8 / 50
第8話 コボルト
しおりを挟む
ジャイアントハーフである聖騎士長リンの同行を許可した。
リンは俺に同行する事が決定し、聖騎士隊を抜けたので、聖騎士長から聖騎士となった。
聖騎士副長が聖騎士長に昇格するらしい。
リンは強そうだし、美しいし、料理も出来るんだって、一緒に旅するのが楽しみ。
ジャイアントハーフは巨人族と人族のハーフであり、2mを超える身長で人族よりかなり力が強い。
ステータスを見たので間違いない。
リンは左右の手首に簡易的なアイテムボックスの腕輪を着けている。
左の腕輪には盾が格納されており、右の腕輪には短槍が格納されているらしい。
装備はミスリル製のフルプレートアーマーで、女性の体型に合わせた形。
胸が膨らんでいるのだ。
アイテムボックスのベルトから自由に着脱出来る。
首輪もアイテムボックスになっており、鎧の頭部を出し入れ出来るそうだ。
面談の時は騎士服で男装の麗人だったが、瞬時にフルプレートアーマーになり、盾と短槍を構えるのを見せて貰った。
変身ヒーローの様で格好いい。
俺もアイテムボックスの腕輪とベルトと首輪を着けようかな?
王家の宝物庫から奪った魔道具の中にあったはず。
※後日確認したところ、アイテムボックスから取り出す際、服や装備の着脱が出来たので不要だった。
俺と教主レンと聖騎士リンは都市の食堂で昼食を食べた後、奴隷商にやって来た。
奴隷商の商館は、石造りの歴史が有りそうな古い洋館。
レンの紹介で全ての奴隷を見せて貰って鑑定した。
本当は可愛い女の子が良かったんだけど、女の子で必要なスキルを持つ人材はいなかった。
欲しい人材は御者の経験がある探索者。迷宮にも行きたいので、各種探知スキルと罠の探知&解除スキルは必須だ。
職業は探索者にこだわっていない、スキルさえ有れば盗賊でも暗殺者でも狩人でも良いんだけどね。
唯一スキルを保持していたのが、雄のコボルト。
「コボルトって、魔物だよね?」
「その通り、魔物です。」
教主レンが答える。
「犬獣人なら分かるけど、魔物は魔物使いの範疇じゃ無いの?」
「人形の魔物で言葉が通じる場合は奴隷として売買されます。」
「そうなんだ。」
コボルトは子供ぐらいの大きさ、身長1m30cmぐらい。
犬の頭で全身に毛が生えている。
因みに犬獣人は人間と同じ身長で顔は人間、犬耳と尻尾がある。
体毛は個体によって異なり、背中一面に生えてたり、頭部から首筋だけとか、腰から尻尾だけとか様々。
コボルトの奴隷を購入しました。
職業は探索者で匂い探知と音探知、罠探知、罠解除のスキルがあり、レベルは10。
「僕の名前はコウキだワン。宜しくお願いしますワン。」
語尾はお約束だった。
リンは俺に同行する事が決定し、聖騎士隊を抜けたので、聖騎士長から聖騎士となった。
聖騎士副長が聖騎士長に昇格するらしい。
リンは強そうだし、美しいし、料理も出来るんだって、一緒に旅するのが楽しみ。
ジャイアントハーフは巨人族と人族のハーフであり、2mを超える身長で人族よりかなり力が強い。
ステータスを見たので間違いない。
リンは左右の手首に簡易的なアイテムボックスの腕輪を着けている。
左の腕輪には盾が格納されており、右の腕輪には短槍が格納されているらしい。
装備はミスリル製のフルプレートアーマーで、女性の体型に合わせた形。
胸が膨らんでいるのだ。
アイテムボックスのベルトから自由に着脱出来る。
首輪もアイテムボックスになっており、鎧の頭部を出し入れ出来るそうだ。
面談の時は騎士服で男装の麗人だったが、瞬時にフルプレートアーマーになり、盾と短槍を構えるのを見せて貰った。
変身ヒーローの様で格好いい。
俺もアイテムボックスの腕輪とベルトと首輪を着けようかな?
王家の宝物庫から奪った魔道具の中にあったはず。
※後日確認したところ、アイテムボックスから取り出す際、服や装備の着脱が出来たので不要だった。
俺と教主レンと聖騎士リンは都市の食堂で昼食を食べた後、奴隷商にやって来た。
奴隷商の商館は、石造りの歴史が有りそうな古い洋館。
レンの紹介で全ての奴隷を見せて貰って鑑定した。
本当は可愛い女の子が良かったんだけど、女の子で必要なスキルを持つ人材はいなかった。
欲しい人材は御者の経験がある探索者。迷宮にも行きたいので、各種探知スキルと罠の探知&解除スキルは必須だ。
職業は探索者にこだわっていない、スキルさえ有れば盗賊でも暗殺者でも狩人でも良いんだけどね。
唯一スキルを保持していたのが、雄のコボルト。
「コボルトって、魔物だよね?」
「その通り、魔物です。」
教主レンが答える。
「犬獣人なら分かるけど、魔物は魔物使いの範疇じゃ無いの?」
「人形の魔物で言葉が通じる場合は奴隷として売買されます。」
「そうなんだ。」
コボルトは子供ぐらいの大きさ、身長1m30cmぐらい。
犬の頭で全身に毛が生えている。
因みに犬獣人は人間と同じ身長で顔は人間、犬耳と尻尾がある。
体毛は個体によって異なり、背中一面に生えてたり、頭部から首筋だけとか、腰から尻尾だけとか様々。
コボルトの奴隷を購入しました。
職業は探索者で匂い探知と音探知、罠探知、罠解除のスキルがあり、レベルは10。
「僕の名前はコウキだワン。宜しくお願いしますワン。」
語尾はお約束だった。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
忘れられた元勇者~絶対記憶少女と歩む二度目の人生~
こげ丸
ファンタジー
世界を救った元勇者の青年が、激しい運命の荒波にさらされながらも飄々と生き抜いていく物語。
世の中から、そして固い絆で結ばれた仲間からも忘れ去られた元勇者。
強力無比な伝説の剣との契約に縛られながらも運命に抗い、それでもやはり翻弄されていく。
しかし、絶対記憶能力を持つ謎の少女と出会ったことで男の止まった時間はまた動き出す。
過去、世界の希望の為に立ち上がった男は、今度は自らの希望の為にもう一度立ち上がる。
~
皆様こんにちは。初めての方は、はじめまして。こげ丸と申します。<(_ _)>
このお話は、優しくない世界の中でどこまでも人にやさしく生きる主人公の心温まるお話です。
ライトノベルの枠の中で真面目にファンタジーを書いてみましたので、お楽しみ頂ければ幸いです。
※第15話で一区切りがつきます。そこまで読んで頂けるとこげ丸が泣いて喜びます(*ノωノ)
くノ一その一今のうち
武者走走九郎or大橋むつお
ファンタジー
お祖母ちゃんと二人暮らし、高校三年の風間その。
特に美人でも無ければ可愛くも無く、勉強も出来なければ体育とかの運動もからっきし。
三年の秋になっても進路も決まらないどころか、赤点四つで卒業さえ危ぶまれる。
手遅れ懇談のあと、凹んで帰宅途中、思ってもない事件が起こってしまう。
その事件を契機として、そのは、新しい自分に目覚め、令和の現代にくノ一忍者としての人生が始まってしまった!
現実だと思っていたら、異世界だった件
ながれ
ファンタジー
スメラギ ヤスト 17歳 ♂
はどこにでもいる普通の高校生だった。
いつものように学校に通い、学食を食べた後に居眠りしていると、
不意に全然知らない場所で目覚めることになった。
そこで知ったのは、自分が今まで生活していた現実が、
実は現実じゃなかったという新事実!
しかし目覚めた現実世界では人間が今にも滅びそうな状況だった。
スキル「魔物作成」を使いこなし、宿敵クレインに立ち向かう。
細々としかし力強く生きている人々と、ちょっと変わった倫理観。
思春期の少年は戸惑いながらも成長していく。
戦国陰陽師2 〜自称・安倍晴明の子孫は、ぶっちゃけ長生きするよりまず美味しいご飯が食べたいんですが〜
水城真以
ファンタジー
「神様って、割とひどい。」
第六天魔王・織田信長の専属陰陽師として仕えることになった明晴。毎日美味しいご飯を屋根の下で食べられることに幸せを感じていた明晴だったが、ある日信長から「蓮見家の一の姫のもとに行け」と出張命令が下る。
蓮見家の一の姫──初音の異母姉・菫姫が何者かに狙われていると知った明晴と初音は、紅葉とともに彼女の警護につくことに。
菫姫が狙われる理由は、どうやら菫姫の母・長瀬の方の実家にあるようで……。
はたして明晴は菫姫を守ることができるのか!?
プラネット・アース 〜地球を守るために小学生に巻き戻った僕と、その仲間たちの記録〜
ガトー
ファンタジー
まさに社畜!
内海達也(うつみたつや)26歳は
年明け2月以降〝全ての〟土日と引きかえに
正月休みをもぎ取る事に成功(←?)した。
夢の〝声〟に誘われるまま帰郷した達也。
ほんの思いつきで
〝懐しいあの山の頂きで初日の出を拝もうぜ登山〟
を計画するも〝旧友全員〟に断られる。
意地になり、1人寂しく山を登る達也。
しかし、彼は知らなかった。
〝来年の太陽〟が、もう昇らないという事を。
>>>
小説家になろう様・ノベルアップ+様でも公開中です。
〝大幅に修正中〟ですが、お話の流れは変わりません。
修正を終えた場合〝話数〟表示が消えます。
チート狩り
京谷 榊
ファンタジー
世界、宇宙そのほとんどが解明されていないこの世の中で。魔術、魔法、特殊能力、人外種族、異世界その全てが詰まった広大な宇宙に、ある信念を持った謎だらけの主人公が仲間を連れて行き着く先とは…。
それは、この宇宙にある全ての謎が解き明かされるアドベンチャー物語。
かの世界この世界
武者走走九郎or大橋むつお
ファンタジー
人生のミス、ちょっとしたミスや、とんでもないミス、でも、人類全体、あるいは、地球的規模で見ると、どうでもいい些細な事。それを修正しようとすると異世界にぶっ飛んで、宇宙的規模で世界をひっくり返すことになるかもしれない。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる