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#7 アイリス(2)

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 魔王城を脱出した私たちは入口に置いてあったゴンドラに乗り込んだ。そして――

「フルウィス、よろしく」

 私の合図でフルウィスがドラゴニュートとしての本来の姿、真っ白な大きな龍へと姿を変えた。ゴンドラの上端にある輪っかに爪をひっかけると、翼をはためかせて飛翔を始めた。
 フルウィスが仲間に加わってからというもの、私たちの行動範囲も行軍速度も圧倒的なものになった。それにこのゴンドラも、王族が使う大きな場所の客室を改造したものだから、座り心地の良さは広さは十二分なものだ。だというのに……。

「あのー。どうして皆さんそんな密着するんですかねぇ」

 アイリスとマリーナが私の両腕をそのたわわなおっぱいでがっちりホールドしており、あげくにニズはひざの上に座っている。フルーレだけが少し離れた位置でこちらをぼんやりと眺めているが、密着具合のせいで……。

「あ、勇者様のが硬くなってきてます……」

 モノの屹立がすっかりニズにバレてしまっている。

(どうやら、お主のが欲しいようじゃなぁ)

 ドラゴン姿のフルウィスが念話で語り掛けてくる。しょうじき、こっちだってもう……抑えられない。

「ハンナぁ……」

 アイリスにモノを摩られ、完全にスイッチが入ってしまった私は乱暴にアイリスの唇を奪った。すぐに舌を絡ませてくるアイリスに負けじと、私も舌を動かす。

「んちゅ……はぁ……あむ……♡」

 アイリスの甘い匂いが鼻孔をくすぐり、頭の中を快楽一色に染め上げる。私はアイリスに自ら挿入するようにささやいた。対面座位の体位でアイリスを下から突き上げる。

「っ!!」

 その途端、アイリスが痙攣して軽く絶頂したのが分かった。膣壁もきゅうっと締まり、私のモノに奉仕を始める。それでも私は容赦なくアイリスを責め立てた。何度も下から突き上げるうちに、やがてアイリスの腰振りが緩慢になってきたので、私はアイリスにキスして体勢を入れ替えた。

「ハンナぁ……もう、もう無理ぃ♡」

 座面に横たわらせたアイリスの秘所を激しく突きながら胸を揉みしだく。すると途端に膣内が締まり、ぎゅううっと絞られるような感覚に危うく果てそうになったが何とか堪えた。そして今度は焦らすようにゆっくりと抜いていくと、膣壁が逃がすまいと吸い付いてきた。ギリギリまで引き抜いた後、一気に奥まで突き入れる。

「っ!!」

 またイッたらしい。しかしまだ終わらない。私は何度も何度もアイリスの弱点を攻め立てた。

「ハンナぁ……もう、イッてるからぁ!!」
「もっと気持ちよくなれるよ、アイリス」

 私はそう言ってさらに腰の速度を上げた。

「ひゃうっ!?」

 子宮口を押し上げる度、アイリスが身体を仰け反らせる。その様子が可愛くてもっともっと責め立てたくなった私は今度は覆いかぶさるようにして乳首を舐め始めた。

「んっ♡! あぁん♡♡」

 もうそろそろイキそうだったので一度抜ける寸前まで腰を引いて思い切り打ち付けた。

「っ!? んぁああ♡」

 そしてそのまま中に欲望を吐き出す。しばらく余韻に浸るようにそのままでいてからゆっくりと引き抜いた。こぽりと膣から溢れてきた白濁液が零れ落ちる。それを気にもせずアイリスは私にキスをしてくる。私はそれに応じながら、今度はマリーナと向かい合った。

「もう、我慢できないの……」

 くぱぁと陰部を広げる彼女は貴族令嬢とは思えないくらい淫靡だった。
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