

最初の部分は涙が止まらないそうです。
少し前の話なので、在宅という選択肢がない時代だったようです。
低酸素性虚血性脳症で、ずっとNICUに入院したまま四歳で亡くなった長女さんの話です。
この本は2冊目のようで、後半には作者が看護師、保健師、福祉従事者の人たちへ提言する内容も入っているそうです。

「母親の心情が、どれもこれも覚えがあって、そうそう、うんうんと共感し続けた。こんなに上手く文章にしてくれて、スッキリした」

とネムルーが言っていました。
スッキリするんなら、お勧めですね~

「重い障害を持つ 赤ちゃんの子育て ~陽だまりの病室で 2~」
 著者 亀井智泉  出版社 メディカ出版  1800円+税

よろしかったら、どうぞ。
私もネムルーの後で貸してもらう予定です。^^

※ 後で貸してもらいました。
この人はよく勉強されているなと思いました。ただ心情に共感はできなかったです。
作者の親、つまりこの子のジジババは、「赤ちゃんを施設に預けて捨てなさい」とアドバイスしていて、ラクーばあばの気持ち的には、憤慨の一言です。
子ども夫婦のフォローもしてやっていないし、自分たちの言うことを聞かない娘とは、付き合いも断っているのです。
じいさんとばあさんをハリセンでブッ叩きたかったですわ。


さっき、リノが久しぶりに二階に上がってきました。
ここはどこだぁ?
ばあばの声が聞こえるけど、来たことないや。
という顔をしてキョロついていました。

ばあばとじいじに代わる代わる抱っこされたけど、すぐに口がブクブクしてきて、降りていきました。
ダンナーが「三分しかもたない。ウルトラマンみたいな奴だな~」と言っていました。
確かに。
持続吸引器がないと、リノの散歩は三分ですね。(笑)
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