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とはいっても、である。
「ああ!?なんでわざわざミハエルがそんなやつの世話をせねばならん!解釈違いだ!!あの蜘蛛野郎、ついに頭まで自分の毒がまわったか!」
などと、相談を持ちかけたミハエルの言葉に憤慨をしたダラスが、相変わらずの治安が悪い口調で大いに反対をした。がしゃん!拳を叩きつけたせいで、食器の擦れ合う音がする。ミハエルは食欲が無いまま、先程からスープしか手を付けていない。相変わらずの旦那はともかく、ルキーノにはそちらのほうが気にかかった。
「仕事の相談を父にするのは実によろしいですが、食事をおろそかにするのはいけません。先ずは自身の食事を取ってから、食後に話をなさいなミハエル。」
「えと…はい、そうですね…。」
薄い腹を擦りながら、ミハエルは取り繕うかのように笑う。ダラスはむすくれた顔のまま、実に見事なテーブルマナーで魚を解すと、それを取り分けてミハエルに差し出した。
「だいたい、あいつが記憶を失ったところで罪は変わらん。しかし運命の秤の縛りを逆手に取るとは中々に小賢しい。」
「兄さん、食事中ですよ。あとにしてください。」
「む、すまん。ほらミハエルも食べなさい。お前、ただでさえ食が細いのに、そのスープのみで許されると思うのか。」
どうやらダラスも息子の食事に思うところがあったらしい。普段なら目を輝かせる魚のソテーにも手を付けない様子に、てっきり骨を取るのが嫌なのかと思ったらしい。
「あ、いや、いまあの、げ、減量中でして…」
「ほう、平均体重を上回っている奴が使う言葉だなミハエル。」
「あはは、…いただきます。」
ダラス手ずからミハエル骨を取ったそれを受け取ると、小さなひとくちを食べる。恐る恐るではあったが、胃が驚かないことを確認すると安堵した。ルキーノの手料理は大好きだ。だから毎日美味しく食べたいのに、なんだか最近変なのだ。
「美味しいですか?」
「はい、とっても!」
「俺がほぐしたからな。骨なんかないだろう。」
ダラスが誇らしげに言うのが少しだけおかしい。ルキーノも呆れたような顔をしたが、ミハエルがもくもくと普段の様子で食べる姿を見届けると、嬉しそうに微笑んだ。
そして、ミハエルが自室に戻ったときである。
「うわ。なんだか面白い顔色ですねえ。」
「………………。」
ミハエルのベッドの上で寝転がりながら本を読んでいたサリエルが、朗らかに具合の悪そうなミハエルを見て面白そうに笑う。最近のサリエルは人間の書いた本に興味を持ったらしく、ミハエルの書架に並べられている恋愛小説を読んではぎゃはぎゃはと笑ってやかましい。
「また貴方は…勝手に読んでおいてその態度、うっ」
「わは、お前の具合悪そうな顔は可愛らしい。吐くのか?きたねーの。」
「吐きません…から、ちょっとどいてください…」
ミハエルのベッドを陣取るサリエルをグイグイと押してスペースをつくる。ころころと転がりながら場所を譲ると、読んでいた本を閉じたサリエルがぶわりと獅子の姿を取る。
「ほうら、ぽかぽかの抱きまくらだぞ。俺の鬣に吐き散らしたら許しませんよミハエル。」
「うう…、あ…そういえば相談したいことがあったんです…」
げっそりしながらサリエルの胴に腕を回して鬣に顔を埋めたミハエルが、モゴモゴとそんなことを言う。前足をクロスさせ、そこに顎をおいて寛ぎの体制をとろうとしたサリエルの耳が、ぴくんとはねた。
「俺に相談?おそろしい、明日は槍でもふるかしら。」
太い犬歯を見せ付けてにやりと笑う。ぐるると喉を鳴らしながら顔だけ向けると、具合の悪さから顔を顰めていたミハエルが、ゆっくりとした口調でダラスに伝えた事と同じ顛末を語る。
サリエルはなんだかんだ黙って全てを聞き終えると、くありと大きな欠伸を一つ。ぐんっと伸びをして横向きに寝転がると、己の腹を枕代わりにしたミハエルの腹に尾を侍らせて宣った。
「人間は慎重だなあ。自分で自分の首を絞めるのだもの。苦しいのが好きなのか。」
「臆病なのですよ、…人は人の評価を気にします。だから足並みを揃えなければ生きていけない。」
「御使い殿の番もか?」
「いや、エルマーさんは人というよりも、エルマーさんっていう個体だと思ってるので‥」
でなくては人として逸脱した考えばかりですもの。などと言って、ミハエルは遠い目をした。サリエルは気のない様子で、ふうーーん。というと、ミハエルは裏返ったサリエルの短い天鵞絨の体毛に後をつけるかのようにわさわさと撫でる。
「縛りがあるなら、縛りで返せばいいだろう。」
「え?」
「そもそも、トリガーワードこそ魔力を発動させるための術の一つだろう?要はトリガーワードの効果さえ無効にしてしまえば、自然と仕舞われた記憶は戻ってくるのでは?」
ゴロゴロと喉を鳴らしながら、ミハエルの手櫛を満喫していたサリエルがそんなことを言う。全く違う視点からのアドバイス過ぎて、ミハエルはつい黙りこくってしまった。なるほど、と関心したのである。この怠惰を地で行く執着の神が、そんな柔軟な発想をしたことも驚きであったが、相談をまともに聞いてくれるとも思っていなかったのだ。
「サリエル…」
「あん?」
「貴方、とても頭がいいんですね!なんでもっとその知能を使おうとなさらないのですかっ!!」
「うわばかやめろ!!俺の鬣を乱すな!!」
「いつもボサボサではありませんかっ!ああっ、あなたに感謝する日が来るとは!!」
ふぎゃぁ!!と情けない叫びを上げて、サリエルがジタバタと暴れる。傍から見れば腹を上に向けて寝っ転がっている獅子に跨がり、抱き着くようにして戯れるミハエルには、猛獣使いも悲鳴を上げるだろう。
しかし中身は神様の一柱である。言動はどうであれ、一応今のミハエルの発言は信仰扱いになるらしい。サリエルは乱された鬣を、まるで猫が顔を洗うかのようにして整えると、獅子の顔で起用に面倒くさそうな表情を作る。
「というか、オスカーの生への執着とやらは実に愚かでうまそうだ。どうせ死刑になるのなら、俺が食ってやっても構わんが。」
「喰うとは?」
「何簡単なことさ。やつの魂が輪廻へと巡れるように、生前に裁きを受けさせる。」
「しかし、運命の秤には縛りがあります、それを侵せば呪いが、」
「俺には呪いなぞきかんよ。人が作ったしばりなんぞ我らの前では何の隔たりにもなりませんし。」
けたけた笑いながら尻尾を揺らすサリエルは、ムクリと上体を起き上がらせるかのようにして上半身だけを人型に転化させると、ニヤリと笑ってミハエルをみた。
「オスカーの執着を具現化させて俺が食らう。久々に食いでがありそうな獲物だよ、いいだろうミハエル。」
「…少し考えさせてください、まずは彼の状態を見てからです。」
難しい顔をしたミハエルに、サリエルはケッと不貞腐れる。こんのドクソ真面目が。という罵倒だけはしっかり残すくせに、ミハエルの枕には甘んじているので、なんだかんだサリエルもミハエルには甘いのだ。
結局ミハエルは、その日は決めきれなかった。一先ずこういう提案もありますとジルバに伺おうと決めたらしい。
「うぅ…、なんで具合悪いんだろ…」
「お前が具合悪い顔するの、サリエルはすきだがな、不細工で。」
「あんまりヒドイこと言うと、貴方の鬣に吐いてやりますからね。」
「それはマジで勘弁というやつですね!」
ぐるると唸りながら言うサリエルに、ミハエルが小さく笑う。こうして二人で一つのベットをシェアしているとサディンが知ったら、恐らく嫉妬で拗ねるだろう。サリエルはそんなことを思ったが、まあ言わなければいいやと決めたらしい。今日も起用に尾で照明を落すと、前足で手繰り寄せた寝具に包まって、ミハエルの抱き枕に甘んじるこのであった。
「ああ!?なんでわざわざミハエルがそんなやつの世話をせねばならん!解釈違いだ!!あの蜘蛛野郎、ついに頭まで自分の毒がまわったか!」
などと、相談を持ちかけたミハエルの言葉に憤慨をしたダラスが、相変わらずの治安が悪い口調で大いに反対をした。がしゃん!拳を叩きつけたせいで、食器の擦れ合う音がする。ミハエルは食欲が無いまま、先程からスープしか手を付けていない。相変わらずの旦那はともかく、ルキーノにはそちらのほうが気にかかった。
「仕事の相談を父にするのは実によろしいですが、食事をおろそかにするのはいけません。先ずは自身の食事を取ってから、食後に話をなさいなミハエル。」
「えと…はい、そうですね…。」
薄い腹を擦りながら、ミハエルは取り繕うかのように笑う。ダラスはむすくれた顔のまま、実に見事なテーブルマナーで魚を解すと、それを取り分けてミハエルに差し出した。
「だいたい、あいつが記憶を失ったところで罪は変わらん。しかし運命の秤の縛りを逆手に取るとは中々に小賢しい。」
「兄さん、食事中ですよ。あとにしてください。」
「む、すまん。ほらミハエルも食べなさい。お前、ただでさえ食が細いのに、そのスープのみで許されると思うのか。」
どうやらダラスも息子の食事に思うところがあったらしい。普段なら目を輝かせる魚のソテーにも手を付けない様子に、てっきり骨を取るのが嫌なのかと思ったらしい。
「あ、いや、いまあの、げ、減量中でして…」
「ほう、平均体重を上回っている奴が使う言葉だなミハエル。」
「あはは、…いただきます。」
ダラス手ずからミハエル骨を取ったそれを受け取ると、小さなひとくちを食べる。恐る恐るではあったが、胃が驚かないことを確認すると安堵した。ルキーノの手料理は大好きだ。だから毎日美味しく食べたいのに、なんだか最近変なのだ。
「美味しいですか?」
「はい、とっても!」
「俺がほぐしたからな。骨なんかないだろう。」
ダラスが誇らしげに言うのが少しだけおかしい。ルキーノも呆れたような顔をしたが、ミハエルがもくもくと普段の様子で食べる姿を見届けると、嬉しそうに微笑んだ。
そして、ミハエルが自室に戻ったときである。
「うわ。なんだか面白い顔色ですねえ。」
「………………。」
ミハエルのベッドの上で寝転がりながら本を読んでいたサリエルが、朗らかに具合の悪そうなミハエルを見て面白そうに笑う。最近のサリエルは人間の書いた本に興味を持ったらしく、ミハエルの書架に並べられている恋愛小説を読んではぎゃはぎゃはと笑ってやかましい。
「また貴方は…勝手に読んでおいてその態度、うっ」
「わは、お前の具合悪そうな顔は可愛らしい。吐くのか?きたねーの。」
「吐きません…から、ちょっとどいてください…」
ミハエルのベッドを陣取るサリエルをグイグイと押してスペースをつくる。ころころと転がりながら場所を譲ると、読んでいた本を閉じたサリエルがぶわりと獅子の姿を取る。
「ほうら、ぽかぽかの抱きまくらだぞ。俺の鬣に吐き散らしたら許しませんよミハエル。」
「うう…、あ…そういえば相談したいことがあったんです…」
げっそりしながらサリエルの胴に腕を回して鬣に顔を埋めたミハエルが、モゴモゴとそんなことを言う。前足をクロスさせ、そこに顎をおいて寛ぎの体制をとろうとしたサリエルの耳が、ぴくんとはねた。
「俺に相談?おそろしい、明日は槍でもふるかしら。」
太い犬歯を見せ付けてにやりと笑う。ぐるると喉を鳴らしながら顔だけ向けると、具合の悪さから顔を顰めていたミハエルが、ゆっくりとした口調でダラスに伝えた事と同じ顛末を語る。
サリエルはなんだかんだ黙って全てを聞き終えると、くありと大きな欠伸を一つ。ぐんっと伸びをして横向きに寝転がると、己の腹を枕代わりにしたミハエルの腹に尾を侍らせて宣った。
「人間は慎重だなあ。自分で自分の首を絞めるのだもの。苦しいのが好きなのか。」
「臆病なのですよ、…人は人の評価を気にします。だから足並みを揃えなければ生きていけない。」
「御使い殿の番もか?」
「いや、エルマーさんは人というよりも、エルマーさんっていう個体だと思ってるので‥」
でなくては人として逸脱した考えばかりですもの。などと言って、ミハエルは遠い目をした。サリエルは気のない様子で、ふうーーん。というと、ミハエルは裏返ったサリエルの短い天鵞絨の体毛に後をつけるかのようにわさわさと撫でる。
「縛りがあるなら、縛りで返せばいいだろう。」
「え?」
「そもそも、トリガーワードこそ魔力を発動させるための術の一つだろう?要はトリガーワードの効果さえ無効にしてしまえば、自然と仕舞われた記憶は戻ってくるのでは?」
ゴロゴロと喉を鳴らしながら、ミハエルの手櫛を満喫していたサリエルがそんなことを言う。全く違う視点からのアドバイス過ぎて、ミハエルはつい黙りこくってしまった。なるほど、と関心したのである。この怠惰を地で行く執着の神が、そんな柔軟な発想をしたことも驚きであったが、相談をまともに聞いてくれるとも思っていなかったのだ。
「サリエル…」
「あん?」
「貴方、とても頭がいいんですね!なんでもっとその知能を使おうとなさらないのですかっ!!」
「うわばかやめろ!!俺の鬣を乱すな!!」
「いつもボサボサではありませんかっ!ああっ、あなたに感謝する日が来るとは!!」
ふぎゃぁ!!と情けない叫びを上げて、サリエルがジタバタと暴れる。傍から見れば腹を上に向けて寝っ転がっている獅子に跨がり、抱き着くようにして戯れるミハエルには、猛獣使いも悲鳴を上げるだろう。
しかし中身は神様の一柱である。言動はどうであれ、一応今のミハエルの発言は信仰扱いになるらしい。サリエルは乱された鬣を、まるで猫が顔を洗うかのようにして整えると、獅子の顔で起用に面倒くさそうな表情を作る。
「というか、オスカーの生への執着とやらは実に愚かでうまそうだ。どうせ死刑になるのなら、俺が食ってやっても構わんが。」
「喰うとは?」
「何簡単なことさ。やつの魂が輪廻へと巡れるように、生前に裁きを受けさせる。」
「しかし、運命の秤には縛りがあります、それを侵せば呪いが、」
「俺には呪いなぞきかんよ。人が作ったしばりなんぞ我らの前では何の隔たりにもなりませんし。」
けたけた笑いながら尻尾を揺らすサリエルは、ムクリと上体を起き上がらせるかのようにして上半身だけを人型に転化させると、ニヤリと笑ってミハエルをみた。
「オスカーの執着を具現化させて俺が食らう。久々に食いでがありそうな獲物だよ、いいだろうミハエル。」
「…少し考えさせてください、まずは彼の状態を見てからです。」
難しい顔をしたミハエルに、サリエルはケッと不貞腐れる。こんのドクソ真面目が。という罵倒だけはしっかり残すくせに、ミハエルの枕には甘んじているので、なんだかんだサリエルもミハエルには甘いのだ。
結局ミハエルは、その日は決めきれなかった。一先ずこういう提案もありますとジルバに伺おうと決めたらしい。
「うぅ…、なんで具合悪いんだろ…」
「お前が具合悪い顔するの、サリエルはすきだがな、不細工で。」
「あんまりヒドイこと言うと、貴方の鬣に吐いてやりますからね。」
「それはマジで勘弁というやつですね!」
ぐるると唸りながら言うサリエルに、ミハエルが小さく笑う。こうして二人で一つのベットをシェアしているとサディンが知ったら、恐らく嫉妬で拗ねるだろう。サリエルはそんなことを思ったが、まあ言わなければいいやと決めたらしい。今日も起用に尾で照明を落すと、前足で手繰り寄せた寝具に包まって、ミハエルの抱き枕に甘んじるこのであった。
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