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四章

外泊

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 部屋へ案内してくれた宿の使用人になにやら頼みごとをしているべアテが、私に目配せした。宿に着いたら先に寛いでいてね? と言っていたから、気遣ってくれているのだろう。べアテに頷いて見せ、荷物を運んでくれた使用人に会釈してから居室へと進んだ。
 洗練された調度が品よく配置された部屋には、座り心地の良さそうなどっしりとしたソファや、食材さえあればパーティー用の料理も作れてしまいそうな広々としたキッチンなど、豪華な設備が整っている。大きく切り取られた窓には、賑やかな街の灯りが幻想的に浮かび上がっていた。荷物の入ったバッグをひとまずソファの横へ下ろし、居室から続く寝室を覗いてみる。寮の一人用ベッドとは比べ物にならない存在感のベッドが、折り目正しいシーツに包まれて一つだけ置かれていた。さらに寝室にある扉を開くと、清潔なお手洗いと、二人でも余裕で入浴できそうなバスタブの設置された浴室に続いていた。整然と並んでいるアメニティーの数々は、私でも名前を知っているハイブランド製品だ。––本来ならば、学生である私が泊まれるような宿ではない。
 週末の土曜日といえばべアテと外出するか部屋で過ごすことがほとんどだけれど、今夜はべアテのご両親がお仕事の都合で学園の近くにお越しになったため、夕食に誘っていただいたのだ。急な話だし、気楽に制服でいらっしゃいと言われた私たちは、いかにも名店といった風情の料理屋で、べアテのご両親と美味しい夕食を堪能した。楽しいひとときを満喫したお礼を伝えて二人で寮に帰ろうとすると、べアテのお母さまが『あっ……、私ったら、伝え忘れていたわ』と言って、慌ててバッグからチケットを取り出した。遅い時間に私たちを出歩かせることを心配して、あらかじめ宿を取っておいてくれたのだそうだ。顔を見合わせた私たちはお言葉に甘えることにして、一泊分の宿泊チケットを受け取ったのだった。



 行儀悪く部屋を見て回った私は居室に戻り、紅茶でも淹れようかなと思ってキッチンに立つ。魔導ケトルに水を入れてから棚の茶葉を見繕っていると、べアテが部屋に入ってきた。

「いまお湯を沸かしているんだけど、べアテはなにがいい?」
「ありがとう、クリスティ。貴女と同じものをいただきたいわ」
「わかった、座って待ってて。……ひと通り部屋を見せてもらったけど、すごく豪華で驚いたわ。お食事もご馳走していただいたのに……、べアテのご両親にお礼の手紙を送るわね」
「急な話だったのに、付き合ってくれて本当にありがとう。かえって気を遣わせてしまって……、ごめんなさいね。でも……ふふっ、クリスティに手紙なんてもらったら二人とも大喜びして、貴女になにを贈ってくるかわからないわ」

 待っててくれていいのに、べアテは荷物を下ろすと茶器を取り出すのを手伝ってくれた。すぐに沸いたお湯でカップとポットを温めて、小分けになっている茶葉の封を切る。べアテと談笑しながら準備を進め、茶葉の入ったポットとカップ、それからチョコレートの小包も一緒に、ソファの前に置かれたテーブルに並べた。

「そういえば、宿の人になにをお願いしてたの?」
「あぁ、替えになる新しい下着を頼んでいたのよ。……クリスティの好みではないと思うけど、明日寮に戻るまで我慢してね」

 もうすぐ届けてもらえると思うわ、と付け加えたべアテがわざわざ下着を買ってくれていたことに驚いてしまう。さすがに申し訳なくて自分の分だけでもお金を受け取ってもらおうとしたけれど、べアテは「そもそも母がクリスティに会えると浮かれて、宿を手配したことをすっかり忘れていたのがいけないのよ?」と苦笑交じりに言って、せめてこのくらいはさせてちょうだいと譲らなかった。こうなったときのべアテは頑なだ。私は素直に頭を下げて、ありがとうと伝えた。
 美味しい食事をいただいた後でも、甘いチョコレートは別腹だ。食べ過ぎてしまわないように気を付けつつ温かな紅茶で一息ついていたら、扉のベルが鳴った。受け取りに出てくれたべアテを見送り、私はテーブルの片付けをはじめる。すぐに戻ってきたべアテの手には下着だけではなく、大きなタオルが何枚か抱えられていた。

「……? バスルームの棚に、タオルもあったわよ?」
「ええと……、これはシーツを汚さないために、多めに用意してもらったの」

 食器を洗い終わって手を拭い、べアテが小声でぼそぼそ呟いた言葉の意味を考える。……それはつまり、

「……べアテのえっち」
「っ……! そ、そうよ! が、外泊だからって、貴女に触れられないのは、いやだもの……」

 開き直ったわね、と思ったのもわずかな間だけで、彼女の声はどんどん尻すぼみになっていく。頬を真っ赤に染めたべアテに近寄って、可愛い顔を見上げた。恋人の照れ屋な一面を独り占めして、くすぐったいような嬉しさが胸に込み上げる。
 本来は奥手っぽいのにこれでもかと愛情を伝えてくれる彼女に、『いつから私を意識してくれていたの?』と聞いたことがある。驚いたことに、一年生初期の学年合同魔法実習のときに一目惚れしてくれていたらしい。それからずっと私を窺ってアプローチをかけようとしていたそうだが、まったく気が付かなかった。言われてみてはじめて、合同授業で何度か会話してた、かも……? と思い至ったくらいだ。想いを伝えられることは多々あっても自分から動いたことのないべアテは、同室の友達からもアドバイスをもらい、半ば焦燥に駆られ、せめても意識して欲しいと決意して告白したのだと教えてくれた。一途に想い続けてくれていたのだと知ってしまった私はこれまで以上に、彼女への愛おしさが膨れ上がっていくのをどうしようもできないままでいる。
 腰に腕を回して抱きついた私から逃げられないと悟った彼女は、「クリスティは、いや……?」となんとも自信なさげに伺ってきた。べアテの提案を断ったことなんて、告白されたとき以外一度もないのに。踵を上げて背伸びした私は、熟れた頬に音を立てて口づけた。



 バスタブにお湯を溜めながら、私は一つしかない腰掛けに座ったべアテの膝に抱え上げられていた。寮生活を送る私たちは、二人でお風呂に入ったことがない。せっかくだから一緒に入りましょう? と誘い、洗い合った髪の毛を結い上げたあたりで、べアテの我慢は限界を迎えてしまったらしい。軽くまとめている濡れた黒髪を何度も撫でて、あらわにした項に荒い息を吹きかけて吸い付いてくる彼女から、強い興奮が伝わってきた。求められている、と感じて悦びに震えた私は立ったまま抱きすくめられ、べアテの膝にひょいとのせられたのだ。私のお尻には、べアテのおちんちんが当たっている。熱く硬く、大きな昂ぶりが、勃起していることでさらに存在感を増していた。

「ん……っ♡♡ ぁっ、体、洗わないの♡♡?」
「ちゅっ♡♡ ぢゅうぅっ♡♡♡ ……私が、洗ってあげるわ♡♡♡」

 べアテの腰を跨ぐ体勢に変えられた私の背中に、しなやかなてのひらが這う。石鹸を泡立てて手で直接塗り広げてくる彼女は、タオルを使うつもりなどないようだ。濡れ光る長い金糸をまとめ上げている恋人は、思わず喉が鳴ってしまうほど艶めかしい。切なげに細められた青い瞳が迫って、私は反射的に目を閉じた。

「ちゅぅっ♡♡ んぅっ♡♡ ぢゅぅっ♡♡」
「ぁっ、んっ♡♡ ふぁっ♡♡ んんっ♡♡」

 予感したとおりの優しい口づけが、私の唇に降り注ぐ。その間も彼女のてのひらは私をまさぐって、ぞくぞくとするような手つきで項をくすぐり、背筋を撫で下ろし、お尻を揉みしだく。ぬるぬると滑る長い指に泡塗れにされていく感覚が新鮮で、お腹に押し当てられたおちんちんを意識しながら簡単に高められてしまう。

「んぁっ♡♡ はっ♡♡ べアテの手つき、やらし、いっ♡♡」
「ふ、んんっ♡♡ ぢゅうぅっ♡♡ っ、そう♡♡? それじゃいやがられないうちに、今度は反対向きで洗っていくわ♡♡♡」
「ぁあっ♡♡ んっ♡♡ これ、洗ってるなんて、いわな、ぁあんっ♡♡」
「はぁっ♡♡ なあに、クリスティ♡♡♡? もしかして、物足りないの♡♡♡? 隅々まで泡塗れにして、満足してもらえるように頑張るわね♡♡♡」
「あっ♡♡ ひ、ぁあっ♡♡ ちくび、そんなにしたらっ♡♡♡ あぁっ♡」
「クリスティのふわふわで豊満なおっぱい、私の指が吸い込まれそうなくらい柔らかい♡♡♡ 可愛いこりこり乳首も、丁寧に洗うから♡♡♡」

 膝の上でくるりと反転させられた私は、背中をべアテに預ける体勢で太ももを左右に広げられてしまった。なんとか上半身を起こそうとしても、素早く伸びたべアテの両手が胸を鷲掴んで行動を阻む。泡塗れの手でおっぱいを持ち上げて好き勝手に揉んでいるべアテから離れようにも、つん♡♡と勃ち上がってしまった乳首をかりかり♡♡と引っ掻かれ、指の腹でぬりゅぬりゅ♡♡と転がされ、にゅるぅぅっ♡♡と強く引っ張られると、とても力が入らなかった。わざとしているのかはわからないけれどべアテの腰がゆさゆさと揺れ動いて、がちがちに硬くなったおちんちんが私の腰から背中をずりゅずりゅ♡♡と擦り上げる。

「あぁっ♡♡ んっ♡♡ もう、じゅうぶん、だから、ぁっ♡♡♡」
「はーっ♡♡ はぁーっ♡♡ っ……わかったわ、このまま下も洗っていくわね♡♡♡」
「えっ!? あっ、ぁああっ♡♡♡♡ や、ぁっ♡♡♡ ひろげちゃ、んぁあっ♡♡♡」
「ふーっ♡♡♡ は、ぁっ♡♡♡ 石鹸が沁みてはいけないから、まず周りから、ね♡♡♡♡」

 胸から滑り降りたてのひらがお腹やおへそに泡を塗りたくり、さらにその下へと伸びていく。内ももをいやらしく撫で回した両手が割れ目を開き、肝心の部分には触れないままぬるぅーっ♡♡にゅりゅうーっ♡♡とお尻とのあわいまでを行き来する。ひたすら周りを揉みほぐして焦らすべアテの視線が、泡で隠れていないおまんこに突き刺さっているのがわかった。

「は……っ♡♡♡ 可愛いクリトリスが尖って、美味しそうに膨らんでいるわ♡♡♡ 薄紅色のきれいなおまんこが濡れてるのは、お湯のせいだけではなさそうね♡♡♡♡? 満足してもらえたら、襞の隙間もじっくりと洗っていくから♡♡♡♡」
「ひぁっ♡♡♡ あ、んっ♡♡♡ みない、でぇっ♡♡♡ いい、からっ♡♡♡ も、いいから、さわって……っ♡♡♡♡!」
「……っ♡♡♡♡! あぁ、可愛いクリスティ♡♡♡♡ 一度お湯で流して、おまんこの奥まできちんと洗うわね♡♡♡♡」
「あっ♡♡♡ んん……っ♡♡♡ っはっ、ぁあっ♡♡♡♡」

 シャワーのお湯で体を洗い流してくれたべアテが、たっぷりとお湯の溜まったバスタブの洗い場側の縁にタオルを敷いて、その上に私を座らせた。べアテは洗い場に屈み、開いた脚の間に割り込んでくる。「後ろに倒れないように、私にしがみついていて♡♡♡♡」と言った彼女の吐息を下腹に感じて思わず仰け反ると、太ももに腕を回されて抱え込まれ、おまんこにむしゃぶりつかれた。

「じゅるるるぅぅうっ♡♡♡♡ れろれろれろっ♡♡♡♡ ぢゅぢゅぅぅうっ♡♡♡♡ ぷはっ、はっ、お湯じゃなくて、クリスティの味がする♡♡♡♡ んむっ♡♡♡ 美味しいっ♡♡♡♡ ぜんぶ舐め取るわね♡♡♡♡」
「あぁ、んっ♡♡♡♡ ばか、ぁっ♡♡♡♡ はげしっ♡♡♡♡ いっ、ぁああっ♡♡♡♡!」

 恥ずかしいことを言って愛液を舐め取るべアテの頭を両手で掴み、絶えず与えられる快感に喘ぐ。体を洗われるどころか彼女のいいように貪られているだけなのだが、はじめての環境でいつになく強引にがっつかれた私もひどく興奮してしまっていた。ちゅうちゅう♡♡と卑猥な音を立ててクリトリスを吸われ、れるれる♡♡と舐め回されるのも、おまんこに歯が当たってしまうくらい膣内深くまで舌で探られるのも、たまらなく気持ちいい。どこにも逃げ場のない快感を受け止め続けた私は、瞬く間に絶頂へ押し上げられてしまった。
 がくがくと腰が震えて溢れ出る愛液を、口を離さないべアテに飲み込まれていく。浴室に自分の声や休まず愛撫されるいやらしい音が響いて、いつもと違う場所で乱れてしまっていることを余計に意識させられ恥ずかしかった。片手で口を塞いでみたものの、押さえきれずに漏れてしまう嬌声がかえって羞恥心を煽る。それでもどうにか息が整ってくると、べアテはようやく顔を上げてくれた。

「ちゅうぅっ♡♡♡♡ はぁっ♡♡♡ ……クリスティ、大丈夫?」
「んっ♡♡ ぁ……っ♡♡ っ……ええ、それに……気持ちよかったけど、感じすぎちゃって、……くしゅっ!」
「っ! ごめんなさい、体を冷やしてしまったわね。ゆっくり温まりましょう」

 べアテとくっついていなかった上半身は、たしかに少し冷えてしまっていた。彼女は私の体をシャワーで軽く流すと、バスタブに抱え下ろしてくれる。一緒に温まるのだと思ったのに、なぜかべアテは洗い場に残った。肩まで浸かった温かなお湯に癒されながら見上げると、彼女は「洗ってから入るわ」と言って背中を向けてしまう。

「ちょっと、べアテ。私には洗わせてくれないの?」
「……貴女に風邪を引かせるわけにはいかないもの」
「……それじゃ、なんで背中を向けるのよ?」

 びくっと肩を震わせて顔だけ振り向いたべアテは、「クリスティに見られているだけで、……出して、しまいそうだから」と掠れた声で答えた。出していいのに、と促して興味津々でバスタブの縁に寄りかかって彼女を見ていると、べアテは今度こそ消え入りそうな声で「……貴女に注ぎたい、から……、いやよ……っ」と言った。耳まで赤く染めた彼女の言葉を理解した私の顔は、のぼせてしまったかのように瞬時に熱を持つ。「……そ、っ……そう」とだけ喉から絞り出したけれど、べアテに聞こえたのかはわからない。泡立てたタオルで黙々と体を洗っていく彼女をまともに見ていられず、なんともいえない気恥ずかしさを抱えてシャワーの流れる音が止むのを待った。

「お邪魔するわね」
「……どうぞ」

 私の背中側に滑り込んできたべアテがバスタブに腰を下ろすと、お湯がざばぁーっと溢れ出てしまった。誰かと湯船に浸かるなんて、子どものころ以来だ。懐かしい気持ちになっていると、べアテが私のお腹をやんわりと引き寄せた。抵抗せずに身をゆだねた私の首すじに、軽やかな口づけが落とされる。お湯に濡れた肌で感じる心地よい刺激に、うっとりと目を閉じた。淡い気持ちよさが溜まって、じわじわと全身に快感が広がっていく。身じろぎした弾みで、がちがちに硬いべアテのおちんちんに腰が当たってしまった。

「ぁっ……♡♡♡!」
「っ、ご、ごめん……」

 可愛い喘ぎ声を間近で聞いた私の心臓が、忙しなく跳ねる。「平気よ……」と言ったべアテの状態は、全然平気そうには思えない。ぎこちない空気を破ったのは、「わがままを言ってごめんなさい、クリスティ……」と囁いたべアテだった。

「謝らなきゃならないようなこと、あんたは言ってないでしょ。……求めてもらえて、……嬉しいわ」

 貴女に注ぎたい、だなんてはじめて言われたものだから下腹が疼いてしまって、期待に震える心と体を持て余してしまっていただけなのだ。おちんちんを刺激してしまわないように少しずつ体の向きを変え、べアテの唇に口づけた。すぐに腕を回した彼女に支えられ、劣情に潤んだ瞳を見上げる。

「私にちょうだい、べアテ……♡♡」
「っ……、ええ……っ♡♡♡♡」

 私を抱え上げたべアテがバスタブの縁に腰掛けて、避妊魔法を発動した。正面から向かい合う体勢で、猛々しい剛直をぬちゅ♡♡ぬりゅ♡♡とおまんこに擦り付けられる。今夜は指で広げられていないけれど、近頃はローションの助けもいらないほどべアテの大きさに馴染んできているから、問題なく受け入れられるはずだ。それにお湯から引き揚げられたばかりだというのに、私のおまんこは愛液で十分潤っていた。
 べアテの片腕が私のお尻に回され、もう片方の腕ではしっかりと背中を支えられる。火照った体に包み込まれて、お湯に浸かったまましていたら二人でのぼせることになったんだろうなと遅れて気付いた。抱き上げてくれたべアテに心の中でお礼を言い、挿入しやすいように彼女の腰に脚を絡ませて力を抜く。密着してお互いの胸が重なり秘部が見えづらい体勢だから、べアテの先端が膣口を探してぐりゅ♡♡ぬぢゅっ♡♡と何度も割れ目を押し上げた。仕方がないとわかっていても、焦らされている気分になってしまう。

(ぅうっ♡♡♡ 早く欲しいのにっ♡♡♡ ん、もどかしい……っ♡♡♡ ぁ……っ♡♡♡! 切羽詰まった顔して……、べアテも焦れてるのね♡♡♡)

 もどかしそうに位置を変えていたべアテのおちんちんが濡れそぼった入口を捉え、媚肉をぬぷぷぅ……っ♡♡♡と掻き分けた。挿入されるときの凄まじい圧迫感が、すぐさま目のくらむような快感に取って代わる。

「んぁあっ♡♡♡♡! あっ♡♡♡ ん、ぅ……っ♡♡♡♡」
「は、ぁ……っ♡♡♡♡ っクリスティの膣内なか、熱くてとろとろに蕩けてて、気持ちいいっ……♡♡♡♡」
「ぁあっ♡♡♡♡ わたし、もっ♡♡♡♡ べアテのおちんちん、きもちい、よっ♡♡♡♡」
「はっ♡♡♡♡ 嬉しい……っ♡♡♡♡ く、ぅっ♡♡♡ 動く、わね♡♡♡♡」
「んんっ♡♡♡♡ ぁっ♡♡♡♡ あぁっ♡♡♡♡ あんっ♡♡♡♡」

 ぢゅぽっ♡♡じゅぽっ♡♡こちゅっ♡♡ごちゅっ♡♡ぬぢゅっ♡♡ずちゅっ♡♡

 私を抱えているべアテが体全体を揺さぶり、優しい抽挿をはじめた。腕に力を込めて奥深くまで貫かないように気を配る彼女が、絡みつく襞をねちっこく押し広げていく。支えてもらっているとはいえ自分の体重もかかる体勢のため、べアテの逞しい怒張がごりゅごりゅ♡♡と膣内を抉り自分の形を刻み付けているのがありありとわかって興奮してしまう。待ちわびていたべアテに突き上げられて悦ぶおまんこからとめどなく溢れ出す愛液が、いやらしい水音を立てて湯船に飛んでしまっているのが聞こえた。

「ふぁっ♡♡♡♡ あぁっ♡♡♡♡ おく、あたってるっ♡♡♡♡ べアテのとどいて、ぁっ♡♡♡♡ いいっ♡♡♡ きもちいっ♡♡♡♡」
「あぁっ♡♡♡♡ クリスティのおまんこ、吸い付いてくる♡♡♡♡ 気持ちよすぎて、もう……っ♡♡♡♡ クリスティっ、んちゅっ♡♡♡♡ ぢゅうぅっ♡♡♡♡」
「んぁっ♡♡♡ ん……っ♡♡♡♡ んむっ♡♡♡♡」

 徐々に突き上げが激しくなってきて、たまりかねたように唇に吸い付かれた。奥にぐりぐりと先端を押し付けるべアテの絶頂が迫っていることがわかり、子宮がきゅんきゅん♡♡と甘く疼いて精液をせがむ。深く口づけ合いながら必死に腰を振って求めてもらえる歓喜に、私のほうが先に達してしまいそうだ。

「ふっ♡♡♡♡ んんぅっ♡♡♡♡ ぁっ♡♡♡♡ らめっ♡♡♡♡ んっ♡♡♡♡ イクっ♡♡♡♡ イっちゃ……っ♡♡♡♡!」
「ぢゅるるっ♡♡♡♡ んぢゅっ♡♡♡♡ ぢゅうっ♡♡♡♡ は、ぁっ♡♡♡♡ 私も、出るっ♡♡♡♡ くっ、ぁあっ♡♡♡♡ 受け止めて、クリスティっ♡♡♡♡♡!」

 体を強張らせたべアテの震えを感じた瞬間、鮮烈な快感が弾けた。口づけを振りほどいて仰け反った私の膣内なかに、熱く滾る奔流が放たれる。どくっ♡♡どぷっ♡♡と脈打ちながら私を満たし、溢れ出てしまうほど大量の精液を注いでくれたべアテにひしと抱きしめられた。出し切れてはいないようで、痙攣する媚肉に白濁を塗り込むように腰を揺すっている。はっ♡♡はっ♡♡と荒く余裕のない息継ぎを耳元で感じつつ、長引く快感を恍惚と味わっていた。
 一度射精したべアテのおちんちんはまだ硬く、膣内でむくむくと大きさを増している。いつもと違って抜かれないのは、お風呂でもっとしたいと考えているからなのかもしれない。ベッドでしか求め合ったことのない私たちにとって、別の場所ですることは刺激が強いようだ。興奮冷めやらないのは彼女だけではない。時間をかけて受け入れられるようになった剛直で、思う存分掻き回し、突き上げて欲しかった。

「……クリスティ、もう一度、いい……♡♡♡♡?」
「はっ♡♡♡♡ ふふ……っ、一度でいいの♡♡♡♡?」
「ぅ……訂正させて。回数なんてわからなくなるくらい、……クリスティが欲しいわ♡♡♡♡♡」
「ん、いいよ……♡♡♡♡ 私もべアテのたっぷり注いでもらったら、……もっと欲しくてたまらなくなっちゃった♡♡♡♡ たくさん、気持ちよくしてね♡♡♡♡?」
「っ、……はぁっ♡♡♡♡ 本当に、可愛すぎるわ……っ♡♡♡♡♡ このままするわねっ♡♡♡♡ クリスティの膣内なかに、また注ぐから♡♡♡♡♡」
「あっ♡♡♡♡ んんっ♡♡♡♡ ふか、いっ♡♡♡♡♡ ひぁあっ♡♡♡♡! ぁっ♡♡♡♡ ぜんぶ、わたしにちょうだいっ♡♡♡♡♡」
「はぁっ♡♡♡♡ すごいっ♡♡♡♡ クリスティのおまんこ、私の形に広がって、咥えてくれてるっ♡♡♡♡ ぁあっ♡♡♡♡ いいわっ、クリスティ♡♡♡♡♡ 今夜はぜんぶ、クリスティのおまんこに呑み込んでもらうからっ♡♡♡♡♡」

 いましがた注いでもらった精液がおちんちんの滑りを助けて、すぐに奥までばちゅっ♡♡ずちゅんっ♡♡と突き上げられる。しっかりと腕で支えてくれつつも、遠慮を感じさせない律動が心から嬉しかった。私を求めてくれるべアテとこうして体を重ねられるようになったことが幸せで、尽きることのない愛おしさが湧き上がり、胸を温める。欲情しきったお互いを認めた私たちはバスルームだけでなく、タオルを敷き詰めてもシーツを濡らすほど、ベッドでも心ゆくまで愛し合うのだった。
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