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第四章
第182話 ミュンヘル王国編 精霊の泉
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ジュフィセアス山脈の洞窟内
一行は【落とし子同盟】の本部に向かっている。
真っ暗の中、複数の松明が揺れている。
「道は分かるのか」
「縄が結んである。右巻きの縄を辿って行けば着くんだ」
ベイツの質問にウェインが答える。
「左は?」
「地下水道にドボンだ」
ウェインはニタリと笑う。
途中、青白く光る石が所々にあった。
「精霊石だ。この辺ではよく採れる。ほら、持ってみろ」
ウェインはバコッと壁から精霊石をもぎ取ると、ベイツに渡した。
途端、ベイツの頭の中に海の中を泳ぐ光景が浮かんだ。
それを言うと、そりゃ魚の精霊だ、とウェインは笑った。
三十分ほど進むと広い空間に着いた。
武装した兵がちらほら見える。
更に進むと天井が割れ、青空が見える大きな広場に出た。
テントがたくさん張ってあり、大勢の【落とし子同盟】が溢れていた。
もはや小さな町だ。
「ようこそ本部へ。山間の森の地下さ。ここなら明るいし、発見されない」
ウェインたちは荷物や装備を外した。
仲間が桶に入った奇麗な水を持ってくる。
かなり険しい道のりだったが、ルナーオは疲れを一切見せなかった。
「大したもんだ。俺達でもしんどい道を……」
バルバレスがルナーオを顎で指す。
「……ああ、強いお方だ。17とは思えん」
ウェインは誇らしげだ。
広場の奥にも空間が広がっていて、
バルバレス軍二千人が入ってもまだ余裕があるほどだった。
もはやちょっとした地底街だ。
開いてる場所に設営をし、兵達を休ませ、食事の準備をする。
「ちょっとぉ~、焦げてるじゃないのよぉ~。
貸しなさい、あたしがやるわ」
一際大きな声で騒いでいるのは元ザサウスニアのオネエ殺し屋、カトゥースだ。
今はバルバレス軍の一般兵になっている。
敵軍に所属することに抵抗はないようだった。
戦地に行けるなら所属はどこでもいいらしい。
念のため武具の一部に変形した機械蜂をつけてあるので、
裏切り行為をしたら爆殺できるようにはしてある。
カトゥースはメイドのモカルが持つ名剣ベルルッティに胸を貫かれたが、
奇跡的に一命を取り留めた。
「ロミとフミが抜けて静かになったと思ったのに……
どうしてウチにはアレ系が入ってくるんでしょうか?」
ベイツはため息交じりだ。
「なぜか腕は立つからな。あきらめて受け入れろ」
バルバレスはベイツの肩をポンと叩く。
「バルバレス将軍」
振り返るとルナーオがいた。
「【落とし子同盟】の司令官を紹介します」
くせ毛の長髪で眼帯をした大男が前に出た。
「バステロだ。よろしくな、将軍」
身体の至る所に傷跡がある。長年戦いに身を投じてきた証だ。
飯を食べた後、その日は夜遅くまで作戦会議が続いた。
深夜。バルバレスはまた弟を見つけた。
ほとんどの部下たち、レジスタンス兵は寝ているが、
それでも焚火を囲んでいる者、明日の準備をしている者もまだいる。
そんなはずはない、と頭では分かっている。
俺の頭がイカレて、幻覚を見ているのか?
そう思ったがしかし、
ユウリナ神に入れてもらった脳内チップのバイタルチェック欄も異常はない。
おおよそ生きている気配のない当時の姿をした弟、リルパフは、
バルバレスと視線を合わせた後、すうっと小さな洞窟へ消えた。
バルバレスは自然と後を追っていた。
近くの松明を取り、小さな横穴へ入る。
あの日、自分の仕事を弟に押し付け、そのまま弟は雪の森に姿を消した。
その後遭遇した雪熊の口は真っ赤に濡れていた。
弟は見つかっていない。
家族は一時、崩壊した。
俺は自分を責めた。
自分を慕い、羨望のまなざしで見上げる笑顔の弟。
その可愛らしい顔が頭にこびりついて、
思い出さない日は一日とてない。
何年も森に入り、探し回った。
あの森の雪熊は全滅させた。
結局、弟は見つからずじまいだ。
ずっとここにいたのか?
お前なのか? リルパフ……
なぜこんな離れた場所に?
夢中で奥へ進み、もう来た道など分からない。
複数の話声や様々な生命の気配がバルバレスの傍を通り過ぎてゆく。
通路は青白く光っている。しかし不思議と恐怖はなかった。
精霊に触れたら一発で死ぬというのはもはや忘れていた。
今はただ、弟に会いたい、その一心だけだった。
行きついた先は小さな地底湖だ。
水面の上には巨大な水晶が天井から迫っていた。
壁には無数の精霊石が埋まっており、
まるで星空に浮いているかのような錯覚を覚える。
「……すごい」
戦いに明け暮れ、美的感覚に疎い武人ですら美しいと思えるほどの空間。
巨大なエイのような精霊が壁から現れ、水晶の周りをまわってから反対側の壁に消える。
「リルパフ! いるのか?」
バルバレスは涙を流していた。
身体の中身を引っ張られているような不思議な感覚で、
冷静な判断を下す前に、気が付けばもうここにいた。
弟にもう一度会えたら、あの日の事を謝罪しよう。
そう心に決めていた。
「あの日、俺は過ちを犯した!
本当に申し訳ない……俺がただ楽をしたかっただけで……お前は、お前は……」
バルバレスは力なく両膝をついた。
「寒かったよな……辛かったよな……痛かったよな……俺が憎いよな。
許してくれなんて言うつもりはない!
お前が俺を連れてゆくというなら、構わない!
リルパフ! いるんだろ? どうかもう一度、姿を見せてくれ」
……沈黙の後、子供の声がした。うまく聞き取れないが笑っている。
既に全身に鳥肌が立っていた。
恐怖ではない。得体のしれない力が自分の周りに渦巻いているのだ。
顔を上げると光に包まれたリルパフが水面に立っていた。
「リルパフ……」
思わず松明を水に落とす。
痛いほど心臓が脈打ち、とめどなく涙が流れた。
「済まなかった……さあ、連れて行ってくれ」
バルバレスは手を伸ばした。
しかし、リルパフは無表情のままだ。
「……連れて行ってくれないのか?」
リルパフはバルバレスの周りを回り始めた。
笑い声……リルパフが笑っている。
あの頃のまま、楽しそうに。
そうか、リルパフ、お前は……ずっとあの日のままなんだな……
そう気が付いた時、フッとリルパフの精霊が消えた。
代わりに、バルバレスの目の前にポチャンと小さな水晶が落ちてきた。
淡い光を放つ水晶はゆらゆらと水に沈む前にバルバレスの手に拾われた。
握りしめた途端、バルバレスの脳内に弟の気配や声、そして記憶が流れ込む。
幼い自分の顔、若い両親、実家のある村の風景……
弟が見た景色と記憶だ。
「リルパフ……ずっと一緒だ。もう離さない」
どのくらいそうしていただろう。
背後で物音がした。
振り返るとルナーオがいた。
「すみません、覗くつもりはなかったのですが……。
心配でしたので」
「ああ、すまないな。勝手に入ってしまって」
「いえ、ここは霊泉と言われる場所です。
精霊の発生頻度が著しく高いので、立ち入り禁止になっている場所ですが……
視えたのですね?」
ルナーオは事情を知っている顔だ。
バルバレスは頷いた。
「私の母と同じ顔をしていましたから」
涙の止まらないバルバレスは
「みっともない所を見せてしまったな」
と呟いた。
「誰にも言いませんよ。私とあなたの秘密です」
ルナーオは優しく微笑む。
「弟だ。……こんな遠くで会えるとは」
「精霊に距離はないんです」
ルナーオは隣にやってきた。
「この石になったんだ」
「宿霊石……しかも青色。これは珍しいですね」
ルナーオは精霊について説明してくれた。
精霊に生前の強い想いが残っていると、
稀に近しい人の前に現れるらしい。
今回のように、精霊に呼ばれる人は滅多にいない。
呼ばれた人の事を昔は〝守霊師〟と呼び、
人々を率いる責務を負ったそうだ。
ミュンヘル王国の現王族や貴族も、祖先は皆〝守霊師〟だったという話だ。
喋っているうちに、ひとつ、またひとつと精霊石の光が消えていった。
一気に洞窟内が暗くなる。ルナーオの持つ松明だけが頼りだ。
「長居はいけませんね。戻りましょう」
微笑んだルナーオに背中を押され、バルバレスは細い通路に戻った。
去り際、振り返ると一瞬だけ青白い光が泉の水面を照らし、そして消えた。
バルバレスは手の中で青く光る石を見て、大事に握りしめた。
もう涙は止まっていた。
一行は【落とし子同盟】の本部に向かっている。
真っ暗の中、複数の松明が揺れている。
「道は分かるのか」
「縄が結んである。右巻きの縄を辿って行けば着くんだ」
ベイツの質問にウェインが答える。
「左は?」
「地下水道にドボンだ」
ウェインはニタリと笑う。
途中、青白く光る石が所々にあった。
「精霊石だ。この辺ではよく採れる。ほら、持ってみろ」
ウェインはバコッと壁から精霊石をもぎ取ると、ベイツに渡した。
途端、ベイツの頭の中に海の中を泳ぐ光景が浮かんだ。
それを言うと、そりゃ魚の精霊だ、とウェインは笑った。
三十分ほど進むと広い空間に着いた。
武装した兵がちらほら見える。
更に進むと天井が割れ、青空が見える大きな広場に出た。
テントがたくさん張ってあり、大勢の【落とし子同盟】が溢れていた。
もはや小さな町だ。
「ようこそ本部へ。山間の森の地下さ。ここなら明るいし、発見されない」
ウェインたちは荷物や装備を外した。
仲間が桶に入った奇麗な水を持ってくる。
かなり険しい道のりだったが、ルナーオは疲れを一切見せなかった。
「大したもんだ。俺達でもしんどい道を……」
バルバレスがルナーオを顎で指す。
「……ああ、強いお方だ。17とは思えん」
ウェインは誇らしげだ。
広場の奥にも空間が広がっていて、
バルバレス軍二千人が入ってもまだ余裕があるほどだった。
もはやちょっとした地底街だ。
開いてる場所に設営をし、兵達を休ませ、食事の準備をする。
「ちょっとぉ~、焦げてるじゃないのよぉ~。
貸しなさい、あたしがやるわ」
一際大きな声で騒いでいるのは元ザサウスニアのオネエ殺し屋、カトゥースだ。
今はバルバレス軍の一般兵になっている。
敵軍に所属することに抵抗はないようだった。
戦地に行けるなら所属はどこでもいいらしい。
念のため武具の一部に変形した機械蜂をつけてあるので、
裏切り行為をしたら爆殺できるようにはしてある。
カトゥースはメイドのモカルが持つ名剣ベルルッティに胸を貫かれたが、
奇跡的に一命を取り留めた。
「ロミとフミが抜けて静かになったと思ったのに……
どうしてウチにはアレ系が入ってくるんでしょうか?」
ベイツはため息交じりだ。
「なぜか腕は立つからな。あきらめて受け入れろ」
バルバレスはベイツの肩をポンと叩く。
「バルバレス将軍」
振り返るとルナーオがいた。
「【落とし子同盟】の司令官を紹介します」
くせ毛の長髪で眼帯をした大男が前に出た。
「バステロだ。よろしくな、将軍」
身体の至る所に傷跡がある。長年戦いに身を投じてきた証だ。
飯を食べた後、その日は夜遅くまで作戦会議が続いた。
深夜。バルバレスはまた弟を見つけた。
ほとんどの部下たち、レジスタンス兵は寝ているが、
それでも焚火を囲んでいる者、明日の準備をしている者もまだいる。
そんなはずはない、と頭では分かっている。
俺の頭がイカレて、幻覚を見ているのか?
そう思ったがしかし、
ユウリナ神に入れてもらった脳内チップのバイタルチェック欄も異常はない。
おおよそ生きている気配のない当時の姿をした弟、リルパフは、
バルバレスと視線を合わせた後、すうっと小さな洞窟へ消えた。
バルバレスは自然と後を追っていた。
近くの松明を取り、小さな横穴へ入る。
あの日、自分の仕事を弟に押し付け、そのまま弟は雪の森に姿を消した。
その後遭遇した雪熊の口は真っ赤に濡れていた。
弟は見つかっていない。
家族は一時、崩壊した。
俺は自分を責めた。
自分を慕い、羨望のまなざしで見上げる笑顔の弟。
その可愛らしい顔が頭にこびりついて、
思い出さない日は一日とてない。
何年も森に入り、探し回った。
あの森の雪熊は全滅させた。
結局、弟は見つからずじまいだ。
ずっとここにいたのか?
お前なのか? リルパフ……
なぜこんな離れた場所に?
夢中で奥へ進み、もう来た道など分からない。
複数の話声や様々な生命の気配がバルバレスの傍を通り過ぎてゆく。
通路は青白く光っている。しかし不思議と恐怖はなかった。
精霊に触れたら一発で死ぬというのはもはや忘れていた。
今はただ、弟に会いたい、その一心だけだった。
行きついた先は小さな地底湖だ。
水面の上には巨大な水晶が天井から迫っていた。
壁には無数の精霊石が埋まっており、
まるで星空に浮いているかのような錯覚を覚える。
「……すごい」
戦いに明け暮れ、美的感覚に疎い武人ですら美しいと思えるほどの空間。
巨大なエイのような精霊が壁から現れ、水晶の周りをまわってから反対側の壁に消える。
「リルパフ! いるのか?」
バルバレスは涙を流していた。
身体の中身を引っ張られているような不思議な感覚で、
冷静な判断を下す前に、気が付けばもうここにいた。
弟にもう一度会えたら、あの日の事を謝罪しよう。
そう心に決めていた。
「あの日、俺は過ちを犯した!
本当に申し訳ない……俺がただ楽をしたかっただけで……お前は、お前は……」
バルバレスは力なく両膝をついた。
「寒かったよな……辛かったよな……痛かったよな……俺が憎いよな。
許してくれなんて言うつもりはない!
お前が俺を連れてゆくというなら、構わない!
リルパフ! いるんだろ? どうかもう一度、姿を見せてくれ」
……沈黙の後、子供の声がした。うまく聞き取れないが笑っている。
既に全身に鳥肌が立っていた。
恐怖ではない。得体のしれない力が自分の周りに渦巻いているのだ。
顔を上げると光に包まれたリルパフが水面に立っていた。
「リルパフ……」
思わず松明を水に落とす。
痛いほど心臓が脈打ち、とめどなく涙が流れた。
「済まなかった……さあ、連れて行ってくれ」
バルバレスは手を伸ばした。
しかし、リルパフは無表情のままだ。
「……連れて行ってくれないのか?」
リルパフはバルバレスの周りを回り始めた。
笑い声……リルパフが笑っている。
あの頃のまま、楽しそうに。
そうか、リルパフ、お前は……ずっとあの日のままなんだな……
そう気が付いた時、フッとリルパフの精霊が消えた。
代わりに、バルバレスの目の前にポチャンと小さな水晶が落ちてきた。
淡い光を放つ水晶はゆらゆらと水に沈む前にバルバレスの手に拾われた。
握りしめた途端、バルバレスの脳内に弟の気配や声、そして記憶が流れ込む。
幼い自分の顔、若い両親、実家のある村の風景……
弟が見た景色と記憶だ。
「リルパフ……ずっと一緒だ。もう離さない」
どのくらいそうしていただろう。
背後で物音がした。
振り返るとルナーオがいた。
「すみません、覗くつもりはなかったのですが……。
心配でしたので」
「ああ、すまないな。勝手に入ってしまって」
「いえ、ここは霊泉と言われる場所です。
精霊の発生頻度が著しく高いので、立ち入り禁止になっている場所ですが……
視えたのですね?」
ルナーオは事情を知っている顔だ。
バルバレスは頷いた。
「私の母と同じ顔をしていましたから」
涙の止まらないバルバレスは
「みっともない所を見せてしまったな」
と呟いた。
「誰にも言いませんよ。私とあなたの秘密です」
ルナーオは優しく微笑む。
「弟だ。……こんな遠くで会えるとは」
「精霊に距離はないんです」
ルナーオは隣にやってきた。
「この石になったんだ」
「宿霊石……しかも青色。これは珍しいですね」
ルナーオは精霊について説明してくれた。
精霊に生前の強い想いが残っていると、
稀に近しい人の前に現れるらしい。
今回のように、精霊に呼ばれる人は滅多にいない。
呼ばれた人の事を昔は〝守霊師〟と呼び、
人々を率いる責務を負ったそうだ。
ミュンヘル王国の現王族や貴族も、祖先は皆〝守霊師〟だったという話だ。
喋っているうちに、ひとつ、またひとつと精霊石の光が消えていった。
一気に洞窟内が暗くなる。ルナーオの持つ松明だけが頼りだ。
「長居はいけませんね。戻りましょう」
微笑んだルナーオに背中を押され、バルバレスは細い通路に戻った。
去り際、振り返ると一瞬だけ青白い光が泉の水面を照らし、そして消えた。
バルバレスは手の中で青く光る石を見て、大事に握りしめた。
もう涙は止まっていた。
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