70 / 83
二年生になりました♪
#69 風に舞う
しおりを挟む
もやもやした気持ちを抱えたまま金曜日の黒瀬杯を迎えた。種目は百人一首だが競技カルタのルールとは異なり、各クラスから同じ出席番号の六人を集め百枚全てのカルタを取り合うというルールだ。
と言うわけでボクのグループは二十二番の集まり。そこに一人、見るとほっとする顔を見付けた。
「千歳ちゃん……」
「なしたの姫さん?」
「あとで相談ごと、いい?」
「もちろんや。取り敢えず百人一首に集中させてぇな。こう見えて、ノリノリなんよ」
ボクはしっかり頷いた。黒瀬先生の挨拶がありルールの再確認をしてから、古典の先生が読み上げる。
「おくやまにぃ~」
「はい!」
ノリノリという自己申告の通り、やや遠くにあった一枚を勢いよく弾いて札を取る。札を取った人は挙手し、全グループが札を取ったことを確認すると「はい」と一声かかり、次の札が読まれる。
「ちぎりきな~」
「はい!」
すゑのまつやま なみこさじとは と書かれた札を取る。近くにあったのが功を奏した。
「ほ――――」
一字決りとはいえ、千歳ちゃんの手の動きはふだんの優雅でゆったりとしたものとは全く違った。一閃とも言うべきスピードで札が舞う。本来の競技カルタと違って、どこにどの札があるのか覚える時間すら取られていなかったというのに、圧倒的な把握力。
「たごの―――」
「はい!」
「あしひきの~」
「はい!」
「あさぼらけ~あ―――」
「しまっ――!」
「ふふ」
痛恨のお手つき。あさぼらけ、きみがため、わたのはら――三組六首ある六字決りの一つでお手つき。仕方ないと思いつつ立ち上がり、次の一枚には参加できない。
「めぐりあひて~」
読まれたのは紫式部の歌。春休み中に覚えた一枚なので悔やまれる。再び正座し、次の一枚に集中する。次の一枚を奪取すると、そこから六人の熾烈な戦い……しかし千歳ちゃんの圧倒的な実力に三組、六組の人がやる気を削がれていく。四組の人も手元の札に視線を落としてばかり。文系の意地か、二組の人は前のめりになって意気軒昂たる様であるが……。
「ちは―――」
効果音で言うならパシュッというところか。前後にリズムを刻み、呼吸すらコントロールしているような千歳ちゃんは巫女さんだからということではないが、神憑っているようなオーラすらあった。まるでプロの棋士か雀士を見ているような感覚だ。
そこから先は千歳ちゃんの独擅場だった。枚数が少なくなればなるほど、探すという時間はなく把握した札をただただ正確無比に掻っ攫っていく。
結果として千歳ちゃんは四十枚もの札を取った。ボクが二十三枚、二組の子が十九枚で、四組の子が十枚、六組の子が八枚取り、二十二番の集まりは一組の勝利。黒瀬杯のルールとしては、各クラスの取得枚数の平均で順位を決めるため、一位は二組という結果だった。
勝負はさておき、解散後に麻琴へ先に帰るようお願いして学内のテラスで千歳ちゃんと落ち合った。
「さて、何の相談かな?」
前もって説明の流れは練ってある。ボクと麻琴の宙ぶらりんな関係、調理部の百合カップル、友達の反応。順繰りに説明する。
「なるほど……。自由恋愛に無縁なウチにそれを相談するとは、姫さんもお人が悪ぅございますなぁ」
口ではそう言いつつも、表情は真剣そのものだった。その艶やかな唇を一舐めした後、個人的には、と念頭に置いて語り始めた。
「人の幸せは人の数だけあると思うよ。ウチはまぁ、然るべき人と結婚してその家の神社を手伝う。人生設計としてはそんな感じかなぁ。もっとも、女の子同士の恋愛ってのはうちもアリだとは思っとるよ。せっかくの女子校ライフ……って言うと茶化して聞こえてまうか。……うぅん、同性愛のことを性別の壁を越えてなんて言われるけど、本来なら男女の恋愛の方が壁を越えているわけで、分かり合える友人を恋人にしたいっていうのは至極自然なんとちゃうかなぁ」
恋愛観と人生観、十七歳になる高校二年という時期……考えさせられるなぁ。ボクが麻琴に抱く感情って自然なものなのかな……。
「ボクは……麻琴のこと、好きなのかな……。どう思う?」
「え? 随分と異な事を聞くわぁ。ユウちゃん、すこぶるヒナッチのこと好いていると思うよ?」
「す、すこぶる……すこ。違う。好き? ……そう、かな」
直接言われてしまうと少し照れる。麻琴とは家族以外なら一番一緒に過ごしてきた間柄だ。好き? 友達として、女の子として? 分からない。最初に麻琴から好きだって言われた時、どんな感情を抱いたっけ……。そうか、男としての“僕”より今の“ボク”を好きなんだよね、麻琴は。なおさら複雑だなぁ。
「答えはユウちゃんの中にしかないんやで。ゆっくり考えて。まぁ、時間は有限だけどさ」
「……うん。ありがと」
「お礼なんていいのよ。……あ、今年の夏祭、うちの神社でやる方に来てくれたらええねん。あと来年の初詣もうちんとこ来てぇな。いっそ巫女さんのバイトする? さぞかし人気になるやろなぁ」
「ちょ、千歳ちゃん!?」
まくし立てるように予定を立て始める千歳ちゃんに思わず驚く。なんだか最初に抱いた印象より幾分アグレッシブな性格をしていると、半年経ったあたりから思っていたけれど、今日はなおさらだ。
「少しは表情和らいだかいな。あんまり辛気くさい顔、ヒナッチに見せたらいかんよ。ほな、ウチは帰るよ。ごきげんよう」
「うん、またね」
千歳ちゃんを見送ると、天を仰いで大きく息を吐いた。吹き抜ける風に、僅かに残っていた桜の花びらが散る。春風というより薫風に近いその風が、ボクの短い髪をくすぐった。
と言うわけでボクのグループは二十二番の集まり。そこに一人、見るとほっとする顔を見付けた。
「千歳ちゃん……」
「なしたの姫さん?」
「あとで相談ごと、いい?」
「もちろんや。取り敢えず百人一首に集中させてぇな。こう見えて、ノリノリなんよ」
ボクはしっかり頷いた。黒瀬先生の挨拶がありルールの再確認をしてから、古典の先生が読み上げる。
「おくやまにぃ~」
「はい!」
ノリノリという自己申告の通り、やや遠くにあった一枚を勢いよく弾いて札を取る。札を取った人は挙手し、全グループが札を取ったことを確認すると「はい」と一声かかり、次の札が読まれる。
「ちぎりきな~」
「はい!」
すゑのまつやま なみこさじとは と書かれた札を取る。近くにあったのが功を奏した。
「ほ――――」
一字決りとはいえ、千歳ちゃんの手の動きはふだんの優雅でゆったりとしたものとは全く違った。一閃とも言うべきスピードで札が舞う。本来の競技カルタと違って、どこにどの札があるのか覚える時間すら取られていなかったというのに、圧倒的な把握力。
「たごの―――」
「はい!」
「あしひきの~」
「はい!」
「あさぼらけ~あ―――」
「しまっ――!」
「ふふ」
痛恨のお手つき。あさぼらけ、きみがため、わたのはら――三組六首ある六字決りの一つでお手つき。仕方ないと思いつつ立ち上がり、次の一枚には参加できない。
「めぐりあひて~」
読まれたのは紫式部の歌。春休み中に覚えた一枚なので悔やまれる。再び正座し、次の一枚に集中する。次の一枚を奪取すると、そこから六人の熾烈な戦い……しかし千歳ちゃんの圧倒的な実力に三組、六組の人がやる気を削がれていく。四組の人も手元の札に視線を落としてばかり。文系の意地か、二組の人は前のめりになって意気軒昂たる様であるが……。
「ちは―――」
効果音で言うならパシュッというところか。前後にリズムを刻み、呼吸すらコントロールしているような千歳ちゃんは巫女さんだからということではないが、神憑っているようなオーラすらあった。まるでプロの棋士か雀士を見ているような感覚だ。
そこから先は千歳ちゃんの独擅場だった。枚数が少なくなればなるほど、探すという時間はなく把握した札をただただ正確無比に掻っ攫っていく。
結果として千歳ちゃんは四十枚もの札を取った。ボクが二十三枚、二組の子が十九枚で、四組の子が十枚、六組の子が八枚取り、二十二番の集まりは一組の勝利。黒瀬杯のルールとしては、各クラスの取得枚数の平均で順位を決めるため、一位は二組という結果だった。
勝負はさておき、解散後に麻琴へ先に帰るようお願いして学内のテラスで千歳ちゃんと落ち合った。
「さて、何の相談かな?」
前もって説明の流れは練ってある。ボクと麻琴の宙ぶらりんな関係、調理部の百合カップル、友達の反応。順繰りに説明する。
「なるほど……。自由恋愛に無縁なウチにそれを相談するとは、姫さんもお人が悪ぅございますなぁ」
口ではそう言いつつも、表情は真剣そのものだった。その艶やかな唇を一舐めした後、個人的には、と念頭に置いて語り始めた。
「人の幸せは人の数だけあると思うよ。ウチはまぁ、然るべき人と結婚してその家の神社を手伝う。人生設計としてはそんな感じかなぁ。もっとも、女の子同士の恋愛ってのはうちもアリだとは思っとるよ。せっかくの女子校ライフ……って言うと茶化して聞こえてまうか。……うぅん、同性愛のことを性別の壁を越えてなんて言われるけど、本来なら男女の恋愛の方が壁を越えているわけで、分かり合える友人を恋人にしたいっていうのは至極自然なんとちゃうかなぁ」
恋愛観と人生観、十七歳になる高校二年という時期……考えさせられるなぁ。ボクが麻琴に抱く感情って自然なものなのかな……。
「ボクは……麻琴のこと、好きなのかな……。どう思う?」
「え? 随分と異な事を聞くわぁ。ユウちゃん、すこぶるヒナッチのこと好いていると思うよ?」
「す、すこぶる……すこ。違う。好き? ……そう、かな」
直接言われてしまうと少し照れる。麻琴とは家族以外なら一番一緒に過ごしてきた間柄だ。好き? 友達として、女の子として? 分からない。最初に麻琴から好きだって言われた時、どんな感情を抱いたっけ……。そうか、男としての“僕”より今の“ボク”を好きなんだよね、麻琴は。なおさら複雑だなぁ。
