78 / 228
第五章 俺様、北方へ行く
(閑話)聖女の旅 4
しおりを挟む
リージェ様に早く追いつきたい。それは私の我儘ですのに、アルベルド様も他の皆様も笑って馬車を走らせてくださいました。
替えの馬がいないから休み休み、とは仰っておりましたがセントゥロを発つ他の馬車の方々にそんなに急いでどこに向かうのかと問われるほどには速度を出してくだいました。
「聖女と聖竜、勇者が揃わないと暗黒破壊神に太刀打ちできないって聞くしな」
と、私の意見を否定せず受け入れてくださいました。
きのこさんから今どのあたりであとどのくらいでリージェ様がノルドに着くと毎晩教えていただいて。
あ、きのこさんと言えば……。
「あの、ベルナルド様、少々宜しいですか?」
夜、ベルナルド様が野営の番をしている時を見計らって声をかけました。一緒に見張り番をしていたアルベルト様が近寄ってくるので、少し席を外していただけないか聞くと渋々といった感じで離れた場所へ行きました。しかし、何か気になるのでしょうか、私達の方をじっと見てきます。
そう言えば……野営の見張り番の二人一組は組み合わせが毎晩違うのに、ベルナルド様とアルベルト様だけは常に一緒です。気づけばアルベルト様がベルナルド様をじっと見ていらっしゃるし……もしかして、お二人は禁断の関係なのでしょうか。いけませんわ、でも、ドキドキしてしまいます。
「それで、どんなお話でしょうか?」
穏やかなベルナルド様の声に我に返りました。荷物を載せている馬車からは他の皆様の大きないびきが聞こえてきます。
夜間だけ私専用としてくださったもう一台の馬車へとベルナルド様に入っていただきました。これから聞くお話はあまり他の方に聞かれたくないので、少しでも声が抑えられるようにです。
「あの、ベルナルド様は何故攻撃魔法をお使いになれるのでしょうか?」
「!」
アルベルト様を遠ざけ馬車へと引き入れたことで他の人に聞かれたくない話だと察してくださったのか、硬い表情をするベルナルド様へと思い切って尋ねてみました。
この世界の魔法と言えば、女神様の授けてくださった守るための力。暗黒破壊神こと男神が司っていた戦うための力は人間には使えないはずなのです。攻撃魔法を使えるのは……。
「……少し長くなるけど、構いませんか?」
ちょっとアルベルトに声をかけてくる、といったん外に出て、戻ってくる時には覚悟を決めたような、ベルナルド様らしくない険しいお顔でした。
私は話の前に、リージェ様やアルベルト様へと同じように接して欲しいとお願いしました。
「単刀直入にお聞きします。ベルナルド様は、黒の使徒――私の敵ですか?」
「違う! いや、黒の使徒であることには変わりないか。でも、信じてもらえないかもしれないけれど、俺はこの力をモンスター以外に向けるつもりはないよ」
その笑顔はどこか諦めたような、今にも泣きそうにも見えて。
きっと私には想像もつかないほどの経験をされてきたのでしょう。
「信じますわ。だって、ベルナルド様、私をどうこうするつもりならとっくにできたはずですもの」
それこそ、ダンジョンの中、王都に入る道中などチャンスはいくらでもありました。ベルナルド様が真に黒の使徒、人類の敵なのであれば王都の結界を修復する前に私を殺すのがベストだったのです。
そうしなかったことこそ、ベルナルド様が信頼できる証。
「無神経に聞いてしまって申し訳ありませんでした。無理に話してくださらなくて大丈夫ですよ」
「……いや、せっかくだしこのまま聞いて欲しい」
モンスター以外に攻撃魔法を使わないという言葉だけで私は十分だったのですが、そう言いかけた私を遮ってベルナルド様がポツリポツリと話し始めました。
ベルナルド様は、アルベルト様と同じ村のご出身で幼馴染なのだそうです。お二人とも故郷に恋人ができ、アルベルト様は王都の騎士養成学校へ、ベルナルド様はマジィアの魔法研究棟へと進まれたそうです。身を立てて戻ってきたら結婚するという誓いを立てて。
ですが、ベルナルド様が戻ると村はモンスターに襲われ跡形もなくなっていたそうで。村人のご遺体をベルナルド様がお一人で泣きながら埋葬したそうです。その中には、ベルナルド様のご家族や恋人も……。
「俺の得意魔法は炎でした。料理をしたり、闇夜を明るく照らしたりするための魔法。ですがその時はとにかくモンスターが憎かった。憎くて憎くて、モンスターがいたら例え仇でなくても燃やしてやろうと。そう思ったら、その通りになったのです」
人々の暮らしの役に立つようにと覚えた魔法が、憎いものを燃やす劫火となった。その炎はとても当時のベルナルド様に制御できるものではなく、廃墟と化していた村まで全て焼いてしまったそうです。
炎が消えたのはベルナルド様のMPが尽きた時。魔法を攻撃に使えると身を以て知ったベルナルド様は、制御方法を学ぶため黒の使徒を探し歩き弟子入りしたそうです。
「いくら制御のためとはいえ、他人を傷つけようとする連中と話すのは虫唾が走ったよ」
ベルナルド様は襲われる町や村に先回りして住人を逃したりして、自身の魔法の練習には森の動物やモンスターを相手にしていたそうです。
そうして、攻撃魔法を制御できるようになると、黒の使徒達が拠点としていた場所を密告、共に捕まったそうです。
「拠点へと攻めてきた騎士たちの中に、アルベルトがいたんだ」
アルベルト様はその場にいるはずのないベルナルド様の姿を見つけ取り乱し、逃そうとしてくれたのだそうです。ですがベルナルド様は抵抗もせず大人しく投降したのだそうです。
「先ほども言ったけど、俺が力を欲したのはモンスターを倒すためでね。人と争うためではないんだ。この力は人に向けるべきではない」
抵抗する使徒たちはその場で斬り捨てられ、投降した者も王都で処刑されたそうです。そしてベルナルド様も……。
「俺がこうして生きていられるのは、アルベルトのおかげなんだよ」
ベルナルド様が情報を流して使徒の襲撃から村人達を逃していたと証言してくれる人を探し出し、恩赦を直訴されたのだと。それは極刑に処されてもおかしくはない行為で。
アルベルト様はベルナルド様を命懸けで救ったのです。そうして、アルベルト様がベルナルド様を監視し、その力が人間に向くようであれば即座に処刑するという条件をお二方とも了承してベルナルド様は自由の身となったそうです。
「だから、俺はアルベルトに報いたい。アルベルトだけは裏切りたくないんだ」
「信じますわ。先ほども言いましたけど、貴方が本当に黒の使徒であれば私が王都に着く前にどうにかしていたでしょうから」
照れたように微笑むベルナルド様は、とても誰かを傷つけようとする人間には見えませんでした。
想像を超えるほどの壮絶なお話にはどんな言葉をかけて良いかわかりません。ですが、今のベルナルド様を信じることならできます。
「ベルナルド様はベルナルド様ですわ。これからも、私達を支えてくださいね」
重い話に暗くなってしまった空気を払おうと馬車に出ると、心配そうなアルベルト様が待っていました。
立ち聞きできるような位置ではありませんが、何かあったらすぐに飛び込んでこられる場所です。その距離は、ベルナルド様を監視しなければならない使命とベルナルド様への信頼に揺れるアルベルト様の気持ちの表れなのでしょう。
「何を話していたんだ?」
「ああ、俺が黒の使徒なんじゃないかって聞かれたから、ちょっとだけ昔話をね」
「ふふ、お二人の絆の深さをお聞かせいただきましたわ」
照れた様子のお二人に、いたずらごころが湧いてきます。いいえ、これはもっとベルナルド様と打ち解けたいからですわ。
「お二人はやっぱり禁断のご関係……いいえ、私偏見なんてありませんわ。応援しておりますのよ」
「「違うから!」」
「まぁ、息ピッタリですわね。さすがですわ……」
ベルナルドてめぇ何話した、とじゃれ合うお二人を見てにんまり。やっぱり仲がよろしいこと、と笑って退散致しました。一緒にいるのに殺し殺されなんて物騒な関係は嫌ですわ。
これでお二人が元通り気兼ねない関係に戻っていただけると良いのですけれど。
「はぁ……」
仲良くじゃれるお二人の姿を思い浮かべ、溜息が出てしまいました。
リージェ様に会いたいのです。きのこさんのお話だと明日追いつける。会えたら抱きしめて、もう二度とどこかへ行ってしまわないようずっと離しませんわ!
そして現在……リージェ様はなぜか腕の中でぐったりしているのでした……。
替えの馬がいないから休み休み、とは仰っておりましたがセントゥロを発つ他の馬車の方々にそんなに急いでどこに向かうのかと問われるほどには速度を出してくだいました。
「聖女と聖竜、勇者が揃わないと暗黒破壊神に太刀打ちできないって聞くしな」
と、私の意見を否定せず受け入れてくださいました。
きのこさんから今どのあたりであとどのくらいでリージェ様がノルドに着くと毎晩教えていただいて。
あ、きのこさんと言えば……。
「あの、ベルナルド様、少々宜しいですか?」
夜、ベルナルド様が野営の番をしている時を見計らって声をかけました。一緒に見張り番をしていたアルベルト様が近寄ってくるので、少し席を外していただけないか聞くと渋々といった感じで離れた場所へ行きました。しかし、何か気になるのでしょうか、私達の方をじっと見てきます。
そう言えば……野営の見張り番の二人一組は組み合わせが毎晩違うのに、ベルナルド様とアルベルト様だけは常に一緒です。気づけばアルベルト様がベルナルド様をじっと見ていらっしゃるし……もしかして、お二人は禁断の関係なのでしょうか。いけませんわ、でも、ドキドキしてしまいます。
「それで、どんなお話でしょうか?」
穏やかなベルナルド様の声に我に返りました。荷物を載せている馬車からは他の皆様の大きないびきが聞こえてきます。
夜間だけ私専用としてくださったもう一台の馬車へとベルナルド様に入っていただきました。これから聞くお話はあまり他の方に聞かれたくないので、少しでも声が抑えられるようにです。
「あの、ベルナルド様は何故攻撃魔法をお使いになれるのでしょうか?」
「!」
アルベルト様を遠ざけ馬車へと引き入れたことで他の人に聞かれたくない話だと察してくださったのか、硬い表情をするベルナルド様へと思い切って尋ねてみました。
この世界の魔法と言えば、女神様の授けてくださった守るための力。暗黒破壊神こと男神が司っていた戦うための力は人間には使えないはずなのです。攻撃魔法を使えるのは……。
「……少し長くなるけど、構いませんか?」
ちょっとアルベルトに声をかけてくる、といったん外に出て、戻ってくる時には覚悟を決めたような、ベルナルド様らしくない険しいお顔でした。
私は話の前に、リージェ様やアルベルト様へと同じように接して欲しいとお願いしました。
「単刀直入にお聞きします。ベルナルド様は、黒の使徒――私の敵ですか?」
「違う! いや、黒の使徒であることには変わりないか。でも、信じてもらえないかもしれないけれど、俺はこの力をモンスター以外に向けるつもりはないよ」
その笑顔はどこか諦めたような、今にも泣きそうにも見えて。
きっと私には想像もつかないほどの経験をされてきたのでしょう。
「信じますわ。だって、ベルナルド様、私をどうこうするつもりならとっくにできたはずですもの」
それこそ、ダンジョンの中、王都に入る道中などチャンスはいくらでもありました。ベルナルド様が真に黒の使徒、人類の敵なのであれば王都の結界を修復する前に私を殺すのがベストだったのです。
そうしなかったことこそ、ベルナルド様が信頼できる証。
「無神経に聞いてしまって申し訳ありませんでした。無理に話してくださらなくて大丈夫ですよ」
「……いや、せっかくだしこのまま聞いて欲しい」
モンスター以外に攻撃魔法を使わないという言葉だけで私は十分だったのですが、そう言いかけた私を遮ってベルナルド様がポツリポツリと話し始めました。
ベルナルド様は、アルベルト様と同じ村のご出身で幼馴染なのだそうです。お二人とも故郷に恋人ができ、アルベルト様は王都の騎士養成学校へ、ベルナルド様はマジィアの魔法研究棟へと進まれたそうです。身を立てて戻ってきたら結婚するという誓いを立てて。
ですが、ベルナルド様が戻ると村はモンスターに襲われ跡形もなくなっていたそうで。村人のご遺体をベルナルド様がお一人で泣きながら埋葬したそうです。その中には、ベルナルド様のご家族や恋人も……。
「俺の得意魔法は炎でした。料理をしたり、闇夜を明るく照らしたりするための魔法。ですがその時はとにかくモンスターが憎かった。憎くて憎くて、モンスターがいたら例え仇でなくても燃やしてやろうと。そう思ったら、その通りになったのです」
人々の暮らしの役に立つようにと覚えた魔法が、憎いものを燃やす劫火となった。その炎はとても当時のベルナルド様に制御できるものではなく、廃墟と化していた村まで全て焼いてしまったそうです。
炎が消えたのはベルナルド様のMPが尽きた時。魔法を攻撃に使えると身を以て知ったベルナルド様は、制御方法を学ぶため黒の使徒を探し歩き弟子入りしたそうです。
「いくら制御のためとはいえ、他人を傷つけようとする連中と話すのは虫唾が走ったよ」
