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第一章 深淵の樹海
第10話 雷獣
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俺は歩いている。
黒のパーカーにジーパンだけど、左腰にゴブリンのショートソードを差してる。
眷属達は、右手に次元白蛇のハクが巻き付き、白蛇の手甲になっており、左手は木霊のレイが絡み付き、蔦の手甲になっている。
土蜘蛛のスパが蔦の手甲にくっついていて、蜘蛛のアクセント付き。
フライングアイのアイも今は左手に止まっていて、同じくアクセント。
左肩にスライムのスラオ。
そして、左足元をフォレストリザードのリザが歩いている。
スパから念話がきた。
(前方でゴブリンと何者かが戦ってます。)
俺は立ち止まると念話を飛ばす。
(分かった、アイ、ゴブリンに見つからないように鑑定して来て。)
(はい。)
アイがふよふよと飛んでいく。
ゴブリンは6匹。
ゴブリンリーダー (LV20)1匹
ゴブリンメイジ (LV20)1匹
ゴブリン (LV10)4匹
戦っているのは。
名前:ライゾウ
種族:雷獣(幻獣)
性別:♂
レベル:30
HP:10/300
MP:0/400
スキル:
雷魔法(LV5)
雷獣?
名前があるね。
HPがなくなりかけて、MPは全く無いな。
危なさそう。
(皆、助けるよ。)
(はい。)
(アイ、ゴブリンメイジを優先でMP吸収だ。その後他のゴブリンもMP吸収して。)
(はい。)
(ハクはゴブリンメイジを優先で倒して。)
(了解!)
ハクは白蛇になって、滑るように進んだ。
(スパはゴブリンリーダーを頼んだ。)
(承知しました。)
スパは土蜘蛛形態でカサカサ走る。
(レイは雷獣を回復して。)
(はい。)
(俺とリザとスラオはゴブリンの足止めだな。)
(はい。)
ショートソードを抜刀し、雷獣が戦っている現場に走る。
ゴブリンの魔法や斬撃を躱してる雷獣のライゾウが見えた。
鼬に似ている。
黒褐色の身体。体長70cm程度。
尻尾が2本。
足は前足2本、後足4本の6本。
目は黒く丸い。耳は小さい。
息を乱して、あちこち負傷して、危なさそう。ゼイゼイしている。
HPが5に減っていた。
緊急処置だ。
「テイム!」
<雷獣をテイムしました。>
ライゾウは驚いた。
ステータスが倍になったからね。
HPも10に増えたはず。
レイがライゾウに回復魔法を何度もかけていく。
アイが吸収したMPを俺の眷属共有のスキルで、ライゾウとレイに振り分ける。
ゴブリン達が俺に襲いかかる。
リザが足に噛みつく。
先頭のゴブリンは転ぶ。
次のゴブリンが剣を降り下ろす。
俺は咄嗟に躱すが体勢を崩す。
その後ろのゴブリンが剣を横薙ぎ。
躱しきれない。
スラオがガード。
(スラオ、大丈夫か!)
(大丈夫。)
物理耐性が上がったから防げたのか。
その時ライゾウの雷撃がゴブリン達を蹂躙した。
倒れていくゴブリン達。
レベルアップのメッセージが流れる。
<ヒロトがレベルアップしました。>
<スラオがレベルアップしました。>
<レイがレベルアップしました。>
<リザがレベルアップしました。>
<アイがレベルアップしました。>
<ハクがレベルアップしました。>
<スパがレベルアップしました。>
<ライゾウがレベルアップしました。>
その後に。
<スラオが進化可能になりました。>
<レイが進化可能になりました。>
<リザが進化可能になりました。>
<アイが進化可能になりました。>
進化!おお!やった!
黒のパーカーにジーパンだけど、左腰にゴブリンのショートソードを差してる。
眷属達は、右手に次元白蛇のハクが巻き付き、白蛇の手甲になっており、左手は木霊のレイが絡み付き、蔦の手甲になっている。
土蜘蛛のスパが蔦の手甲にくっついていて、蜘蛛のアクセント付き。
フライングアイのアイも今は左手に止まっていて、同じくアクセント。
左肩にスライムのスラオ。
そして、左足元をフォレストリザードのリザが歩いている。
スパから念話がきた。
(前方でゴブリンと何者かが戦ってます。)
俺は立ち止まると念話を飛ばす。
(分かった、アイ、ゴブリンに見つからないように鑑定して来て。)
(はい。)
アイがふよふよと飛んでいく。
ゴブリンは6匹。
ゴブリンリーダー (LV20)1匹
ゴブリンメイジ (LV20)1匹
ゴブリン (LV10)4匹
戦っているのは。
名前:ライゾウ
種族:雷獣(幻獣)
性別:♂
レベル:30
HP:10/300
MP:0/400
スキル:
雷魔法(LV5)
雷獣?
名前があるね。
HPがなくなりかけて、MPは全く無いな。
危なさそう。
(皆、助けるよ。)
(はい。)
(アイ、ゴブリンメイジを優先でMP吸収だ。その後他のゴブリンもMP吸収して。)
(はい。)
(ハクはゴブリンメイジを優先で倒して。)
(了解!)
ハクは白蛇になって、滑るように進んだ。
(スパはゴブリンリーダーを頼んだ。)
(承知しました。)
スパは土蜘蛛形態でカサカサ走る。
(レイは雷獣を回復して。)
(はい。)
(俺とリザとスラオはゴブリンの足止めだな。)
(はい。)
ショートソードを抜刀し、雷獣が戦っている現場に走る。
ゴブリンの魔法や斬撃を躱してる雷獣のライゾウが見えた。
鼬に似ている。
黒褐色の身体。体長70cm程度。
尻尾が2本。
足は前足2本、後足4本の6本。
目は黒く丸い。耳は小さい。
息を乱して、あちこち負傷して、危なさそう。ゼイゼイしている。
HPが5に減っていた。
緊急処置だ。
「テイム!」
<雷獣をテイムしました。>
ライゾウは驚いた。
ステータスが倍になったからね。
HPも10に増えたはず。
レイがライゾウに回復魔法を何度もかけていく。
アイが吸収したMPを俺の眷属共有のスキルで、ライゾウとレイに振り分ける。
ゴブリン達が俺に襲いかかる。
リザが足に噛みつく。
先頭のゴブリンは転ぶ。
次のゴブリンが剣を降り下ろす。
俺は咄嗟に躱すが体勢を崩す。
その後ろのゴブリンが剣を横薙ぎ。
躱しきれない。
スラオがガード。
(スラオ、大丈夫か!)
(大丈夫。)
物理耐性が上がったから防げたのか。
その時ライゾウの雷撃がゴブリン達を蹂躙した。
倒れていくゴブリン達。
レベルアップのメッセージが流れる。
<ヒロトがレベルアップしました。>
<スラオがレベルアップしました。>
<レイがレベルアップしました。>
<リザがレベルアップしました。>
<アイがレベルアップしました。>
<ハクがレベルアップしました。>
<スパがレベルアップしました。>
<ライゾウがレベルアップしました。>
その後に。
<スラオが進化可能になりました。>
<レイが進化可能になりました。>
<リザが進化可能になりました。>
<アイが進化可能になりました。>
進化!おお!やった!
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