「答えはユウちゃんの中にしかないんやで。ゆっくり考えて。まぁ、時間は有限だけどさ」
「……うん。ありがと」
「お礼なんていいのよ。……あ、今年の夏祭、うちの神社でやる方に来てくれたらええねん。あと来年の初詣もうちんとこ来てぇな。いっそ巫女さんのバイトする? さぞかし人気になるやろなぁ」
「ちょ、千歳ちゃん!?」
まくし立てるように予定を立て始める千歳ちゃんに思わず驚く。なんだか最初に抱いた印象より幾分アグレッシブな性格をしていると、半年経ったあたりから思っていたけれど、今日はなおさらだ。
「少しは表情和らいだかいな。あんまり辛気くさい顔、ヒナッチに見せたらいかんよ。ほな、ウチは帰るよ。ごきげんよう」
「うん、またね」
千歳ちゃんを見送ると、天を仰いで大きく息を吐いた。吹き抜ける風に、僅かに残っていた桜の花びらが散る。春風というより薫風に近いその風が、ボクの短い髪をくすぐった。
0
第13回恋愛小説大賞に参加中です。よろしければ投票のほどお願いします。
お気に入りに追加
126
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
幼馴染と話し合って恋人になってみた→夫婦になってみた
久野真一
青春
最近の俺はちょっとした悩みを抱えている。クラスメート曰く、
幼馴染である百合(ゆり)と仲が良すぎるせいで付き合ってるか気になるらしい。
堀川百合(ほりかわゆり)。美人で成績優秀、運動完璧だけど朝が弱くてゲーム好きな天才肌の女の子。
猫みたいに気まぐれだけど優しい一面もあるそんな女の子。
百合とはゲームや面白いことが好きなところが馬が合って仲の良い関係を続けている。
そんな百合は今年は隣のクラス。俺と付き合ってるのかよく勘ぐられるらしい。
男女が仲良くしてるからすぐ付き合ってるだの何だの勘ぐってくるのは困る。
とはいえ。百合は異性としても魅力的なわけで付き合ってみたいという気持ちもある。
そんなことを悩んでいたある日の下校途中。百合から
「修二は私と恋人になりたい?」
なんて聞かれた。考えた末の言葉らしい。
百合としても満更じゃないのなら恋人になるのを躊躇する理由もない。
「なれたらいいと思ってる」
少し曖昧な返事とともに恋人になった俺たち。
食べさせあいをしたり、キスやその先もしてみたり。
恋人になった後は今までよりもっと楽しい毎日。
そんな俺達は大学に入る時に籍を入れて学生夫婦としての生活も開始。
夜一緒に寝たり、一緒に大学の講義を受けたり、新婚旅行に行ったりと
新婚生活も満喫中。
これは俺と百合が恋人としてイチャイチャしたり、
新婚生活を楽しんだりする、甘くてほのぼのとする日常のお話。
乙男女じぇねれーしょん
ムラハチ
青春
見知らぬ街でセーラー服を着るはめになったほぼニートのおじさんが、『乙男女《おつとめ》じぇねれーしょん』というアイドルグループに加入し、神戸を舞台に事件に巻き込まれながらトップアイドルを目指す青春群像劇! 怪しいおじさん達の周りで巻き起こる少女誘拐事件、そして消えた3億円の行方は……。
小説家になろうは現在休止中。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。

可愛すぎるクラスメイトがやたら俺の部屋を訪れる件 ~事故から助けたボクっ娘が存在感空気な俺に熱い視線を送ってきている~
蒼田
青春
人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。
目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。
しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどんよりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。
事故から助けることで始まる活発少女との関係。
愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。
愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。
故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。
*本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。
クールな生徒会長のオンとオフが違いすぎるっ!?
ブレイブ
恋愛
政治家、資産家の子供だけが通える高校。上流高校がある。上流高校の一年生にして生徒会長。神童燐は普段は冷静に動き、正確な指示を出すが、家族と、恋人、新の前では
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる