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スライムです
前編
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私の名前は林ヒトミ。23才。モブだ。
高校からの友人は在学中にハイスペックな幼なじみと入籍し、卒業と同時に妊娠出産。現在第三子を妊娠中。などという華々しい人生を送っているが、その隣にいた私は華々しさとはかけ離れたまったくのモブだ。
ついさっきも彼氏と別れた。と言うか浮気された。
ヤツ(彼氏だった男)のアパートに忘れ物を取りに行ったら見知らぬ女とベッドの上で一戦交えていらっしゃった。
見た瞬間醒めた。
ないわー。緊縛鼻フック蝋燭責めアナルにはパールINでアンアン喘いでる男とかないわー。
いや、世界には色んな趣味嗜好の方がいらっしゃるのはわかっている。緊縛だって鼻フックだって蝋燭責めだってアナル開発だって存分に楽しんで頂いて構わない。
だけどヤツ(彼氏だった男)に楽しげに蝋燭を垂らす爆乳金髪美女の下半身にはアンアン喘ぐヤツ(彼氏だった男)と同じブツが生えて元気に存在を主張していた。
うん。ごめん。その美女(?)と幸せになってくれ。
グッドラック。激しく揺れるベッドの脇を通り置きっぱなしだった化粧品やら着替えやらを一まとめにし私は親指を立てながらアパートを後にした。
たぶん私は色んなことに対して諦めが早い。
5人兄妹の二番目で長女というポジションに生まれたからか、昔から人や物にあまり執着心が無かった。
モブだけど化粧映えする顔とGカップある胸の肉のおかげで恋人はそこそこの頻度でできてきたがあまり長続きしたことはない。巨乳に釣られてやってきた男は更なる巨乳を見つけると「うほっイイおっぱい」と言いながらそちらへ去っていくからだ。
なんとわかりやすい行動原理。その単純明快な元カレたちのランキング付けに異論はない。
だって面倒だから。
付き合っている間はそこそこ楽しかったけれど、私以外の誰かの方が良いという彼らにすがるほどの情熱や根性は持ち合わせてなかった。──そんなんだから浮気されたような気もするがぶっちゃけどうでも良いわしゃらくせぇ。
私を通りすぎて行った4人の男どものことなんかより今目の前の事案の方がよっぽど重要だ。
波風立たなきゃ細かいことにこだわらない。長いものに巻かれ、流れるままに生きていく。そんな私にもこれだけは守っておきたいと第一に優先してるものがある。
自分の身の安全と命だ。別に人生に大々的な目標が有るわけでも特別な使命が有るわけでもないのだけれど我が身が大事だ。
だって嫌じゃん。死ぬのって。どうせなら天寿を全うしたいじゃん。ついでになるべく痛い思いもしたくないじゃん。
幸いプチ大家族出身ゆえか高校生活が少々ハードモードだったという経験ゆえか私の危機回避能力は高い。多少滑稽な真似をしても命さえ無事なら良いという低い志も持っている。
そんな私の生存本能がガンガンと警鐘を鳴らす。
汗なんてかく気候じゃないのに冷や汗が止まらない。
この、目の前の景色はなんだ。
この、目の前の生物たちはなんだ。
この、目の前の異常事態はどういうことだ。
──私が今いるこの世界はどこなんだ。
空に浮かぶ赤と白の2つの巨大な月。
夜風に混じる知らない土地の甘い花と土と草の匂い。
テレビでしか見たことのない、まるで海外の古城のような建物。噴水。庭園。
そしてその風景の中で異形の存在たちに囲まれる私。
鳥の頭と人間の男の身体を持ったもの。
1メートル以上の大きさでローブを着て2本足で立つ黒猫。
甲冑を身につけた人間サイズのトカゲ。
人間とほぼ同じ外見なのに額から鱗や角を生やしたものが多数。中には目が4つや5つ有るやつもいる。
コイツらの正式名称はわからないけど、特殊メイクやコスプレでもない限りコイツらは確実に人間じゃない。
そんな奴等が威嚇するような表情で私を取り囲んでいた。
「人間だ……」
「人間だ……」
「城の中庭に現れるなんて……」
人間……人間……と明らかに人間じゃない生物たちが私に理解できる人語でざわめく。
ヤバイ。二十歳過ぎた女がヤバイとか語彙力がアレかもしれないがヤバイ。ヤバイしか言えない。
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!!
コイツらは絶対人間じゃない!
人間相手だったらこんなに心臓が騒いで身体中の毛穴が開くような感覚になるわけがない。
ただのカンだけど、だけど私はずっとこのカンに従い生き抜いてきた。幼い頃に両親のうっかりミスでゴムボートで海に流された時も、大型の野良犬に襲われた小学生の時も、Eカップ女子中学生(※当時)目当ての変質者にストーカーされた時も、ちょっと危ない存在を怒らせてしまった高校生時代も私を救ったのは自身の直感だ。
今、この場を上手く切り抜けないと私の生命が危ない!
「わ、私は人間じゃないですっ! あなた、たちの……仲間、です!」
考えるより先に口が動いた。異常に喉が乾いて声が掠れる。
ジリジリと私に近づいてきていた人外の輪が止まった。
「……人間じゃない?」
「いや、しかし……」
通じた……っ。ヤツらは私の言葉に戸惑っている。
どうにか、どうにかこのまま誤魔化してここから逃げ出すんだ。じゃないと食われるか奴隷にされるか、そんな気がする。
唸れ私のコミュニケーション能力っっ!!!!
熊と出会った時って後ろ向きにならずにゆっくり逃げるんだっけ? いや、熊と同じ対処法で良いのかどうかは知らないけど!
「でもどう見ても人間だよな?」
まるでガラス同士をぶつけたような音で言葉を紡ぎながら角を生やした男が首を傾げる。
「違います! 私はっ……」
……私はなんだ。
人間じゃなかったら私は何になるんだ。
なんて言えばコイツらに私が自分たちの仲間だと納得させて襲われるのを防ぐことができる?
あぁ動悸と震えがおさまらない。呼吸が苦しい。
白く歪み始める視界を堪えながら揺れる自分の体を抱き締める。
「──ねぇ。その子、スライムなんじゃない?」
声。綺麗な声。変声期前の、澄んだ少年の声。
その声に異形の集団がバッと道を開けた。
白の月光をまるでスポットライトのように浴びながら、奇怪な生き物たちの影から現れた声の主が私に近づく。
綿毛のたんぽぽみたいな白に近い金髪。ハリウッドの子役スター並みに整った小さな顔。黒い軍服に赤いマントを着けた12才前後の少年。
あぁ、こんなに綺麗な男の子がいるということはやっぱり今は何かの撮影中なのだろうか。
あの金色と青色の瞳は左右色違いのカラコンで、あの少し尖った耳は特殊メイク?
だけど座り込む私の近くに立った彼の気配こそが私の希望を打ち砕いた。
少年が動く度にドライアイスみたいな冷気が私を包む。
ゾワゾワとした悪寒が全身を総毛立たせて胃液を逆流させそうになる。
この子は人間じゃない。
それどころか、一番人間に近い美しい見た目をしているのに、ここにいる他のどの生き物よりも格段にヤバイ。
本能が告げる。これは禍々しい存在だ。
「……スライム?」
ってあの、昔小学校の理科の実験で作ったドロドロしたやつ?
それともゲームのRPGによく出てくるモンスターの方?
「そう。だって、人間で『ココ』がこんなにブルブルしてる人いないじゃない。だから、この子、新種のスライムなんじゃない?」
そう言うとツン。と少年はそのほっそりした指で私のGカップの胸の肉をつついた。
「しかし王子……!」
全身に蛇を巻き付かせた赤い肌の男が叫ぶ。
王子? 今、王子って言った? この子、コイツらの中でも上の方の地位なの?
胸に指を置かれたまま視線だけを動かせば、化け物たちがみんな少年に敬意を払っているのが感じ取れた。
──と言うことは、この子を説得できれば私の生存確率は上がる?
「新種のスライムだったら、僕、この子を温かいお風呂に入れてあげて綺麗な服を着せて美味しいご飯を食べさせてフカフカのベッドに寝かせてあげるんだ!」
まるでその場にいる全員に言い聞かせるように少年がにこにこと朗らかな声をあげた。
「おねーさんがスライムだったらうんと可愛がって飼ってあげる! でも──」
そこで言葉を区切りすっ……と瞳を細めた人外の王子が私にだけ聞こえるよう耳に唇を寄せる。その左右で色の違う瞳にはギラギラとした殺気が宿っていた。
「でも……もし、人間だったらこの場で殺しちゃうかもしれないね?」
「私っ! 悪いスライムじゃないよヨロシクね!」
意識して盛大に胸を揺らしながら声を張り上げた瞬間、場の空気が凍りついた。
だけどそんなことは気にしない。
だって私は多少滑稽な真似をしても命さえ無事なら良いという低い志の持ち主なのだから。
高校からの友人は在学中にハイスペックな幼なじみと入籍し、卒業と同時に妊娠出産。現在第三子を妊娠中。などという華々しい人生を送っているが、その隣にいた私は華々しさとはかけ離れたまったくのモブだ。
ついさっきも彼氏と別れた。と言うか浮気された。
ヤツ(彼氏だった男)のアパートに忘れ物を取りに行ったら見知らぬ女とベッドの上で一戦交えていらっしゃった。
見た瞬間醒めた。
ないわー。緊縛鼻フック蝋燭責めアナルにはパールINでアンアン喘いでる男とかないわー。
いや、世界には色んな趣味嗜好の方がいらっしゃるのはわかっている。緊縛だって鼻フックだって蝋燭責めだってアナル開発だって存分に楽しんで頂いて構わない。
だけどヤツ(彼氏だった男)に楽しげに蝋燭を垂らす爆乳金髪美女の下半身にはアンアン喘ぐヤツ(彼氏だった男)と同じブツが生えて元気に存在を主張していた。
うん。ごめん。その美女(?)と幸せになってくれ。
グッドラック。激しく揺れるベッドの脇を通り置きっぱなしだった化粧品やら着替えやらを一まとめにし私は親指を立てながらアパートを後にした。
たぶん私は色んなことに対して諦めが早い。
5人兄妹の二番目で長女というポジションに生まれたからか、昔から人や物にあまり執着心が無かった。
モブだけど化粧映えする顔とGカップある胸の肉のおかげで恋人はそこそこの頻度でできてきたがあまり長続きしたことはない。巨乳に釣られてやってきた男は更なる巨乳を見つけると「うほっイイおっぱい」と言いながらそちらへ去っていくからだ。
なんとわかりやすい行動原理。その単純明快な元カレたちのランキング付けに異論はない。
だって面倒だから。
付き合っている間はそこそこ楽しかったけれど、私以外の誰かの方が良いという彼らにすがるほどの情熱や根性は持ち合わせてなかった。──そんなんだから浮気されたような気もするがぶっちゃけどうでも良いわしゃらくせぇ。
私を通りすぎて行った4人の男どものことなんかより今目の前の事案の方がよっぽど重要だ。
波風立たなきゃ細かいことにこだわらない。長いものに巻かれ、流れるままに生きていく。そんな私にもこれだけは守っておきたいと第一に優先してるものがある。
自分の身の安全と命だ。別に人生に大々的な目標が有るわけでも特別な使命が有るわけでもないのだけれど我が身が大事だ。
だって嫌じゃん。死ぬのって。どうせなら天寿を全うしたいじゃん。ついでになるべく痛い思いもしたくないじゃん。
幸いプチ大家族出身ゆえか高校生活が少々ハードモードだったという経験ゆえか私の危機回避能力は高い。多少滑稽な真似をしても命さえ無事なら良いという低い志も持っている。
そんな私の生存本能がガンガンと警鐘を鳴らす。
汗なんてかく気候じゃないのに冷や汗が止まらない。
この、目の前の景色はなんだ。
この、目の前の生物たちはなんだ。
この、目の前の異常事態はどういうことだ。
──私が今いるこの世界はどこなんだ。
空に浮かぶ赤と白の2つの巨大な月。
夜風に混じる知らない土地の甘い花と土と草の匂い。
テレビでしか見たことのない、まるで海外の古城のような建物。噴水。庭園。
そしてその風景の中で異形の存在たちに囲まれる私。
鳥の頭と人間の男の身体を持ったもの。
1メートル以上の大きさでローブを着て2本足で立つ黒猫。
甲冑を身につけた人間サイズのトカゲ。
人間とほぼ同じ外見なのに額から鱗や角を生やしたものが多数。中には目が4つや5つ有るやつもいる。
コイツらの正式名称はわからないけど、特殊メイクやコスプレでもない限りコイツらは確実に人間じゃない。
そんな奴等が威嚇するような表情で私を取り囲んでいた。
「人間だ……」
「人間だ……」
「城の中庭に現れるなんて……」
人間……人間……と明らかに人間じゃない生物たちが私に理解できる人語でざわめく。
ヤバイ。二十歳過ぎた女がヤバイとか語彙力がアレかもしれないがヤバイ。ヤバイしか言えない。
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!!
コイツらは絶対人間じゃない!
人間相手だったらこんなに心臓が騒いで身体中の毛穴が開くような感覚になるわけがない。
ただのカンだけど、だけど私はずっとこのカンに従い生き抜いてきた。幼い頃に両親のうっかりミスでゴムボートで海に流された時も、大型の野良犬に襲われた小学生の時も、Eカップ女子中学生(※当時)目当ての変質者にストーカーされた時も、ちょっと危ない存在を怒らせてしまった高校生時代も私を救ったのは自身の直感だ。
今、この場を上手く切り抜けないと私の生命が危ない!
「わ、私は人間じゃないですっ! あなた、たちの……仲間、です!」
考えるより先に口が動いた。異常に喉が乾いて声が掠れる。
ジリジリと私に近づいてきていた人外の輪が止まった。
「……人間じゃない?」
「いや、しかし……」
通じた……っ。ヤツらは私の言葉に戸惑っている。
どうにか、どうにかこのまま誤魔化してここから逃げ出すんだ。じゃないと食われるか奴隷にされるか、そんな気がする。
唸れ私のコミュニケーション能力っっ!!!!
熊と出会った時って後ろ向きにならずにゆっくり逃げるんだっけ? いや、熊と同じ対処法で良いのかどうかは知らないけど!
「でもどう見ても人間だよな?」
まるでガラス同士をぶつけたような音で言葉を紡ぎながら角を生やした男が首を傾げる。
「違います! 私はっ……」
……私はなんだ。
人間じゃなかったら私は何になるんだ。
なんて言えばコイツらに私が自分たちの仲間だと納得させて襲われるのを防ぐことができる?
あぁ動悸と震えがおさまらない。呼吸が苦しい。
白く歪み始める視界を堪えながら揺れる自分の体を抱き締める。
「──ねぇ。その子、スライムなんじゃない?」
声。綺麗な声。変声期前の、澄んだ少年の声。
その声に異形の集団がバッと道を開けた。
白の月光をまるでスポットライトのように浴びながら、奇怪な生き物たちの影から現れた声の主が私に近づく。
綿毛のたんぽぽみたいな白に近い金髪。ハリウッドの子役スター並みに整った小さな顔。黒い軍服に赤いマントを着けた12才前後の少年。
あぁ、こんなに綺麗な男の子がいるということはやっぱり今は何かの撮影中なのだろうか。
あの金色と青色の瞳は左右色違いのカラコンで、あの少し尖った耳は特殊メイク?
だけど座り込む私の近くに立った彼の気配こそが私の希望を打ち砕いた。
少年が動く度にドライアイスみたいな冷気が私を包む。
ゾワゾワとした悪寒が全身を総毛立たせて胃液を逆流させそうになる。
この子は人間じゃない。
それどころか、一番人間に近い美しい見た目をしているのに、ここにいる他のどの生き物よりも格段にヤバイ。
本能が告げる。これは禍々しい存在だ。
「……スライム?」
ってあの、昔小学校の理科の実験で作ったドロドロしたやつ?
それともゲームのRPGによく出てくるモンスターの方?
「そう。だって、人間で『ココ』がこんなにブルブルしてる人いないじゃない。だから、この子、新種のスライムなんじゃない?」
そう言うとツン。と少年はそのほっそりした指で私のGカップの胸の肉をつついた。
「しかし王子……!」
全身に蛇を巻き付かせた赤い肌の男が叫ぶ。
王子? 今、王子って言った? この子、コイツらの中でも上の方の地位なの?
胸に指を置かれたまま視線だけを動かせば、化け物たちがみんな少年に敬意を払っているのが感じ取れた。
──と言うことは、この子を説得できれば私の生存確率は上がる?
「新種のスライムだったら、僕、この子を温かいお風呂に入れてあげて綺麗な服を着せて美味しいご飯を食べさせてフカフカのベッドに寝かせてあげるんだ!」
まるでその場にいる全員に言い聞かせるように少年がにこにこと朗らかな声をあげた。
「おねーさんがスライムだったらうんと可愛がって飼ってあげる! でも──」
そこで言葉を区切りすっ……と瞳を細めた人外の王子が私にだけ聞こえるよう耳に唇を寄せる。その左右で色の違う瞳にはギラギラとした殺気が宿っていた。
「でも……もし、人間だったらこの場で殺しちゃうかもしれないね?」
「私っ! 悪いスライムじゃないよヨロシクね!」
意識して盛大に胸を揺らしながら声を張り上げた瞬間、場の空気が凍りついた。
だけどそんなことは気にしない。
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