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二章

催淫開発(エミリア視点、二年生後半)

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 隣のベッドで眠るフローラに手を翳し、魔法を唱える。試行錯誤を繰り返して、ようやく使レベルになった魔法だ。深い睡眠状態に陥らせる高等魔法の術式に改造を施し、強制的に性欲を高める効果を付与している。つい先月––二年生の半ばに––、ほぼ完成形となったこの催淫魔法を使って、私は義姉あねを手に入れるための準備を着々と進めていた。

(よく効いているみたいね♡ もう脚をもじもじさせて……♡ 発情したおまんこの、いやらしい匂いが漂ってくる……♡♡)

 フローラのベッドに移り、掛け布をめくる。純白のネグリジェに包まれた豊満な肢体に、生唾を呑む。屋敷にいたときの彼女は、もっと薄手のネグリジェを好んで着ていた。同じ部屋で寝起きする彼女の豊かな乳房を、肉感的なお尻を、品の良い下着を押し上げるふっくらしたおまんこを、隙あらば盗み見ていた。ネグリジェからちらりと覗く慎ましやかな乳輪と薄桃色の可愛らしい乳首に欲情してしまったことは、一度や二度ではない。かつては偶然を装って触ったり顔を埋めたりするだけで精一杯だったが、いまは違う。律儀に約束を守ってくれるフローラの全身を暴き、隅々まで触れ、味わっているのだから。
 性欲発散の手伝いは入学した夜からお願いしていたし、必要なことだと吹き込んで彼女の体を堪能していた。しかし欲望には果てがない。自慰すらしたことのなかった彼女を犯し、自分から離れられないように縛り付けてしまいたかった。私に甘いフローラは、泣いてすがればおまんこも使わせてくれるかもしれない。ちんぽへの抵抗感もなくなってきたし、快感を受け入れられるように夜ごとじっくり体中へ愛撫を重ねている。だが処女である彼女が、私とのセックスに都合よく夢中になってくれるだろうか。好意があるならともかく、フローラは約束のため身を差し出してくれているだけなのだ。
 ––ならば体を開発して、快楽の虜にしてしまえば良いのでは……?
 真面目な彼女の良識や道徳観を凌駕する快感を植え付けて、私を拒むという選択肢をあらかじめ潰してしまえばいい。すでに嘘をついて義姉あねを騙し続けている私に、躊躇いはなかった。性欲発散に加え、眠るフローラに魔法を唱えて、おまんこの開発を進めることが日課となった。月のものの期間中はさすがに膣内を弄らなかったが、お腹から子宮を刺激した。彼女が痛みを感じることも違和感を覚えることもないように、治癒魔法を欠かさなかった。シーツの汚れや部屋に残る性臭で行為がばれてしまわないように水魔法と風魔法を駆使し、行為の痕跡を消し去ることも忘れなかった。
 眠っている間に義妹いもうとに体を開発されているとは、無知でお人好しの義姉あねには想像もつかないだろう。背徳感に股間を膨らませて、あどけない寝顔をじっと見守る。すると頬を紅潮させ浅い息を吐くフローラが、はしたなく脚を開いた。おまんこが疼いて仕方がないというように、へこへこと腰を浮かせて私を誘う。

(ふふっ……♡♡♡♡ 腰振り上手になってきてる♡♡♡)

 彼女のお腹だけを掛け布で覆っておき、ネグリジェの肩紐をずらした。脱がせる前からつんと尖っていた乳首と、仰向けでも豊かな乳房がたっぷん♡♡とまろび出る。毎日味わっても飽きることのない魅惑のおっぱいを揉みしだくと、フローラの腰がさらに淫らに揺れた。艶やかな唇からは、悩ましい吐息が漏れている。

(あぁ、可愛いフローラ……♡♡ おまんこで快感を得られるように、私のちんぽなしじゃいられなくなるように、……今夜もしっかり開発していくわね♡♡♡)

 寝間着のズボンと下着を脱いで、痛いくらい勃起しているちんぽをあらわにする。フローラの着衣は後で直しやすいように下着を引き下げて、片足だけ抜いてしまう。とたんに蒸れたおまんこから、濃厚な発情臭がむわぁっ♡♡と立ち上った。むしゃぶりつきたくなるのを堪えてベッドに乗り、フローラの顔にまたがる。ちんぽの匂いを嗅がせながら自分の髪を後ろで一つに結んで、快感をせがむおまんこに口づけた。

「んぅ、ん……っ♡♡ すぅ……♡♡ ぁっ♡♡ ふ……ぅっ♡♡」
「れろぉ……♡♡♡ すごいマン汁♡♡♡ ぢゅぅぅっ♡♡♡ れろれろ♡♡ おまんこ舌でほじられながらちんぽの匂い嗅いでくれてる♡♡ ぷるぷるの唇当たるの気持ちいいっ♡♡ もっと嗅いで、私のちんぽ覚えて……♡♡ フローラの肉厚とろとろ処女まんこ貫通させて、毎日ハメ倒すちんぽだからね♡♡♡♡」
「んっ♡♡! すぅ♡♡ ちゅ♡♡ んっ……♡♡」

 卑猥な言葉を口走りながら愛撫すると、フローラの体がぴくっ♡♡と反応する。繰り返す言葉とそのときに得られる快感が強く結び付くように、彼女の体に覚え込ませていく。おまんこを貪りつつおへその下を優しく撫で、軽く押し込む。くっ♡♡ぐぅっ♡♡とリズムを変えて子宮を圧迫し、どろどろの膣内には中指を慎重に挿れた。処女膜の隙間を縫って––治癒魔法を応用して膜の保護も行いつつ––奥まで襞を掻き分け、子宮口をとん♡♡とんっ♡♡と小突く。

「ひぁっ♡♡ ぁっ♡♡ あっ♡♡ んぁっ♡♡」
「ぢゅるるっ♡♡ はぁっ♡♡ びんびんのクリも可愛い♡♡ すっかり敏感になったわね♡♡ れるれるっ♡♡ ちゅうぅっ♡♡ ぢゅぅぅうっ♡♡ おまんこ締まるっ♡♡ ちんぽの匂い嗅いでイって♡♡♡ 気持ちよくなって♡♡♡♡」
「ぁっ♡♡ んぅっ♡♡ ぁあーーっ♡♡♡♡!」
「んぐっ、んっ……♡♡♡! っ……じゅるるるぅううう♡♡♡ ……ぷはっ♡♡♡ 潮吹きまでしちゃうなんて♡♡♡ おまんこ痙攣させて、必死に指に吸い付いてくる……っ♡♡♡ ぁーー……っ、早くぶち込んで味わいたい♡♡♡ マーキングしたい♡♡♡♡♡」
「……はっ♡♡ ん……っ♡♡ ぁっ♡♡ すんっ♡♡ んちゅぅ♡♡」
「はぁっ♡♡♡ はーーっ♡♡♡ ふふっ、もっとして欲しいの♡♡♡♡? ちんぽに吸い付いておねだりするなんて、フローラは寝ててもいやらしいわね♡♡♡ 膣奥だけでイけるように、たっぷり弄ってあげる♡♡♡♡」
「ぁっ♡♡ んぅっ♡♡ ちゅっ♡♡ ちゅぅう♡♡」

 フローラはちんぽの匂いを嗅いで、唇を押し当てることに夢中になっているようだ。催淫魔法を使わなくてもふわふわの長い金糸を振り乱して、落ち着いた杏色の瞳に快感の涙を浮かべて私を求めてくれるようにするため、手を抜くわけにはいかない。
 私はベッド横の水差しの水を炎の魔法で温めて宙に浮かせ、二つに分けた。輪っか状に変化させたお湯が冷めないように保温の効果も持たせて、フローラの両足首を捕らえる。素肌に痕の残らない柔らかな拘束具は私の命で自在に動き、固定させておくことも可能だ。彼女のおまんこを開かせて天井を向くように位置を定め、ふたたび膣内を責め立てる。ちんぽで子宮を押し潰す動きを指で再現し、まだ硬さの残る奥に快感を教え込む。体勢を変えたことで見下ろせるようになったフローラの顔を眺めて、反応を窺う。彼女は切なげに眉を寄せて喘ぎ、私の股間に熱い吐息を吹きかけた。

「んぁっ♡♡ ぁっ♡♡ ふっ、ぅ♡♡ はっ♡♡ ぁあっ♡♡」
「どちゅどちゅ押し付けられるのも、ぐりぐりねちっこく責められるのも、ずいぶん慣れてきたかしら♡♡♡? 気持ちいいわね、フローラ♡♡♡♡ 奥弄られると、私のちんぽ欲しくてたまらなくなっちゃうわよね♡♡♡♡ おまんこくぱくぱ蠢かせて、ちんぽねだっちゃうわよね♡♡♡♡ を犯されると気持ちよくておかしくなるって、おまんこで覚えて♡♡♡♡ ぁ……っ♡♡ 腰跳ねさせて、またイきそうなのね♡♡♡♡」

 濡れそぼったおまんこが淫らに蠢いて、ぎゅうぅ♡♡と指に絡みつく。喉を反らせて鳴くフローラの妖艶さに精液が上がってくるのを感じたけれど、責める手は緩めない。お腹を摩って子宮を意識させ、膣奥を揺さぶり続けた。

「っひ、ぁ♡♡♡ ぁーーーー……っ♡♡♡♡!」
「っーーーーー……っ♡♡♡♡♡!」

 ぷしっ♡♡と連続潮吹きしながらイったフローラの痙攣を埋めたままの指で恍惚と感じ取っていたが、我慢の限界だった。お腹を撫でていた手でちんぽを掴み、先端をフローラの口にくっつける。数度扱いただけで放ってしまった大量の精液はもちろん飲み込まれることなく、輝く美貌を汚した。その光景に劣情を煽られた私は長い射精が終わるまで、彼女の唇にちんぽを押し付けていた。
 しばしの放心状態から回復して息を整えると、フローラが咳込んでしまわないように急いで精液を取り除きにかかる。水だけに限らず液体を操ることのできる––このことは誰にも打ち明けていない––私は、彼女を汚してしまった体液すべてを手にしたティッシュに集め、零れ落ちないように丸めてゴミ箱に放り投げた。

(おまんこひくつかせておねだりしてくる……♡♡♡ 催淫魔法の効果だとわかってても、ちんぽ滾っちゃう♡♡♡♡)

 萎えることなくすぐに硬さを取り戻したちんぽを見て、ふたなりの性欲の強さを実感する。自力で抑えることは困難だ、という話は本当だった。是が非でも手に入れたい女性を前にしたら、薬を飲んでいても体が反応してしまう、という噂も間違いではなかった。まさか自分が知ることになるとは思っていなかったが、悪い気分ではなかった。

「……今度はお腹をとんとんしながら、また奥でイかせてあげる♡♡♡♡ 義姉ねえさんのおまんこ、まだまだ欲しがっているものね♡♡♡♡♡」

 しっとりとした金糸を撫でて、両足首の拘束を解く。興奮で火照った体を重ね、朝方まで執拗に開発を続けた。
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