ベルナルド様は襲われる町や村に先回りして住人を逃したりして、自身の魔法の練習には森の動物やモンスターを相手にしていたそうです。
そうして、攻撃魔法を制御できるようになると、黒の使徒達が拠点としていた場所を密告、共に捕まったそうです。
「拠点へと攻めてきた騎士たちの中に、アルベルトがいたんだ」
アルベルト様はその場にいるはずのないベルナルド様の姿を見つけ取り乱し、逃そうとしてくれたのだそうです。ですがベルナルド様は抵抗もせず大人しく投降したのだそうです。
「先ほども言ったけど、俺が力を欲したのはモンスターを倒すためでね。人と争うためではないんだ。この力は人に向けるべきではない」
抵抗する使徒たちはその場で斬り捨てられ、投降した者も王都で処刑されたそうです。そしてベルナルド様も……。
「俺がこうして生きていられるのは、アルベルトのおかげなんだよ」
ベルナルド様が情報を流して使徒の襲撃から村人達を逃していたと証言してくれる人を探し出し、恩赦を直訴されたのだと。それは極刑に処されてもおかしくはない行為で。
アルベルト様はベルナルド様を命懸けで救ったのです。そうして、アルベルト様がベルナルド様を監視し、その力が人間に向くようであれば即座に処刑するという条件をお二方とも了承してベルナルド様は自由の身となったそうです。
「だから、俺はアルベルトに報いたい。アルベルトだけは裏切りたくないんだ」
「信じますわ。先ほども言いましたけど、貴方が本当に黒の使徒であれば私が王都に着く前にどうにかしていたでしょうから」
照れたように微笑むベルナルド様は、とても誰かを傷つけようとする人間には見えませんでした。
想像を超えるほどの壮絶なお話にはどんな言葉をかけて良いかわかりません。ですが、今のベルナルド様を信じることならできます。
「ベルナルド様はベルナルド様ですわ。これからも、私達を支えてくださいね」
重い話に暗くなってしまった空気を払おうと馬車に出ると、心配そうなアルベルト様が待っていました。
立ち聞きできるような位置ではありませんが、何かあったらすぐに飛び込んでこられる場所です。その距離は、ベルナルド様を監視しなければならない使命とベルナルド様への信頼に揺れるアルベルト様の気持ちの表れなのでしょう。
「何を話していたんだ?」
「ああ、俺が黒の使徒なんじゃないかって聞かれたから、ちょっとだけ昔話をね」
「ふふ、お二人の絆の深さをお聞かせいただきましたわ」
照れた様子のお二人に、いたずらごころが湧いてきます。いいえ、これはもっとベルナルド様と打ち解けたいからですわ。
「お二人はやっぱり禁断のご関係……いいえ、私偏見なんてありませんわ。応援しておりますのよ」
「「違うから!」」
「まぁ、息ピッタリですわね。さすがですわ……」
ベルナルドてめぇ何話した、とじゃれ合うお二人を見てにんまり。やっぱり仲がよろしいこと、と笑って退散致しました。一緒にいるのに殺し殺されなんて物騒な関係は嫌ですわ。
これでお二人が元通り気兼ねない関係に戻っていただけると良いのですけれど。
「はぁ……」
仲良くじゃれるお二人の姿を思い浮かべ、溜息が出てしまいました。
リージェ様に会いたいのです。きのこさんのお話だと明日追いつける。会えたら抱きしめて、もう二度とどこかへ行ってしまわないようずっと離しませんわ!
そして現在……リージェ様はなぜか腕の中でぐったりしているのでした……。
0
お気に入りに追加
126
あなたにおすすめの小説
転移先では望みのままに〜神族を助け異世界へ 従魔と歩む異世界生活〜
荘助
ファンタジー
神からの問いかけは『どんな生き方を望むか』その問いに答え隆也は、その生き方に相応しい能力を貰い転移する。
自由に生きよ!神様から言われた通り、自由に生きる為隆也は能力を生かし望みままに生きていく。
異世界宿屋の住み込み従業員
熊ごろう
ファンタジー
なろう様でも投稿しています。
真夏の昼下がり歩道を歩いていた「加賀」と「八木」、気が付くと二人、見知らぬ空間にいた。
そこに居たのは神を名乗る一組の男女。
そこで告げられたのは現実世界での死であった。普通であればそのまま消える運命の二人だが、もう一度人生をやり直す事を報酬に、異世界へと行きそこで自らの持つ技術広めることに。
「転生先に危険な生き物はいないからー」そう聞かせれていたが……転生し森の中を歩いていると巨大な猪と即エンカウント!? 助けてくれたのは通りすがりの宿の主人。
二人はそのまま流れで宿の主人のお世話になる事に……これは宿屋「兎の宿」を中心に人々の日常を描いた物語。になる予定です。
万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?
