名無しの龍は愛されたい。−鱗の記憶が眠る海−

あとがき だいきち

うわあああああどうでしたかどうでしたか！？新しい家族の形！！！！！！
みなさんお久しぶりのあとがきだいきちです。
実はこの話、去年の六月にTwitterのDMにてシヤバさんからコンタクトを取ってくれて実現したお話なんです。
ちょうど自分の文章力の無さに頭を抱えていた時期だったので、まさに渡りに船。いただいたざっくりとしたお話の筋書きは、今までだいきちが手を出してこなかったタイプの純恋愛もの！しかも舞台はカストールの海！！
元々シヤバさん自身も名無しの龍は愛されたい。の読者さんでしたが、ご自身でも小説を書かれると知って、最初は本当に私が書いていいのだろうかとビビり散らかしてました。
それでも何でお受けしたかというと、自分の想像を文字に起こすことはできても、人が考えた筋書きに合わせて小説を書いたことがなかったからですね！
本当に執筆とは孤独な戦いで、自分の中のやる気が萎んでる時も叱咤して書き続けないと完結しないんです。
私もいつまで経っても変わり映えのしない自分の小説のテイストに悩んでいたこともあり、自分では想像もつかないような内容で小説を書く方が、幅広いジャンルにも挑戦できるのではないか。と思ってお受けしました。
結構気軽な二つ返事で受けましたが、実はこんなこと思ってたんですよシヤバさん（ビックボイス）

そして得たものは、自分が今まで思っていたものは推敲でも何でもなかったこと。視点揺れもですが、本当に辛い表記揺れ修正やら、視点固定。
恥ずかしい話、本当に勢いだけで小説を書いてきただいきちにとって、本当に本当に打診いただいて感謝しかないレベルで成長させていただいた一年間でした。
シヤバさん、編集者になりたかったそうで、本当にこちらが恐縮するくらい丁寧に修正やらアドバイスをいただきまして、まじでおんぶに抱っこ状態でここまで辿り着きました！！
私の小説を全て推敲するためにノートに書き写すという本気っぷりに、身が引き締まる思い出したまじで！赤ちゃんですんません！！次からは自分で抱っこ紐くっつけておきますね！！（違う違うそうじゃない）

そしてだいきちの修正が多かったために、公開します詐欺を何度繰り返したことか………お待ちいただいた読者様には本当に感謝しかありません…お待たせしてすみませんでした！！（悲鳴）
ですがこの一年間も、更新は少なかったですが小説は書いてました！！これですこれ！！50話！！！後はpixivのコンペものやら獣人攻めやら改稿やら……！！
シヤバさんに鍛えられなければ、だいきちはずっと皮かぶったままでしたね、もうズル剥けました…後はどれだけ研いでいけるか（下ネタではない）
それでも実に充実した一年でした！まだ終わってはないですがw
ちなみに作中で起きた珍事件が増えるたびに二人して大爆笑していたので、本当に拙作のキャラクター達のおかげで意見の出し合いもまろやかにやり取りができました（以下珍事件ラインナップ）

場所の三段階活用
何度も同じ場所をうろつくシューロ
気絶するシューロに追い打ちをかけるように威嚇するラト。
ユミル以外のパンツに興味を示すレイガン。
数時間前が突然昨日になる事件
話の流れで挙手するエルマー
海なのに濡れた頬が登場する事件。　
書いてるうちは気がつかない。読んでいても気づかない。しかし読み合わせで気がつく地獄。
突然登場する別次元の同一人物。
突然直立したまま後ろへ移動するエルマー（恐怖）

今思い出すだけでもこんだけありますやばい…まだわろけてしまいます（殴打）
こんな具合に、悲鳴あり、咽び泣き、八割爆笑しながら、去年の六月～半年で書き上げ、読み合わせ改稿も半年……総数一年弱ずっと水面下で向き合ってきた作品だったので、どうかどなたかにささっていただけると嬉しいです、スピンオフなので極めて狭い範囲になるかとは思いますが（スライディング土下座）
やばいこれ以上は長くなる！！次シヤバさんです！！はい！！！！！どうぞ！！！！みなさん最後までお付き合いください！！以下第二の作者ですよ！！！