俺の主人公補正の99%が幼馴染なので、世間からはテロリスト扱いです。

――やぁ、俺の名前はカムイ! この物語の主人公だ。

もとはクソみたいな世の中で萎びたキノコみたいに生きてたんだけど、ある日ひょんなことから剣と魔法の異世界に転生しちゃってさ。
そこでは最初から魔法も使えるし、ナトゥーラっつー幼馴染まで完備している。
うん、後はもう分かるよね?
異世界に転生つったら、最強チート無双ハーレムで世界救済が定番でしょうよ。
ほうほう。しかもどうやら道中遭遇した『妖精』と契約すりゃあ、これらの『スーパーウルトラダイナミック主人公補正』がすんなり手に入るらしい。
では早速……って、ちょっと待て! この手は俺の手じゃねぇぞ!
まっ、まさか『妖精』と契約したのは……幼馴染のナトゥーラ!?

それじゃあ俺が受け取るはずだった『主人公補正』は、全部ナトゥーラに……?
いや、待て。どうやら俺にも一つだけ、『主人公補正』的なのが残っているぞ!
こっ、これは……『リーゼン・シュラーク《大いなる一撃》』だと!?

よし……! 俺はこの『物語』の主人公だ。
たとえ俺の力がこんな残りカスみたいなものだけだとしても、この世界を救ってみせるぜ!
(※実際の内容とは一部異なる場合がございます)

そんなこんなで始まる、割とゆるめのお話です。
24h.ポイント 7pt
0
小説 35,947 位 / 193,681件 ファンタジー 5,480 位 / 44,497件

あなたにおすすめの小説

【改訂版】スキルなしの魔法使いは、自分の才能に気付いていない

諫山杏心
ファンタジー
この世界の者なら絶対に持っている物――スキル。 前世の記憶を持つ少女・リリアは、〝スキルなし〟として蔑まれて過ごしていた。 ある日、彼女は1人の魔法使いと出会う。 「リリア。お前、魔法使いになりたくはないか?」 「……はい?」 誘われるまま魔法使いの弟子になり、数年後――〝スキルなし〟と見下す奴らを魔法の才で見返す存在となったリリアは、様々な事件に巻き込まれることになる。 これは、〝私〟がリリアとして生き、自分の〝才能〟を見つけるまでの物語。 (※前に書いていた物の書き直しVer.です。前に掲載したお話から色々と変更しております。) (※展開はゆっくり目です) (※感想、誤字脱字の報告、お待ちしております。)

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

もしも最強の無法者が銀髪碧眼幼女になったら

東山統星
ファンタジー
18歳から10歳へ、金髪から銀髪へ、おれから私へ、少年から幼女へ──。 世界征服を企み、ヨーロッパからアジアの裏社会に君臨するルーシ・スターリングという少年がいた。 やがて薬物の過剰摂取でルーシは死に至り、天使を名乗る露出狂女の手引きで異世界へ転移した。 そして、新たな世界に訪れたルーシは、なんと銀髪碧眼の幼女に生まれ変わっていたのだった。 これは、愛らしい幼女になってしまった最強の無法者が表・裏社会問わず気に食わない連中をぶちのめす物語である。 ※表紙は生成AIでつくりました ※他サイト様でも掲載しております

勇者と魔王、選ぶならどっち?

Red
ファンタジー
 私、樹神御影《こだまみかげ》は現在地元の高校に通う17歳の女子高生だ。  ……いや、だったという方が正しいかな。  ある日、見知らぬ家の見知らぬ部屋で目覚め、見覚えのない女性が母だと名乗り、王宮に行き王様にあって来いと言われ……って、私が勇者!?何の冗談よ!!  見知らぬ街、見知らぬ人々、訳の分からない自分設定……ここは、私は……一体どうなってるの?  混乱する私の前に女神を名乗る妖精が現れて、私に勇者としてこの世界を救えといいだす。  ここは異世界で、魔王の所為で人類が滅びの危機にあり、それを救えるのは勇者のみ……混乱しながらも理解する自分の状況だけど……何で私が勇者なのよ?  世界を救う?冗談じゃないわ。  私は私よ、元の世界に帰れないのなら、この世界で自由を謳歌することに決めたわ。  もしそれを邪魔するというなら、神でも悪魔でも魔王でも相手になるわよ!……でも怖いから来ないでね。  これは勇者として異世界に召喚された女子高生の物語。  少女は世界を救事が出来るのか?

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい

616號
ファンタジー
 不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

剣と魔法の世界で俺だけロボット

神無月 紅
ファンタジー
東北の田舎町に住んでいたロボット好きの宮本荒人は、交通事故に巻き込まれたことにより異世界に転生する。 転生した先は、古代魔法文明の遺跡を探索する探索者の集団……クランに所属する夫婦の子供、アラン。 ただし、アランには武器や魔法の才能はほとんどなく、努力に努力を重ねてもどうにか平均に届くかどうかといった程度でしかなかった。 だがそんな中、古代魔法文明の遺跡に潜った時に強制的に転移させられた先にあったのは、心核。 使用者の根源とも言うべきものをその身に纏うマジックアイテム。 この世界においては稀少で、同時に極めて強力な武器の一つとして知られているそれを、アランは生き延びるために使う。……だが、何故か身に纏ったのはファンタジー世界なのにロボット!? 剣と魔法のファンタジー世界において、何故か全高十八メートルもある人型機動兵器を手に入れた主人公。 当然そのような特別な存在が放っておかれるはずもなく……? 小説家になろう、カクヨムでも公開しています。

異世界に再び来たら、ヒロイン…かもしれない?

あろまりん
ファンタジー
何年ぶりかの更新。 ホントすみません…。 最後までのイメージはあるのでなんとか完結まで持っていきたいです…!仕事さえ余裕があればなんとか…! ************************* 『異世界に来たからといってヒロインとは限らない』の続編となります。 一旦、前作の続きとして書き続けていましたが、分割させていただきます。 内容は続き物となっていますので、前作より読んで頂ければ幸いです。 ドゾー( 。・∀・。)っ ※誤字脱字報告は感想欄に上げませんので連絡下さる方はご了承ください。

【完結】金髪ギャル空手家がダンジョン配信したら神バズリした件 ~圧倒的な強さで楽々とソロ攻略しすぎたから、魔王を倒しに異世界へも行くよ❤

岡崎 剛柔
ファンタジー
 世は大ダンジョン配信時代!  猫も杓子も強者も弱者もダンジョン配信をする現代日本。  その中で、今日も1人の新人ダンジョン配信者が生まれた。  名前は姫川花緒(ひめかわ・はなお)。  年齢は16歳で、金髪ポニーテールの美人ギャルである。  しかし、花緒はただのギャルではなかった。  インナーの上から純白の空手着を着た、【極限無双武神流空手】の5段というギャル空手家だったのだ。  そんな花緒がダンジョン配信をするキッカケは、単純に「お小遣いが欲しい」というものだったが、この単純明快な配信活動をしたことが現代ダンジョン配信界に激震をもたらすことになる。  ただのコスプレ配信者だと勘違いされたのも束の間、花緒は圧倒的な力で魔物、迷惑系配信者、追放探索者たちをなぎ倒していく。  やがて花緒が神インフルエンサーになったあと、ひょんなことから魔王を倒しに異世界へ転移することになる。  もちろん、異世界での活躍も配信されたことは言うまでもない。  これは日本のみならず、全世界が驚愕したギャル空手家の最強無双ダンジョン配信+異世界冒険譚である。