Gai
ファンタジー
鉄柱が頭にぶつかって死んでしまった少年は神様からもう異世界へ転生させて貰う。
貴族の四男として生まれ変わった少年、ライルは属性魔法の適性が全くなかった。
貴族として生まれた子にとっては珍しいケースであり、ラガスは周りから憐みの目で見られる事が多かった。
ただ、ライルには属性魔法なんて比べものにならない魔法を持っていた。
「はぁーー・・・・・・属性魔法を持っている、それってそんなに凄い事なのか?」
基本気だるげなライルは基本目立ちたくはないが、売られた値段は良い値で買う男。
さてさて、プライドをへし折られる犠牲者はどれだけ出るのか・・・・・・
タイトルに書いてあるパートナーは序盤にはあまり出てきません。
魔法使いとJK〜魔法使いになって女の子達を助けたら嫁候補が増えました。JKとか王女とか元盗賊の女とかまだまだ増えそうなんですけど。
2nd kanta
ファンタジー
水島ヒマリ高校二年生、街でも噂の皆が認める美少女だ。普段から防犯ブザーを五つ持ち歩く程の慎重な子だ。
先日交際の申し出をお断りした隣のクラスの男子に目を付けられ街の半グレに
拉致られ廃工場の事務所に連れ込まれた
クズどもに純潔を穢される半分気力を失いかけたヒマリの前に魔法使いが現れた都市伝説の魔法使い
えっ!マジの魔法?
伝説通りなら木村洋一はDT
拗らせヘタレDTの洋一とJKヒマリとのトラウマ的出会いから事が始まった。
☆他のサイトでも投稿してます。
〜異世界自衛官〜戦闘経験ゼロですが、89小銃で無双します!!
木天蓼
ファンタジー
はたして異世界で銃は通用するのか?
陸上自衛隊所属の自衛官、日本一は謎の飛翔体の衝突により命を落としてしまう。
身体を焼かれ、砕かれ、確かに死んだはずだったのだが、気がつくとそこは森の中。
人、魔物、龍、悪魔、魔王。そして……
何も分からず、ただ森の中を当てもなく歩いていた。そこで出会ったのは想い人の面影を感じる一人の女性。襲い来る魔物達、魔法、そして見知らぬ声。
言葉も通じぬこの世界で彼は守りたい人を守る為に戦う。
異世界ミリタリー系ファンタジー。
【完結】過保護な竜王による未来の魔王の育て方
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
魔族の幼子ルンは、突然両親と引き離されてしまった。掴まった先で暴行され、殺されかけたところを救われる。圧倒的な強さを持つが、見た目の恐ろしい竜王は保護した子の両親を探す。その先にある不幸な現実を受け入れ、幼子は竜王の養子となった。が、子育て経験のない竜王は混乱しまくり。日常が騒動続きで、配下を含めて大騒ぎが始まる。幼子は魔族としか分からなかったが、実は将来の魔王で?!
異種族同士の親子が紡ぐ絆の物語――ハッピーエンド確定。
#日常系、ほのぼの、ハッピーエンド
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/08/13……完結
2024/07/02……エブリスタ、ファンタジー1位
2024/07/02……アルファポリス、女性向けHOT 63位
2024/07/01……連載開始
転生令嬢は庶民の味に飢えている
柚木原みやこ(みやこ)
ファンタジー
ある日、自分が異世界に転生した元日本人だと気付いた公爵令嬢のクリステア・エリスフィード。転生…?公爵令嬢…?魔法のある世界…?ラノベか!?!?混乱しつつも現実を受け入れた私。けれど…これには不満です!どこか物足りないゴッテゴテのフルコース!甘いだけのスイーツ!!
もう飽き飽きですわ!!庶民の味、プリーズ!
ファンタジーな異世界に転生した、前世は元OLの公爵令嬢が、周りを巻き込んで庶民の味を楽しむお話。
まったりのんびり、行き当たりばったり更新の予定です。ゆるりとお付き合いいただければ幸いです。
異世界に召喚されたけど間違いだからって棄てられました
ピコっぴ
ファンタジー
【異世界に召喚されましたが、間違いだったようです】
ノベルアッププラス小説大賞一次選考通過作品です
※自筆挿絵要注意⭐
表紙はhake様に頂いたファンアートです
(Twitter)https://mobile.twitter.com/hake_choco
異世界召喚などというファンタジーな経験しました。
でも、間違いだったようです。
それならさっさと帰してくれればいいのに、聖女じゃないから神殿に置いておけないって放り出されました。
誘拐同然に呼びつけておいてなんて言いぐさなの!?
あまりのひどい仕打ち!
私はどうしたらいいの……!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる