星の子ども

秋野 木星

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第一章 NICU

生後48日目 開けましておめでとうと言いたいんだね

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表題は漢字を間違えたんじゃないんですよ~

お正月がきてから撮ったリノの写真は、全部、目を大きく開けています。
これは絶対「あけましておめでとう!」というリノからのメッセージでしょう。 
(〃▽〃)
なんて律儀な子なんでしょうねぇ。
ばあばには、リノの言いたいことがよくわかるよ。

今までリノの目は細いと思っていたけれど、こんなに大きなどんぐり目だったんですねー
それに頭を揺り動かさなければ、黒目になっていることが多くなったそうです。
これはお乳の量が増えたからかもしれません。元旦に一回の量が85mlになって、今日は90mlになっていたそうです。
たっぷりと栄養を取って、身体がしっかりとしてきたんでしょうね。

ちなみにムコーはリノの目が反転するのを、ママー人形がパチパチまばたきする目と混同しているらしく、リノの目が白目になりそうだったら、頭を起こす角度を調整するそうです。(爆)
ネムルーは、真面目にその作業をしているムコーの様子を見るたびに、笑っちゃうと言っていました。^^

※ これは後でわかるんですが、気管切開をしたことで呼吸が安定して、目が開けるようになったようです。もちろんラクーが言っているように、栄養を取って身体がしっかりしたことも要因の一つではあります。


リノの体調は良く、術後の経過も順調なようです。
そのため、ネムルーお母さんが「胃へ通しているチューブ」の交換に、初チャレンジしました。一回目は失敗したそうですが、二回目は上手くいったと言っていました。
ラクーはこのチューブ交換だけは御免こうむりたいです。
なんかやってる自分が「おぇ~」ってなりそう。(^_^;) 
たぶん若い二人が頑張って習得してくれることでしょう。(笑)

※ こんな風にリノを家庭で介護するためには、看護師さんと同じ医療手技ができることを求められます。これからは退院へ向けて、家族の医療手技の獲得が主題となってきます。
マーゲンチューブの交換で失敗する時は、チューブの先が喉を通らずに口の中でぐるぐる回ってしまい、胃に到達できないことが多いようです。赤ちゃんの小さな口ですし、リノの場合口を大きくひらけなかったので、この頃のチューブ交換は難易度が高かったでしょうね。


家の一階と二階の住処を交換する引っ越しは、すべて終わりました。
やっと落ち着いて、日々の生活を送れるようになったよ~
今日はニト〇、ホームセンター、文房具屋、イ〇ンとあちこちの店を回って買い物をし、最終的に部屋を整えました。
最近は正月三が日でも開いている店が多くなりましたね。
便利になったような、せわしないような、複雑な気持ちがします。

ニ〇リでは、いぶちゃんママが教えてくれている「収納力抜群のカバン」を買いました。
グレー色があったので、ニンマリしましたよ。(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
吸引グッズはまだ揃えていないのに、カバンだけあるという…… (笑)
ポケットの大きさが医療用のグッズを入れるのに丁度いいそうなので、入れてみるのが楽しみです。

※ いぶちゃん・・・アメブロの新生児仮死界の有名人。寝たきり状態なのですが、親御さんに愛されて、インテリア雑誌にの中に住んでいるようなハイセンスで素敵な生活をしています。ラクーとネムルーは憧れているので、これからたびたび、いぶちゃんちの真似っこグッズが紹介されていきます。


イオ〇でトイレに行った時には、思わずベビーカーごと入れる個室を探してしまいました。
これからは車椅子でも利用できる場所をチェックしておかなければいけませんね。
社会を見る目が変わってきそうです。

ばあばもリノと一緒に、あちこちにお出かけしたいですからねぇ。

来週には能力の高い巨大エアコンが座敷に設置される予定です。
我が家は着々とリノベーションが進んでいるようです。☆彡
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